JPH0446060Y2 - - Google Patents

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JPH0446060Y2
JPH0446060Y2 JP1985189362U JP18936285U JPH0446060Y2 JP H0446060 Y2 JPH0446060 Y2 JP H0446060Y2 JP 1985189362 U JP1985189362 U JP 1985189362U JP 18936285 U JP18936285 U JP 18936285U JP H0446060 Y2 JPH0446060 Y2 JP H0446060Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、開きドアを向う側に押し開けた時、
ドアが向う側にいる人にぶつかることがないよう
に予防するための開きドアの衝突予防装置に関す
るものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、開きドアを開けようとするとき、向う
側に人が居るかどうかがわからず、このため、ド
アを押し開けたときに、ドアが向う側に居る人に
ぶつかつたりして怪我をさせたりするよう惧れが
あり問題である。そこでドアにシヨツクアブソー
バーやドアチエツク等を用いてドアの開閉作動速
度を強制的に抵抗を与えて遅延せしめることが提
唱される。しかるにこの場合、ドアを早く押し開
いて室内に出たい時にドアの開作動が遅くなつて
不便であるうえに、どうしても作動抵抗に抗して
強く押し開けようとするため、強い操作力が必要
というイメージが生じ、ドア操作が重いという感
覚を呈することになつてしまい、実情に沿わない
ものである。
そこで、実開昭50―38146号公報に示される如
く、ドアの開閉操作に伴つてメロデー音を発生さ
せ、これによりドアが開放することをドアの向う
側に居る人に知らせるものが提唱されているが、
このものは、人の有無に拘らずドアを開閉操作す
る度にメロデー音が発生するため、うるさくて煩
わしいという問題があるうえ、メロデー音がドア
を開ける前触れであることを向う側に居る人が認
識しなければ何の意味もないものであり、そして
向う側に人が居たとしてドアを勢い良く開けるこ
とを積極的にやめさせることに特に寄与すること
にも結び付かないものである。
これに対し、ドアの向う側に人が居ることを検
知し、これを報知するように構成することも提唱
されるが、この場合、検知器を躯体側に設けるこ
と、あるいはドア面板側に設けることが提唱され
る。しかるに前者の場合には、現場において検知
器の取付け工事がいちいち必要になつて面倒かつ
煩雑で、検知器付きのシステム化されたドアを取
付けるだけでよいという後者のものに劣るという
問題があるが、後者のものにおいても、ドア面板
に検知器を取付けるということは、ドア自体の外
観を損なう許りでなく、ドアを製造する段階で、
検知器を取付けるための孔部が形成された汎用性
のないドアでなければならず、そして既存のドア
にも組み込めない等の問題があつて直ちには採用
できないことになる。
[問題を解決する手段] 本考案は上記の如き実情に鑑みこれからの欠点
を一掃することができる開きドアの衝突予防装置
を提供することを目的として創案されたものであ
つて、一側辺が蝶着されてドア枠に対して前後方
向何れか一方に向けて開放できように構成してな
る開きドアにおいて、前記ドアの開放方向側に人
が居ることを検知する検知器を、ドアの前記開放
側面部に設けられるノブに内装する一方、ドアの
反開放側面部に設けられるノブには、該ノブを操
作したことを感知して前記検知器に電源供給をす
るスイツチ手段を設け、さらにドアの反開放側面
部には、前記電源供給された状態の検知器から人
が居ることの検知指令を受けて報知する報知具を
設けたことを特徴とするものである。
そしてこの本考案は、この構成によつて、ドア
を開けようとするときのみ、ドアの向う側に人が
居るかどうかを検知して報知するようにしたもの
である。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1は一側辺を蝶着されて開
閉する所謂開きドアであつて、室と廊下の境界に
ある開口部に、実施例では廊下側に押し開くよう
に設置されるものである。2は室外側(廊下側)
のノブ、3は室内側のノブ、4はラツチボルトで
あり、ノブ2,3は台座2a,3aによりドア1
に回転可能に取付けられており、手動操作でノブ
2,3を回すことによりラツチボルト4がドア1
から側方に出没しドア枠8に設けられたラツチ掛
り8aに係脱するように構成されており、さらに
このラツチボルト4の上方に平行して施錠用のデ
ツドボルト4aが設けられていること等は何れも
従来通りである。
5は受光検知器であり、該受光検知器5は受光
部5a、増幅器5b、判断部5c、指令部5d、
電池5eからなり、ドア1の外部側(表面板1a
側)に設置される。この受光部5aには微小な多
眼レンズが用いられ廊下側(外部)からの光を受
入れるものである。受光は電流に置換され増幅器
5bで増幅されて前記判断部5cへと流通する。
この判断部5cには通常時(受光を遮ぎるものが
ない状態)の基準光度i0を記憶せしめてあり、遮
光時の光度i(一定ではない)と基準光度i0との
差が所定値Kを超えるか否かを判断し、その差が
所定値Kを超えた場合のみ前記指令部5dより指
令が発せられるように構成されている。そしてこ
の受光検知器5は大豆粒位に小さいものであるか
ら、第5図に示すように、受光部5aがドア1の
室外側ノブ2の中心部に外向きになるように内装
してある。
6はドア1の室内側に設けられたランプ等の表
示灯であつて、受光検知器5からの配線7で連結
されており、受光検知器5からの指令で点灯する
ようになつている。この表示灯6に代えてブザ
ー、音楽等の音発生器等の通常知られた各種報知
具を設けてもよく、また両者を設置してもよい。
また受光検知器5、表示灯6等の電源には12〜
24V程度の電池5eが使用される。ここで受光部
5aが人に遮断されたのを検知するのは、本考案
の目的に合わせて、ドア1の回転作動範囲に人が
存在する時のみ検知すればよいので、例えば受光
の範囲をドア1から約30cmに設定しておくことが
好ましい。
さらに、前記室内側ノブ3の外周縁にスイツチ
接点3bを設け、また台座3aにもスイツチ接点
3cを設けておき、そして室内側ノブ3を回した
時、両スイツチ接点3b,3c同志が互いに接触
することでスイツチが閉成するように設定し、そ
して前記電池5eから受光検知器5への電源供給
が、ノブ3を回した時のみ行われるように設定さ
れている。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、今、室内側からドア1を押し開けようとして
ノブ3を回すと、前述したようにスイツチ接点3
b,3c同志が接触して閉成し、電池5eからの
電源が受光検知器5に供給され、これによつて受
光検知器5は廊下側においてドア1の傍らに人が
居るか否かの検知をし、人が居ることが検知され
ることに伴い自動的に表示灯6が点灯することに
なり、これによつてドア1を押し開けようとする
人は、直ちに人がドア1の向う側に居ることを知
り得ることになり、その時にはドア1を開けない
か、或は注意して極く静かに少しずつ開けるよう
に配慮することで、従来のように押し開かれたド
ア1を人にぶつけたりする不具合を未然に防止す
ることができる。
この様に本考案においては、向う側に居る人検
知に基づいて表示灯6が点灯するなどしてこれを
報知し、押し開けようとする人に注意を喚起する
ことになるが、廊下側に人がいるかいないかの検
知をする受光検知器5が、ドア1の室外側ノブ2
の中心部に外向けになるように内装されている。
この結果、ドア1は、面板に受光検知器5の取付
け孔が形成された汎用性のないものを製造する必
要がなく、ドア1を構成するに必要なノブ2を取
付けることによつて自動的にドア1に取付けられ
ることになり、もつて、受光検知器5が取付けら
れながら、ドア面板の外観を何等損なうことがな
く、汎用性のあるドア1をそのまま用いることが
でき、そして受光検知器5をノブ2と一体的に組
付けることができて、既存のドアにもノブ2を交
換するのみで受光検知器5が取付けられることに
なつて、組付け性、メンテナンス性の優れたもの
にできるという利点がある。
しかも、上記報知作動は、ドア1を開放すべく
ノブ3を回したときにおいて、ドアの向う側に人
が居たときのみに行われることになる。この結
果、常時電源供給状態にした場合の如く電池5e
の無駄な消耗を確実に回避できるうえ、ドアを開
ける必要がないときでも人の検知に基づいて表示
灯5が点灯してしまつたり、ドアの向う側に人が
いないにも拘らずノブ3を操作しただけで報知さ
れてしまつたりすることがなく、真に必要がある
場合にのみ報知されることになつて、煩わしさが
全くない。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、開きドアを向う側に押し開けよう
としてノブを操作すると、これをスイツチ手段が
感知して検知器に電源供給をし、そして電源供給
状態になつた検知器は、ドアの開放方向側に人が
居るか否かの検知をし、人が居ることが検知され
ると報知具の報知作動が自動的になされ、これに
よつてドアを向う側に押し開けようとする人は、
直ちに人がドアの向う側に居ることを知り得るこ
とになる。この結果、ドアを向う側に押し開けよ
うとする人は、ドアの押し開けを中止するか、或
は注意して少しずつ静かに押し開けるように配慮
することとなつて、従来のように押し開けたドア
を人にぶつけたりする不具合を未然に防止するこ
とができる。
しかもこの様に、ドアの開放方向側に人が居る
か否かの検知をする検知器は、ドアの開放側面部
のノブに内装されている結果、ドアに専用の取付
け孔を形成する必要が無くなつて、ドア自体、検
知器の取付け孔がない汎用性の高いものを使用で
きるうえ、検知器は、開きドアを構成するに必要
なノブと共に同時的に取付けられることになり、
もつて、検知器が取付けられながら、組付け性、
メンテナンス性の優れたものにできるという利点
がある。
そのうえ、上記報知具の報知作動は、ドアを開
放すべくノブ操作をしたときにおいて、開放側に
人がいたときのみ行われることになる。この結
果、常時電源供給状態にした場合の如く電源の無
駄な消費を確実に回避できるうえ、ノブ操作した
だけで報知するもののように開放側に人が居ない
ときにときにも報知されてしまつたり、人の検知
の度に報知されてしまつたりすることがなく、真
に報知する必要がある場合にのみ報知することに
なつて、煩わしさが全くなく、可及的に静粛なも
のにできる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る開きドアの衝突予防装置の
一実施例を示したものであつて、第1図はドアの
正面図、第2図は側面図、第3図はスイツチが設
けられる側のノブの側面図、第4図は受光検知器
のブロツク図、第5図は受光検知器が設けられる
側のノブの横断面図である。 図中、1はドア、1aは表面板、2は室外側ノ
ブ、3は室内側ノブ、3aは台座、3bは突起、
3cは接点、4はラツチボルト、4aはデツドボ
ルト、5は受光検知器、5aは受光部、5bは増
幅器、5cは判断部、5dは指令部、5eは電
池、6は表示灯、7は配線、8はドア縦枠、8a
はラツチ掛りである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一側辺が蝶着されてドア枠に対して前後方向何
    れか一方に向けて開放できるように構成してなる
    開きドアにおいて、前記ドアの開放方向側に人が
    居ることを検知する検知器を、ドアの前記開放側
    面部に設けられるノブに内装する一方、ドアの反
    開放側面部に設けられるノブには、該ノブを操作
    したことを感知して前記検知器に電源供給をする
    スイツチ手段を設け、さらにドアの反開放側面部
    には、前記電源供給された状態の検知器から人が
    居ることの検知指令を受けて報知する報知具を設
    けたことを特徴とする開きドアの衝突予防装置。
JP1985189362U 1985-12-09 1985-12-09 Expired JPH0446060Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985189362U JPH0446060Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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JP1985189362U JPH0446060Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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Publication Number Publication Date
JPS6296487U JPS6296487U (ja) 1987-06-19
JPH0446060Y2 true JPH0446060Y2 (ja) 1992-10-29

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ID=31141592

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JP1985189362U Expired JPH0446060Y2 (ja) 1985-12-09 1985-12-09

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6670640B2 (ja) * 2016-03-07 2020-03-25 日本発條株式会社 警備システム、警備方法、検知ユニット、およびプログラム
JP6676685B2 (ja) * 2018-03-27 2020-04-08 大建工業株式会社 開き戸及びレバーハンドル

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038146B2 (ja) * 1972-06-08 1975-12-08
JPS6120681B2 (ja) * 1979-03-27 1986-05-23 Wankel Felix

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5038146U (ja) * 1973-07-28 1975-04-19
JPS6120681U (ja) * 1984-07-04 1986-02-06 日本電気株式会社 ドア制御装置

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JPS6296487U (ja) 1987-06-19

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