JPH0447628Y2 - - Google Patents

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JPH0447628Y2
JPH0447628Y2 JP15007686U JP15007686U JPH0447628Y2 JP H0447628 Y2 JPH0447628 Y2 JP H0447628Y2 JP 15007686 U JP15007686 U JP 15007686U JP 15007686 U JP15007686 U JP 15007686U JP H0447628 Y2 JPH0447628 Y2 JP H0447628Y2
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  • Weight Measurement For Supplying Or Discharging Of Specified Amounts Of Material (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <本考案の産業上の利用分野> 本考案は、組合せ計量装置に用いられるホツパ
に関し、特に、2つの独立した排出ゲートを有し
て、収容物を2方向に振り分けて排出する組合せ
計量装置用両開きホツパに関する。
<従来技術>(第4図) 菓子や果物のように個々の重量にバラツキのあ
る被計量物を設定量分だけ効率よくひとまとめに
するために、組合せ計量装置が用いられている。
この種の組合せ計量装置では、被計量物の供給
排出の動作効率を高めるため、あるいは組合せ精
度を高めるために、1組の供給ラインに対して、
2組の組合せホツパあるいは2個の収納室を所有
する組合せホツパを配置し、これらの組合せホツ
パあるいは収納室に被計量物を振り分けて供給す
るために、その上方に、2つの独立した排出ゲー
トを有するホツパ(以下、両開きホツパと記す)
が配置されている。
第4図は、このような組合せ計量装置用の両開
きホツパの一例を示す概略図である。
図において、両開きホツパ1は、上部が開口さ
れ、断面ほぼ逆三角形状に形成されており、下部
両側の開口された傾斜部には、それぞれ排出ゲー
ト2,3が外側方向に回動自在に取付けられてい
る。排出ゲート2,3の下部は、両開きホツパ1
の底部中央において、ほぼ当接するように形成さ
れ、その下端部2a,3aはそれぞれ外側方向
に、くの字状に屈曲されている。この下端部2
a,3aの下部には、被計量物の振り分けをより
効果的に行なうために、断面逆三角形状の分離板
4が下端部2a,3aに沿つて設けられている。
したがつて、開口された上部から供給された被
計量物は、一方の排出ゲートが開かれると、他方
の排出ゲートおよび分離板4の斜面に沿つて斜め
下方に排出される。
両開きホツパ1の下方には、2つの組合せ収納
部5,6が配置されており、両開きホツパ1より
排出された被計量物は、両方の組合せ収納部5,
6に収容され、他の組合せ収納部に収容された被
計量物とともに組合せ選定され、組合せ選定され
た被計量物が集合排出される。
<本考案が解決しようとする問題点> しかしながら、上記のような両開きホツパ1で
は、排出ゲートを円滑に開閉動作するために、排
出ゲートの下端部2a,3aと分離板4との間に
僅かな隙間が設けられている。
このため、例えばキヤンデイのように、個々に
包装された被計量物を供給した場合、第5図aに
示すように、被計量物の包装紙が排出ゲート2の
下端部2aと分離板4との隙間に引掛り、排出ゲ
ート3が開いても排出されないという状態が発生
する。
また、機械精度が悪く、排出ゲート2,3の下
端部2a,3aが上下にズレたりすると、第5図
bに示すように、排出ゲート2と分離板4との間
に段差ができ、この段差に被計量物が引掛つてし
まうという状態が発生する。
このような状態で排出ゲート3が閉じると、排
出ゲート3の下端部3aと分離板4との間にこの
被計量物がはさまれて、損傷するという問題があ
つた。
また、この組合せ計量装置が、両開きホツパ1
に収容された被計量物の重量値を検出するもので
あるとすると、この検出された重量値は実際に排
出された被計量物の重量値に対して、両開きホツ
パ1内に引掛かつている被計量物の重量分だけ大
きな値となつてしまい、組合せ選定されてひとま
とめにされた被計量物の重量あるいは数量不足が
生じるという問題があつた。
また、この組合せ計量装置が、組合せ収納部
5,6に収容された被計量物の重量値をそれぞれ
検出するものであるとすると、上記のように、排
出ゲート3が完全に閉じていない状態のまま、次
回の被計量物が両開きホツパ1に供給された時、
この供給された被計量物の一部が排出ゲート3と
分離板4の間から不規則に落下して組合せホツパ
5の計量動作を乱してしまう。
さらに、この計量動作が終了した後に、上記の
ような、両開きホツパ1からの被計量物の落下が
あると、この組合せホツパ5から排出される被計
量物の重量値は、計量された重量値より大きくな
つてしまい、組合せ選定されて、ひとまとめにさ
れた被計量物の重量あるいは数量過多が生じると
いう問題があつた。
<本考案の目的> 本考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、
被計量物の引掛かりを防ぎ、被計量物の損傷がな
く、排出された被計量物の過不足をなくした組合
せ計量装置用両開きホツパを提供することを目的
としている。
<上記目的を達成するための手段> 上記の目的を達成するために、本考案の両開き
ホツパは、2つの排出ゲートの下端部に、下方に
延設され、互いに当接するように形成された突合
せ部をそれぞれ設け、互いに異なる方向へ傾斜し
た2つの傾斜面と、傾斜面の頂点から鉛直方向上
方に向つて延設され、2つの排出ゲートの突合せ
部下端部によつて挾みこまれる一方とを有する分
離体を具備している。
<本考案の作用> したがつて、この両開きホツパに収容された被
計量物は、一つの排出ゲートが開かれると、他の
排出ゲートの突合せ部と分離体とで構成する面に
沿つて2つの異なる方向へそれぞれ排出される。
<本考案の一実施例>(第1〜3図) 以下、図面に基づいて、本考案の一実施例を説
明する。
第1図および第2図は、本考案を適用した組合
せ計量装置用の両開きホツパを示す図であり、第
3図は、要部を拡大した図を示している。
両開きホツパ11は図に示すように上部が開口
され、ほぼ断面逆三角形状に形成されており、下
部両側の開口された傾斜部には、それぞれ排出ゲ
ート12,13が、両外側方向に回動自在に取付
けられている。
排出ゲート12,13の下部には、それぞれ下
方に屈曲して延設された突合せ部12a,13a
が互いに当接するように設けられており、その突
合せ部12a,13aの下端部12b,13b
は、外側方向に僅かに屈曲されて形成されてい
る。
また、両開きホツパ11には、その前面側およ
び背面側をU字状に連結するように形成された分
離板14が取付けられており、分離板14の底部
には、排出ゲート12,13の下端部12b,1
3bに沿つて排出ゲート12,13の回動方向の
下方に傾斜する傾斜面14a,14aが形成され
ており、この傾斜面14a,14aの頂点から上
方に延びた1片14bが、排出ゲート12,13
の下端部12b,13b間にはさまれるように配
置されている。
この分離板14には、ホツパの背面側におい
て、左右対称な腕部14c,14dが形成されて
おり、それぞれの腕部14c,14dには、くの
字状に形成された作動片15,16が、その中央
部を支点として回動自在に取付けられている。作
動片15,16の一端側には、連結板17,18
が回動自在に取付けられ、この連結板17,18
の他端側は、排出ゲート12,13の腕部12
c,13cに回動自在に取付けられている。
また、作動片15,16と連結板17,18の
それぞれの連結部間には、バネ19が係止されて
おり、このバネ19によつて、作動片15,16
は内側方向に力を受けるが、分離板14の腕部1
4c,14dの上部より突出したストツパ14
e,14fが作動片15,16に当接しているた
め、両排出ゲート12,13が閉じている場合
は、作動片15,16と連結板17,18とはそ
れぞれほぼ直線上に並ぶことになる。
なお、20は、このホツパを組合せ計量装置の
本体(図示せず)に取付けるための係止部であ
る。
また、この両開きホツパ11の下方には、2つ
の組合せ収納部30,31が配置されており、両
開きホツパ11に収容された被計量物は、作動片
15,16のうちのどちらかが組合せ計量装置本
体側からの駆動によつて回動駆動され、対応する
排出ゲートが開かれて、この開かれた排出ゲート
に対応する組合せ収納部に収容される。
<上記実施例の動作> 次に、上記実施例の動作について説明する。
両開きホツパ11内に被計量物が収容されると
き、例えば、一方の作動片15が、組合せ計量装
置本体側より駆動されて回動すると、第3図のよ
うに連結板17を介して一方の排出ゲート12が
開く。
この時、収容されていた被計量物は、他方側の
排出ゲート13の傾斜に沿つて落下し、一部の被
計量物は、分離板14底部の一方の傾斜面14a
に沿つて、また、残りの被計量物は直接排出さ
れ、一方の組合せ収納部30に収容される。
また、排出ゲート12が閉じた後、新たな被計
量物が両開きホツパ11に再び収納され、他方側
の作動片16が駆動され、排出ゲート13が開い
て、被計量物が他方側の組合せ収納部31へ収容
される。
このようにして、組合せ収納部30,31に収
容された被計量物は、同様に複数組設けられた組
合せ収納部の被計量物とともに、その重量値ある
いは個数値に基づいて組合せ選定され、選定され
た被計量物が排出され、設定量分ひとまとめにさ
れる。
<本考案の他の実施例> なお、上記の実施例では、排出ゲートの突合せ
部の下端部を外側に僅かに屈曲形成していたが、
これは、突合せ部を平坦に形成して、この突合せ
部間に分離板の上方に延びた一片をはさむように
してもよい。
さらに、上記実施例では、一方の排出ゲートが
開いているとき、他方の排出ゲートを停止させる
ために、ストツパ14e,14fが設けられてい
たが、これは、ストツパ14e,14fの代りに
分離板の上方に延びた一片を代用するようにして
もよい。
<本考案の効果> 本考案の組合せ計量装置の両開きホツパは、上
記のように構成されているため、従来のように、
収容された被計量物が分離体と排出ゲートの間に
はさまれることがなく、排出ゲートが開かれると
確実、且つ円滑に排出される。
このため、被計量物を排出ゲートではさんで損
傷させることがなく、また、排出ゲートが完全に
閉じられるため、排出された被計量物の計量値に
対する過不足が生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す斜視図、第
2図は一実施例の背面図、第3図は本考案の他の
実施例の要部を示す概略図、第4図、第5図aお
よび第5図bは従来の両開きホツパを示す概略図
である。 11……両開きホツパ、12,13……排出ゲ
ート、12a,13a……突合せ部、14……分
離板、14a……傾斜面、15,16……作動
片、17,18……連結板、19……バネ、20
……係止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 被計量物を組合せて集合排出する組合せ計量装
    置の組合せ収納部に選択的に被計量物を供給する
    2つの排出ゲートと、 該排出ゲートの開口部下方に設けられた分離体
    とを備えた組合せ計量装置用両開きホツパにおい
    て、 ホツパが閉じた状態で、前記2つの排出ゲート
    が、それぞれの傾斜面から鉛直方向下方に向つて
    延びている突合せ部によつて互いに当接するよう
    に形成されており、前記分離体が、被計量物を二
    方向に振り分けるための互いに異なる方向へ傾斜
    した二つの傾斜面を有するとともに傾斜面の頂点
    から鉛直方向上方に向つて延びた一片を有し、こ
    の一片が前記2つの排出ゲートの下端部によつて
    挾みこまれるように形成されていることを特徴と
    する組合せ計量装置用両開きホツパ。
JP15007686U 1986-09-30 1986-09-30 Expired JPH0447628Y2 (ja)

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JPS6355124U JPS6355124U (ja) 1988-04-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0632585Y2 (ja) * 1988-07-29 1994-08-24 大和製衡株式会社 自動計量装置用両開きゲート付ホッパ

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Publication number Publication date
JPS6355124U (ja) 1988-04-13

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