JPH0446919Y2 - - Google Patents

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JPH0446919Y2
JPH0446919Y2 JP3691886U JP3691886U JPH0446919Y2 JP H0446919 Y2 JPH0446919 Y2 JP H0446919Y2 JP 3691886 U JP3691886 U JP 3691886U JP 3691886 U JP3691886 U JP 3691886U JP H0446919 Y2 JPH0446919 Y2 JP H0446919Y2
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main body
prevention layer
assembled
mold
volatilization prevention
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、皮靴における黴の発生を防止する皮
靴包囲紙に関するものである。
〈従来の技術と問題点〉 一般に梅雨期は高湿度であるため、黴が発生し
易く、皮靴にも黴が発生することは経験するとこ
ろである。
従来、皮靴における黴の防止方法については、
決定的なものはなく、通常は絶え間なく靴を清掃
し、表面の湿気を拭き取つて行つているが、手数
を要する難点があつた。
〈考案が解決しようとする問題点〉 本考案は、上記の問題点に対処したもので、そ
の目的とするところは、皮靴を包囲してそのまま
放置しておくことによつて黴の発生を防止するこ
とができる皮靴包囲紙を提供しようとするもので
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は、上記の問題点を解決するために、厚
紙によつて方形の本体を形成し、この本体に防黴
剤を含浸又は塗布すると共に、一面に揮散防止層
を設け、本体には、揮散防止層を外面にして立方
体に組立てるための折目を設けたもので、本体を
立方体に組み立てて皮靴を包囲し、揮散する防黴
剤によつて黴の発生を防止するものである。
〈実施例〉 以下、実施例を第1図〜第3図において詳細に
説明する。
1は厚紙からなる方形の本体で、防黴剤が含浸
されている。この防黴剤は、防黴主剤としての
BCA(臭化桂皮アルデヒド)50%、徐放性を付与
する乳化剤30%、溶解用の希釈剤としてのキシロ
ール20%を配合した溶液状のものを用いる。防黴
剤の含浸は、容器に溶液状の防黴剤を入れ、本体
1を防黴剤に浸漬し、乾燥させて行う。本体1の
一面には含浸された防黴剤の揮散を防止するため
の揮散防止層2が、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン等の合成樹脂フイルムのコーテイングによつて
設けられている。又本体1には揮散防止層2を外
面にして三角柱状に組立てが可能なように、3本
の折目3が設けられている。更に本体1の一端に
は切起しによる止定片4が、他端には止定片4が
係合する切込5が形成され、両者4,5を係合さ
せることによつて、三角柱状に止定できるように
なつている。
従つて、使用に際しては、第1図の平坦状の本
体1を揮散防止層2を外面にして、折目3に沿つ
て第3図の三角柱状に組立てて皮靴を包囲し、止
定片4を切込5に係合し、止定する。このように
皮靴を包囲しておくと、防黴剤中のBCAが揮散
して皮靴に作用し、黴の発生が防止される。防黴
剤には徐放性を有する乳化剤が配合され、又組立
てられた本体1の外面には揮散防止層2が存在す
るので、BCAは外側へ揮散せず、長期化に亙つ
て徐々に三角柱体の内部へ揮散する。
〈他実施例〉 第4図および第5図は、他実施例を示すもので
ある。
この他実施例は、揮散防止層2を外面にして本
体1を形状に組立てが可能なように、本体1に
2本の折目3を設け、この各折目3の端部には本
体1の一部を内方へ折曲可能なように三角形状の
折目6を設けたものである。
従つて、第4図の平坦状の本体1を2本の折目
3に沿つて第5図のように形状に組立て、本体
1の一部を三角形状の折目6に沿つて折曲する
と、この折曲部7が形状体の上板と両側板の角
度を直角に維持させるので、転倒のおそれがなく
安定した状態で形状に起立させることができ
る。この形状体内に皮靴を挿入し、本体1で包
囲すると、BCAが揮散して黴の発生が防止され
る。
この他実施例では、皮靴の上面と側面が〓間な
く形状の本体1で包囲されるので、本体1内に
揮散したBCAが充満し、より一層の防黴効果が
期待できる。
尚、上記の実施例においては、本体に防黴剤を
含浸させたが、これに限定されるものでなく、本
体に塗布する方法を採つても良い。
又上記の実施例では、本体は三角柱状に或いは
形状に組立て可能に設けられているが、これに
限定されるものではなく必要な本数の折目を設け
て四角柱状、五角形状等に組立てが可能なように
構成することもできる。
〈考案の効果〉 本考案は、上記の実施例の説明によつて明らか
なように、立方体に組立てた本体によつて皮靴を
包囲しておくと、防黴剤中のBCAが揮散して皮
靴に作用し高湿度の梅雨期においても黴の発生を
防止することができる。
又立方体に組立てられた本体の外面に揮散防止
層を設けたので、BCAは外側へ揮散せず、防黴
剤中の乳化剤の徐放効果と相俟つて、BCAを長
期間に亙つて立方体の内部へ徐々に揮散させるこ
とができ、構造が簡単である等の実用的な効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る皮靴包囲紙の斜視図、第
2図は一部分拡大縦断面図、第3図は組立状態の
斜視図、第4図は他実施例の斜視図、第5図は第
4図の組立状態の斜視図である。 1……本体、2……揮散防止層、3……折目、
4……止定片、5……切込、6……折目、7……
折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 厚紙からなる方形の本体に、防黴剤を含浸又は
    塗布すると共に、一面に揮散防止層を設け、上記
    本体には揮散防止層を外面にして立方体に組立て
    るための折目を設け、この立方体で皮靴を包囲す
    ることを特徴とする皮靴包囲紙。
JP3691886U 1986-03-13 1986-03-13 Expired JPH0446919Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3691886U JPH0446919Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JP3691886U JPH0446919Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63163938U JPS63163938U (ja) 1988-10-26
JPH0446919Y2 true JPH0446919Y2 (ja) 1992-11-05

Family

ID=30847766

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JP3691886U Expired JPH0446919Y2 (ja) 1986-03-13 1986-03-13

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JPS63163938U (ja) 1988-10-26

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