JPH0447357Y2 - - Google Patents

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JPH0447357Y2
JPH0447357Y2 JP1985009266U JP926685U JPH0447357Y2 JP H0447357 Y2 JPH0447357 Y2 JP H0447357Y2 JP 1985009266 U JP1985009266 U JP 1985009266U JP 926685 U JP926685 U JP 926685U JP H0447357 Y2 JPH0447357 Y2 JP H0447357Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被吊下げ物例えば建物の手摺管や室
内の机の足等を挾持して使用する避難用梯子の下
吊げ金具に関する。
(従来の技術) 従来、避難用梯子の吊下げ金具としては、実開
昭53−72000号公報に開示された構造のものが知
られている。
即ち、この吊下げ金具は、第8図に示す如く、
一側の内縁に切欠19を形成した倒立略U字型の
掛金具20と、基端部が掛金具20の他側に回動
自在に枢支されると共に、先端部に前記切欠19
に掛合される舌片21を形成した止金具22と、
掛金具20と止金具22との間に介設されて止金
具22の舌片21を切欠19へ掛合すべく附勢す
るバネ23とから構成されて居り、掛金具20の
他側にはフツク24等を介して避難用梯子が連繋
されている。
而して、使用に際しては、手摺管25等に止金
具22を押し当てながら掛金具20を引つ掛ける
ように手前に引いて手摺管5を掛金具20の内方
に嵌合させる。
然し乍ら、前記吊下げ金具にあつては、引つ掛
けて使用する為にパイプ状の手摺管25等が無い
場合には使用することができないと云う問題があ
つた。
一方、吊下げ金具を手摺管25等に引つ掛けて
使用した場合には、該吊下げ金具は手摺管25に
遊嵌された状態になつている為、避難用梯子に避
難者の荷重が掛つたときに吊下げ金具が手摺管2
5に沿つて移動したり或は揺動したりすることが
あり、避難者に不安感を与えると云う問題があつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点を解消する為に創案さ
れたものであり、その目的は手摺管が無くても良
好に使用できると共に、被吊下げ物を強固に挾持
できる吊下げ金具を提供するにある。
(問題点を解決する為の手段) 本考案の吊下げ金具は、ガイド孔及び下部に一
定の幅を有する平板状の受部を備えた受体1と;
略中間部が受体の上部に上下回動自在に枢支さ
れ、先端部に受部に対向して受部との間で被吊下
げ物を挾持する一定の幅を有する平板状の押圧部
を備えた略L字型の押圧体と;略中間部が押圧体
の基端部に上下回動自在に枢支され、且つ一端が
ガイド孔に摺動自在に案内されると共に他端が避
難用梯子に連結され、他端の上下動時に押圧体を
上下方向へ回動させる略L字型のレバーと;受体
と押圧体との間に介設され、押圧部を受部側へ附
勢すべく押圧体を回動させる弾性体とから構成し
たことに特徴がある。
(作用) 受体を一方の手で持ち、他方の手でレバーを所
定の方向へ回動させる。そうすると、レバーの一
端が受体のガイド孔に沿つて移動すると共に、こ
れに伴つて押圧体はその押圧部が弾性体の附勢力
に抗して受体の受部から離間する方向へ回動す
る。
次に、受部と押圧部を離間させた状態でこれら
を被吊下げ物例えば手摺管、室内にある机の足等
の周囲に位置させる。
そして、レバーを前記と逆方向へ回動させる。
そうすると、押圧体はその押圧部がレバーの作用
並びに弾性体の附勢力により受部へ近接すべく回
動する。その結果、押圧体の押圧部と受体の受部
とで被吊下げ物を強固に挾持することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図及び第2図は本考案の実施例を示す吊下
げ金具の正面図及び平面図であつて、1は受体、
2は押圧体、3はレバー、4は弾性体である。
前記受体1は、金属製の板材により作製されて
居り、直線状の水平なガイド孔5と金属製の板材
の下部に突出形成されてガイド孔5に沿う受部6
とを夫々備えている。尚、受部6は、第2図及び
第4図に示す如く、金属製の板材の一辺を片側へ
直角に折り曲げることにより形成されて居り、一
定の幅を有する平板状に形成されている。
押圧体2は、金属製の板材により略L字型に作
製されて居り、先端部に受体1の受部6との間で
被吊下げ物8(手摺管、机・テーブルの足等)を
挾持する押圧部7を備えている。この押圧部7
は、第1図及び第4図に示す如く、受部6に対向
する押圧体2の先端部の一辺を片側へ直角に折り
曲げることにより形成されて居り、一定の幅を有
する平板状に形成されている。
そして、前記押圧体2は、その略中間部が受体
1の上部に上下回動自在に枢支されて居り、先端
部に形成した押圧部7が受体1の受部6と対向状
態になっている。即ち、本実施例では、押圧体2
は、その押圧部7が受部6と対向すべく受体1の
上部両側に一対配設されて居り、押圧体2の略中
間部と受体1の上部にボルト9を挿通して該ボル
ト9にナット10を螺着することにより、受体1
に上下回動自在に枢支される。
レバー3は、金属製の板材により略L字型に作
製されて居り、略中間部が押圧体2の基端部に上
下回動自在に枢支され、且つ一端がガイド孔5に
摺動自在に案内されると共に他端が避難用梯子に
連結されている。即ち、本実施例では、レバー3
は、各押圧体2の外側に夫々配設されて居り、第
1図及び第5図に示す如く、レバー3の略中間部
と押圧体2の基端部にボルト13を挿通して該ボ
ルト13にナット14を螺着することにより、押
圧体2の基端部に上下回動自在に枢支される。
又、レバー3の一端は、第1図及び第5図に示す
如く、レバー3の一端と受体1のガイド孔5にボ
ルト11を挿通して該ボルト11にナット12を
螺着することにより、ガイド孔5に摺動自在に案
内される。
而して、前記レバー3の他端を下動(第6図矢
印イ方向)すると、レバー3の一端が受体1のガ
イド孔5に沿って移動すると共にこれに伴って押
圧体2はボルト9を支点として押圧部7が受体1
の受部6に近接すべく回動し、又、レバー3の他
端を上動(第6図矢印ロ方向)すると、レバー3
の一端が受体1のガイド孔5に沿って移動すると
共にこれに伴って押圧体2はボルト9を支点とし
て押圧部7が受体1の受部6から離間すべく回動
することになる。
尚、レバー3の他端には軸15が架設されて居
り、ここにロープ16等を介して避難用梯子(図
示省略)が連繋されている。
弾性体4は、押圧部7を受部6側へ附勢すべく
受体1と押圧体2との間に介設されて居り、本実
施例では、捻りバネが使用され、その巻部はボル
ト9に挿通されている。
尚、第2図及び第5図に於いて、17はカラ
ー、18は座金である。
而して、吊下げ金具の使用に際しては、先ず、
受体1を一方の手で持ち、他方の手でレバー3を
第1図の状態から第6図の状態へ回動させる。そ
うすると、レバー3の一端が受体1のガイド孔5
に沿つて移動すると共に、これに伴つて押圧体2
は弾性体4の附勢力に抗して第6図矢印ロ′方向
へ回動し、押圧部7が受部6から離間する。
次に、受部1と押圧部2を離間させた状態でこ
れらを被吊下げ物8例えば手摺管の周囲に位置さ
せる。
そして、レバー3を第6図の状態から矢印イ方
向へ回動させる。そうすると、押圧体2はその押
圧部7がレバー3の作用並びに弾性体4の附勢力
により受部6へ近接すべく第6図矢印イ′方向へ
回動し、該押圧部7と受部6とで被吊下げ物8を
挾持する。
従つて、吊下げ金具は、第7図の状態で避難用
梯子に荷重が掛つても、押圧体2の押圧部7が弾
性体4の附勢力により受部6側へ附勢されて受部
6とで手摺管を強固に挾持している為に手摺管か
ら外れることはない。然も、梯子に荷重が掛つて
レバー3に第7図矢印方向の力が作用したときに
は、押圧体2はこの力によつても第7図矢印方向
へ回動し、弾性体4の附勢力と相俟つて押圧部7
と受部6とで手摺管をより一層強固に挾持するこ
とができる。
一方、手摺管がない場合には、室内にある机、
テーブルの足等を利用し、これに吊下げ金具を取
付ければ良い。吊下げ金具を机等の足に取付けた
場合には、吊下げ金具は水平状態になるが、押圧
部7が弾性体4の附勢力により受部6側へ附勢さ
れ、該押圧部7と受部6とで足を挾持している
為、吊下げ金具はこれに荷重が掛つても足から外
れることはない。
尚、受部1並びに押圧部7は、一定の幅を有す
る平板状に形成されている為、被吊下げ物8との
接触面積が広くなり、被吊下げ物8を良好且つ確
実に挾持することができる。
上記実施例に於いては、押圧体2及びレバー3
を一対使用しているが、これらの数は上記実施例
に限定されるものではない。
(考案の効果) 上述の通り、本考案の吊下げ金具は、弾性体の
附勢力により押圧部を受部側へ附勢し、該押圧部
と受部とで被吊下げ物を挾持できる構成としてい
る為、吊下げ金具は手摺管以外の個所例えば室内
にある机、テーブルの足等を挾持して使用するこ
ともできる。その結果、手摺管が無くても良好に
使用することができる。
又、吊下げ金具は、被吊下げ物を挾持して使用
する為、従来の引つ掛け式の吊下げ金具のように
荷重が掛つたときに該吊下げ金具が移動したり或
は揺動したりすると云うことがなく、避難者は不
安感を感じたりすることもない。
更に、被吊下げ物を挾持する受部及び押圧部
は、一定の幅を有する平板状に形成されている
為、被吊下げ物を挾持したときに被吊下げ物との
接触面積が広くなり、被吊下げ物を良好且つ確実
に挾持することができる。
そのうえ、受体に押圧体の略中間部を上下回動
自在に枢支し、押圧体の先端部に受体の受部に対
向する押圧部を形成している為、押圧体の回動時
に押圧部を受部から大きく離間させることができ
る。その結果、受部と押圧部との間隙を比較的広
くすることができ、受部と押圧部との間に被吊下
げ物を極めて介在させ易くなり、操作性や取扱性
に優れたものになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す吊下げ金具の正
面図、第2図は同じく平面図、第3図は第2図の
−線断面図、第4図は第1図の−線断面
図、第5図は第1図の−線拡大断面図、第6
図及び第7図は吊下げ金具の作用状態を示す正面
図、第8図は従来の吊下げ金具の一部切欠正面図
である。 1は受体、2は押圧体、3はレバー、4は弾性
体、5はガイド孔、6は受部、7は押圧部、8は
被吊下げ物。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガイド孔5及び下部に一定の幅を有する平板状
    の受部6を備えた受体1と;略中間部が受体1の
    上部に上下回動自在に枢支され、先端部に受部6
    に対向して受部6との間で被吊下げ物8を挾持す
    る一定の幅を有する平板状の押圧部7を備えた略
    L字型の押圧体2と;略中間部が押圧体2の基端
    部に上下回動自在に枢支され、且つ一端がガイド
    孔5に摺動自在に案内されると共に他端が避難用
    梯子に連結され、他端の上下動時に押圧体2を上
    下方向へ回動させる略L字型のレバー3と;受体
    1と押圧体2との間に介設され、押圧部7を受部
    6側へ附勢すべく押圧体2を回動させる弾性体4
    とから構成したことを特徴とする吊下げ金具。
JP1985009266U 1985-01-25 1985-01-25 Expired JPH0447357Y2 (ja)

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JP1985009266U JPH0447357Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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JP1985009266U JPH0447357Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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Publication Number Publication Date
JPS61124599U JPS61124599U (ja) 1986-08-05
JPH0447357Y2 true JPH0447357Y2 (ja) 1992-11-09

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JP1985009266U Expired JPH0447357Y2 (ja) 1985-01-25 1985-01-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4498147B2 (ja) * 2005-01-07 2010-07-07 株式会社東芝 転倒防止機能付梯子

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535142A (en) * 1978-09-02 1980-03-12 Nippon Clean Engine Res Hunting preventive method and device at time of no load and low load operation of internal combustion engine
JPS5535124A (en) * 1978-09-04 1980-03-12 Tokyo Electric Co Ltd Vacuum cleaner

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