JPH0446730B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0446730B2 JPH0446730B2 JP62077561A JP7756187A JPH0446730B2 JP H0446730 B2 JPH0446730 B2 JP H0446730B2 JP 62077561 A JP62077561 A JP 62077561A JP 7756187 A JP7756187 A JP 7756187A JP H0446730 B2 JPH0446730 B2 JP H0446730B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- molded product
- thermoplastic resin
- resin
- board
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D02—YARNS; MECHANICAL FINISHING OF YARNS OR ROPES; WARPING OR BEAMING
- D02H—WARPING, BEAMING OR LEASING
- D02H3/00—Warping machines
- D02H3/02—Sectional warpers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は合成樹脂成型品の模様付けに関するも
のであつて、合成樹脂成型品の利用されるあらゆ
る分野、例えば電気製品、定規等の文房具、玩具
等に利用することができる。
のであつて、合成樹脂成型品の利用されるあらゆ
る分野、例えば電気製品、定規等の文房具、玩具
等に利用することができる。
（従来の技術）
従来の合成樹脂成型品に模様付けする方法とし
ては、樹脂フイルムの下面に模様を印刷したり真
空蒸着したものを、金型内において射出樹脂と一
体的に構成していた。また他の方法としては模様
を描いた紙片や布をやはり金型内で射出樹脂と一
体的に構成していた。
ては、樹脂フイルムの下面に模様を印刷したり真
空蒸着したものを、金型内において射出樹脂と一
体的に構成していた。また他の方法としては模様
を描いた紙片や布をやはり金型内で射出樹脂と一
体的に構成していた。
（発明が解決しようとする問題点）
合成樹脂成型品に模様を付ける従来の方法は上
述の通りであつて、いずれも金型内で射出樹脂と
一体的に構成するのであるが、模様を印刷した樹
脂フイルムや紙片や布にされたその模様が露出し
ているため、印刷面に射出樹脂が直接触れるので
成型時に模様にムラが出て不良品が生じるおそれ
があつた。また、射出成型は多量の製品を成型す
るが、そのために印刷された樹脂フイルムや紙片
や布を多量に準備しておくことになるが、保存中
に印刷面が何かに触れて傷がついたような跡が残
るおそれもある。本発明は以上のような従来品の
欠点を除去することを目的とする。
述の通りであつて、いずれも金型内で射出樹脂と
一体的に構成するのであるが、模様を印刷した樹
脂フイルムや紙片や布にされたその模様が露出し
ているため、印刷面に射出樹脂が直接触れるので
成型時に模様にムラが出て不良品が生じるおそれ
があつた。また、射出成型は多量の製品を成型す
るが、そのために印刷された樹脂フイルムや紙片
や布を多量に準備しておくことになるが、保存中
に印刷面が何かに触れて傷がついたような跡が残
るおそれもある。本発明は以上のような従来品の
欠点を除去することを目的とする。
（問題を解決するための手段）
本発明の構成を実施例として示す図面に従つて
説明する。
説明する。
まず、模様付けの元となる模様板１を形成す
る。この模様板１は、薄い熱可塑性樹脂板の片面
に文字、模様等を印刷し、その印刷面の上から他
の透明熱可塑性樹脂板を接着して形成する。熱可
塑性樹脂板は、熱可塑性樹脂フイルム又は薄い熱
可塑性樹脂板である。２枚の熱可塑性樹脂板を接
着する方法は、例えばプレス接着、熱接着あるい
はラミネート化工接着が用いられる。また熱可塑
性樹脂の材料としてはスチロール樹脂、ABS樹
脂、アクリル樹脂あるいは塩化ビニル樹脂などが
用いられるが、２枚の熱可塑性樹脂板が接着でき
ることが条件とされる。例えば、ABS樹脂とア
クリル樹脂あるいはアクリル樹脂と塩化ビニル樹
脂は接着可能であるが、スチロール樹脂とABS
樹脂は接着されないのでこのような組合せでは適
用できない。
る。この模様板１は、薄い熱可塑性樹脂板の片面
に文字、模様等を印刷し、その印刷面の上から他
の透明熱可塑性樹脂板を接着して形成する。熱可
塑性樹脂板は、熱可塑性樹脂フイルム又は薄い熱
可塑性樹脂板である。２枚の熱可塑性樹脂板を接
着する方法は、例えばプレス接着、熱接着あるい
はラミネート化工接着が用いられる。また熱可塑
性樹脂の材料としてはスチロール樹脂、ABS樹
脂、アクリル樹脂あるいは塩化ビニル樹脂などが
用いられるが、２枚の熱可塑性樹脂板が接着でき
ることが条件とされる。例えば、ABS樹脂とア
クリル樹脂あるいはアクリル樹脂と塩化ビニル樹
脂は接着可能であるが、スチロール樹脂とABS
樹脂は接着されないのでこのような組合せでは適
用できない。
射出成型は一度に多数の製品を成型するから、
それにあわせて全製品の模様付けをカバーするた
めに前記模様板１には同じ模様が多数配列されて
いる。しかし、必要に応じて１つの製造ごとに１
つの模様板１を当てがうこともできる。
それにあわせて全製品の模様付けをカバーするた
めに前記模様板１には同じ模様が多数配列されて
いる。しかし、必要に応じて１つの製造ごとに１
つの模様板１を当てがうこともできる。
第１図に示した実施例は成型品の片面のみに模
様付けをするものであつて、一方の金型２の金型
面に模様板１を当てがい、他方の金型３を押し当
てた後に一方の金型２に材料を射出する。その結
果、模様板１は材料の熱によつて軟化し材料と共
に他方の金型３に押し付けられ、所望の形に変化
して材料と一体化する。しかる後に各成型品を取
り出して、模様板１のうち必要のないはみ出し部
分を成型品の形に合わせて切り取る。
様付けをするものであつて、一方の金型２の金型
面に模様板１を当てがい、他方の金型３を押し当
てた後に一方の金型２に材料を射出する。その結
果、模様板１は材料の熱によつて軟化し材料と共
に他方の金型３に押し付けられ、所望の形に変化
して材料と一体化する。しかる後に各成型品を取
り出して、模様板１のうち必要のないはみ出し部
分を成型品の形に合わせて切り取る。
（作用，効果）
本発明は以上の如き構成であつて、あらかじめ
薄い熱可塑性樹脂板に模様等を印刷しその上から
全面的に透明熱可塑性樹脂板を接着した模様板１
を、合成樹脂成型品の表面に成型品の成型と同時
に一体的に構成することにより模様を付けること
にある。
薄い熱可塑性樹脂板に模様等を印刷しその上から
全面的に透明熱可塑性樹脂板を接着した模様板１
を、合成樹脂成型品の表面に成型品の成型と同時
に一体的に構成することにより模様を付けること
にある。
したがつて、模様板１の印刷面を保護するため
の透明熱可塑性樹脂は接着により印刷面に固着さ
れるから、この工程において印刷された模様等を
損傷するおそれはない。また射出成型時に印刷面
が露出しないので射出樹脂が印刷面に直接触れる
ことがないから、模様を損傷することがなく模様
にムラのある不良品が生じるおそれがない。従来
品は製品を完成する際の射出成型時に、印刷面に
加熱され射出樹脂が直接触れるので印刷ムラのあ
る不良品が出るおそれがあり、そのような場合に
は出来上がつた製品を廃棄しなければならず無駄
が多かつた。本発明では、製品の成型時には印刷
した模様に変化が生じることはなく、もしも何ら
かの要因で模様板１の製造時に模様に不都合があ
つたとしても、その模様板のみを廃棄すればよく
製品全体まで廃棄する必要がないので従来品に比
べて無駄を省くことができる。
の透明熱可塑性樹脂は接着により印刷面に固着さ
れるから、この工程において印刷された模様等を
損傷するおそれはない。また射出成型時に印刷面
が露出しないので射出樹脂が印刷面に直接触れる
ことがないから、模様を損傷することがなく模様
にムラのある不良品が生じるおそれがない。従来
品は製品を完成する際の射出成型時に、印刷面に
加熱され射出樹脂が直接触れるので印刷ムラのあ
る不良品が出るおそれがあり、そのような場合に
は出来上がつた製品を廃棄しなければならず無駄
が多かつた。本発明では、製品の成型時には印刷
した模様に変化が生じることはなく、もしも何ら
かの要因で模様板１の製造時に模様に不都合があ
つたとしても、その模様板のみを廃棄すればよく
製品全体まで廃棄する必要がないので従来品に比
べて無駄を省くことができる。
更に従来品の樹脂フイルムや紙片や布に付され
た模様は露出していたので、製造後に何かに触れ
た傷つくおそれが多かつたが、本発明の模様板は
印刷面が露出していないのでそのようなおそれが
ない。
た模様は露出していたので、製造後に何かに触れ
た傷つくおそれが多かつたが、本発明の模様板は
印刷面が露出していないのでそのようなおそれが
ない。
図面は本発明の実施例を示すものであつて第１
図は射出成型をする前の状態を示す斜視図であ
る。
図は射出成型をする前の状態を示す斜視図であ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 薄い熱可塑性樹脂板の片面に文字や模様等が
印刷されその印刷面の上から全面的に透明熱可塑
性樹脂板を接着した模様板を、成型金型内に於い
て射出樹脂と一体的に構成したことを特徴とする
模様付けされた合成樹脂成型品 ２ 薄い熱可塑性樹脂板の片面に文字、模様等を
印刷し、その印刷面の上から透明熱可塑性樹脂板
を接着して模様板を製造した後、合成樹脂成型品
の射出成型時に、当該成型品の該当個所に前記模
様板の文字、模様等が当てがわれるように模様板
を金型内に位置させた後、金型内に材料を射出し
て成型品と前記模様板を一体化する合成樹脂成型
品の模様付け方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62077561A JPS63246216A (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 模様付けされた合成樹脂成型品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62077561A JPS63246216A (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 模様付けされた合成樹脂成型品及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63246216A JPS63246216A (ja) | 1988-10-13 |
| JPH0446730B2 true JPH0446730B2 (ja) | 1992-07-30 |
Family
ID=13637428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62077561A Granted JPS63246216A (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 模様付けされた合成樹脂成型品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63246216A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02106332U (ja) * | 1989-02-14 | 1990-08-23 |
-
1987
- 1987-04-01 JP JP62077561A patent/JPS63246216A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63246216A (ja) | 1988-10-13 |
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