JPH044587A - 抵抗体通電加熱方法 - Google Patents

抵抗体通電加熱方法

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JPH044587A
JPH044587A JP10559390A JP10559390A JPH044587A JP H044587 A JPH044587 A JP H044587A JP 10559390 A JP10559390 A JP 10559390A JP 10559390 A JP10559390 A JP 10559390A JP H044587 A JPH044587 A JP H044587A
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JP
Japan
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current
electrode
resistor
core
path
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Application number
JP10559390A
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English (en)
Inventor
Yosuke Yamada
陽介 山田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電気抵抗を有する抵抗体の通電加熱方法に係
り、特にテレビジョン用トランスコアや複雑な形をした
抵抗体全体を均一温度に加熱させる通電加熱方法に関す
るものである。
(従来の技術) テレビジョン受像機に使用されるトランスのコアの一例
を第5図に示す。
このトランスのコア1はコア上体1aとコア下体1bと
に分かれており、このコア上体1aとコア下体1bとの
突き合せ面1c、1dに熱硬化性の接着剤2a、2bを
充填し、コア1全体を加熱させて接着剤2a、2bを硬
化させてコア上体1aとコア下体1bとを接着させてい
る。
従来のテレビジョン用トランスのコアの接着方法を第6
図と共に説明する。
まず、コア上体1aの上面2箇所に電極3a。
3bを接続し、コア下体1bの下面2箇所に電極3c、
3dを図に示すように接続する。
そして、接着剤2aを硬化させるために、電極3aから
電極3Cへ電流を流し、更に、接着剤2bを硬化させる
ために電極3bから電極3dへ電流を流す。
このとき、電極3a及び電極3bに供給する電流の電源
を1つにすると、コア1の両輪の抵抗値のバランスがく
ずれたときに片軸のみに電流が流れ、特に、コア1の抵
抗値は温度上昇と共に下がる性質があるため、電流がよ
り片軸に流れやすくなるため、電極3a、3bに電流を
供給する電源4a、4bは別々に用意する。
このようにして、コア1に通電するとコア上体1aとコ
ア下体1bとの接合部分は90〜120秒程度で約砂径
0℃に上昇し、接着剤2a、2bが硬化する。
(発明が解決しようとする課題) 上記したように、テレビジョン用トランスコア1のコア
上体1aとコア下体1bを接看させるために通電された
場合、従来の方法では脚の部分のみが発熱し、第6図の
斜線で示した部分は低温のままなので、その境界部分に
ひび割れが生じ、良質のトランスコアが得られないとい
う課題があった。
また、同様の通電方法で、複雑な形状をした大型抵抗体
に通電すると、大型抵抗体を流れるll流は、電極間の
最短経路を通り、その部分だけ局部発熱を生じる。
そして、場合によっては抵抗体の内部で局部発熱を生じ
る部分と電流が通らず発熱しない部分とで、80〜10
0℃もの温度差を生じることがあり、抵抗体にひび割れ
が生じたり、抵抗体が破壊されるという欠点があった。
そこで、本発明は、上記した従来技術の課題を解決し、
抵抗体を均一に温度上昇させて抵抗体破壊を防ぐことが
できる抵抗体通電加熱方法を提供することを目的とする
(1題を解決するための手段) 上記目的を達成させるための手段として、電気抵抗を有
する抵抗体に通電してこの抵抗体を加熱させる抵抗体通
電加熱方法であって、前記抵抗体に少なくとも3個の通
電用電極を接続し、この通電用電極のうち任意の2個を
選択して通電させる通電路を複数構成し、この複数構成
された通電路を、前記抵抗体が均一に加熱されるよう順
次切換えて通電させることを特徴とする抵抗体通電加熱
方法を提供しようとするものである。
(実施例) 本発明の抵抗体通電加熱方法の実施例を図面と共に説明
する。
第1図は本発明をテレビジョン用トランスコアに適用し
た場合の実施例(第1実施例)を示す図である。
なお、第1図中、第5図に示すトランスコア及び第6図
に示す従来例と同一部分には同一番号を符してその説明
を省略する。
第1図において、最初に電極3aから電極3Cへの通電
路に通電し、同時に電極3bから電極3dへの通電路に
通電する(■)。
次に、電極へ通電するための回路を切換えて、電極3b
から電極3aへの通電路に通電し、同時に電極3dから
電極3Cへの通電路に通電する(■)。
そして、以上の通電を交互に行うことによりコア1全体
を均一に加熱することができる。
また、コア1の温度が下がるのを防ぐためと、通電して
いる部分と、通電していない部分との温度差を生じさせ
ないために、通電の切換えサイクルは、短い時間に切換
える方が良い。そして、第1図に示す実施例では、電極
3aから電極3cへの通電路に通電する方(電極3bか
ら電極3dへの通電路に通電する方)が、電極3bから
電極3aへの通電路に通電する方(電極adがら電極3
Cへの通電路に通電する方)よりも、コア1の抵抗値が
大きいので、その分、通電時間を長くしてコア1の温度
が均一になるようにする。
なお、従来と同様の電流値で同じコア1を加熱させるの
に本実施例において電極3aから電極3Cへの通電時間
を1秒、電極3bから電極3aへの通電時間を0.3秒
として交互に切換えたとき、全体が140℃になるまで
に約50秒であった。
そして、このときの通電のための回路例を第2図に示す
同図において、電源E1と電源E2とは、同じ電圧、電
流値を有する直流電源であり、回路中に存在する各リレ
ーR1は、同時に開閉し、各リレーR2も同特に開閉す
る。また、リレーR1とR2とは同時に切り換わり、片
方が開くと他の−方は閉じるように制御されている。
そして、リレーR1を閉じてリレーR2を開くと、電源
E1により、電極3bから電極3dに通電され、電源E
2により、電極3aから3Cに通電される。
また、リレーR2を閉じて、リレーR1を開くと電源E
1により、電極3dから電極3Cに通電され、電源E2
により電極3bから電極3aに通電されることになり、
これを短時間で交互に繰り返すことにより、コア1を均
一に加熱することができる。
次に、大型抵抗体を通電加熱する場合の実施例(第2実
施例)を第3図に示す。
同図では、直方体の大型抵抗体5に6個の電極6a〜6
fを接続した例であり、上面2個所に電極6a、6bを
接続し、下面2個所に電極6C。
6dを接続し、両側面にそれぞれ電極6e、6fを図に
示すように接続する。
そして、本実施例においても同様にして、最初に電極6
aから電極6Cへの通電路に通電しく以下電極6a→6
Cと記載する)同時に電極6b→6dへの通電路に通電
する(■)。そして、通電回路を切換えて、電極6b→
6a(同時に電極6′d→6c)への通電路に通電しく
■)、ざらに電極6a−+6e (同時に電極6cm+
6e、電極6b→6f、電極6d→6f)への通電路に
通電しく■)、これを繰返して電極6a→6d、電極6
b→5c、・・・と通電路を切換えていくことにより、
大型抵抗体5を均一パターンに加熱することができる。
次に、大型抵抗体を通電加熱する場合の別の実施例(第
3の実施例)を第4図に示す。
この実施例は、図のような多数の段を有する形状をした
大型抵抗体7に12個の電極8a〜8jを接続した例で
あり、各面にそれぞれ1個ずつの電極を図に示すように
接続する。
そして、前述した実施例と同様に大型抵抗体7が均一に
加熱されるように電極間の通電路を切換えることにより
、複雑な形をした大型抵抗体でも均一に加熱することが
できる。
また、抵抗体の一部分が高温に弱い部分に接している場
合などでは、電極の位置9通電路を選択したり通電時間
を調整することにより、その部分だけ温度上昇を防ぐと
いったように、希望する部分だけを希望する温度にして
自由な温度分布を作るように加熱することも可能である
(発明の効果) 本発明の抵抗体通電加熱方法は、抵抗体に少なくとも3
個の通電用電極を接続し、このうち任意の2個を選択し
て通電させる通電路を、抵抗体が均一に加熱されるよう
順次切換えて通電させているので、抵抗体内部での温度
差をはとんと生じることなく、抵抗体全体を均一に加熱
することができ、温度差が原因で生じるひび2割れ等の
物理的ダメージを防止することができる。
また、抵抗体内部の温度差が非常に小さいので、通電す
る電流の電流値、電圧値を上げても、物理的ダメージを
生じず、より短時間で抵抗体の温度を上昇させることが
できる。
さらに、複雑な形状の抵抗体でも均一に加熱することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の抵抗体通電加熱方法をテレビジョン用
トランスコアに使用した実施例を示す正面図、第2図は
この実施例の通電路を示す回路図、第3図及び第4図は
他の実施例を示す正面図、第5図はテレビジョン用トラ
ンスコアを示す斜視図、第6図は従来例を示す正面図で
ある。 1・・・トランスコア、2a、2.b・・・接着剤、3
a 〜3d、6a 〜6f、8a 〜8J)−・・電極
、4a、4b、E+、E2−電源、 5.7・・・大型抵抗体、R1,R2・・・リレー。 特許出願人 日本ビクター株式会社 代表者 垣本邦夫 第1図 gl 第2−図 第3図 第q図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  電気抵抗を有する抵抗体に通電してこの抵抗体を加熱
    させる抵抗体通電加熱方法であつて、前記抵抗体に少な
    くとも3個の通電用電極を接続し、 この通電用電極のうち任意の2個を選択して通電させる
    通電路を複数構成し、 この複数構成された通電路を、前記抵抗体が均一に加熱
    されるよう順次切換えて通電させることを特徴とする抵
    抗体通電加熱方法。
JP10559390A 1990-04-20 1990-04-20 抵抗体通電加熱方法 Pending JPH044587A (ja)

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