JPH0447765Y2 - - Google Patents

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JPH0447765Y2
JPH0447765Y2 JP19223185U JP19223185U JPH0447765Y2 JP H0447765 Y2 JPH0447765 Y2 JP H0447765Y2 JP 19223185 U JP19223185 U JP 19223185U JP 19223185 U JP19223185 U JP 19223185U JP H0447765 Y2 JPH0447765 Y2 JP H0447765Y2
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JP
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low
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frequency characteristic
differentiator
magnetic disk
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JP19223185U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ユーザーの使用条件に合わせて周
波数特性等を簡単に変更可能とした磁気デイスク
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は従来の磁気デイスク装置を示すブロツ
ク図であり、図において1は磁気ヘツド、2はこ
の磁気ヘツド1から得られた読出し信号を増巾す
る増巾器、3はこの増巾器2の出力側に接続され
たローパスフイルタ、4はこのローパスフイルタ
3の出力を微分するための微分器、5はこの微分
器4の出力側に接続されたタイムドメインフイル
タ、そして6はこのタイムメインフイルタ5の出
力を波形整形するための波形整形器である。第4
図は第3図の従来装置に使用されたローパスフイ
ルタ3の回路図であり、7は増巾器2の出力側に
接続されたコンデンサ、8はこのコンデンサ7と
直列に接続された抵抗、9も増巾器2の出力側に
接続されたコンデンサ、10はこのコンデンサ9
と直列に接続された抵抗、11は抵抗8及び抵抗
10の他端間に接続されたコンデンサ、12及び
13はコンデンサ11の各端でそれぞれ抵抗8及
び10と直列に接続されたコイル、14はコイル
12及び13の他端間に接続されたコンデンサ、
そして15はコンデンサ14の各端でそれぞれコ
イル12及び13に接続された抵抗である。
従来の磁気デイスク装置は前述したように構成
されており、以下にその動作について説明する。
磁気デイスク(図示せず)から磁気ヘツド1に
よつて得られた読出し信号は、増巾器2で増巾さ
れた後、ローパスフイルタ3でローパス処理され
る。このローパスフイルタ3の出力は、微分器4
で微分され、タイムドメインフイルタ5で波さ
れ、かつ波形整形器6で波形整形処理された後、
図示しない信号処理回路に送られて処理される。
一般に、磁気デイスク装置における分解能は磁
気ヘツド、トラツク位置及び磁気記録媒体等の組
合わせにより変わるが、従来の構成ではこれらの
各要素のバラツキを考慮してこれらの回路定数を
決めている。すなわちデイスクの内周側では分解
能が小さくなるためにピークシフトが大きくなる
従つて媒体、磁気ヘツド共に分解能の小さいもの
でも十分なマージンが得られる様に回路定数を決
める必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の磁気デイスク装置では、その内周側で十
分マージンを持つた特性を得る様に設計すると磁
気ヘツド、媒体のバラツキが大きいために、読出
し信号の補正を行なう必要が生じ、その外周側で
過補償となる傾向があつた。又この読出し信号の
処理を行うシステム側でプリコンペゼーシヨン等
の補償を実施した場合、補償作用が相乗して働
き、はなはだしいときはデイスクの外周読出し動
作でエラーを起こしていた。従つて、通常は、ロ
ーパスフイルタ3は第5図のBに示す通りほぼフ
ラツトに近い波特性にしている。
この考案は前述のような問題点を解決するため
になされたもので、ユーザーの使用条件に合わせ
て回路定数を切り替えることができる様にした磁
気デイスク装置を提供する事を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る磁気デイスク装置は、磁気ヘツ
ドから得られた読出し信号のうち不要な周波数成
分を除去するためのローパスフイルタと、このロ
ーパスフイルタに接続されその出力を微分するた
めの微分器と、これらローパスフイルタと微分器
のどちらかに設けられ、短絡端子及びコンデンサ
の直列回路からなり、周波数特性を切り替えるこ
とができる周波数特性変更手段とを備えた構成で
ある。
〔作用〕
この考案による磁気デイスク装置において、増
巾器から得られた出力信号は、周波数特性変更手
段の切替状態に応じてその再生周波数特性を変え
ることができ、例えば、分解能の低い媒体を使用
するときには周波数特性変更手段の短絡端子を開
状態とし、分解能の高い媒体を使用するときは周
波数特性変更手段の短絡端子を閉状態とすること
ができる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例を示すブロツク図
であり、そして第2図は第1図の実施例に使用さ
れたローパスフイルタの回路図である。図におい
て、1,2,5及び6は第3図の従来装置におけ
るものと全く同じである。3Aは増巾器2の出力
側と微分器4の入力側との間に接続されたローパ
スフイルタであつて、短絡用ソケツト(図示せ
ず)を挿入するための短絡端子16及びコンデン
サ17の直列回路から成る周波数特性変更手段1
8をコンデンサ14と抵抗15の間でこれらと並
列に接続した点だけが第4図のローパスフイルタ
3と違う。
この考案による磁気デイスク装置は前述したよ
うに構成されており、以下にその動作について説
明する。
磁気デイスク(図示せず)から磁気ヘツド1に
よつて得られた読出し信号は、増巾器2で増巾さ
れた後、ローパスフイルタ3Aでローパス処理さ
れる。このローパスフイルタ3Aの出力は、微分
器4で微分されタイムドメインフイルタ5で波
され、かつ波形整形器6で波形整形処理された
後、図示しない信号処理回路に送られて処理され
る。又、前述の動作において、短絡端子16を開
状態にした状態のフイルタ3Aの周波数特性は第
5図のBの特性に設定されると共に、又閉状態で
は第5図のAの周波数特性に設定されている。前
述のように周波数特性変更手段18を設定する事
によりユーザーがそのシステム(図示せず)に合
わせて、磁気デイスク装置の再生周波数特性を変
更して使用する事が可能となる。例えば分解能の
低い媒体を使用するときには、短絡端子16を開
状態にして使用し、分解能の高い媒体を使用する
ときは、短絡端子16を閉状態にして使用する。
又、プリコンペゼーシヨン動作をオンとしている
システム(図示せず)においては短絡端子16を
閉状態とする等の使い分けが可能となる。
また、前述の実施例ではローパスフイルターの
切り替えについて説明したが、前述の周波数特性
変更手段を微分器に設けても前述の実施例と同様
の効果を奏する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、ローパスフ
イルタまたは微分器に周波数特性変更手段を設
け、再生回路の周波数特性を切り替えて使用でき
る様にしたので、媒体の分解能に応じた再生周波
数特性が得られる磁気デイスク装置ほ安価に提供
する事が可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の示すブロツク
図、第2図は第1図中のローパスフイルタの詳細
回路図、第3図は従来の磁気デイスク装置を示す
ブロツク図、第4図は第3図中のローパスフイル
タの詳細回路図、第5図はこの考案及び従来構成
におけるローパスフイルタの周波数特性を示す特
性図である。 1は磁気ヘツド、2は増巾器、3Aはローパス
フイルタ、4は微分器、16は短絡端子、17は
コンデンサ、18は周波数特性変更手段である。
尚、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気ヘツドから得られた読出し信号のうち不要
    な周波数成分を除去するためのローパスフイルタ
    と、このローパスフイルタに接続されてその出力
    を微分するための微分器と、これらローパスフイ
    ルタと微分器のどちらかに設けられ、短絡端子及
    びコンデンサの直列回路から成り、周波数特性を
    切り替えることができる周波数特性変更手段とを
    備えたことを特徴とする磁気デイスク装置。
JP19223185U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0447765Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19223185U JPH0447765Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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JP19223185U JPH0447765Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

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Publication Number Publication Date
JPS62101107U JPS62101107U (ja) 1987-06-27
JPH0447765Y2 true JPH0447765Y2 (ja) 1992-11-11

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