JPH0447455Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0447455Y2
JPH0447455Y2 JP1986055697U JP5569786U JPH0447455Y2 JP H0447455 Y2 JPH0447455 Y2 JP H0447455Y2 JP 1986055697 U JP1986055697 U JP 1986055697U JP 5569786 U JP5569786 U JP 5569786U JP H0447455 Y2 JPH0447455 Y2 JP H0447455Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical rubber
sheet metal
rubber
metal plate
stopper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986055697U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62167947U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986055697U priority Critical patent/JPH0447455Y2/ja
Publication of JPS62167947U publication Critical patent/JPS62167947U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0447455Y2 publication Critical patent/JPH0447455Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Springs (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、2部材を緩衝機能を持たせて互に
連結するマウントラバーに関するものである。
(従来技術) 自動車の車体にエンジンを搭載する場合のよう
に、2部材を緩衝機能を持たせて互に連結すると
き、マウントラバーが使用される。これに関して
種々の機構が案出されている(たとえば実公昭60
−1308号公報参照)が、一般には、第3図、第4
図に示す従来例のマウントラバーのようになつて
いる。
すなわち外筒2と内筒3とを、両者間に介在さ
せて加硫接着した円筒ラバー4により、一体的に
固着する。なお円筒ラバー4には、緩衝特性(バ
ネ特性)に対応するように空隙5を設ける。
一方、内筒3を挟むようにして、その両端にそ
れぞれ板金プレート7,7を当接させ、その円周
部にそれぞれストツパラバー8,8を加硫接着し
て、外筒2の端部に対向させる。
自動車の車体にエンジンを搭載するような場
合、板金プレート7の中心孔と内筒3の内孔に挿
通した取付ボルト(図示しない)によつて、これ
らの部品を車体(図示しない)の取付部に固定す
るとともに、外筒2をエンジン(図示しない)の
取付部に固定する。
車体は走行により振動を生じ、エンジンも回転
により振動を生じる。すなわち両者間に相当の振
動を生じることになるが、これを前記の円筒ラバ
ー4の変形で受けるとともに、ストツパラバー8
を外筒2に当接させて、緩衝特性を発揮させるよ
うにしている。
また別の従来例として、円筒ラバーに単にスト
ツパ用の凸起部を設けて、これを板金プレートに
当接させるようにしたものもある。
これらの従来例において、エンジンのような重
量物を取付ける場合、マウントラバーに重荷重が
掛かるので、その振動抑制やストツパの衝撃音の
発生を防止するために、このマウントラバーには
微妙な調整を要するという問題点がある。
(考案の目的) この考案は、前記の問題点に対して、これを解
消するマウントラバーを提供するようにしたもの
である。
(考案の構成) この考案は、2部材を緩衝機能を持たせて互に
連結するにあたり、円筒ラバーを介して外筒と内
筒とを固着し、一方の部材を、該外筒に固定する
とともに、他方の部材を、該内筒を挟んで該円筒
ラバーと対向させた板金プレートに固定するもの
において、前記円筒ラバーの両端面外周側に、板
金プレート側に向けて突出して該板金プレートに
当接させる円環状のストツパ部を一体に設けると
ともに、前記板金プレートそれぞれに、円筒ラバ
ー側に向けて突出して該円筒ラバーに当接させ外
側段差部が円筒ラバーの前記ストツパ部の内側傾
斜部に相対する円環状のストツパ部を一体に設け
たことを特徴とするマウントラバーである。
(実施例) この考案のマウントラバーの詳細を、第1図、
第2図に示す実施例について説明すると、次のと
おりである。
外筒12と内筒13とを、両者間に介在させて
加硫接着した円筒ラバー14により、一体的に固
着する。なお円筒ラバー14には緩衝特性(バネ
特性)に対応するように空隙15を設ける。
一方、内筒13を挟むようにして、その両端に
それぞれ板金プレート17,17を当接させる。
そして円筒ラバー14の端面外周側に、板金プ
レート17側に向けて突出してこの板金プレート
17に当接させる円環状のストツパ部14aを一
体に突設するとともに、板金プレート17に、円
筒ラバー14側に向けて突出してこの円筒ラバー
14に当接させる円環状のストツパ部17aを図
示するように前記ストツパ部14aの内側に相対
する位置で一体に突設する。
このマウントラバーを、車体にエンジンを搭載
するに際して使用するには、板金プレート17の
中心孔と内筒13の内孔に挿通した取付ボルト
(図示しない)によつて、これらの部品を車体
(図示しない)の取付部に固定するとともに、外
筒12をエンジン(図示しない)の取付部に固定
する。
車体の走行により、またエンジンの回転により
振動を生じるが、これを円筒ラバー14の変形で
受けるとともに、そのストツパ部14aを板金プ
レート17に当接させ、また板金プレートのスト
ツパ部17aを円筒ラバー14に当接させて、受
けるようにする。
特にこのマウントラバーに重荷重が掛かるよう
なとき、板金プレートのストツパ部17aの外側
に位置する段差部17bが、円筒ラバーのストツ
パ部14aの内側に位置する傾斜部14bに当接
するようになり、空隙15の形成と相まつて、バ
ネ特性を非線形として、振動抑制やストツパの衝
撃音の発生を防止することができるようになる。
(考案の効果) この考案は、前述のようになつていて、円筒ラ
バーに板金プレートに当接させるストツパ部14
aを設け、また板金プレートに円筒ラバーに当接
させるストツパ部17aを設け、特に重荷重が掛
かるようなときは、段差部17bが傾斜部14b
に当接するようになるから、振動抑制やストツパ
の衝撃音の発生防止について、微妙な調整を要す
ることなく、その防振効果を著しく向上させるこ
とができる。
また確実な防振性能が得られるので、周辺部品
との間に余分のスペースを設ける必要がなく、さ
らに板金プレートにはストツパラバーを加硫接着
しないから、コスト低減になるなど、多くの利点
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図はこの考案の実施例を示し、第
1図は第2図A−A線の断面図、第2図は第1図
B−B線の断面図であり、第3図、第4図は従来
例を示し、第3図は第4図C−C線の断面図、第
4図は第3図D−D線の断面図である。 12……外筒、13……内筒、14……円筒ラ
バー、14a……ストツパ部、17……板金プレ
ート、17a……ストツパ部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 2部材を緩衝機能を持たせて互に連結するにあ
    たり、円筒ラバー14を介して外筒と内筒とを固
    着し、一方の部材を、該外筒に固定するととも
    に、他方の部材を、該内筒を挟んで該円筒ラバー
    14と対向させた板金プレート17に固定するも
    のにおいて、 前記円筒ラバー14の両端面外周側に、板金プ
    レート17側に向けて突出して該板金プレート1
    7に当接させる円環状のストツパ部14aを一体
    に設けるとともに、 前記板金プレート17それぞれに、円筒ラバー
    14側に向けて突出して該円筒ラバー14に当接
    させ外側段差部17bが円筒ラバー14の前記ス
    トツパ部14aの内側傾斜部14bに相対する円
    環状のストツパ部17aを一体に設けたことを特
    徴とするマウントラバー。
JP1986055697U 1986-04-14 1986-04-14 Expired JPH0447455Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055697U JPH0447455Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986055697U JPH0447455Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62167947U JPS62167947U (ja) 1987-10-24
JPH0447455Y2 true JPH0447455Y2 (ja) 1992-11-10

Family

ID=30883836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986055697U Expired JPH0447455Y2 (ja) 1986-04-14 1986-04-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0447455Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2578532Y2 (ja) * 1992-03-02 1998-08-13 豊田合成株式会社 防振ブッシュ
JP4810891B2 (ja) * 2005-06-13 2011-11-09 日産自動車株式会社 トルクロッドの取付け構造
JP5230520B2 (ja) * 2009-04-27 2013-07-10 株式会社ブリヂストン 防振装置
JP6088286B2 (ja) * 2013-02-25 2017-03-01 株式会社ブリヂストン 防振装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59145408U (ja) * 1983-03-18 1984-09-28 トヨタ自動車株式会社 リヤサスペンシヨンメンバ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62167947U (ja) 1987-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10267084A (ja) 防振装置
JP5603390B2 (ja) 筒形防振装置
JP3509602B2 (ja) 防振装置
JPH0447455Y2 (ja)
JP2000193003A (ja) 自動車用エンジンロールマウント
JP2638602B2 (ja) 防振装置
US4562898A (en) Tunable powertrain mount
JPS6395513A (ja) 自動車用シフトレバ−の防振ブツシユ
JPWO2002042662A1 (ja) 連結ロッド
JPS6021572Y2 (ja) パワ−ユニツトの変位規制装置
JP2578532Y2 (ja) 防振ブッシュ
JPS61201924A (ja) 弾性軸継手
JPH0658356A (ja) 防振装置用ブラケット
JPH03143U (ja)
JPH0874918A (ja) バンパスプリング
JPS60151436A (ja) マウントインシユレ−タ
JPS6232112Y2 (ja)
JP3852292B2 (ja) 自動車用の防振ブッシュ構造
JPS6317865Y2 (ja)
JP2001030921A (ja) ダイナミックダンパを有するステアリング装置
JPH074459A (ja) 筒形防振ゴム及び防振装置
JPH038817Y2 (ja)
JPH05164183A (ja) ブッシュ型防振装置
JP2522643Y2 (ja) 自動車における駆動系の振動減衰装置
JP3508797B2 (ja) 液体封入式マウント