JPH0446958Y2 - - Google Patents

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JPH0446958Y2
JPH0446958Y2 JP5035088U JP5035088U JPH0446958Y2 JP H0446958 Y2 JPH0446958 Y2 JP H0446958Y2 JP 5035088 U JP5035088 U JP 5035088U JP 5035088 U JP5035088 U JP 5035088U JP H0446958 Y2 JPH0446958 Y2 JP H0446958Y2
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JP
Japan
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card
frame member
hole
telephone card
counterbore
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JP5035088U
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JPH01153299U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はテレホンカードを取外し可能に保持す
るテレホンカード飾りに関するものである。
従来の技術 近年、テレホンカード用の公衆電話が普及し、
テレホンカードの使用率が高まつている。テレホ
ンカードは小形で薄い磁気性のカードであり、折
れたり、汚れたりすると使用不可能となることが
あるため、カードをしまつておくための入れ物
や、その入れ物の置き場所やしまい方等、保管に
は十分注意を払う必要がある。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、保管の仕方によつてはカードの
出し入れが面倒であつたり、保管場所を忘れてカ
ードを紛失してしまつたりすることがあつた。ま
た、テレホンカードの表面にはいろいろな写真や
絵画等がプリントされているため、これらのカー
ドを単に保管しておくだけでなく、装飾品として
利用することができる。
本考案はこれらのことに鑑み、テレホンカード
を、汚れたり損傷したりすることなく確実に保管
し得るとともに装飾品としても機能させ得るテレ
ホンカード飾りを提供することを課題として為さ
れたものである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために、本考案に係るテレ
ホンカード飾りは、(a)硬質で不透明な材料から成
る枠部材と、(b)その枠部材に、前記テレホンカー
ドより小さい大きさで形成された貫通穴と、(c)そ
の貫通穴の、枠部材の裏側の開口周辺に、テレホ
ンカードより大きくかつそのテレホンカードのカ
ード面に平行な方向の移動を実質的に阻止する形
状で形成された座ぐり穴と、(d)その座ぐり穴の開
口周縁から中心側へ突出し、その座ぐり穴に収容
されたテレホンカードの裏面に係合してテレホン
カードの座ぐり穴からの離脱を阻止する突起とを
含むように構成される。
作用および効果 上記のテレホンカード飾りによれば、テレホン
カードを傷めることなく確実に保管し得、かつ室
内に飾つておくことができる。すなちわ、枠部材
の裏側に形成された座ぐり穴にテレホンカードを
収容してカードの移動を阻止し、かつ、その座ぐ
り穴周縁の突起をカードの裏面に係合させればカ
ードの座ぐり穴からの離脱が阻止されて、テレホ
ンカードを簡単に保持させることができるのであ
り、この状態で、枠部材の表側から貫通穴を通し
てカードの表面を見ることができるのである。テ
レホンカードは硬質の材料から成り、弾力性があ
るため、表側が凹面となるように撓ませて両端部
を互いに接近させれば簡単に突起を越えて座ぐり
穴へ挿入でき、座ぐり穴内でカードの撓みを復元
させれば両端部が突起と係合する。座ぐり穴は、
カード面に平行な方向の移動を実質的に阻止する
形状とされているため、この座ぐり穴と突起とに
よつてテレホンカードのあらゆる方向への移動が
防止される。カードを取り外す場合には、同様に
カードを撓ませれば、簡単に座ぐり穴から出すこ
とができる。
このようにしてテレホンカードを本テレホンカ
ード飾りに保持させれば、テレホンカードの枠部
材からの離脱が良好に防止されているため、枠部
材をどの方向に向けてもよく、テレホンカード表
面の写真や絵が縦向きのものであれば縦に、横向
きのものであれば横にして飾ることができ、ま
た、こうして飾つておくことにより、テレホンカ
ードの紛失をも防止することができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
第2図において、10はテレホンカード飾りの
枠部材である。枠部材10は中空の磁器あるいは
陶器製で、表側の表面12には不規則な凹凸によ
る装飾が施されており、全面にうわぐすりがかけ
られている。また、中央部には貫通穴14が形成
されている。貫通穴14は、図において二点鎖線
で示されているテレホンカード(以下、単にカー
ドという。)16よりやや小形の長方形の穴であ
り、枠部材10の裏側において保持されたカード
16の表面に印刷された写真や絵がここから見え
るようになつている。
枠部材10の裏側には、第1図に示されるよう
に、貫通穴14の開口周辺に座ぐり穴20が形成
されている。座ぐり穴20は、カード16より縦
方向にも横方向にも僅かに大きい相似形を為して
いる。座ぐり穴20の周囲にはリブ22が形成さ
れており、リブ22と枠部材10の4辺に沿つて
形成されたリブ24との間は凹部26とされてい
る。リブ22の互いに対向する2短辺の中央部に
は、枠部材10の後方側(第1図において手前
側)と貫通穴14側とに開いた切欠27が形成さ
れ、ここに一対の矩形板28が取り付けられてい
る。これら矩形板28は、一側部が上記切欠27
に嵌入した状態で枠部材10に固定され、他端部
が座ぐり穴20の一部を覆う状態に突出して突起
29を形成している。
カード16は、座ぐり穴20および一対の突起
29によつて保持される。すなわち、カード16
を長手方向において、表側が凹面となるように撓
ませ、短辺側の両端部を互いに接近させて突起2
9と干渉しないようにし、座ぐり穴20内へ挿入
した後、撓みを復元させれば短辺側の両端部が各
突起29と係合し、カード16が座ぐり穴20か
ら離脱しなくなるのである。カード16は長手方
向において撓まされるため、座ぐり穴20への挿
入が容易であり、その挿入にあたつて折れ曲がつ
てしまうことはない。座ぐり穴20はカード16
より僅かに大きいだけであるため、座ぐり穴20
内に収容されたカード16がカード面に平行な方
向に移動することが実質的に阻止される。また、
貫通穴14はカード16よりも小さい穴であるた
め、カード16が枠部材10の表側へ離脱するこ
ともなく、枠部材10をどの方向に向けてもカー
ド16が脱落することはない。
枠部材10の裏側にはまた、枠部材10の1長
辺の中央部近傍にだるま穴30が、1短辺の中央
部近傍にだるま穴32がそれぞれ設けられてい
る。だるま穴30,32はそれぞれ、リブ24か
ら貫通穴18に向かつて形成されたU字形の突部
34,36に、枠部材10内の中空部に達する深
さで形成されている。だるま穴30は大径部38
と小径部40とから成つており、大径部38に支
持棒42を挿入することにより、第3図に示され
るように枠部材10を机上等に立てることができ
る。また、部屋の壁等に立設されたL字形の掛け
鉤、あるいは頭部が大径部38より小さく、小径
部40より大きい一方、軸部が小径部40より細
い掛けピン等とだるま穴30とを係合させること
により、枠部材10を壁に掛けることができる。
だるま穴32にも同様な大径部44、小径部46
が形成されており、カード16の表面の写真や絵
の向きによつてだるま穴30,32のいずれかと
支持棒42や掛け鉤等とを係合させることによつ
て、枠部材10を縦横いずれの向きでも使用する
ことができるのである。
枠部材10が中実であれば、掛け鉤等との係合
部を枠部材10に形成することが困難となり、製
造コストが上昇するとともに、枠部材10自体の
重量が増すため、壁等に掛ける場合には掛け鉤等
を頑丈なものにしなければならない等の不具合が
生ずるのであるが、本実施例においては、枠部材
10が中空であるため、だるま穴30,32をこ
の中空部と連通する状態で形成することにより、
容易に係合部を形成し得るともに、枠部材10を
軽量、安価とすることができる。
本実施例のテレホンカード飾りは、例えば、次
のようにして製造することができる。
枠部材10は、第4図に示されているように、
上型50および下型52により一体に成形され
る。上型50および下型52は石膏製であり、上
型50により枠部材10の裏側が、下型52によ
り表側がそれぞれ成形されるのであるが、まず、
両型50,52を合わせ、上型50に形成された
図示しない一対の貫通穴から型内のキヤビテイ5
4へ流動状の陶土を一杯に流し込む。このとき、
上型50にはだるま穴30,32を形成するため
の突起部材56をそれぞれ固定しておく。突起部
材56は金属等吸湿性のない材料で製作する。キ
ヤビテイ54に陶土が満たされた状態で所定時間
が経過すると、陶土に含まれている水分が石膏製
の上型50および下型52に吸収されることによ
り、各型50,52の面と接する部分、つまり、
二点鎖線で示されている外殻部のみが、だるま穴
30,32となる部分を除いて半ば固まる。そこ
で、両型50,52を合わせたまま、前記貫通穴
の一方からキヤビテイ54内のまだ固まつていな
い陶土を排出し、さらに数時間を経た後、両型5
0,52を外せば、中空の枠部材10が得られ
る。だるま穴30,32は、突起部材56の存在
により、陶土で埋められることなく中空部と連通
した状態で形成される。また、一対の貫通穴に対
応する部分、すなわち、第1図に示される裏側の
対角線上の2隅には一対の円形穴54が形成され
る。貫通穴14および座ぐり穴20周辺の形を整
え、なめらかにした上でリブ22に切欠27を形
成し、別に成形しておいた2枚の矩形板28をこ
の切欠27に泥漿で取り付けた後、一般的な陶器
と同様な工程を経て、テレホンカード飾りが完成
する。
本実施例においては、座ぐり穴20の形状を、
テレホンカード16と同形の長方形としたが、第
5図に示されている枠部材58のように、長手方
向の中央部に円弧状の切欠60を備えた座ぐり穴
62を設けてもよく、各二対の突起66を2長辺
の両端部に設けてもよい。この場合には、カード
16を短辺に沿つて撓ませて座ぐり穴62に挿入
することとなるが、カード16はこの方向に撓み
難いため、カード16が座ぐり穴62から脱落し
難いという利点がある。また、カード16を取り
外す際に、指を切欠60内へ入れて爪をカード1
6の縁に掛ければ、カード16を容易に撓ませる
ことができる。なお、切欠60および突起66を
2短辺に沿つて設けることも可能である。
その他、枠部材や貫通穴の形状を矩形以外の形
状に変更する等、当業者の知識に基づいて種々の
変形、改良を施した態様で、本考案を実施するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるテレホンカー
ド飾りの裏側を示す背面図であり、第2図はその
表側を示す斜視図である。第3図は上記テレホン
カード飾りの側面断面図である。第4図は上記テ
レホンカード飾りの一製造工程を示す正面断面図
であり、第5図は本考案の別の実施例であるテレ
ホンカード飾りの座ぐり穴周辺を示す背面図であ
る。 10……枠部材、14……貫通穴、16……テ
レホンカード、20……座ぐり穴、22,24…
…リブ、29……突起、30,32……だるま
穴、42……支持棒、58……枠部材、60……
切欠、62……座ぐり穴、66……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 テレホンカードを取外し可能に保持するテレホ
    ンカード飾りであつて、 硬質で不透明な材料から成る枠部材と、 その枠部材に、前記テレホンカードより小さい
    大きさで形成された貫通穴と、 その貫通穴の、前記枠部材の裏側の開口周辺
    に、前記テレホンカードより大きくかつそのテレ
    ホンカードのカード面に平行な方向の移動を実質
    的に阻止する形状で形成された座ぐり穴と、 その座ぐり穴の開口周縁から中心側へ突出し、
    その座ぐり穴に収容されたテレホンカードの裏面
    に係合してテレホンカードの座ぐり穴からの離脱
    を阻止する突起と を含むことを特徴とするテレホンカード飾り。
JP5035088U 1988-04-14 1988-04-14 Expired JPH0446958Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5035088U JPH0446958Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5035088U JPH0446958Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01153299U JPH01153299U (ja) 1989-10-23
JPH0446958Y2 true JPH0446958Y2 (ja) 1992-11-05

Family

ID=31276404

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JP5035088U Expired JPH0446958Y2 (ja) 1988-04-14 1988-04-14

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JPH01153299U (ja) 1989-10-23

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