JPH0447261B2 - - Google Patents

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JPH0447261B2
JPH0447261B2 JP60134343A JP13434385A JPH0447261B2 JP H0447261 B2 JPH0447261 B2 JP H0447261B2 JP 60134343 A JP60134343 A JP 60134343A JP 13434385 A JP13434385 A JP 13434385A JP H0447261 B2 JPH0447261 B2 JP H0447261B2
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JP
Japan
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tube
light
liquid
light emitting
receiving element
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60134343A
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English (en)
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JPS61292537A (ja
Inventor
Kenichi Hayashida
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Tsuden KK
Original Assignee
Tsuden KK
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Publication date
Application filed by Tsuden KK filed Critical Tsuden KK
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、液体容器の入出口等にある管内の
液体の有無を外部から自動的に検出する場合の管
内液体検出方法に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 容器の中にある液体の有無を判定する方法は各
種あるが、その中で容器の出口から管にて液体が
流出するような構造の場合は、その管内の液体の
有無を検出できれば容器の液体の有無を判断する
ことができる。
従来から、この管内の液体を非接触式にて検出
する方法は種々あるが、第6図にその概念の一例
を示すと、容器1内の液体は管2から圧搾気体が
流入されることによつて管3から流出される。そ
して、管3の容器1に近い部分に液体検出器4が
設置されている。この液体検出器4としては例え
ば静電容量方式がある。第7図A,Bにその一例
を示して説明すると、同図Aにインダクタンス素
子6とキヤパシタンス素子5から成る共振回路
に、管3に設けられた電極7A及び7Bを付加す
ることにより、管3の中の液体の有無で電極7
A、7B間の静電容量が変化し、同図Bに示すよ
うにこの共振回路の共振周波数f0が、液体が無く
なるとたとえば共振周波数f1にずれることから液
体の有無を検出することができる。この方式の特
徴としては、比較的設置が簡単であるなどが挙げ
られるが欠点もあり、たとえば液体の種類によつ
て誘電率及び損失が異なるので実際に使用する液
体により共振条件等を調整しなければならないこ
とや、水、アルコール類等の比較的誘電率の小さ
なものはその変化分が少なく、S/N比の点で問
題となる。
他の液体検出器として、光を透過し易い透過性
円筒形管内にある透過性液体を検出する場合にお
いては光電方式が可能で、その一例としては、第
8図A,Bに示すように液体の屈折を利用したも
のがあり、この原理は断面図で示す管3に対し発
光素子11と受光素子12を図のように対向する
ように設置しておき、同図Aのように管3内に液
体が入っていないときは発光素子から発射される
光は管3の外壁から屈折して入射し、管3の内壁
で反射したあとに更に外壁で屈折して受光素子1
2に到達するように調整しておく。ここで、同図
Bに示すように管内に液体が管3内に充満してい
ると、発光素子11から発射された光は管3内に
屈折して入射し、次に管3の内壁では管3と液体
との屈折率の差が殆んどなければ反射されず、光
は液体内部を通り管3の内壁及び外壁で屈折しな
がら、図のようい管3の外に出てしまう。従つ
て、受光素子12には光が到達しないので管内の
液体の有無を検出することができる。
この方式の特徴としては、液体の種類に関係な
く比較的S/N比を大きくとれるので、実際に使
用する液体によつて調整する必要がないといつた
ことが挙げられるが、欠点は発光素子11と受光
素子12の位置関係の設定が非常に困難で、実際
に使用する現場での設置に多くの時間と熟練を必
要としていた。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたもの
であり、この発明の目的は、光を透過し易い管の
中の比較的透明な液体の有無を検出する場合に、
設置が簡単で熟練を要しない管内液体検出方法を
提供することにある。
(発明の概要) この発明は、発光素子と受光素子を組合せて透
過性円筒形管内を流れる液体の有無を検出する管
内液体検出方法に関するもので、上記管の同一円
周上でこの管の中心に向け所定角度(約70°〜
135°の発受光角度になるように上記発光素子及び
上記受光素子を配置し、広角発光する発光素子か
らの光を、広角受光する上記受光素子が受光する
か否かにより上記管内液体の有無を検出するよう
にしたものである。
(発明の実施例) 第1図A〜Cはこの発明を実施するための一例
とその動作を示すもので、管3の円周上での断面
図を示しており、発光素子21及び受光素子22
が管3の同一円周上で、この管3の中心に向け互
いに90°の発受光角度になるように配置されてい
る。ここでは90°の発受光角度としているが、70°
〜135°の範囲で適宜変更することができる。ま
た、遮蔽板23は管3の外壁から外に一度出た光
が再び管3内に入り込まないように、また外部の
光を遮蔽する意味で設置されている。
ここにおいては、第1図Aは管3内に液体が入
つてない場合の光の進む経路を示している。ま
ず、発光素子21は広角発光素子が使われてお
り、光路AA及びBBに挟まれた角度内で発光す
る。そして、光路AAは管3内の内壁面で反射し
たのち広角受光する受光素子22に入る。次に、
同図Bに示すように管3内に液体20が充満され
た状態では発光素子21から発光される光路CC
は、管3の内壁面では反射が起らず、管3と液体
20の間でわずかに屈折するだけでほぼ直進して
しまうので、受光素子22には光は入らない。ま
た、管3内の液体20が流出していき液体20が
少量になつてくると液体20の中に気泡が混入し
てくる。この状態を同図Cに示す。ここで、発光
素子21から発光される光路EEは管3の内壁面
では反射が起らず、液体20内に屈折入射するが
気泡KKの外面で反射が起こり再び管3の内壁面
で屈折され受光素子22に入る。つまり、気泡の
有無及び気泡の大小に応じて受光素子22に入る
光量も変化するようになつている。
第2図はこの発明を実現するための回路の一実
施例を示しており、発光電源25により発光素子
21は発光し、この光が受光素子22に到達する
と増幅器30の出力電圧V0がその光量に応じて
出力され、受光素子22に光が入らなければ出力
電圧V0は零となる。
第3図A,Bは管3内の液体20の有無、或い
は気泡KK1〜KK4の状態による出力電圧V0
変化していく様子を示している。同図Aは管3の
横断面を示したもので、液体20が矢印で示すよ
うに上から下に流出していき、次第に気泡が発生
し、小さい気泡KK1から大きな気泡、ついには
液体が全くなくなるKK4の状態を、検出器41
により検出するようになつている。同図Bにはそ
の結果得られた出力電圧V0が、液体20の流出
していく時間tの経過に従い変化する様子を示し
ている。つまり、小さい気泡KK1では出力電圧
は時間幅も狭く、大きさも小さい。そして、気泡
の大きさが大きくなるに従い出力電圧は時間幅も
広く、大きさも大きくなつていき、最後に液体2
0が全くなくなると、KK4のように出力電圧V0
は最大電圧が出力され続ける。第4図A,Bは発
光素子21と受光素子22の具体的な取付け方法
の一例を示すもので、同図Aはセンサ保持具24
に発光素子21と受光素子22が管3の中心に向
け互いに90°の発受光角度になるように埋込まれ
ており、この保持具24は取付金具25により管
3の外周に密着するように取付けられるようにな
つている。また、同図Bは管3の管径サイズが
少々異なつても適用できるようにしたもので、発
光素子21と受光素子22が同図Aと同様な位置
関係になるように取付けられた保持具27と取付
金具26により、管3を挟んでパツキング28を
介して取付けられるようになつている。そして第
2図に示したような電気回路を収納する制御箱2
9も、保持具27と一体になるようにコンパクト
に取付けられるようになつているから取付けに熟
練を必要としない。
このように、従来方法によれば気泡が液体検出
手段の近くにあれば気泡として検出できるが、遠
い地点にあるともはや検出できないが、この発明
方法によれば発光素子が広角発光されているので
気泡がどこにあろうとも検出できる。この広角発
光については、第5図に示す管3の同一円周上に
おける発光角度αと管3の液体通過方向における
発光角度βとの関係でいえば、発光角度αは約
120°程度に広角で、発光角度βはなるべく狭い方
が、より小さな気泡の識別を行なうことができ
る。また、発光素子21と受光素子の発受光角度
90°の精度は、概略+10°,−20°程度のラフな状態
でも所定の性能を発揮することができることが確
認されている。このようにして得られた出力信号
V0について信号処理を行ない、気泡が通過する
とブザー等のアラームにより判別したり、また自
動的に液体を補充したりするなど、その用途は多
い。
(発明の効果) 以上のようにこの発明によれば、管を通過する
液体の検出が非常に高いS/N比で可能であり、
気泡の通過状態まで詳細に検出することができ、
且つ管への取付けを非常に簡単に行なうことがで
きるので、極めて検出精度の高い、トータルコス
トが安価な管内液体検出を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Cはこの発明を実現するための一実
施例を示す図、第2図はその回路図の一例を示す
図、第3図A,Bはこの発明で得られる出力電圧
を示す図、第4図A,Bはこの発明を実現する装
置の一実施例を示す図、第5図は発光素子の発光
角度を説明する図、第6図はこの発明が適用でき
る管を示す図、第7図A,B及び第8図A,Bは
従来方法を説明する図である。 1……容器、2,3……管、4,41……液体
検出器、5……キヤパシタ素子、6……インダク
タンス素子、7A,7B……電極、11,21…
…発光素子、12,22……受光素子、20……
液体、23……遮蔽板、24,27……保持具、
25,26……取付金具、28……パツキン、2
9……制御箱。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 発光素子と受光素子を組合せて透光性円筒形
    管内を流れる液体の有無を検出する管内液体検出
    方法において、前記管の同一円周上で前記管に対
    する中心角がほぼ70°〜110°になるような2点に
    前記発光素子及び前記受光素子をそれぞれ配置
    し、かつ発光角度及び受光角度の中心線が何れも
    前記管のほぼ中心に向くようにして、広角発光す
    る前記発光素子からの光を、広角受光する前記受
    光素子が受光するか否かにより前記管内液体の有
    無を検出するようにしたことを特徴とする管内液
    体検出方法。
JP60134343A 1985-06-21 1985-06-21 管内液体検出方法 Granted JPS61292537A (ja)

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JP60134343A JPS61292537A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 管内液体検出方法

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JP60134343A JPS61292537A (ja) 1985-06-21 1985-06-21 管内液体検出方法

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Publication Number Publication Date
JPS61292537A JPS61292537A (ja) 1986-12-23
JPH0447261B2 true JPH0447261B2 (ja) 1992-08-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4542844A (en) * 1982-10-04 1985-09-24 Swingline, Inc. Staple forming and driving machine

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JPS61292537A (ja) 1986-12-23

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