JPH0447644B2 - - Google Patents
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- JPH0447644B2 JPH0447644B2 JP60001279A JP127985A JPH0447644B2 JP H0447644 B2 JPH0447644 B2 JP H0447644B2 JP 60001279 A JP60001279 A JP 60001279A JP 127985 A JP127985 A JP 127985A JP H0447644 B2 JPH0447644 B2 JP H0447644B2
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- powder
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- NOOLISFMXDJSKH-KXUCPTDWSA-N (-)-Menthol Chemical compound CC(C)[C@@H]1CC[C@@H](C)C[C@H]1O NOOLISFMXDJSKH-KXUCPTDWSA-N 0.000 description 20
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Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボデイパウダーに関する。更に詳しく
は、滑らかで伸びが良く、清涼感のあるボデイパ
ウダーを提供するものである。
は、滑らかで伸びが良く、清涼感のあるボデイパ
ウダーを提供するものである。
従来ボデイパウダーとしては、ベビーパウダー
を代表とする、いわゆる汗とり粉などがあるが、
つけた時はさつぱりするものの、清涼感はない。
を代表とする、いわゆる汗とり粉などがあるが、
つけた時はさつぱりするものの、清涼感はない。
また一方清涼感を出すものとしてメントール類
を入れたパツプ剤、塗り剤、スプレー剤なども知
られ、筋肉痛などの治療に用いられている。
を入れたパツプ剤、塗り剤、スプレー剤なども知
られ、筋肉痛などの治療に用いられている。
しかしこれらのものは、オイルなどと混合して
いるため塗つた時ベタベタした感じで、清涼感は
ある程度あるが、さつぱりした感じにはならな
い。
いるため塗つた時ベタベタした感じで、清涼感は
ある程度あるが、さつぱりした感じにはならな
い。
メントールは昇華性のある固体であるが、粉砕
しても再凝集し、微細な粉体とならないためその
ままパウダーに添加したものは、ざらざらして非
常に感触をそこなう。
しても再凝集し、微細な粉体とならないためその
ままパウダーに添加したものは、ざらざらして非
常に感触をそこなう。
この様にこれまでは滑らかな粉体で、清涼感が
あり、つけた時さつぱりした感じになるボデイパ
ウダーはなかつた。
あり、つけた時さつぱりした感じになるボデイパ
ウダーはなかつた。
また、特開昭58−85809号公報、特公昭45−
30716号公報に開示されているように、液体香料
を香料担体に担持されたものは知られていた。し
かし、メントールのように昇華性があり、微細な
粉体とならないものを多孔質粉体に担持したもの
は知られていない。
30716号公報に開示されているように、液体香料
を香料担体に担持されたものは知られていた。し
かし、メントールのように昇華性があり、微細な
粉体とならないものを多孔質粉体に担持したもの
は知られていない。
本発明者らは、これまでのボデイパウダーにな
い優れた感触のものを得んと、鋭意研究の結果発
明に至つた。
い優れた感触のものを得んと、鋭意研究の結果発
明に至つた。
すなわち表面及び孔中にメントールを担持させ
た多孔質球状粉体を少なくとも一部として、従来
のボデイパウダーに配合することにより、これま
でにない滑らかで伸びが良く、しかも清涼感があ
り、さつぱりとした非常に優れた感触のボデイパ
ウダーが得られた。
た多孔質球状粉体を少なくとも一部として、従来
のボデイパウダーに配合することにより、これま
でにない滑らかで伸びが良く、しかも清涼感があ
り、さつぱりとした非常に優れた感触のボデイパ
ウダーが得られた。
本発明で言う、表面及び孔中にメントールを担
持した多孔質球状粉体の一例を挙げると、シリ
カ、アルミナ等の合成の多孔質球状粉体、ナイロ
ン等の有機高分子多孔質球状粉末である。
持した多孔質球状粉体の一例を挙げると、シリ
カ、アルミナ等の合成の多孔質球状粉体、ナイロ
ン等の有機高分子多孔質球状粉末である。
多孔質球状粉体は、表面及び孔中にメントール
を担持するためパウダーとしての感触を損なうこ
となく、さらに球状粉体の転勤効果により一層感
触の優れたものとなる。なお、体温により徐々
に、特に孔中のメントールが昇華するため清涼感
が持続する効果がある。
を担持するためパウダーとしての感触を損なうこ
となく、さらに球状粉体の転勤効果により一層感
触の優れたものとなる。なお、体温により徐々
に、特に孔中のメントールが昇華するため清涼感
が持続する効果がある。
本発明の表面及び孔中にメントールを担持した
多孔質球状粉体の大きさとしては、1〜60ミクロ
ンのものが好ましい。
多孔質球状粉体の大きさとしては、1〜60ミクロ
ンのものが好ましい。
粉体が1μ以下の場合はボデイパウダーに配合
した際伸びが悪く、また60μ以上の場合は、ざら
ざらした感じとなり好ましくない。
した際伸びが悪く、また60μ以上の場合は、ざら
ざらした感じとなり好ましくない。
本発明で云うメントールとは、天然で得られる
ハツカ、ミント類、合成のlメントール、Dメン
トールなどである。
ハツカ、ミント類、合成のlメントール、Dメン
トールなどである。
本発明のメントール処理の1例を挙げると、ま
ず、メントールをアルコール等の溶媒に溶解し、
前記に挙げられた粉体とよく混合する。その後、
風乾あるいは低温で乾燥することによりアルコー
ルを除き、メントール処理粉体を得る。
ず、メントールをアルコール等の溶媒に溶解し、
前記に挙げられた粉体とよく混合する。その後、
風乾あるいは低温で乾燥することによりアルコー
ルを除き、メントール処理粉体を得る。
得られた粉体を適量にボデイパウダーに配合
し、目的とする、滑らかで伸びが良く、さつぱり
とした清涼感のあるボデイパウダーが出来る。
し、目的とする、滑らかで伸びが良く、さつぱり
とした清涼感のあるボデイパウダーが出来る。
ボデイパウダーには目的により香料、防菌剤、
ビタミン類、皮膚病治療薬などを配合しても良
い。
ビタミン類、皮膚病治療薬などを配合しても良
い。
以下実施例により更に詳しく説明する。ここで
用いられる部は重量基準である。
用いられる部は重量基準である。
実施例 1
多孔質球状シリカビーズ(平均粒子径5μ、比
表面積150m2/g)100部にメントール溶液(l
メントール30部をエタノール50部に溶解)を加
え、充分混合後、25℃で20時間風乾し、メントー
ル処理多孔質球状シリカビーズ粉体を得た。
表面積150m2/g)100部にメントール溶液(l
メントール30部をエタノール50部に溶解)を加
え、充分混合後、25℃で20時間風乾し、メントー
ル処理多孔質球状シリカビーズ粉体を得た。
次に上記処理多孔質球状シリカビーズ20部、タ
ルク70部、コーンスターチ10部を加えて混合し、
メントール入りのボデイパウダーを得た。
ルク70部、コーンスターチ10部を加えて混合し、
メントール入りのボデイパウダーを得た。
得られたボデイパウダーは非常に滑らかで、持
続性の清涼感が強く、さつぱりとした感触で従来
にないものがあつた。
続性の清涼感が強く、さつぱりとした感触で従来
にないものがあつた。
比較例 1
実施例−1で用いたシリカビーズ100部にlメ
ントール30部を加え、ヘンシルミキサーで充分混
合した。
ントール30部を加え、ヘンシルミキサーで充分混
合した。
次に上記シリカビーズ20部、タルク70部、コー
ンスターチ10部を加えて混合し、メントール入り
のボデイパウダーを得た。
ンスターチ10部を加えて混合し、メントール入り
のボデイパウダーを得た。
得られたボデイパウダーは、清涼感のあるもの
の、実施例−1と比較して清涼感の持続性が短か
く、ざらざらした感触で、ボデイパウダーとして
は好ましくなかつた。 上記実施例にも明らかな
ように、本発明のボデイパウダーは滑らかで、持
続性の清涼感があり特にスポーツの後、入浴の後
などにつけるとこれまでにないフレツシユな感触
であり、新規なボデイパウダーと云える。
の、実施例−1と比較して清涼感の持続性が短か
く、ざらざらした感触で、ボデイパウダーとして
は好ましくなかつた。 上記実施例にも明らかな
ように、本発明のボデイパウダーは滑らかで、持
続性の清涼感があり特にスポーツの後、入浴の後
などにつけるとこれまでにないフレツシユな感触
であり、新規なボデイパウダーと云える。
Claims (1)
- 1 メントールを表面及び孔中に担持させた1〜
60ミクロンの多孔質球状粉体を、少なくとも一部
として配合してなるボデイパウダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP127985A JPS61161213A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | ボデイパウダ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP127985A JPS61161213A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | ボデイパウダ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61161213A JPS61161213A (ja) | 1986-07-21 |
JPH0447644B2 true JPH0447644B2 (ja) | 1992-08-04 |
Family
ID=11497009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP127985A Granted JPS61161213A (ja) | 1985-01-08 | 1985-01-08 | ボデイパウダ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61161213A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62249914A (ja) * | 1986-04-22 | 1987-10-30 | Sekisui Plastics Co Ltd | 粉末固形状化粧料 |
US4804532A (en) * | 1986-09-09 | 1989-02-14 | Laura Lupton Inc. | Facial cosmetic powder containing crystalline silica and colors |
US6004584A (en) * | 1998-03-02 | 1999-12-21 | The Procter & Gamble Company | Highly absorbent body powders |
DE19860371A1 (de) | 1998-12-28 | 2000-06-29 | Aventis Res & Tech Gmbh & Co | Kosmetische oder medizinische Zubereitung für die topische Anwendung |
JP2004285052A (ja) * | 2003-03-06 | 2004-10-14 | Lion Corp | 化粧料組成物 |
DE602006011288D1 (de) | 2005-03-16 | 2010-02-04 | Symrise Gmbh & Co Kg | Mentholhaltige feststoffzusammensetzung |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885809A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-23 | コルゲ−ト・パ−モリブ・カンパニ− | ボデ−パウダ−組成物 |
-
1985
- 1985-01-08 JP JP127985A patent/JPS61161213A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5885809A (ja) * | 1981-11-16 | 1983-05-23 | コルゲ−ト・パ−モリブ・カンパニ− | ボデ−パウダ−組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61161213A (ja) | 1986-07-21 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |