JPH044656Y2 - - Google Patents

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JPH044656Y2
JPH044656Y2 JP1985075885U JP7588585U JPH044656Y2 JP H044656 Y2 JPH044656 Y2 JP H044656Y2 JP 1985075885 U JP1985075885 U JP 1985075885U JP 7588585 U JP7588585 U JP 7588585U JP H044656 Y2 JPH044656 Y2 JP H044656Y2
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heater
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は調理器具の加熱装置に関し、特にヒ
ータの位置決め構造を備えた加熱装置に関するも
のである。
〔従来の技術〕
電気炊飯器、電気保温トレー等の電気調理器の
加熱装置においては、加熱素子をマイカ等の絶縁
体で挟んだ板状ヒータが使用され、このヒータは
押え板によつて加熱面に押当てて取付けられる。
この場合、ヒータの加熱素子から引出したリード
線を通すために押え板にはリード線挿通孔が形成
されるが、リード線とその挿通孔内周辺との間に
は一定の絶縁距離を確保する必要がある。
また上記の押え板を固定するために、固定部材
の一部が押え板に押当てられるが、ヒータに対し
て均一の押圧力を付与するために、固定部材の押
当て位置を一定位置に定める必要がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のように加熱装置を構成するヒータとその
押え板、押え板と固定部材は、それぞれ位置決め
を必要とするが、これらを個別に位置決めしよう
とすると構造が複雑になり、コストアツプの原因
になる。
そこで、この考案は上記のヒータ、押え板及び
固定部材の三部材を簡単な構造により有機的に一
体化した加熱装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するための手段として、こ
の考案は加熱面5の下面に接した熱伝導板8と押
え板10との間に板状のヒータ9を挟み、押え板
10の下面に固定部材11を押し当て、上記の各
部材をボルト12、ナツト13等の固定手段によ
り上記の加熱面5に固定し、上記ヒータ9のリー
ド線23を押え板10に設けた挿通孔24に所要
の絶縁距離lをおいて挿通してなる調理器具の加
熱装置において、上記熱伝導板8周辺の中心対称
位置に2対計4個の突片19,19′を形成し、
上記の各突片19,19′と同じ位置においてヒ
ータ9の周辺に切欠き20,20′及び押え板1
0周辺に切起し凹部21,21′と切起し係合片
22,22′をそれぞれ形成し、上記熱伝導板8
の各一対の一方の突片19′を同じ位置のヒータ
9の切欠き20′にかしめにより固定し、他方の
突片19をそれと同じ位置のヒータ9の切欠き2
0と押え板10の切起し凹部21に挿通して押え
板10の下面に突出せしめ、両端に係合凹所1
8,18′を形成した2枚の固定部材11の各一
方の係合凹所18を押え板10の下面に突出した
突片19と、その突片19が挿通された切起し凹
部21の切起し係合片22とにそれぞれ係合し、
上記固定部材11の各他方の係合凹所18′を切
起し係合片22′にそれぞれ係合した構成とした
ものである。
〔作用〕 熱伝導板8とヒータ9は、熱伝導板8に形成し
た突片19′をヒータ9の切欠き20′にかしめる
ことによつて一体化される。ヒータ9と押え板1
0は、熱伝導板8の他の突片19を押え板10の
切起し凹部21に挿通することによつて位置決め
される。また押え板10と固定部材11は、固定
部材11の一方の係合凹所18を、押え板10の
下面に突出した突片19と押え板10の切起し係
合片22とに係合せしめ、他方の係合凹所18′
に押え板10の他方の切起し係合片22′係合す
ることにより位置決めされる。
また、ヒータ9と押え板10とが位置決めされ
るため、押え板10に設けた挿通孔24を通して
引出されたリード線23と、挿通孔24の内周辺
との間の絶縁距離lは一定に保たれる。
〔実施例〕
添付図面はこの考案の実施例を蒸し器に適用し
た場合を示すものである。この蒸し器は胴1の内
部に容器2を装着し、その容器2の段部に簀の子
3を載せ、容器2の上縁に背の高い蓋4を被せた
ものである。容器2の加熱面5の下面には加熱装
置6が取付けられ、タイマー7によつてセツトさ
れた一定の時間これに通電することにより、容器
2内の水を沸とうさせ、蒸気を発生させるように
なつている。
上記の加熱装置6は、第2図および第3図に示
すように、熱伝導8、板状ヒータ9、押え板10
および固定部材11とからなり、加熱面5に突設
したボルト12とこれに螺合するナツト13によ
り取付けられる。
熱伝導板8はアルミニウム製であり、板状ヒー
タ9の熱を加熱面5に分散して伝導する作用をな
すものである。また、板状ヒータ9は加熱素子を
マイカ等の絶縁体でサンドイツチ状に挟んだもの
であり、幾分可とう性がある。
押え板10はバネ性ある金属板により形成さ
れ、その外周辺の四等分位置に中央のボス部14
附近に達するスリツト15を設けている。これら
のスリツト15によつて部分的に切離された4枚
の押圧片16が形成される。各押圧片16は自由
な状態においては第3図に示すようにスリツト1
5に沿つた部分がヒータ9の方向にわん曲され、
中央部分が高くなる。
これらの押圧片16を押圧する固定部材11は
第2図および第3図に示すように、2枚の板バネ
を十字状に組合せてなるものであり、いずれも中
央部分が先端部17より高くなるように形成され
ている。先端部17には係合凹所18が形成され
ている。
上記熱伝導板8周辺の中心対称位置に2対計4
個の切起しにより突片19,19′を四等分位置
に形成し、ヒータ9周辺の同じ位置に4個所の切
欠き20,20′を形成する。また押え板10周
辺の同じ位置に4個所(即ち各押圧片16の周辺
中央)に切起しによる切起し凹部21,21′と
切起し係合片22,22′を形成している。
上記熱伝導板8の4個の突片19,19′のう
ち、対向一対の一方の突片19′はヒータ9の切
欠き20′に挿通してかしめられる(第5図参
照)。他方の突片19は、ヒータ9の他の切欠き
20と、それと同じ位置にある押え板10の切起
し凹部21に挿通され、下面に突出する(第5図
参照)。そのため、この部分においては、熱伝導
板8の突片19と押え板10の切起し係合片22
とが並立して突出することになり、その中心対称
位置においては、切起し係合片22′のみが突出
する。前記の各固定部材11の一方の係合凹所1
8には並立した突片19と切起し係合片22が係
合され、また他方の係合凹所18′には対称位置
にある切起し係合片22′のみが係合される。
上記の熱伝導板8、板状ヒータ9、押え板10
および固定部材11はこの順に加熱面5のボルト
12に挿入され、そのボルト12に螺合したナツ
ト13によつて締付けられる。この場合、ヒータ
9のリード線23は、第4図に示すように押え板
10に形成した挿通孔24に挿通され、挿通孔2
4から引出されたリード線23には適当な絶縁部
材25が装着される。
なお、上記のナツト13はビス26(第1図参
照)によつて底板27の一部に連結され、ナツト
13の緩み止めが図られる。
上記の構造の加熱装置6において、熱伝導板8
とヒータ9は、2個所の突片19′をヒータ9の
2個所の切欠き20′にかしめることにより一体
化され、これによりヒータ9の位置ずれが防止さ
れる。
また、ヒータ9と押え板10は、他の2個所の
突片19をヒータ9の切欠き20と押え板10の
切起し凹部21に挿通することによつて位置決め
される。これにより、リード線23とその挿通孔
24内周辺間の絶縁距離l(第4図参照)が一定
に保持される。
また、上記の突片19およびこれと並立した切
起し係合片22に固定部材11の一方の係合凹所
18を係合し、上記の切起し係合片22と対称位
置にある切起し係合片22′に他方の係合凹所1
8′を係合することによつて、固定部材11が押
え板10に対し位置決めされる。
なお、固定部材11を締付けることによりその
先端部17に近い部分が各押圧片16の中央部を
押圧し、これによつて各押圧片16のスリツト1
5に沿つたわん曲部分が平坦化され、ヒータ9と
熱伝導板8、熱伝導板8と加熱面5の密着性を確
保する。
〔効果〕
以上のように、この考案は熱伝導板8、ヒータ
9および押え板10とをこれらに設けた突片1
9,19′、切欠き20,20′、切起し凹所2
1,21′、切起し係合片22,22′との組合せ
構造により三者の一体化を図ることができる。ま
た同時にヒータ9と押え板10の位置決めが行な
われるため、リード線23と挿通孔24内周辺と
の絶縁距離lを一定に保持することができ、リー
ド線23と挿通孔24内周辺との間に碍子等の絶
縁部材を設ける必要がない。
更に、固定部材11も押え板10に対し位置決
めされるので、ヒータ9に対して均一な押圧力を
付与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の断面図、第2図は同上の一部
拡大断面図、第3図は同上の一部分解斜視図、第
4図は加熱装置の底面図、第5図は第4図の−
線の一部省略断面図である。 5……加熱面、6……加熱装置、8……熱伝導
板、9……ヒータ、10……押え板、11……固
定部材、12……ボルト、13……ナツト、15
……スリツト、16……押圧片、17……先端
部、18,18′……係合凹所、19,19′……
突片、20,20′……切欠き、21,21′……
切起し凹部、22,22′……切起し係合片、2
3……リード線、24……挿通孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 加熱面5の下面に接した熱伝導板8と押え板
    10との間に板状のヒータ9を挟み、押え板1
    0の下面に固定部材11を押し当て、上記の各
    部材をボルト12、ナツト13等の固定手段に
    より上記の加熱面5に固定し、上記ヒータ9の
    リード線23を押え板10に設けた挿通孔24
    に所要の絶縁距離lをおいて挿通してなる調理
    器具の加熱装置において、上記熱伝導板8周辺
    の中心対称位置に2対計4個の突片19,1
    9′を形成し、上記の各突片19,19′と同じ
    位置においてヒータ9の周辺に切欠き20,2
    0′及び押え板10周辺に切起し凹部21,2
    1′と切起し係合片22,22′をそれぞれ形成
    し、上記熱伝導板8の各一対の一方の突片1
    9′を同じ位置のヒータ9の切欠き20′にかし
    めにより固定し、他方の突片19をそれと同じ
    位置のヒータ9の切欠き20と押え板10の切
    起し凹部21に挿通して押え板10の下面に突
    出せしめ、両端に係合凹所18,18′を形成
    した2枚の固定部材11の各一方の係合凹所1
    8を、押え板10の下面に突出した突片19と
    その突片19が挿通された切起し凹部21の切
    起し係合片22とにそれぞれ係合し、上記固定
    部材11の各他方の係合凹所18′を切起し係
    合片22′にそれぞれ係合したことを特徴とす
    る調理器具の加熱装置。 (2) 上記の押え板10にその外周片から中央部に
    わたる複数のスリツト15を設けることにより
    部分的に切離された複数の押圧片16を形成
    し、各押圧片16の切離し辺に沿つた部分をヒ
    ータ9側へわん曲せしめ、かつ前記の切起し係
    合片22を各押圧片16の周辺中央に形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項に記載の調理器具の加熱装置。
JP1985075885U 1985-05-20 1985-05-20 Expired JPH044656Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985075885U JPH044656Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JP1985075885U JPH044656Y2 (ja) 1985-05-20 1985-05-20

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JPS61190921U JPS61190921U (ja) 1986-11-28
JPH044656Y2 true JPH044656Y2 (ja) 1992-02-12

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827711U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 アルプス電気株式会社 車載用情報表示装置のシ−ト固定装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5827711U (ja) * 1981-08-18 1983-02-22 アルプス電気株式会社 車載用情報表示装置のシ−ト固定装置

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JPS61190921U (ja) 1986-11-28

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