JPH0445781B2 - - Google Patents

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JPH0445781B2
JPH0445781B2 JP58117773A JP11777383A JPH0445781B2 JP H0445781 B2 JPH0445781 B2 JP H0445781B2 JP 58117773 A JP58117773 A JP 58117773A JP 11777383 A JP11777383 A JP 11777383A JP H0445781 B2 JPH0445781 B2 JP H0445781B2
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JP
Japan
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fluid
extraction
switching valve
flow path
analysis
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JP58117773A
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JPS608747A (ja
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Kenkichi Sugyama
Muneo Saito
Akio Wada
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Jasco Corp
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Nihon Bunko KK
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Publication of JPH0445781B2 publication Critical patent/JPH0445781B2/ja
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  • Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は超臨界流体を用いた分析装置に係り、
特に超臨界流体を用いて、簡単な構造にて、分析
試料からの目的成分の抽出操作を行ない、そして
それを分析するようにした装置に関するものであ
る。 従来から、コーヒー豆の粉末の香気成分の評価
等、食品,化粧品,香料等のフレーバー(揮発成
分)の判定、評価は熟練技術者の官能検査に基づ
いて行なわれているが、近年ガスクロマトグラフ
イ法が開発され、機器分析手法によるかかる揮発
性成分の分析、評価が注目を浴じている。そし
て、このガスクロマトグラフイ法は、試料から揮
発する揮発性成分を濃縮し、或いは吸着剤に吸着
せしめて捕集した後、通常のガスクロマトグラフ
イ手法によつて、かかる目的成分、すなわち揮発
性成分を分析して、その評価を行なうようにして
いるのである。 しかしながら、このようなガスクロマトグラフ
イ法にあつては、試料が固体であることに加え
て、かかる試料中の揮発性成分の濃度が極めて薄
く、しかも試料から揮発性成分が揮発するのを待
つて、これを捕集するものであるため、分析に用
いられる試料が10g或いはそれ以上と、多量に必
要とされ、また検出感度にも低く、更に揮発性成
分を捕集するのに時間がかかつたり、その濃縮、
吸着操作が複雑である等、未だ解決されるべき多
くの題点を内在している。 一方、炭酸ガス等の常温・常圧では気体である
ガス体を加圧、液化せしめてなる流体によつて現
出される超臨界状態の流体が、多くの物質に対し
て優れた溶解性を示す特性を有するところから、
かかる特性を利用した物質の抽出技術が知られて
いる。しかしながら、この超臨界流体を用いた抽
出操作においては、気化し易い加圧、液化ガス体
(流体)を取り扱うものであるため、かかる流体
を給送せしめるポンプ等に工夫が要請され、例え
ばかかるポンプとしては圧縮比の高いポンプを用
いて、該流体をガス化させることなく、押し出し
得るようにすること等が要求され、このため装置
が著しく大型化、また複雑化する問題があり、そ
れ故かかる超臨界流体を分析に用いることは困難
と考えられていたのである。 ここにおいて、本発明はかかる事情を背景にし
て為されたものであつて、その目的とするところ
は、超臨界流体を用いた実用的な分析装置を提供
することにあり、特に超臨界流体の給送システム
を極めて簡単なものと為し、該流体にて分析試料
から目的成分を抽出し、これを効果的に分析し得
るようにした装置を提供することにある。 そして、かかる目的を達成するために、本発明
にあつては、(a)常温・常圧では気体であるガス体
を加圧、液化せしめてなる、抽出溶媒としての流
体を収容する流体容器と、(b)該流体容器から該流
体を吸引流路を通じて吸引し、吐出流路に吐出せ
しめる往復動プランジヤ型ポンプと、(c)該往復動
プランジヤ型ポンプのポンプヘツドを冷却せしめ
る冷却手段と、(d)前記吐出流路を通じて供給され
る前記流体を、超臨界状態下において所定の分析
試料に接触せしめ、該分析試料から目的成分の抽
出を行なう抽出機構と、(e)前記吐出流路を通じて
該抽出機構に導かれた前記流体を臨界点以上の温
度に調整して、超臨界状態と為す第一の温調装置
と、(f)該抽出機構の下硫側に設けられ、該抽出機
構にて抽出された目的成分を前記流体から分離、
捕集するトラツプ機構と、(g)前記抽出機構から該
トラツプ機構に導かれる流体を超臨界状態に維持
する第二の温調装置と、(h)該トラツプ機構に対し
て、切換えバルブ手段にて接続可能に設けられ、
該トラツプ機構から流出せしめられる捕集された
目的成分を分析する分析機構とを、含むように装
置を構成したものである。 このような構成の装置によれば、抽出溶媒とな
る流体としての液化ガスが、従来から低圧ポンプ
として認識されている構造の簡単な往復動プラン
ジヤ型ポンプにて、そのポンプ作動時におけるガ
ス化の問題を生じることなく、有効に給送され
得、以て超臨界状態下における該液化ガスによる
目的成分の抽出、更にはその分析が有利に行なわ
れ得ることとなつたのである。即ち、往復動プラ
ンジヤ型ポンプの圧縮比はせいぜい2〜3倍程
度、高くても数倍止まりであり、そのような圧縮
比の小さなポンプで高圧の液化流体(液化炭酸ガ
スで70気圧程度)を、本発明に従つて単にポンプ
ヘツド部分を冷却することのみで、そのポンプ作
動時のガス化を抑制しつつ、効果的に吐出し得た
ことは、意外なことであり、このような構造の簡
単な往復動プランジヤ型ポンプの使用を可能なら
しめ、実用的な装置を完成したところに、本発明
の大きな技術的意義が存するのである。 そして、このような本発明に従う装置において
は、超臨界流体を形成し得る流体が往復動プラン
ジヤ型ポンプによつて効果的に抽出機構に送り込
まれ、該抽出機構において形成される超臨界流体
によつて、分析試料からは目的とする成分の抽出
が効果的に行なわれ得、そして抽出された目的成
分はトラツプ流路上に設けられたトラツプ機構に
て分離、捕集せしめられた後、別途に導入される
移動相等によつて分析機構に導かれて所定の分析
が行なわれるのであり、これによつて、従来では
困難とされていた固体試料の分析、更には食品,
薬品,香料,油脂等の揮発性成分の分析、ひいて
はその評価を、極めて微量の試料量において、効
果的に行ない得ることとなつたのである。 以下、本発明を更に具体的に明らかにするため
に、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明することとする。 まず、第1図は、本発明の一実施例に係る分析
装置の一例を示す系統図である。同図において、
2は、常温・常圧では気体である炭酸ガスを加
圧、液化せしめて成る液化炭酸ガス(流体)を収
容するCO2ボンベである。このCO2ボンベ2に
は、底部近くまで、吸引管4が差し込まれてお
り、かかる吸引管4に設けられた取出しバルブ6
を介して取り出される液化炭酸ガスが、該吸引管
4を通じてポンプ8に導かれるようになつてい
る。 そして、かかる吸引管4は、その途中において
三つに分岐せしめられ、分岐路10,12,14
を形成している。また、これら三つの分岐路のう
ち、一つの分岐路10上には、逆止弁16及び
ON,OFFバルブとしての電磁弁18が設けられ
ている。一方、他の二つの分岐路12,14上に
は、それぞれ抽出補助溶媒を収容する溶媒タンク
20,22が設けられ、更にそれらの下流側に
ON,OFFバルブとしての電磁弁24,26が設
けられている。また、溶媒タンク20,22内に
は、移動可能な若しくは可撓性の隔壁28,30
が設けられ、それらの内部の気液密に二つの室に
仕切つている。そして、この隔壁28,30で仕
切られた溶媒タンク20,22の一方の室に、そ
れぞれバルブ32,34を介して、異なる抽出補
助溶媒が供給され、それぞれの溶媒タンク20,
22内に収容されるようになつている。なお、3
6,38は抽出補助溶媒を溶媒タンク20,22
内に収容せしめる際に用いられるドレインバルブ
である。 このような溶媒タンク20,22内に収容され
た抽出補助溶媒は、隔壁28,30にて仕切られ
た他方の室側に、吸引管4を通じて導かれる液化
炭酸ガスが流入せしめられることによつて、押し
出し作用を受け、そしてポンプ8による吸引作用
の下に、電磁弁24,26の開閉制御によつて、
その所定量が混合槽40に流入せしめられるよう
になつているのである。また、混合槽40には、
分岐路10を通じて、電磁弁18の制御下に、所
定量の炭化炭酸ガスが流入せしめられるようにな
つている。そして、電磁弁18,24,26の開
閉制御が制御装置42によつて行なわれることに
より、単位時間当りに混合槽40に流入せしめら
れる液化炭酸ガス量及び一若しくは二種類の抽出
補助溶媒量が所定の比率に維持され、以て所定濃
度の抽出混合流体が形成され、この混合流体が逆
止弁44を介してポンプ8に導かれることとなる
のである。なお、炭化炭酸ガスと抽出補助溶媒と
の混合比率は、制御装置42による電磁弁18,
24,26の開閉時間の変化によつて任意に変え
ることが出来、また時間と共にその混合割合を変
化させたりすることも可能である。このような制
御装置42による開閉時間の制御は、一般に少な
くとも0.1秒以上の繰返し周期にて行なわれるこ
ととなる。 また、ポンプ8は、第2図に示されるように、
ハウジング46内において回転可能な斜板48に
ピンポイント状態(コロ)で当接して軸心方向に
往復動せしめられるプランジヤ50を有してお
り、そして該プランジヤ50は同一円周上に120゜
の位相差をもつて三本配置されている。ところ
で、斜板48は円柱体を切断したものであつて、
プランジヤ50が当接する側の面が、該プランジ
ヤ50の軸心方向に対して傾斜するように、円柱
体の軸心に対して所定の角度を持つた切断面とさ
れて、プランジヤ50に往復動を与えるようにな
つている。また、斜板48は、ハウジング46に
固定の変速モータ52にて減速機構を介して駆動
され、軸受けた支持された回転軸54と一体的に
回転せしめられる。各プランジヤ50は、同じく
ハウジング46に固定のポンプユニツト56の溶
液室58内に往復動する。なお、吸引管4aに連
なるポートに吸入弁60、吐出管62aに連なる
ポートに吐出弁64が設けられている。そして、
三個のポンプユニツト56の各吸引管4a,4
a,4aは、第1図に示されるように吸引管4の
連結され、また各吐出管62a,62a,62a
は吐出本管62に連結されている。 なお、このような往復動プランジヤ型のポンプ
8の構造並びにその作動は、本願出願人の一人が
先に出願した特公昭56−33664号公報,特公昭56
−29798号公報等に詳細に記述されており、ここ
では、そのようなポンプ作動によつて、すなわち
斜板48の変速モータ52による回転により各ポ
ンプユニツト56,56,56の各プランジヤ5
0,50,50が順次それぞれその軸心方向に往
復動せしめられ(第1図において時計方向に、或
いは半時計方向に、各ポンプユニツトが順次作動
して)、吸引、吐出を行なうことにより、吸引管
4を通じて所定の流体を吸引せしめ、そして吐出
管62に連続的に吐出せしめるのである。 そして、このポンプ8には、そのハウジング4
6の前面の、ポンプユニツト56が設けられた部
分を取り囲むように、冷却ジヤケツト66が設け
られている。また、この冷却ジヤケツト66に
は、第1図に示されるように、冷却機68から供
給される気体状或いは液体状の冷却流体が流通せ
しめられるようになつており、これによつてかか
るポンプ8のポンプヘツド、すなわち流体が通
過、圧縮せしめられる部分(ここでは、ポンプユ
ニツト56のプランジヤ50が出入りする溶液室
58部分)を冷却せしめるようになつており、こ
れによつてプランジヤ50の往復動によるポンプ
作動において、かかる溶液室58内に流入され、
圧縮される液化炭酸ガスを主体とする所定の流体
のガス化が効果的に抑制せしめられ、以て正常な
ポンプ作動が行なわれるようになつている。 そして、かかる吐出管62の下流側には、切換
えバルブ手段として第一の六方バルブ70及び第
二の六方バルブ72が直列に接続されている。こ
れら六方バルブ70,72は、よく知られている
ように、6個のポート74a〜72f;76a〜
76fを有し、その切換え操作によつて、一つの
ポートが左右の隣合うポートに交互に切り換えら
れるようになつている。すなわち、第1図におい
て、実線で示される各ポートの接続状態から、そ
れぞれ破線で示される接続状態に切り換えられ得
るようになつているのである。そして、吐出管6
2は、第一の六方バルブ70のポート74aに接
続される一方、第一の六方バルブ70と第二の六
方バルブ72との接続は、前者のポート74bと
後者のポート76aを繋ぐ接続路78によつて行
なわれている。 また、第二の六方バルブ72において、ポート
76aと接続せしめられ得るポート76fと76
cとの間に閉回路80が形成され、この閉回路8
0上に分析試料を収容せしめ得るサンプルカート
リツジ82が配されており、そしてこのサンプル
カートリツジ82は恒温槽(第一の温調装置)8
4によつて所定の温度に維持され得るようになつ
ており、これによつて吐出管62から第一の六方
バルブ70、接続路78を通じて閉回路80に導
かれた流体を、かかるサンプルカートリツジ82
内において超臨界状態、すなわちその臨界点以上
の温度,圧力下において所定の分析試料と接触せ
しめ、以て該分析試料から目的成分の抽出を行な
うようになつているのである。 なお、第二の六方バルブ72のポート76fに
接続せしめられるポート76eには、パージガス
流路86が接続せしめられ、また前記取出しバル
ブ6を通じて取り出された液化炭酸ガスが吸引管
4から、かかるパージガス流路86に導かれ、そ
して減圧弁88,バルブ90を介してポート76
e,76fからサンプルカートリツジ82内に導
かれ、該サンプルカートリツジ82内及び閉回路
80内をパージし得るようになつている。そし
て、閉回路80の下流側端部が接続されたポート
76cに接続せしめられるポート76dが、ドレ
イン流路92に接続され、サンプルカートリツジ
82,閉回路80のパージガスがかかるドレイン
流路92によつて系外に排出され得るようになつ
ているのである。 また、かかる閉回路80が接続される第二の六
方バルブ72のポート76cに隣接するポート7
6bと、第一の六方バルブ70のポート74eと
の間にトラツプ流路94が設けられ、このトラツ
プ流路94上にトラツプカラム96が配されてい
る。このトラツプカラム96内には、吸着剤等の
適当な物質が充填せしめられ、前記サンプルカー
トリツジ82において超臨界流体にて抽出された
目的成分を、かかる流体を閉回路80からポート
76c,76bを通りてトラツプ流路94に導
き、トラツプカラム96内を通過せしめることに
より、該流体から分離、捕集せしめ得るようにな
つている。また、このトラツプカラム96は、恒
温槽(第二の温調装置)98にて所定の温度に維
持され得るようになつており、これよつて、流体
を超臨界状態に維持し得るようになつている一
方、トラツプ後における温度調節により、トラツ
プカラム96内に充填された物質により捕集され
た目的成分を必要に応じて放出せしめ得るように
なつている。 さらに、トラツプ流路94が接続されたポート
74eに接続せしめられる左右のポート74d,
74fには、それぞれ給送路100,102が接
続され、そしてこれら給送路100,102が、
三方バルブ104を介して分析流路106に選択
的に接続せしめられ得るようになつている。な
お、ポート74b及び74dとの間のポート74
cには、移動相供給流路108が接続されてお
り、所定の液体クロマトグラフイ用ポンプ或いは
ガスクロマトグラフイ用ガス源からの液体状或い
は気体状の移動相が、該流路108を通じて供給
せしめられ得るようになつている。 また、分析流路106はバルブ110,112
によつて分離カラム114に切り換えられ得るよ
うになつており、該分析流路106を通じて導か
れる目的成分を含む移動相が、かかる分離カラム
114内において、液体クロマトグラフイ手法或
いはガスクロマトグラフイ手法によつて展開さ
れ、目的成分がそれぞれの個々の成分に分離せし
められて、その下流側に設けられた検出器116
にて検出されるようになつている。なお、移動相
によつて分析流路106に導かれた目的成分が単
一成分である場合等における如き、分離カラム1
14が不要とされる場合にあつては、第1図に示
される如き流路に従つて、直接に検出器116、
例えばUV検出器等に導かれて検出が行なわれる
こととなる。 そして、かかる検出器116から延びる排出流
路118には、それに圧力をかける必要がない場
合において使用される、排出液を系外に排出する
ための排出弁119が設けられており、また圧力
をかける場合にあつては、サーボ圧力コントロー
ル装置120によつてその上流側の圧力を制御せ
しめつつ、三方バルブ122によつてドレイン流
路124を通じて系外に排出せしめられるように
なつている一方、逆止弁126を介して、前記混
合槽40とポンプ8との間の吸引管4部分に接続
せしめられ、かかる排出流路118内に排出せし
められた流体が、再び吸引管4を通じて、ポンプ
8のポンプ作動によつて吐出管62に吐出せしめ
られ、以て所定の抽出トラツプ操作が繰り返して
行なわれるようになつている。 従つて、かくの如き構成の装置にあつては、抽
出溶媒となる流体としての液化炭酸ガスはCO2
ンベ2から吸引管4を通じてポンプ8にて吸引さ
れ、吐出管62に連続的に吐出せしめられること
となるが、そのようなポンプ8によるポンプ作動
において、かかる流体がガス化するのが、ポンプ
8として往復動プランジヤ型ポンプのポンプを用
い、そしてそのポンプヘツドを冷却せしめること
によつて、効果的に抑制され得るのである。特
に、このような往復動プランジヤ型ポンプの圧縮
比はせいぜい2〜3倍程度、高くても数倍止まり
であり、そのような圧縮比の小さなポンプで高圧
の液化流体(液化炭酸ガスで70気圧程度)を、単
にポンプヘツド部分を冷却することのみで効果的
に押し出し得ることは、本発明の大きな特徴とす
るところである。尤も、かかる装置において、ポ
ンプ8のポンプヘツド部分が冷却されない場合に
おいては、液化炭酸ガスの送液が困難となるので
ある。なお、送液流体として、ここでは液化炭酸
ガスが用いられているが、常温・常圧では気体で
あるその他のガス体、例えばプロパン,エチレン
等のガス体を加圧、液化せしめてなる流体を抽出
溶媒として使用することも可能である。 また、上例の装置においは、分岐路12,14
上にそれぞれ溶媒タンク20,22が設けられ、
それぞれのタンクに抽出補助溶媒、例えばエタノ
ール,ヘキサン,水等の前記液化炭酸ガスによる
抽出効率を高め得る溶媒(エントレーナ)を収容
せしめ、これを電磁弁18,24,26の切換え
操作によつて所望の混合比の流体と為して、ポン
プ8に吸引されるようになつており、これによつ
て、かかる流体によるサンプルカートリツジ82
内における分析試料からの目的成分の抽出が効果
的に行なわれ得るようになつているのである。特
に、このような抽出補助溶媒は、高圧の吸引管4
内にブースターポンプ等を用いて押し込まれるの
ではなく、単に溶媒タンク20,22内に収容さ
れ、それぞれ隔壁28,30を介して作用せしめ
られる液化炭酸ガスの圧力とのバランスの下に、
それぞれの電磁弁によつて混合槽40に導かれる
ようになつているところから、その高圧系への導
入機構が著しく簡略化され得ることとなつている
のである。 また、液化炭酸ガスにて形成される超臨界流体
を用いて、サンプルカートリツジ82内に収容さ
れた分析試料から目的成分を抽出する場合には、
第一の六方バルブ70と第二の六方バルブ72と
が、第1図の破線状態の如く各ポート間を連結せ
しめ、吐出管62を通じて導かれる流体が、ポー
ト74a,74bを介して接続路78に、そして
ポート76a,76fを介して閉回路80のサン
プルカートリツジ82内に導かれることとなる。 そして、かかるサンプルカートリツジ82内に
おいて分析試料から目的成分を抽出した流体は、
ポート76c,76bを介してトラツプ流路94
に導かれ、その流路上に設けられたトラツプカラ
ム96において目的成分が分離、捕集せしめられ
るのである。また、目的成分の取り除かれた流体
はポート74e,74fを介して給送路100に
導かれ、次いで三方バルブ104を経由して分析
流路106、更には排出流路118に導かれ、ド
レインバルブ122を介して系外に排出せしめら
れたり、或いはかかるドレインバルブ122によ
つて吸引管4に導かれ、リサイクルせしめられ得
ることとなるのである。 そして、分析試料の目的成分がトラツプカラム
96に分離、捕集せしめられた後、かかる捕集さ
れた目的成分を分析するために、このトラツプカ
ラム96に捕集された目的成分が該トラツプカラ
ム96から放出せしめられ、そしてこの放出され
た目的成分が、下流側に設けられた分離カラム1
14によつてそれぞれの成分に分離せしめられた
後、或いは分離せしめられることなく、検出器1
16にて検出されることとなるのである。 なお、このトラツプカラム96からの目的成分
の放出は、恒温槽98による温度調節によつて行
ない得る他、第一,第二の六方バルブ70,72
を、第1図の実線で示される如き、各ポートの接
続状態となし、そして移動相供給流路108を通
じて、液体クロマトグラフイ用移動相或いはガス
クロマトグラフイ用移動相を導き、トラツプカラ
ム96内を流通せしめることによつても行なうこ
とも可能である。この放出された目的成分は、移
動相と共に、ポート74e,74dを介して給送
路100から三方バルブ104の切換えによつて
分析流路106に導かれ、そしてバルブ110,
112の切換えによつて分離カラム114内でそ
れぞれの成分に分離せしめて、検出器116にて
検出せしめられることとなるのである。 このように、かかる構成の装置によれば、超臨
界流体を形成し得る流体が、ポンプ8によつて効
果的に抽出機構としてのサンプルカートリツジ8
2内に送り込まれ、そしてかかるサンプルカート
リツジ82内において形成される超臨界流体によ
つて、分析試料からは目的とする成分の抽出が効
果的に行なわれ得、そして抽出された目的成分は
トラツプ流路94上に設けられたトラツプカラム
96にて分離、捕集せしめられた後、別途に導入
される移動相によつて抽出機構114,116に
導かれて所定の分析が行なわれるのであり、これ
によつて、従来では困難とされていた固体試料の
分析、更には食品,薬品,香料,油脂等の揮発性
成分の分析、ひいてはその評価を、極めて微量の
試料量において、効果的に行ない得ることとなつ
たのである。 因みに、かかる装置を用いて得られたクロマト
グラムが第3図及び第4図に示されている。な
お、分析試料としてはコーヒー粉末が用いられ、
そしてその香気成分が抽出されて、それぞれ液体
クロマトグラフイ分析及びガスクロマトグラフイ
分析され、その結果が第3図及び第4図に示され
ている。 (1) 抽出条件 サンプルカートリツジ82 サンプル;.4g充填(4.6mmφ×5cm) 温度;48℃ CO2;圧力120Kg/m2 流速5ml/分 トラツプカラム96 充填剤;マイクロビーズシリカ(200mesh) 4.6mmφ×50cm 温度;10℃ (2) 高速液体クロマトグラフイ条件 分離カラム;Fine−pak−シリカ充填 4.6mmφ×25cm 移動相溶媒;メタノール/水=45/55 検出器;UV検出器(UVIDEC−;日本分光
工業株式会社製) 280nm0.64AUFS (3) ガスクロマトグラフイ条件 分離カラム;Thermon600T(0.5mmφ×50m) キヤリア;1Kg,スプリツト1:30 温度;70℃〜210℃,4℃/分プログラム 吸着管;3mmφ×20cm(tenaxGC15cm)200
℃,1分,inlet 第3図及び第4図の結果から明らかなように、
分析試料が0.4gもの極めて微量であつても、目
的成分が超臨界流体によつて効果的に抽出され、
そして分析され得るのである。 以上、本発明の具体例について詳細に述べてき
たが、本発明はかかる例示の具体例にのみ限定し
て解釈されるものでは決してなく、本発明が、本
発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の
知識に基づいて種々なる変更、修正、改良等を加
えた形態において実施され得ることは言うまでも
なところであり、またそのような変形等を加えた
形態が何れも本発明の範囲内に属するものである
こと、言うまでもないところである。 例えば、前例にあつては、ポンプ8は3個のポ
ンプユニツト56を以て構成されているが、これ
に代えて1個或いは2個のポンプユニツトで往復
動プランジヤ型ポンプを構成したり、あるいは4
個以上のポンプユニツト56で構成したりするこ
とも可能である。また、抽出補助溶媒を1種類用
いる場合においては、前記分岐路10,12,1
4は二つとされ、さらに四つ以上の分岐路も必要
に応じて設けられ得る他、冷却流体を、ポンプ8
のハウジング46に取り付けられた冷却ジヤケツ
ト66内に供給せしめられるための冷却器や、切
換えバルブ手段としの第一及び第二の六方バルブ
等にあつても、種々変更することが可能である。 また、上例にあつては、恒温槽84,98がサ
ンプルカートリツジ82及びトラツプカラム96
にそれぞれ設けられているが、超臨界状態を効果
的に維持するうえにおいては、それらに至る流路
部分80,94に対しても温度調節を行なうこと
が望ましく、更に六方バルブ70,72部分やそ
の周辺の流路部分にも必要に応じて温度調節が行
なわれることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る装置の一例を示す系統図
であり、第2図は第1図におけるポンプの詳細を
示す拡大断面図であり、第3図及び第4図は、そ
れぞれ本発明の装置を用いて得られた液体クロマ
トグラフイ及びガスクロマトグラフイの結果を示
すクロマトグラムである。 2:CO2ボンベ、4:吸引管、8:ポンプ、1
0,12,14:分岐路、18,24,26:電
磁弁、20,22:溶媒タンク、28,30:隔
壁、32,34:バルブ、36,38:ドレイン
バルブ、40:混合槽、42:制御装置、46:
ハウジング、48:斜板、50:プランジヤ、5
2:変速モータ、54:回転軸、56:ポンプユ
ニツト、58:溶液室、60:吸入弁、62:吐
出管、64:吐出弁、66:冷却ジヤケツト、6
8:冷却器、70:第一の六方バルブ、72:第
二の六方バルブ、74a〜74f,76a〜76
f:ポート、78:接続路、80:閉回路、8
2:サンプルカートリツジ、84:恒温槽、8
6:パージガス流路、92:ドレイン流路、9
4:トラツプ流路、96:トラツプカラム、9
8:恒温槽、100,102:給送路、104:
三方バルブ、106:分析流路、108:移動相
供給流路、110,112:バルブ、114:分
離カラム、116:検出器、118:排出流路、
120:サーボ圧力コントロール装置、122:
ドレインバルブ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 常温・常圧では気体であるガス体を加圧、液
    化せしめてなる、抽出溶媒としての流体を収容す
    る流体容器と、 該流体容器から該流体を吸引流路を通じて吸引
    し、吐出流路に吐出せしめる往復動プランジヤ型
    ポンプと、 該往復動プランジヤ型ポンプのポンプヘツドを
    冷却せしめる冷却手段と、 前記吐出流路を通じて供給される前記流体を超
    臨界状態下において所定の分析試料に接触せし
    め、該分析試料から目的成分の抽出を行なう抽出
    機構と、 前記吐出流路を通じて該抽出機構に導かれた前
    記流体を臨界点以上の温度に調整して、超臨界状
    態と為す第一の温調装置と、 該抽出機構の加硫側に設けられ、該抽出機構に
    て抽出された目的成分を前記流体から分離、捕集
    するトラツプ機構と、 前記抽出機構から該トラツプ機構に導かれる流
    体を超臨界状態に維持する第二の温調装置と、 該トラツプ機構に対して切換えバルブ手段にて
    接続可能に設けられ、該トラツプ機構から流出せ
    しめられる捕集された目的成分を分析する分析機
    構とを、 含むことを特徴とする超臨界流体を用いた分析装
    置。 2 前記吸引流路をその途中において複数に分岐
    せしめ、その一つを前記流体の流路と為すと共
    に、他の分岐路に所定の抽出補助溶媒を収容した
    溶媒容器を設け、且つ該溶媒容器内の移動可能な
    若しくは可撓性の隔壁で仕切つて、その一方の側
    に前記流体の圧力を作用せしめることにより、他
    方の側に収容されている前記抽出補助溶媒が前記
    吸引流路の下流側に導かれるようにする一方、前
    記流体の流路となる分岐路及び該溶媒容器の設け
    られた分岐路の該溶媒容器より下流側の部分にそ
    れぞれ開閉バルブを設け、それら開閉バルブの開
    閉制御によつて所定割合でそれぞれの分岐路を通
    じて導かれる前記流体及び抽出補助溶媒を合流、
    混合せしめて、前記往復動プランジヤ型ポンプに
    導くようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の装置。 3 前記分析機構から流出する流体の排出流路
    を、ドレインバルブを介して、前記分岐路の合流
    点と前記往復動プランジヤ型ポンプとの間の吸引
    流路に接続せしめ、該ドレインバルブの切換え操
    作によつて該排出流路の流体を系外に排出し或い
    は該吸引流路に導き得るようにした特許請求の範
    囲第2項記載の装置。 4 前記分析装置が、分離カラム及び検出器を含
    む液体クロマトグラフイ装置またはガスクロマト
    グラフイ装置である特許請求の範囲第1項記載の
    装置。 5 前記切換えバルブ手段を第一及び第二の切換
    えバルブにて構成せしめ、該第一の切換えバルブ
    に対して前記吐出流路及び前記分析機構を接続せ
    しめる一方、該第一の切換えバルブと該第二の切
    換えバルブとを接続する二つの接続路を設けて、
    その一方に前記トラツプ機構を配すると共に、該
    第二の切換えバルブに対して形成された閉回路上
    に前記抽出機構を設け、それら二つの切換えバル
    ブの切換え操作により、前記吐出流路、抽出機構
    及びトラツプ機構を接続せしめ、或いは前記分析
    機構に該トラツプ機構を接続せしめ得るようにし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    4項のいずれかに記載の装置。 6 前記抽出機構及びトラツプ機構並びにそれら
    に至る流路部分が、それぞれ温度調節装置を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の装置。
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