JPH0260797A - 木目転写法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は木目転写法に関する。

〈従来の技術〉 樹脂成形品に木目を転写する方法は種々あるが、いずれ
も木目の凹凸と模様とを同時に転写する例はなかった。

例丸ば、従来の木目フィルム型内絵付法は、第３図に示
すように上型１と下型２の間に木目模様フィルムを３を
挾んで圧着すると共に下型２の射出口４から樹脂を注入
する。このとき、上型１のピンホール５から真空引きす
る。この後、上型１゜下型２を引き離すと、第４図に示
すように射出成型品６の表面に木目模様フィルム３が被
着したものが得られた。

〈発明が解決しようとする課題〉 上述した木目フィルム型内絵付法では、木目の模様を転
写することができるものの、木口独特の導管の凹凸紋様
は表現できなかった。

木目模様フィルムに予め導管の凹凸までも印刷する技術
１よ既にあるが、この木目模様フィルムにより型内絵付
しても、真空引及び射出成形時の熱、張力、圧力などに
より第２図に示すように凹凸部くよ型面に治って平滑と
なっていた。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、木目の凹凸と模様を
同時に転写する方法を提供することを目的とするもので
ある。

＜ｇｇを解決するための手段〉 斯かる目的を達成するための本発明の構成は木目凹凸の
陰刻された上型と、射出口の形成された下型との間に予
熱した木目模様印刷フィルムを挾み圧着すると共に前記
下型から樹脂を射出して成形することにより、上記木目
凹凸を上記印刷フィルムに転写することを特徴とする。

〈実　施　例〉 息下、本発明の一実施例について図面を参照し−ぐ詳細
に説明する。

第１図に本発明の一実施例を示す。同図に示す実施例は
上型ｌに木目の凹凸７を陰刻し、予熱された木目模様印
刷フィルム３を用いろ他は、第３図及び第４図に示す手
順に従って行われる。即ち、木目の凹凸７の陰刻された
上型ｌと、射出口４の形成された下型２との間に予備加
熱された木目模様印刷フィルム３を挾み圧着すると共に
下型２の射出口４から樹脂（例えばＡＢＣ樹脂樹脂等性
入する。乙のときフィルム３は予備加熱されていると共
に射出樹脂の溶融熱により軟化して、上型１陰刻された
木目凹凸７に沿って変形することになる。このため、樹
脂硬化後、上型１．下型２を開くと、第１図に示すよう
に木目模様印刷フィルム３が射出成形品３に被着すると
共にこのフィルム３には上型１の木目凹凸７が転写され
ている。ここで、フィルム３の木目模様と木目の凹凸７
の位置は一致しないが、本来木目はランダムであり、異
和感はない。

もし、両者を一致させるのであれば光Ｉｒｉ管によりフ
ィルム３の位置決めを行えば良い。尚、ここにいう木目
の凹凸とは導管などを写実的に立体化したものである。

〈発明の効果〉 以上、実施例に基づいて具体的に説明したように本発明
では、木目の模様と凹凸とを同時に転写するようにした
ので、コストダウンが図れると共に合理的な作業となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかろ相転写されｔコ射出
成形品の断面図、第２図は木目フィルム型内絵付されｔ
コ射出成形品の断面図、第３図。 第４図はそれぞれ木目フィルム型内絵付法を示す工程図
である。 図　　面　　中、 １は上型、 ２は下型、 ３は木目模様印刷フィルム、 ４は射出、 ５はピンホール、 ６は成形品、 ７は木目の凹凸である。 特　　許　　出　　願　　人 三菱自動車工業株式会社 代　　　　理　　　　人 弁理士　　　光　　石　　英　　俊 （他１名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 木目凹凸の陰刻された上型と、射出口の形成された下型
   との間に予熱した木目模様印刷フィルムを挾み圧着する
   と共に前記下型から樹脂を射出して成形することにより
   、上記木目凹凸を上記印刷フィルムに転写することを特
   徴とする木目転写法。