JPH0447625Y2 - - Google Patents

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JPH0447625Y2
JPH0447625Y2 JP1983137689U JP13768983U JPH0447625Y2 JP H0447625 Y2 JPH0447625 Y2 JP H0447625Y2 JP 1983137689 U JP1983137689 U JP 1983137689U JP 13768983 U JP13768983 U JP 13768983U JP H0447625 Y2 JPH0447625 Y2 JP H0447625Y2
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JP
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piezoelectric vibrator
cap
lead wire
lead wires
piezoelectric
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  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本案は各種液体のレベルが、所定値以上にある
か否かを検出するのに用いられる圧電式液体レベ
ルセンサに関するものである。
<従来技術> この種の圧電式液体レベルセンサの構成を、第
1図に従つて説明する。
この圧電式液体レベルセンサは、中空ボルト状
本体1の下端開口に、凹状の金属キヤツプ2を被
着して、内部に管路を有する外筐部を構成してお
り、前記本体1は検知すべき液体を収納する液槽
や管の壁部W(第2図参照)に螺装し得るように、
金属により中空ボルト状に成形してなる。また、
前記金属キヤツプ2は一枚の金属板によりプレス
成形するか、円筒部2aと底部2bとを別々に製
作した上で、両者を一体に接合することにより断
面凹状に形成したものであつて、前記円筒部2a
の上部開口縁で拡開形成された鍔2cを中空ボル
ト状本体1の下端面1aに、所望により環状のダ
ンパ6を介して、各当接面を接着剤により接合す
ることにより取り付けられる。
この中空ボルト状本体1の下端面1aと金属キ
ヤツプの鍔2cとの間に挿設されたダンパ6は、
シリコンゴム等の如き振動吸収作用のある弾性物
質よりなり、金属キヤツプ2の円筒部2aの振動
が、中空ボルト状本体1側に伝播しない様に、こ
れを遮断するものである。
前記凹状金属キヤツプ2の底部は液体感知部2
bとなり、その内面中央部には径方向振動モード
で動作する圧電振動子3が一体的に貼着される。
この圧電振動子3は、円板状圧電磁器の表面に大
面積の励振電極3aと、これと電気絶縁的に隔離
して同面に設けられる帰還電極3bと、裏面全面
に形成されて表面側の電極3a,3bと対向する
共通電極3cとを具える。
前記中空ボルト状本体1の上端開口には、絶縁
材料からなる端子蓋板4が該開口を封口するよう
嵌着され、三本の端子ピン4a,4b及び4cを
上下方向に貫装して、各ピンに圧電振動子3の励
振電極3a、帰還電極3b及び共通電極3cに半
田付けされるリード線5a,5b,5cを夫々接
続している。
ここで、外部の電気回路とコネクタ接続するた
めには、剛性のある端子ピン4a,4b,4cと
することが好ましい。一方、端子ピン4a,4
b,4cと、圧電振動子の各電極との接続は、端
子蓋板を取り外した状態で行ない、かかる接続後
に、端子蓋板を被着する。このため、接続部材は
弛みのあるリード線5a,5b,5cとする必要
がある。尚、端子ピン4a,4b,4cを排し
て、リード線5a,5b,5cを端子蓋板から引
出しても良い。
而してこの種の圧電式レベルセンサは、検知す
べき液体を収納する液槽の壁面に取り付けられ、
その液体感知部2bを所定の液位に臨むように配
置される。そして、外部に設置した発振回路(図
示しない)から端子ピン4a〜4c、リード線5
a〜5cを通して圧電振動子の電極3a〜3cに
発振信号を入力し、振動子3を常時発振状態に保
持する。これにより、液位が所定レベル以上にあ
るときは感知部2bが液中に没して、液体との接
触抵抗により発振が停止し、また使用により液体
が減つてその液位が所定レベル以下になつたとき
は感知部2bが空気中に開放され自由に発振する
こととなり、これら感知部2bの発振の有無によ
り液位が所定レベルにあるか否かが検出される。
<考案が解決しようとする課題> 上記従来構成にあつて、圧電振動子3の励振電
極3aと帰還電極3bには、端子ピン4a,4b
と接続されるリード線5a,5bが接続される。
このリード線5a,5bは、圧電振動子3の振動
を阻害しないように比較的長くして中空ボルト状
本体1内で弛みを生じさせている。
このため、リード線5a,5bの荷重は圧電振
動子3側に掛かり、その振動も重畳して加わるこ
とから、圧電振動子3に過負荷となり、このため
液体が所定レベル以下にあるにもかかわらず、感
知部2bの発振を妨げて、誤動作を生じる場合が
あつた。
また、中空ボルト状本体1内で、リード線5
a,5b,5cに弛み部分を生じ、使用中の振動
等により、該弛み部分が互いに絡んだり、管路内
面に接触して短絡を生じる等の欠点があつた。
本考案は、上述の従来欠点を除去することを目
的とするものである。
<課題を解決するための手段> 本考案は、中空ボルト状本体の下端開口に、凹
状キヤツプを被着して、該キヤツプの底部を振動
板とし、その内面に圧電振動子を貼着し、該圧電
振動子の各電極に外部回路と接続するリード線を
接続したものにおいて、 キヤツプの上部開口面に金属製のリード線支持
板を封着し、該支持板に、圧電振動子の電極に接
続する所要数のリード線を電気絶縁手段を介して
挿通し、キヤツプ内で弛みを持たせて各リード線
を固定したことを特徴とするものである。
<作用> リード線がリード線支持板により固定され、リ
ード線の荷重は圧電振動子側にほとんど作用しな
い。また、該固定により各リード線は位置決めさ
れ、弛み部分による絡みを生じにくい。しかもキ
ヤツプ内で弛みを持たせてあるから、圧電振動子
の振動を阻害しない。
<実施例> 本考案の一実施例を、第2図に従つて説明す
る。
凹状金属キヤツプ2の液体感知部2bの内面に
は、厚みまたは縦振動モードで動作する圧電振動
子3′が貼着される。この振動子3′は円柱状圧電
磁器よりなり、その表面に励振電極3a′と帰還電
極3b′とを、裏側全面に共通電極3c′を設けて、
帰還発振型に構成してある。尚、この帰還電極3
b′を省略して、二端子型で発振してもよい。
この厚みまたは縦振動モードで動作する圧電振
動子3′は径方向に対する振動の結合が小さく、
かかる振動子3′を凹状金属キヤツプ2の内底面
に貼着した場合に、底部の液体感知部2bのみが
圧電振動子3′と一体になつて振動し、金属キヤ
ツプ2の円筒部2aは底部から漏れる僅かな振動
の影響を受けるに過ぎない。このため、円筒部2
aを直接中空ボルト状本体の下端面に接合しても
圧電振動子の発振を妨げるようなことはない。従
つて、このような構成にすると、第1図に示すダ
ンパ6を必ずしも要しない利点を生ずる。
次に、本考案の要部について説明する。
中空ボルト状本体1の下端面1aと、凹状金属
キヤツプ2の円筒部2aの鍔2c間には、金属製
のリード線支持板7が電気溶接により接合されて
封着される。
前記リード線支持板7には、二箇所の挿通孔が
形成され、該挿通孔に、励振電極3a′と帰還電極
3b′とに夫々接続したリード線5a,5bを挿通
し、ガラス接着剤8a,8b等を封入して、該リ
ード線5a,5bを電気絶縁的に固定している。
このとき金属キヤツプ2内ではリード線5a,
5bに少し弛みを持たせて、圧電振動子3′の振
動を阻害しないようにしている。
ここで、上述したように、端子ピン4a,4
b,4cと、圧電振動子3′の各電極との接続は、
端子蓋板4を取り外した状態で行ない、かかる接
続後に、端子蓋板4を被着する。このためその組
み付け上、比較的寸法の長いリード線5a,5b
を使用するため、金属キヤツプ2の感知部2bに
加わる負荷荷重が大きくなつて、金属キヤツプ2
の発振を妨げる懸念があるが、リード線支持板7
により、リード線5a,5bを圧電振動子3′の
わずかに上方位置で、短めに支持し、圧電振動子
3′に対する負荷荷重を小さくしている。このた
め、リード線5a,5bの荷重による感知部2b
の発振阻害を生じない。また、リード線5a,5
bは、その位置をリード線支持板7により整一に
保持されるから、相互に絡みにくい。
その他の構成は、第1図の従来構成と同一であ
り、同一符合を付して、その説明を省略する。
尚、第2図は、厚みまたは縦振動モードで動作
する圧電振動子3′を適用したものであるが、径
方向振動モードで動作する圧電振動子3を適用し
た第1図の構成にリード線支持板7を適用しても
良い。
<考案の効果> 本考案は、リード線支持板7で、リード線5
a,5bを固定したから、その重さや、振動によ
る金属キヤツプ2の感知部2bへの負荷荷重の発
生を阻止して、その発振を保全することができ、
リード線5a,5bの弛み部による相互の絡み
や、管路内壁との接触による短絡事故を可及的に
防止することができる等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来構成の縦断側面図、第2図は本考
案の一実施例の縦断側面図である。る。 1……中空ボルト状本体、2……金属キヤツ
プ、3′……圧電振動子、3a′,3b′,3c′……電
極、5a,5b,5c……リード線、7……リー
ド線支持板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空ボルト状本体の下端開口に、凹状キヤツプ
    を被着して、該キヤツプの底部を振動板とし、そ
    の内面に圧電振動子を貼着し、該圧電振動子の各
    電極に外部回路と接続するリード線を接続したも
    のにおいて、 キヤツプの上部開口面に金属製のリード線支持
    板を封着し、該支持板に、圧電振動子の電極に接
    続する所要数のリード線を電気絶縁手段を介して
    挿通し、キヤツプ内で弛みを持たせて各リード線
    を固定したことを特徴とする圧電式液体レベルセ
    ンサ。
JP13768983U 1983-09-05 1983-09-05 圧電式液体レベルセンサ Granted JPS6046031U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13768983U JPS6046031U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 圧電式液体レベルセンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13768983U JPS6046031U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 圧電式液体レベルセンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6046031U JPS6046031U (ja) 1985-04-01
JPH0447625Y2 true JPH0447625Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=30309186

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13768983U Granted JPS6046031U (ja) 1983-09-05 1983-09-05 圧電式液体レベルセンサ

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JP (1) JPS6046031U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57146067U (ja) * 1981-03-09 1982-09-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6046031U (ja) 1985-04-01

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