JPH0446230A - 摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法 - Google Patents

摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法

Info

Publication number
JPH0446230A
JPH0446230A JP15337490A JP15337490A JPH0446230A JP H0446230 A JPH0446230 A JP H0446230A JP 15337490 A JP15337490 A JP 15337490A JP 15337490 A JP15337490 A JP 15337490A JP H0446230 A JPH0446230 A JP H0446230A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sliding
fitting
race
elastic body
resin member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15337490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH073257B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Mihara
康彦 三原
Katsuhisa Yano
勝久 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP15337490A priority Critical patent/JPH073257B2/ja
Publication of JPH0446230A publication Critical patent/JPH0446230A/ja
Publication of JPH073257B2 publication Critical patent/JPH073257B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Springs (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、防振連結されるべき部材間に介装されて、軸
心回りのねじれ方向の入力を吸収し7つつ振動の伝達を
抑制せしめる、車両のサスペンション・ブツシュ等とし
て好適に用いられ得る摺動型ゴムブツシュおよびその製
造方法に関するものである。
(背景技術) 従来から、車両のサスペンション機構等においては、ロ
ッドやアーム等を車体側若しくは車輪側部材に対して揺
動可能に防振連結せしめるために、一般に、径方向に所
定距離を隔てて同心的に配された内筒金具と外筒金具と
を、それらの間に介装された筒状の弾性部材にて一体的
に連結せしめてなる構造のゴムブツシュが用いられてい
る。即ち、かかるゴムブツシュにあっては、その弾性部
材の弾性によって、軸直角方向の入力振動を吸収すると
共に、該弾性部材の軸心回りのねじり変形によって、内
外筒金具間における軸心回りの相対的回動を許容するよ
うになっているのである。
しかしながら、このような構造のゴムブツシュでは、弾
性部材の弾性や形状等により、軸直角方向の剛性および
軸心回りのねしり剛性が、同時に決定してしまうために
、それら軸直角方向の剛性と軸心回りのねじり剛性とを
、ブツシュに要求される特性に応じて互いに独立してチ
ューニングすることが難しかった。そして、そのために
、近年の自動車用サスペンション・ブツシュに要求され
ているように、軸直角方向の剛性を高めて良好なる車両
の操縦安定性を確保しつつ、軸心回りのねしり剛性を低
くして車両の乗り心地を向上せしめることは、極めて困
難であったのである。
そこで、近年、実開昭60−3335号公報や実開昭6
2−17409号公報等に開示されている如く、軸金具
の外側に筒状のレース金具を同心的に配置すると共に、
該レース金具によって、軸金具の外周面に対して摺動可
能に嵌合される樹脂製の摺動筒体を保持せしめる一方、
かかるレース金具の外周面に筒状のゴム弾性体を固着せ
しめることにより、軸心回りのねじり方向の変位或いは
軸心に直角なこしり方向の変位を、軸金具の外周面と摺
動筒体の内周面との間の摺動によって許容せしめるよう
にした構造の摺動型ゴムブツシュが捷案されてきている
また、本願出願人は、先に、特開昭61−8805号公
報等において、かかる軸金具とレース金具との間に対し
て、直接、合成樹脂材料を射出充填することにより摺動
筒体を形成せしめて成る構造の摺動型ゴムブツシュを明
らかにした。即ち、このようなゴムブツシュにあっては
、摺動筒体の摺動面を軸金具の形状に有利に対応させる
ことが出来、軸金具およびレース金具の寸法誤差が摺動
筒体によって吸収され得ることから、優れた摺動性能を
安定して得ることができるのである。
しかしながら、このような従来の摺動型ゴムブツシュに
あっては、何れも、レース金具の外周面に対してゴム弾
性体を接着することが必要で、レース金具に対してサン
ドブラストやショツトブラスト等を施して、その表面を
粗面化し、更に接着剤塗布等の処理を施した後、該レー
ス金具の外周面にゴム弾性体を加硫接着しなければなら
ないために、かかるゴム弾性体の接着処理に多くの工程
および時間が必要となり、製造コストも高くなってしま
うという不具合を有していたのである。
さらに、レース金具に対してサンドブラスト等を施す際
、摺動面やダストカバーの嵌着面が粗面化されると、ブ
ツシュの摺動性や耐久性が悪化してしまうこととなり、
また接着剤の塗布に際しても、それらの摺動面やシール
部材の嵌着面に付着すると、ブツシュの摺動性や耐久性
が悪化してしまうため、それらの部位をマスキング等に
よって保護する必要があり、そのために、かかるゴム弾
性体の接着処理が、極めて面倒であったのである。
また、かかるゴム弾性体をレース金具に対して加硫接着
するためには、通常、前記軸金具とレース金具との組付
後、その組付体を、ゴム弾性体を形成するための成形用
型内に配置せしめた状態下、レース金具の外周面側に形
成された成形キャビティ内にゴム材料を射出充填するこ
とによってゴム弾性体の成形操作が為されることとなる
ところから、かかるゴム材料の摺動部等への回り込みを
完全に防止する必要があり、そのためにゴム弾性体の成
形用型に対して極めて高い寸法精度が要求されるといっ
た、製作上の困難性をも有していたのである。
(解決課題) ここにおいて、本発明は、上述の如き事情を背景として
為されたものであって、その解決課題とするところは、
レース金具の外周面側へのゴム弾性体の接合が優れた作
業性をもって容易に且つ充分な強度にて為され得る、改
良された構造の摺動型ゴムブツシュを提供し、更にかか
る摺動型ゴムブツシュの有利な製造方法をも提供するこ
とにある。
(解決手段) そして、かかる課題を解決するために、本発明にあって
は、(a)軸方向中間部の外周面において、外方に突出
する摺動凸面を備えた軸金具と、(b)該軸金具の外側
に同心的に配置されて、内周面が、かかる軸金具の摺動
凸面に対して径方向に所定距離を隔てて対向せしめられ
た筒状のレース金具と、(C)かかるレース金具の内周
面側と外周面側とに跨って位置して、該レース金具に対
して固着せしめられ、該レース金具の内周面側において
、前記軸金具の摺動凸面に対して摺動可能に嵌合される
摺動凹面を有する筒状の摺動部を構成する一方、該レー
ス金具の外周面側において、所定面積で広がる接合部を
構成する樹脂部材と、(d)前記レース金具の外側に配
置せしめられて、内周面が、前記樹脂部材における接合
部の外周面に対して接着せしめられた筒状のゴム弾性体
とを、有する摺動型ゴムブツシュを、その特徴とするも
のである。
そして、かかる本発明に係る摺動型ゴムブツシュにあっ
ては、例えば、前記軸金具における摺動凸面および前記
樹脂部材の摺動部における摺動凹面が、それぞれ、球面
形状にて形成されていることにより、それらの摺動面間
で、ブツシュ軸心回りの摺動と、ブツシュ軸心に対して
傾斜した方向の摺動とが許容され得る、所謂球面摺動型
のゴムブツシュとして、有利に構成されることとなる。
或いはまた、かかる本発明に係る摺動型ゴムブツシュに
あっては、例えば、前記軸金具における摺動凸面および
前記樹脂部材の摺動部における摺動凹面が、それぞれ、
円筒面形状にて形成されていることにより、それらの摺
動面間で、ブツシュ軸心回りの摺動のみが許容され得る
、所謂回転摺動型のゴムブツシュとしても、有利に構成
されることとなる。
また、本発明にあっては、前記樹脂部材の摺動部におけ
る摺動凹面上に、摺動摩擦係数の小さい繊維材料から成
る筒状の摺動布が配されて、一体的に固着せしめられて
成る摺動型ゴムブツシュをも、その特徴とするものであ
る。
更にまた、本発明は、前記ゴム弾性体の内周面側におい
て、軸方向中央部分を周方向に延びる凹所が設けられて
いると共に、前記樹脂部材の接合部に対して、かかる凹
所内に入り込む凸部が設けられていることにことにより
、かかるゴム弾性体の軸方向中央部分が軸方向両側部分
に比して薄肉化されている摺動型ゴムブツシュをも、そ
の特徴とするものである。
さらに、本発明においては、そのような摺動型ゴムブツ
シュを製造するに際して、前記樹脂部材を形成するため
の所定の成形用型内において、前記軸金具と前記レース
金具とを配置せしめて、該軸金具の前記摺動凸面と該レ
ース金具の内周面との間に、前記摺動部を形成するため
の成形空間を画成する一方、かかるレース金具の外側に
、前記ゴム弾性体を配置せしめて、該レース金具の外周
面と該ゴム弾性体の内周面との間に、前記接合部を形成
するための成形空間を画成すると共に、前記レース金具
に対して、該接合部の成形空間を前記摺動部の成形空間
に連通せしめる通孔を設け、そして、前記樹脂部材を形
成するための所定の合成樹脂材料を、かかるレース金具
と前記ゴム弾性体との間を通じて、前記接合部の成形空
間内に射出、充填すると共に、該合成樹脂材料を、前記
レース金具に設けられた通孔を通じて前記摺動部の成形
空間内にまで導いて充填せしめることにより、目的とす
る前記樹脂部材を形成すると同時に、該樹脂部材の外周
面に対して前記ゴム弾性体を接着せしめるようにした摺
動型ゴムブツシュの製造方法をも、その特徴とするもの
である。
(実施例) 以下、本発明を更に具体的に明らかにするために、本発
明の実施例について、図面を参照しつつ、詳細に説明す
ることとする。
先ず、第1図には、本発明に従う構造とされた摺動型ゴ
ムブツシュの一具体例が示されている。
かかる図に示されているように、本実施例における摺動
型ゴムブツシュにあっては、略円筒形状を呈する軸金具
10の径方向外側に、全体として略円筒形状を呈するレ
ース金具12と、略厚肉円筒形状を呈するゴム弾性体1
4とが、それぞれ、径方向に所定距離を隔てて、互いに
同心的に配されていると共に、かかるレース金具12に
対して、その内外周面に跨って位置する状態で、樹脂部
材15が固着されている。そして、該樹脂部材15のう
ちレース金具12の内周面側に存在する部分によって、
軸金具10に対して摺動可能に嵌合する摺動部16が構
成されている一方、該樹脂部材15のうちレース金具1
2の外周面側に存在する部分によって、ゴム弾性体14
に対して固着される接合部1日が構成されている。
より詳細には、かかる摺動型ゴムブツシュを構成する軸
金具10にあっては、第2図にも示されているように、
全体として円筒形状を呈しており、その軸方向中央部分
には、球面形状をもって外方に突出する球状凸部24が
一体的に形成されている。そして、該球状凸部24の外
周面が、球面状の摺動凸面26とされている。
また、該軸金具10の外側に配されたレース金具12は
、それぞれ、略円筒形状を呈する一対の分割筒体28.
28によって構成されている。かかる分割筒体28にあ
っては、第3図にも示されているように、上記軸金具1
oにおける球状凸部24の外径よりも所定寸法大きな内
径を有していると共に、軸方向中間部位において、径方
向内方に所定高さで突出する環状の突出片30を、一体
的に備えている。
そして、これら一対の分割筒体28.28が、それぞれ
、軸金具10の軸方向両側から外挿されて、軸方向一方
の端面で互いに当接するように組み合わされることによ
り、少なくとも軸金具1゜における球状凸部24の外周
面を覆い得る長さの円筒形状をもって形成されて、該軸
金具1oの径方向外側に同心的に配置せしめられている
のである。
さらに、このレース金具12にあっては、その内径が、
軸金具10における球状凸部24の外径よりも所定寸法
大きくされていることによって該球状凸部24の外周面
とレース金具12の内周面との間に環状の空間が形成さ
れると共に、かかる環状空間の軸方向両側が上記突出片
30.30によって狭窄されて、略閉塞せしめられてい
る。また、レース金具12を構成する分割筒体28.2
8には、それぞれ、かかる球状凸部24とレース金具1
2との間に形成された環状空間内に開口する、周方向に
連続した嵌合溝31が形成されていると共に、かかる環
状空間内をレース金具12の外周側に連通ずる、壁部を
貫通して延びる通孔32が形成されている。
また、前記ゴム弾性体14は、第4図にも示されている
ように、軸金具10やレース金具12とは別部材として
、予め加硫成形されたものであって、全体として略厚肉
円筒形状を呈しており、レース金具12の径方向外側に
同心的に配置せしめられている。なお、該ゴム弾性体1
4の外周面には、円筒形状の取付金具22が加硫接着さ
れている。
そして、このゴム弾性体14にあっては、その内径が、
前記レース金具12の外径よりも所定寸法大きくされて
おり、それによって該レース金具12の外周面とゴム弾
性体14の内周面との間に、環状の空間が形成されるよ
うになっている。また、かかるゴム弾性体14の内周面
には、軸方向中央部分において、略球状凹面をもって周
方向に連続して延びる凹所34が形成されており、該凹
所34の形成部位において、かかるゴム弾性体14が薄
肉化されている。更にまた、該ゴム弾性体14の軸方向
両端面には、それぞれ、略半円形状をもって周方向に延
びる凹溝36が設けられている。
また、前記レース金具12に固着された樹脂部材15の
うち、該レース金具12の内周面側に位置せしめられた
摺動部16にあっては、略円環状乃至は円筒状を呈して
おり、球状凸部24とレース金具12との間に形成され
た環状の空間内に配設され、該球状凸部24の摺動凸面
26とレース金具12の内周面との間に介装せしめられ
ている。
そして、かかる摺動部16は、その外周面が、レース金
具12の内周面に形成された嵌合溝31内に嵌合されて
固着されている一方、その内周面が、球状凸部24の摺
動凸面26に対して、僅少なりリアランスをもって位置
せしめられる摺動凹面38とされて、かかる球状凸部2
4を球面摺動可能に保持せしめている。また、かかる摺
動部16は、その内周面側において、該内周面を全面に
亘って覆うようにして固着された円筒状の摺動布39を
一体的に有しており、該摺動布39によって摺動凹面3
日が構成されている。
また一方、かかるレース金具12の外周面側に位置せし
められた接合部1Bにあっては、略円筒状を呈しており
、レース金具12とゴム弾性体14との間に形成された
環状の空間内に配設され、該レース金具12の外周面と
ゴム弾性体14の内周面との間に介装せしめられている
。そして、かかる接合部工8は、その内周面が、レース
金具I2の外周面に対して固着されている一方、その外
周面が、ゴム弾性体重4の内周面に対して接着されるこ
とによって、該ゴム弾性体14をレース金具12に対し
て接合せしめている。また、かかる接合部18には、軸
方向中央部分において、径方向外方に突出し、ゴム弾性
体I4の凹所34内に嵌り込む凸部40が一体的に形成
されている。
また、ここにおいて、これら摺動部工6と接合部18と
は、レース金具12に設けられた通孔32を通して接続
されて、一体的な樹脂部材15として構成されているの
であり、それによって摺動部16および接合部18が、
レース金具12に対して機械的(形状的)に強固に固着
されていると共に、レース金具12を構成する分割筒体
28.28が一体的に連結されているのである。
更にまた、軸金具10とレース金具12との軸方向両側
端部間には、それぞれ、環状のゴム製ダストカバー41
が装着されており、前記軸金具10における球状凸部2
4の摺動凸面26と前記摺動部16の摺動凹面38との
間の摺動面間へのごみや泥水等の侵入が防止され得るよ
うになっている。
ところで、このような構造の摺動型ゴムブツシュにおい
て、前記樹脂部材15を形成するに際しては、例えば、
下記の如き製造手法が、好適に採用されることとなる。
先ず、第5図に示されているように、軸金具10の軸方
向両側から、レース金具12を構成する分割筒体28.
28をそれぞれ外挿せしめた後、それら軸金具10およ
び分割筒体28.28を、樹脂部材を形成するための所
定の成形用型42内に収容すると共に、別途加硫成形せ
しめたゴム弾性体14を、かかる分割筒体28.28の
外側に収容配置せしめて、それら軸金具10、レース金
具12およびゴム弾性体14を、下型44と上型46.
48によって、互いに同心的に保持してセントせしめる
。即ち、このようなセット状態下、軸金具10の球状凸
部24と分割筒体28.28との間には9.前記摺動部
16を形成するための成形空間56が、また分割筒体2
B、28とゴム弾性体14との間には、前記接合部18
を形成するたぬの成形空間54が、それぞれ画成される
こととなる。
また、このとき、軸金具10における球状凸部24の外
周面上に、前記摺動布39を外挿配置せしめる。なお、
この摺動布39は、ポリ弗化エチレン系繊維等の低摩擦
材料から成る100〜10000デニール程度の糸を、
1インチ当たり20〜200本程度の密度で織成したも
の等が、好適に採用される。また、かかる摺動布39と
して、内周面側にポリ弗化エチレン系繊維が、外周面側
にポリエステル系繊維が、それぞれ現れるように交織し
た二重織物や、或いは織成した布に対して、フェノール
樹脂やエポキシ樹脂等を用いた接着処理を施したり、ナ
イロン樹脂等を含浸せしめたものなどを採用すれば、後
述の樹脂材料との接合が、−層確実に且つ強固に行なわ
れ得る。
更にまた、ゴム弾性体14の内周面に対して、後述の樹
脂材料との接合のために、適当な接着剤、例えばケムロ
ツタ系接着剤等を、予め塗布しておくことが望ましい。
なお、分割筒体28,28にあっては、樹脂材料との接
合が機械的(形状的)にも為されることから、特別な接
着処理は、必ずし、も必要ではない。
そし2て、かかる状態Fで、第6図に示されているよう
に、樹脂部材15を形成する所定の樹脂材料50を、成
形用型42のスプルー52を通じて、分割筒体28,2
8とゴム弾性体14との間に形成された成形空間54内
に、その軸方向一方の側から射出、充填せしめる。即ち
、それによって、かかる樹脂材料50は、かかる成形空
間54を満たし、更に各分割筒体28の通孔32を通じ
て、該分割筒体28と軸金具10の球状凸部24との間
に形成された成形空間56内に導かれて、該成形空間5
6内にも充填されるのである。
なお、かかる樹脂材料50としては、ナイロンを始めと
する各種の熱可塑性或いは熱硬化性の合成樹脂を採用す
ることが可能であるが、得られる樹脂部材15の機械的
強度を確保して、ブツシュの耐荷重性能を向上させるた
めに、ガラス繊維やカーボン繊維、芳香族ポリアミド(
ケブラー)繊維等が混入された繊維強化樹脂が、好適に
用いられる。
このような樹脂材料50の射出成形操作?こより前述の
如き樹脂部材15が形成され、成形空間54内において
前記接合部18が、また成形空間56内において前記摺
動部16が1、それぞれ形成される。また、そこにおい
て、これら接合部18と摺動部16とは、各分割筒体2
8に設けられた通孔32を通して一体的に構成され、更
に該摺動部16は、各分割筒体28の内周面に形成され
た嵌合溝3I内に嵌合されることとなるところから、そ
の成形と同時に、それら接合部18および摺動部16に
よって、両分割筒体28.28が連結、−弗化されてレ
ース金具12が構成されると共りこ、かかる接合部18
および摺動部16が、それぞれ、分割筒体28.28の
内外周面に対して強固に固着せしめられるのである。
また、これら摺動部16および接合部18の形成に際し
て、かかる摺動部16の内周面には、その形成と同時に
、前記摺動布39が、樹脂材料50の熱や注入圧力およ
び摺動布39に塗布した接着剤等によって、一体的に固
着せしめられる一方、接合部18の外周面には、その形
成と同時に、前記ゴム弾性体14が、樹脂材料50の熱
やゴム弾性体14の内周面に塗布された接着剤によって
、一体的に接着せしめられることとなる。
そうして、かかる摺動部16にあっては、その外周面が
レース金具12の内周面に固着された状態で、冷却固化
に伴う収縮が惹起されるところから、かかる樹脂の収縮
がレース金具12に引っ張られるようにして内周面側に
生じることとなり、それによって該摺動部16の内周面
(摺動凹面)3日と軸金具10の外周面(摺動凸面)2
6との間に、均一で且つ僅少なりリアランスが形成され
得るのである。
そして、上述の如き構造とされた摺動型ゴムブツシュに
あっては、図示はされていないが、軸金具10の内孔2
0内に、防振連結されるべき一方の部材が挿通固定され
る一方、防振連結されるべき他方の部材に対して、ゴム
弾性体14の外周面に固着された円筒状の取付金具22
が圧入固定されることにより、装着されるのであり、そ
れによって防振連結されるべき両部材を、ブツシュ軸心
回りおよびブツシュ軸心に対して傾斜した方向に、互い
に揺動乃至は回動可能に防振連結せしめることとなる。
そこにおいて、上述の如く構成された摺動型ゴムブツシ
ュにあっては、レース金具12に対するゴム弾性体14
の接着が、該レース金具12の外周面上に固着された接
合部18を介して為されることとなるところから、かか
るゴム弾性体重4の接着のためにレース金具12に対し
てサンドブラスト等の粗面化加工を施す必要がなく、ブ
ツシュ製作に際しての工数削減と作業の著しい簡略化が
達成され得るのであり、そのような粗面化加工に起因す
る摺動性の阻害等といった問題が完全に回避され得るの
である。
また、かかる接合部18にあっては、レース金具12の
内周面側に位置せしめられた摺動部16と一体構造とさ
れた樹脂部材15にて構成されていることから、レース
金具12に対して特別な接着処理を施すことなく、該レ
ース金具12に対する固着強度を、有利に得ることがで
きるのである。
更にまた、本実施例における摺動型ゴムブツシュにあっ
ては、摺動凹面38を構成する摺動部16の内周面上に
摺動布39が配されていることから、かかる摺動凹面3
8における摺動性を充分に確保しつつ、該摺動部16(
樹脂部材15)の形成材料として、摺動性の劣る繊維強
化樹脂を採用することができるのであり、それによって
優れた耐荷重性能が発揮され得ることとなる。
また、本実施例における摺動型ゴムブツシュにあっては
、接合部18の軸方向中央部分において、外方に突出し
てゴム弾性体14に設けられた凹所34内に入り込む凸
部40が形成されていることから、該凸部40の突出高
さや大きさ等を調節することにより、得られるゴムブツ
シュにおける軸直角方向と軸方向或いはこしり方向との
ばね比を、適宜チューニングすることができるといった
利点をも有しているのである。
さらに、そのような摺動部16と接合部18とを構成す
る樹脂部材15を、上述の如き手法に従って形成するよ
うにすれば、該樹脂部材15の形成と同時に、分割筒体
28.28が連結一体化されてレース金具12が構成さ
れ得ると共に、該レース金具12に対する摺動部16お
よび接合部18の固着、更には摺動部16と軸金具10
との間における摺動面の形成や、接合部18とゴム弾性
体14との固着などが、極めて優れた作業性をもって有
利に為され得るのである。
また、このようにして樹脂部材15を形成すれば、その
形成と同時に、樹脂部材5oの射出圧力によって、ゴム
弾性体14に対して予備圧縮を及ぼすことが可能であり
、絞り加工等の後加工が不要となるといった利点も存す
るのである。なお、その際、第5図に示されているよう
に、ゴム弾性体14の軸方向両端面に設けられた凹溝3
6により、樹脂の射出圧力によってゴム弾性体14が変
形せしめられた際の逃げ空間を確保するようにすれば、
かかるゴム弾性体14に対する予備圧縮が、より有効に
及ぼされ得ることとなる。
更にまた、上述の如き製造手法に従えば、レース金具1
26二対して接合されるゴム弾性体14を、別工程にお
いて予め加硫成形することができることから、かかるゴ
ム弾性体14の成形用型に対して、それ程高い寸法精度
が要求されるようなこともないのである。
以上、本発明の実施例について詳述してきたが、これは
文字通りの例示であって、本発明は、かかる実施例に示
された摺動型ゴムブツシュの具体的構造およびその具体
的な製造方法にのみ、限定して解釈されるものではない
例えば、前記実施例では、レース金具12が、一対の分
割筒体28.28にて構成されており、それらが樹脂部
材15にて連結されるようになっていたが、それら分割
筒体28.28を螺着構造等によって一体化するように
しても良く、更には、第7図に示されている如く、かか
るレース金具12を、その軸方向両側の内周面に対して
、一対の環状の樹脂止め金具60.60が嵌着固定され
て成る、一体的な円筒体にて構成するようにしても良い
。なお、かかる第7図中においては、その理解を容易と
するために、前記実施例と同様な構造とされた部材およ
び部位に対し7で、それぞれ、同一の符号を付しておく
こととする。
さらに、前記実施例では、軸金具10における摺動凸面
26と摺動部16における摺動凹面38とが、それぞれ
、球面形状にて形成されて成る、所謂球面摺動型のゴム
ブツシュに対して、本発明を適用したものの一興体例を
示したが、その他、例えば、軸金具における摺動凸面と
摺動部における摺動凹面とが、それぞれ、円筒面形状に
て形成され、それらの摺動面間でブツシュ軸心回りの摺
動のみが許容され得るようにされた、所謂回転摺動型の
ゴムブツシュに対しても、本発明は、同様に適用され得
ることとなる。
また、摺動部16の内周面上への摺動布39の配設は、
必ずしも必要ではない。
更にまた、ゴム弾性体14の軸方向中央部分に対して形
成された、接合部18に設けられた凸部40が入り込む
凹所34は、ゴムブツシュに要求されるばね特性に応し
7て設けられるものであって、必ずしも設ける必要はな
い。
また、ゴム弾性体14の外周面に固着された取付金具2
2は、本発明に必須のものではなく、例えば、かかるゴ
ム弾性体14を、自動車のサスペンションロッドに設け
られたアームアイ等の装着孔内に、直接に嵌め込んで装
着されるようにしても良い。
さらに、樹脂部材15の形成方法は、前記実施例の如き
手法に限定されるものではなく、例えば、レース金具1
2(分割筒体28)の突出片30を軸方向に貫通ずる注
入孔を設けて、該注入孔から樹脂材料を注入することに
より、摺動部16の成形空間56内から接合部18の成
形空間54内に回り込ませて充填することも可能であり
、或いはゴム弾性体14を径方向に貫通する注入孔を設
けて、該注入孔から樹脂材料を注入することにより、接
合部18の成形空間54内から摺動部16の成形空間5
6内に回り込ませて充填することも可能である。
その他、−々列挙はしないが、本発明は、当業者の知識
に基づいて、種々なる変更、修正、改良等を加えたB様
において実施され得るものであり、また、そのような実
施態様が、本発明の主旨を逸脱しない限り、何れも、本
発明の範囲内に含まれるものであることは、言うまでも
ないところである。
(発明の効果) 上述の説明から明らかなように、本発明に従って構成さ
れた摺動型ゴムブツシュにあっては、レース金具の外周
面に対するゴム弾性体の接合が、。
該レース金具の外周面上に固着された接合部を介して為
されるところから、かかるゴム弾性体の接合に際して、
レース金具にサンドブラスト等の接着処理を施す必要が
なく、ブツシュ製作に際しての工数削減と作業の著しい
簡略化が達成され得るのであり、またそのような粗面化
加工に起因する摺動性の阻害等といった問題が完全に回
避され得るのである。
また、摺動凹面を構成する摺動部の内周面上に摺動布を
固着せしめて成る、本発明に係る摺動型ゴムブツシュに
あっては、かかる摺動凹面における摺動性を充分に確保
しつつ、該摺動部の形成材料として繊維強化樹脂を採用
することができるのであり、それによって優れた耐荷重
性能が発揮され得るのである。
更にまた、接合部の軸方向中央部分に、外方に突出して
ゴム弾性体の内周面に設けられた凹所内に入り込む凸部
を形成せしめて成る、本発明に係る摺動型ゴムブツシュ
にあっては、該凸部の突出高さや大きさ等を調節するこ
とにより、ゴムブツシュにおける軸直角方向と軸方向或
いはこじり方向とのばね比を、容易にチューニングする
ことができるのである。
さらに、本発明手法に従えば、レース金具の内外周面に
跨って樹脂部材が有利に形成され得るのであり、且つか
かる樹脂部材の形成と同時に、レース金具に対する摺動
部および接合部の固着、更には摺動部と軸金具との間に
おける摺動面の形成や、接合部とゴム弾性体14との固
着が、極めて優れた作業性をもって有利に為され得るの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従う構造とされた摺動型ゴムブツシ
ュの一実施例を示す縦断面図である。第2図は、第1図
に示されている摺動型ゴムブツシュを構成する軸金具を
示す側面図である。第3図は、第1図に示されている摺
動型ゴムブツシュを構成する分割筒体を示す縦断面図で
ある。第4図は、第1図に示されている摺動型ゴムブツ
シュを構成するゴム弾性体を示す縦断面図である。第5
図および第6図は、それぞれ、第1図に示されている摺
動型ゴムブツシュの製造方法を説明するための工程説明
画である。第7図は、本発明に従う構造とされた摺動型
ゴムブツシュの別の実施例を示す、第1図に対応した縦
断面図である。 10:軸金具     12:レース金具14:ゴム弾
性体   15:樹脂部材16:摺動部     18
:接合部 24:球状凸部    26:摺動凸面28:分割筒体
    34:凹所 38:摺動凹面    39:摺動布 40:凸部      42:成形用型50:樹脂材料 54:接合部用成形空間 56:摺動部用成形空間 第1rIA

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)軸方向中間部の外周面において、外方に突出する
    摺動凸面を備えた軸金具と、 該軸金具の外側に同心的に配置されて、内周面が、かか
    る軸金具の摺動凸面に対して径方向に所定距離を隔てて
    対向せしめられた筒状のレース金具と、 かかるレース金具の内周面側と外周面側とに跨って位置
    して、該レース金具に対して固着せしめられ、該レース
    金具の内周面側において、前記軸金具の摺動凸面に対し
    て摺動可能に嵌合される摺動凹面を有する筒状の摺動部
    を構成する一方、該レース金具の外周面側において、所
    定面積で広がる接合部を構成する樹脂部材と、前記レー
    ス金具の外側に配置せしめられて、内周面が、前記樹脂
    部材における接合部の外周面に対して接着せしめられた
    筒状のゴム弾性体とを、 有することを特徴とする摺動型ゴムブッシュ。
  2. (2)前記軸金具における摺動凸面および前記樹脂部材
    の摺動部における摺動凹面が、それぞれ、球面形状にて
    形成されていることにより、それらの摺動面間で、ブッ
    シュ軸心回りの摺動と、ブッシュ軸心に対して傾斜した
    方向の摺動とが、許容され得るようになっている請求項
    (1)記載の摺動型ゴムブッシュ。
  3. (3)前記軸金具における摺動凸面および前記樹脂部材
    の摺動部における摺動凹面が、それぞれ、円筒面形状に
    て形成されていることにより、それらの摺動面間で、ブ
    ッシュ軸心回りの摺動のみが許容され得るようになって
    いる請求項(1)記載の摺動型ゴムブッシュ。
  4. (4)前記樹脂部材の摺動部における摺動凹面上に、摺
    動摩擦係数の小さい繊維材料から成る筒状の摺動布が配
    されて、一体的に固着せしめられている請求項(1)乃
    至(3)の何れかに記載の摺動型ゴムブッシュ。
  5. (5)前記ゴム弾性体の内周面側において、軸方向中央
    部分を周方向に延びる凹所が設けられていると共に、前
    記樹脂部材の接合部に対して、かかる凹所内に入り込む
    凸部が設けられていることにより、かかるゴム弾性体の
    軸方向中央部分が軸方向両側部分に比して薄肉化されて
    いる請求項(1)乃至(4)の何れかに記載の摺動型ゴ
    ムブッシュ。
  6. (6)前記樹脂部材を形成するための所定の成形用型内
    において、前記軸金具と前記レース金具とを配置せしめ
    て、該軸金具の前記摺動凸面と該レース金具の内周面と
    の間に、前記摺動部を形成するための成形空間を画成す
    る一方、かかるレース金具の外側に、前記ゴム弾性体を
    配置せしめて、該レース金具の外周面と該ゴム弾性体の
    内周面との間に、前記接合部を形成するための成形空間
    を画成すると共に、前記レース金具に対して、該接合部
    の成形空間を前記摺動部の成形空間に連通せしめる通孔
    を設け、そして、前記樹脂部材を形成するための所定の
    合成樹脂材料を、かかるレース金具と前記ゴム弾性体と
    の間を通じて、前記接合部の成形空間内に射出、充填す
    ると共に、該合成樹脂材料を、前記レース金具に設けら
    れた通孔を通じて前記摺動部の成形空間内にまで導いて
    充填せしめることにより、目的とする前記樹脂部材を形
    成すると同時に、該樹脂部材の外周面に対して前記ゴム
    弾性体を接着せしめることを特徴とする請求項(1)記
    載の摺動型ゴムブッシュの製造方法。
JP15337490A 1990-06-12 1990-06-12 摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法 Expired - Lifetime JPH073257B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15337490A JPH073257B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15337490A JPH073257B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0446230A true JPH0446230A (ja) 1992-02-17
JPH073257B2 JPH073257B2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=15561063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15337490A Expired - Lifetime JPH073257B2 (ja) 1990-06-12 1990-06-12 摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH073257B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7318593B2 (en) * 2004-10-15 2008-01-15 Ford Global Technologies, Llc Stabilizer bar and bushing assembly
US20120067681A1 (en) * 2010-09-21 2012-03-22 Anvis Deutschland Gmbh Coupling member and multiple point connection

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7318593B2 (en) * 2004-10-15 2008-01-15 Ford Global Technologies, Llc Stabilizer bar and bushing assembly
US20120067681A1 (en) * 2010-09-21 2012-03-22 Anvis Deutschland Gmbh Coupling member and multiple point connection

Also Published As

Publication number Publication date
JPH073257B2 (ja) 1995-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2530614Y2 (ja) 摺動ブッシュ
US20070289118A1 (en) Resin torque rod and method of producing the same
US20040108639A1 (en) Cylindrical vibration damping device
US5620261A (en) Bearing bush and method of manufacturing the bearing bush
JPH0446230A (ja) 摺動型ゴムブッシュ及びその製造方法
US3328101A (en) Bearings and method of manufacture
JPS63270913A (ja) ゴムブツシユ付き連結ロツド
JPH0798034A (ja) 滑りブッシュ構造
JPS61287807A (ja) 車両サスペンシヨン機構におけるサスペンシヨンブツシユ組立体構造
JPH0331928B2 (ja)
JPH0547306Y2 (ja)
JPH0361843B2 (ja)
JPS6334111A (ja) ゴムブツシユ付き連結ロツドの製造法
JP4218358B2 (ja) 筒形防振装置
JPS6235109A (ja) ボールジョイント付ロッドの製造法
JPS628805A (ja) 車両サスペンシヨン機構におけるサスペンシヨンブツシユ組立体及びその製造方法
JPH03239816A (ja) コード入り弾性継手
JPH036381B2 (ja)
JPH0495614A (ja) カップリングの製造方法
JPH08159216A (ja) 防振装置
JPH0361844B2 (ja)
JPH08100831A (ja) ストラットマウント
JPH04276431A (ja) 強化プラスチック製連結部材
JP3645016B2 (ja) サスペンションブッシュ
JPH01126414A (ja) 球面摺動型継手装置