JPH0447554Y2 - - Google Patents

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JPH0447554Y2
JPH0447554Y2 JP17368084U JP17368084U JPH0447554Y2 JP H0447554 Y2 JPH0447554 Y2 JP H0447554Y2 JP 17368084 U JP17368084 U JP 17368084U JP 17368084 U JP17368084 U JP 17368084U JP H0447554 Y2 JPH0447554 Y2 JP H0447554Y2
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pipe
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  • Pipe Accessories (AREA)
  • Thermal Insulation (AREA)
  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は給湯器の低温時における内部水通路の
凍結を防ぐ凍結防止装置の固定金具に関するもの
である。
従来の技術 従来の電気抵抗による発熱を利用して給湯器の
水通路の凍結防止装置には第2図、第3図、第4
図のようなものがある。第2図は発熱体1を耐熱
ゴム2とアルミ箔3で包み、粘着テープ4で水通
路の外面に取付けるものである。また第3図は発
熱体1をセメント5で包みこんだものである。そ
して、第4図は発熱体1を弾性体6で包みこんだ
ものである。
第2図、第3図、第4図の凍結防止装置を給湯
器の水通路のパイプに取付ける方法として、従来
考えられたものを第5図、第6図、第7図に示
す。
第2図の凍結防止装置をパイプ7に取付けたの
が第5図である。熱伝導は粘着テープ4の粘性力
に依存しており、常時高温を発生する発熱体1の
熱をうけて粘着テープ4の粘性力が弱まり、パイ
プ7への密着力が弱まりパイプ7への熱移動が弱
まる等して耐久性に問題がある。
次に第3図の凍結防止装置をパイプ7に取付け
たのが第6図である。セメント5をネジ9で基体
Aに固定した取付具8でもつてパイプ7に密接さ
れている。このような取付方をするこの凍結防止
装置ではパイプ7へ密着させるのは困難であり、
密着性を良くするためには高度の加工精度が必要
である。また、シヨツク等による破損により密着
性が低下し、熱伝導の低下により性能を十分に発
揮できない。これを防ぐために熱伝導率の高い充
てん材を使用すればよいが、これは作業性が極め
て悪く、コストも高くなる。
次に第4図の凍結防止装置をパイプ7に取付け
たのが第7図である。パイプ7と接する面を円弧
面6aにした弾性体6を取付具7で押え、その両
端をネジ9で締付けてパイプ7に取付けている。
したがつて第6図に比べて高い熱伝導率が得られ
るようになつている。しかし、この構成によれ
ば、ネジ止めの必要性から凍結防止装置の固定場
所が限定され、作業性もあまり良くなく、またコ
ストも高い。
考案が解決しようとする問題点 以上のような従来の凍結防止装置の構成では、
凍結防止装置の密着性や取付けの作業性やコスト
がかかるなどの問題点がある。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、凍
結防止装置の性能に最も影響を与える熱伝導面の
密着性と、さらに取付けの作業性を高め、コスト
を低減させることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案の凍結防止
装置は、給湯器の円形の通水路に接する面を通水
路の外形と略同一にし、かつ電気抵抗で発熱する
発熱体を包み込んだ基体と、この基体および通水
路を一体に挟持する略逆U字状に弾性体で形成
し、かつ両端先端に前記基体の位置と反対側の位
置で、基体へ向つて通水路の外面へ弾接して係止
する内側へ折曲した爪部を設けた取付具とを備
え、前記爪部は通水路の取付面と接した通水路の
外面部分より内側に位置させたものである。
作 用 本考案は上記の構成によつて、給湯器の通水路
であるパイプに発熱体を包みこんだ基体を密接し
て置き、弾性体の取付具をあてて上から押える
と、取付具の爪部の働らきでその分だけその変位
に応じた応力が給湯器の通水路から反力として加
わり、給湯器の通水路と基体は完全に密着する。
実施例 以下本考案の一実施例について図面に基づいて
説明する。第1図において、5aはセメント等で
成形した基体で、通水路を構成する円形のパイプ
7と接する面10をパイプ7の一部外形と同一に
形成する。そして、基体1の内部には発熱体1が
埋設されている。11は金属等で形成した弾性力
を有する略U字状の取付具で、幅lをパイプ7の
外形よりやや小さいか、略同一位に設定すると共
に両端に内側へ向つて、かつパイプ7の方向へ向
いた爪部11aを形成している。爪部11aはパ
イプ7の取付面12(壁等)との接する部分7a
より内側に位置して、取付具11による基体5a
の取付け時に取付面12にじやまされないように
する。
上記実施例において、面10をパイプ7に合せ
て基体5aをのせる。そして、基体5aの上から
取付具11をかぶせて押し込んで行くと、爪部1
1aの分だけ取付具11の両端部が外方へ押し拡
げられる。さらにパイプ7の最大外径の部分を通
りすぎれば取付具11の弾撥力で両端の爪部11
aがパイプ7の外面に基体5aの位置する反対側
で、かつ基体5aの方向へ向つて強く当つて係止
する。したがつて、取付具11はパイプ7に取付
けられた形においては基体5aをパイプ7に引き
よせる(上から押えつける)ことになり、面10
がパイプ7に密接する。また、取付具11の爪部
11aは取付面12に略当接するものの、それ以
上とびでないので、取付具11の取付け作業の際
における取付面12がじやまにならず、狭い所で
もあらゆる方向から取付けられる。
このように本実施例によれば、凍結防止装置を
簡単な方法で給湯器の通水路に密着させて熱伝導
を向上させ、また取付の作業性が良く、比較的狭
い所でもあらゆる方向に取付けられるという効果
を有する。
考案の効果 以上のように本考案によれば次の効果を得るこ
とができる。
(1) 取付具を通水路の外面へはめこむだけで凍結
防止装置を給湯器の通水路へ簡単に密着させる
ことができる。
(2) また取付具の爪部が通水路取付面のじやまに
ならないので比較的狭い所でもあらゆる方向に
簡単に固定でき、取付の作業性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例における凍結防止装置
の断面図、第2図は従来の凍結防止装置を粘着テ
ープで取付けた場合の図、第3図は従来の凍結防
止装置で発熱体をセメントで包み込んだものの断
面図、第4図は従来の凍結防止装置で発熱体を弾
性体で包み込んだものの断面図、第5図、第6
図、第7図は従来品に取付けた場合の図である。 1……発熱体、5a……基体、7……パイプ、
10……面、11……取付具、11a……爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 給湯器の円形の通水路に接する面を通水路の外
    形と略同一にし、かつ電気抵抗で発熱する発熱体
    を包み込んだ基体と、この基体および通水路を一
    体に挟持する略逆U字状に弾性体で形成し、かつ
    両端先端に前記基体の位置と反対側の位置で、基
    体へ向つて通水路の外面へ弾接して係止する内側
    へ折曲した爪部を設けた取付具とを備え、前記爪
    部は通水路の取付面に接した前記通水路の外面部
    分より内側に位置させた凍結防止装置。
JP17368084U 1984-11-15 1984-11-15 Expired JPH0447554Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17368084U JPH0447554Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17368084U JPH0447554Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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Publication Number Publication Date
JPS6189750U JPS6189750U (ja) 1986-06-11
JPH0447554Y2 true JPH0447554Y2 (ja) 1992-11-10

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ID=30731325

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JP17368084U Expired JPH0447554Y2 (ja) 1984-11-15 1984-11-15

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JPS6189750U (ja) 1986-06-11

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