JPH0447903A - 吹付コンクリートのコア作成方法 - Google Patents

吹付コンクリートのコア作成方法

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JPH0447903A
JPH0447903A JP2155246A JP15524690A JPH0447903A JP H0447903 A JPH0447903 A JP H0447903A JP 2155246 A JP2155246 A JP 2155246A JP 15524690 A JP15524690 A JP 15524690A JP H0447903 A JPH0447903 A JP H0447903A
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concrete
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vibration
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全布 坂本
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康訓 松岡
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志田 亘
Tatsuo Saito
斎藤 辰生
Shigeo Aoyama
青山 繁夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は吹付コンクリートの圧縮強度などを試験する供
試体(コア)の作成方法に関する。
〈従来の技術〉 現在、吹付コンクリートの圧縮強度試験に供するコアは
、パネル型枠に1.0−はど吹き付けたコンクリートか
ら採取している。
〈2) 吹付予定のコンクリート1.Oeに急結材を混練した試
料を使用することを特徴とする請求項(1)に記載の吹
付コンクリートのコア作成方法。
(3)  筒型枠に1500rp−で回転する起振機の
振動を与えながらコンクリートを詰め込むこ〈本発明が
解決しようとする問題点〉 吹付コンクリートに急結剤が用いられていることから、
吹付以外のコンクリートからコアを採取することは行わ
れていない。
そのため従来のコアの作成方法にはつぎのような問題点
がある。
〈イ〉 実際の吹付作業を伴うため、作業が人身かりと
なる。
〈口〉 硬化したコアやパネル型枠の切り出しに手数が
かかる。
〈ハ〉 多量のコンクリート(1,Ojはど)を必要と
する。
〈二〉 以上のことから、コアの作成に多大の時間と労
力を要する。
〈本発明の目的〉 本発明は以上の問題点を解決するために成されたもので
、その目的とするところは少量のコンクリートを基に容
易にコアを作成でき、しかも吹付機を用いないで従来コ
アと同等のコア5が得られる、吹付コンクリートのコア
作成方法を提供することにある。
〈問題点を解決するための手段〉 即ち本発明は直径5.0(J、高さ10.0cmの筒型
枠を使用し、前記筒型枠に振動を与えながら型枠内にコ
ンクリートを詰め込み、養生の後脱型して円柱形のコア
を作成する、吹付コンクリートのコア作成方法である。
〈本発明の説明〉 以下、図面を参照しながら本発明について説明する。
〈イ〉コンクリートの混練 練りバチを用いて、コンクリート1.Oeに急結剤を混
入して手練りする。
〈口〉筒型枠への詰め込み 本発明では第1図に示すような内径りが5c+a、高さ
Hが10cmの筒型枠1に所定の振動を付与して締め固
めながら前記コンクリート2を素早く詰め込む。
筒型枠1は上下端を開放した構造の他に有底構造であっ
てもよい。
また筒型枠1に上下方向の振動を付与する手段としては
公知のバイブロモータを内蔵した振動テーブル3を使用
できる。
振動テーブル3を構成するバイブレータの回転数は15
00rp−とする。
回転数の限定理由については後述する。
つぎに第2図に示すようにコテ4などを用いて筒型枠1
の上縁から盛り上がったコンクリート2をかき落として
平らに均す。
〈ハ〉養生・脱型 所定の養生期間経過の後、筒型枠1を脱型して円柱形の
コア5を得る。
分割式の筒型枠2を使用したり、筒型枠2の内面に剥離
剤を塗布しておくと簡単に脱型できる。
また、コア5の試験方法は従来と同様に公知の圧縮試験
機を用いて試験する。
〈二〉コアの圧縮強度 本発明の作成方法により作成したコア5と、従来方法に
より作成した材令28日のコアの各圧縮強度の関係を調
べた結果を第4図に示す。
第4図に明らかなように両者はほぼ100%の相関関係
にあることが確認された。
すなわち、本発明により作成したコア5の圧縮強度は、
パネル型枠より切り出した従来製法によるコアの圧縮強
度と極めてよく相関している。
〈ホ〉コンクリート量を限定した理由 手練りするコンクリートの量は1.0にである。
このように限定した理由は、圧縮強度のばらつきをなく
するためである。
第5図を基に説明すると、第5図は手練り1バツチのコ
ンクリートの量を0. 5e、1.Oe、1.5eと変
えた三種類のコアを夫々50本ずつ作成し、材令28日
における圧縮強度試験を行い、コンクリート量の異なる
各コアにおける圧縮強度の最大値と最少値の差を表した
ものである。
同図によれば、コンクリートの量が1.0eのときに最
も圧縮強度差が極わずかで、これより少なかったり、或
は多過ぎると強度差が大きくなる。
したがって、コンクリート量は約1.0e程度であるこ
とが重要となる。
〈へ〉バイブレータの回転数を限定した理由筒型枠1に
コンクリート2を詰め込む際に与える振動を、1500
rpi+と限定した目的は、圧縮強度のばらつきをなく
するためである。
第6図を基に回転数を限定した理由について説明する。
第6図はバイブレータの回転数の条件のみを変えてコア
を作成し、作成した各コア(材令28日)の圧縮強度試
験を行い、回転数の条件に応じた各コアの圧縮強度差を
表した・ものである。
同図によれば、バイブレータの回転数が1500rpm
から3000rpmの範囲であると圧縮強度差が小さく
、特に1500rpmがより好適である。
この範囲外であると、圧縮強度差が太き(なり圧縮強度
試験に不向きである。
〈本発明の効果〉 本発明は単に筒型枠に一定の振動を与えながら詰め込む
だけの工程で済むから、次のような効果が得られる。
〈イ〉 吹付機や特殊な器具を使用しないで、簡単に従
来と同等のコアを作成できる。
〈口〉 コンクリートの量が1.Oeと極めて少量で済
み、経済的である。
〈ハ〉 短時間に試験結果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図二本発明の説明図であって、コンクリート詰め込
み時における筒型枠の断面図 第2図:コンクリートの均し時における筒型枠の断面図 第3図:脱型後のコアの正面図 第4図二本発明によるコアと従来の製法によるコアの圧
縮強度の関係を示す説明図 第5図:コンクリート量条件と圧縮強度差との関係を示
す説明図 第6図:バイブレー 夕の回転数と圧縮強度差との関係
を示す説明図 第4図 パネルより切り出した材令28日の圧縮強度(kgf 
/ ct )第5 図 手練り1バツチの試料<e>

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直径5.0cm、高さ10.0cmの筒型枠を使
    用し、 前記筒型枠に振動を与えながら型枠内にコンクリートを
    詰め込み、 養生の後脱型して円柱形のコアを作成する、 吹付コンクリートのコア作成方法。
  2. (2)吹付予定のコンクリート1.0lに急結材を混練
    した試料を使用することを特徴とする、請求項(1)に
    記載の吹付コンクリートのコア作成方法。
  3. (3)筒型枠に1500rpmで回転する起振機の振動
    を与えながらコンクリートを詰め込むことを特徴とする
    、請求項(1)および(2)に記載の吹付コンクリート
    のコア作成方法。
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