JPH0445382Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0445382Y2
JPH0445382Y2 JP1987130106U JP13010687U JPH0445382Y2 JP H0445382 Y2 JPH0445382 Y2 JP H0445382Y2 JP 1987130106 U JP1987130106 U JP 1987130106U JP 13010687 U JP13010687 U JP 13010687U JP H0445382 Y2 JPH0445382 Y2 JP H0445382Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod
lead pipe
movable rod
cable
screw shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987130106U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6437310U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987130106U priority Critical patent/JPH0445382Y2/ja
Publication of JPS6437310U publication Critical patent/JPS6437310U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0445382Y2 publication Critical patent/JPH0445382Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、既設通信ケーブルなどの接続部とし
て被覆した主鉛管、補助鉛管、シーリングテープ
などの鉛工部の切開、はぎとりの作業をするため
のケーブル接続用鉛管解体工具に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
一般に、被覆線などの電信回線のケーブルを接
続する際には、被覆を切除して芯線を連接して処
理したのち、テープ巻きしその周わりを防水、紡
蝕保護のため接続スリーブの鉛管などの金属管
(以下、鉛管という)で覆い半田付け若しくはろ
う付けして密封固着化して布設することが行われ
て来た。ところがケーブル事故、配線変更、修
理、検査、その他の必要な工事の場合に接続部分
での金属被覆金属管を工具で切断除去してから行
なさなくてはならない。
従来、既設通信用ケーブル接続部の主鉛管鉛工
部及び補助鉛管部の切取り、縦割り、剥ぎ取りな
どの解体作業は、鉛工用なた、金切鋸、トーチラ
ンプ等を使用して行うのが最も簡易であつた。
この工法では、金切鋸を用いると接続部に切粉
が混入する虞れが多く、鉛工用なたでの鉛管開き
では接続部に振動、衝撃を与えることは避けられ
ないし、トーチランプを用いると火で半田などの
溶着部分を溶かしてから必要な切削作業を行わな
ければならない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このためケーブル接続部分の作業において、バ
ーナーなどの火を用いると、火災事故につながる
危険があるため火を使用しないことが要請され、
これに従うと鉛管解体排除が極めて困難となる
し、この排除に切刃工具を打ち込んで切り裂く作
業をすると、ケーブルに衝撃を与えることとなつ
て通信中の雑音発生並びに正常な送信ができなく
なる支障が生じるばかりか、通常鉛管は壁厚が2
〜6.5mmもあるため、ナイフや鋏など用いても切
断操作や剥離操作しにくいし解体作業能率が悪
く、さらには切屑が接続部内に侵入して導体接続
の際に悪影響を及ぼすなど問題があつた。
従つて、マンホール内部で火気を使用しない、
ケーブル接続部に振動を与えない、切粉を混入さ
せない等の厳しい条件が付されると、これらを満
足させる適当な解体工具が求められていた。
本考案は、このような従来の欠点を排除し、火
を用いたりケーブルに衝撃を与えることなく簡単
で適確に鉛管を切除できると共に切粉も少なく、
電気等の特別の動力を必要とせず、従来工法と比
べて作業時間や、労力の度合を大幅に短縮及び軽
減される切断を含む剥ぎ取りの解体作業性良好な
ケーブル接続部の鉛管解体工具を提供することを
目的としたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ケーブル接続部の鉛管への係止用爪
部6のある固定杆1を備え、この固定杆に回転自
在に設けた螺軸2上に前記固定杆1に対して接離
する刃部9のある移動杆3を摺動自在に対向して
備えると共に、ケーブル外被の切開部分に挿入さ
れる先端41を一端に持ち、かつ他端に前記固定
杆1および移動杆3に嵌装される略コ字状のブラ
ケツト42を備えた鉛管剥離用アダプタ4を固定
杆1および移動杆3にそれぞれ着脱自在に対向配
備すると共に、前記固定杆1に設けたガイド軸7
で移動杆3を案内し、さらに前記螺軸2に回転操
作片5を配備したものである。
〔作用〕
この鉛管解体工具では、ケーブル接続部の被覆
体。例えば鉛管のスリーブを切除するに際して、
鉛管にあけた穴に固定杆1の爪部6を引掛けると
共に、移動杆3の刃部9も鉛管の別の穴に入れて
刃部9の刃先を喰い込ませて差し込んで操作片5
で螺軸2を回転させると螺軸2上の移動杆3が移
動され刃部9が鉛管壁に切り込まれつつ前記固定
杆1の爪部6側に押し送りされ、鉛管を縦割切開
して排除することが可能となる。しかも鉛管を切
開したあと、固定杆1と移動杆3とを寄せ合せて
切れ目に挿入して螺軸2を回して移動杆3を動か
して間隙を拡げて切目を拡開する(第7図)と共
に、剥離用のアダプタ4、4を固定杆1と移動杆
3とに装着してケーブル鉛管Aの内面のケーブル
シールB近くまで深く入れて螺軸2を回し、両ア
ダプタ4,4間を縮めてケーブルを抱き込んで引
き上げれば、ケーブルCを鉛皮より容易に剥ぎ取
ることができる。この場合、溶着部分を溶かすた
めのトーチランプなど使用はせずに、且つまたケ
ーブルに衝撃を与えることなく簡単に鉛管を解体
することができる。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面例について説明すると、
ケーブル接続部の鉛管への固定杆1を備え、この
固定杆1に回転自在に設けた螺軸2上に前記固定
杆1に対して接離する移動杆3を摺動自在に備え
ると共に、ケーブル外被の切開部分に挿入される
先端41を一端に持ち、かつ他端に前記固定杆1
または移動杆3に嵌装される略コ字状のブラケツ
ト42を備えた鉛管剥離用アダプタ4を固定杆1
および移動杆3にそれぞれ着脱自在に対向配備す
ると共に、前記固定杆1に設けたガイド軸7で移
動杆3を案内し、さらに前記螺軸2に回転操作片
5を配備されている。
前記固定杆1は、固定ハンドル8を持ち鉛管に
あけられた穴に挿入又は引掛けられる爪部6を備
えていて、かつ前記移動杆3の移動のためのガイ
ド軸7を一対螺軸2と平行に設けてある。また前
記螺軸2としてはセンターシヤフトとした回転螺
杆であつて前記移動杆3を螺合し、かつ前記操作
片5を取付けたものであり、操作片5の回動ねじ
送りで、螺軸2上に沿つて移動杆3を移動するよ
うになつている。この場合、前記移動杆3は前記
固定杆1に設けられたガイド軸7に遊嵌挿されて
支持され平行移動がしやすいようになつている。
なお移動杆3は螺合してあるが、螺軸2に対して
はルーズに遊嵌挿して、螺軸2を固定杆1に螺合
回転させることでガイド軸7に沿つて移動できる
ようにしてもよく、前記操作片5は握り部51
あるアームで螺軸2の操作ハンドルとなればよ
い。
また、前記アダプタ4はケーブル外被の近くま
で入られる先端41を持つていて、前記固定杆1
と移動杆3とに取付けられる挟持又は嵌合用のブ
ラケツト42を備え、該ブラケツト42に形成した
嵌支孔43で取付ねじ又は先端にナツト抜け止め
のある各杆1,3に突設されたねじ軸10に嵌挿
され蝶ナツト11で着脱自在に締付け結合される
ようになつていると共に、アダプタ4,4が対向
して接離し、ケーブルを抱き込んで鉛皮より浮き
上がらせて剥離しやすくしてある。
なお、このアダプタ4は、固定杆1と移動杆3
とから取り外して前記爪部6と刃部9を露出させ
て使用できるようになつている。この場合、前記
螺軸2上に移動する移動杆3は、固定杆1に順次
近づいて行くようにその下端部に刃部9が突設さ
れ、この刃部9は鉛管にあげられた穴に挿入又は
引掛けられるものであつて、刃尖鋭部を固定杆1
に対向させ進行方向に向いているものであつて、
鉛管を切開できるようにしてある。
さらに、前記操作片5は、螺杆の螺軸2に回動
操作用のハンドルとして備えているものである
が、螺軸2を角穴付きラチエツトレンチで回動操
作できるように角軸部分で代用させてもよい。い
ずれにしても移動杆3を押し送り鉛管の縦割切断
ができ、かつまた切り開いた鉛皮にはり付いたケ
ーブルを剥離できるようにしてある。
12は螺軸2用の軸受部で必要に応じガイド軸
7に備えられる。13は固定ナツト、Aは鉛管、
Bはケーブルシール、Cはケーブルである。前記
アダプタ4は30〜60度、好ましくは45度の角度で
折り曲げケーブルの抱き込みやすい先端を持つた
形態にし、該先端は必要に応じ尖鋭端又はナイフ
エツジに形成することもできる。
なお前記爪部6は、二又状にして前記刃部9が
その間に挿入されて切開切り残しがないように考
慮されている。
前記刃部9を移動杆3に対して取付ねじで着脱
自在にして交換できるようにして刃とぎ、更新若
しくは多種の刃部を兼用できるようにしたり、螺
軸2にキー溝を軸方向に設けて、移動杆3に固定
されたキーに嵌挿され移動杆3が螺軸2上に空転
せずに移動できるようにしてもよい。
〔考案の効果〕
本考案は、ケーブル外被の切開部分に挿入され
る先端を一端に持ち、かつ他端に前記固定杆また
は移動杆に嵌装される略コ字状のブラケツトを備
えた鉛管剥離用アダプタを固定杆および移動杆に
それぞれ着脱自在に対向配備すると共に、前記固
定杆に設けたガイド軸で移動杆を案内し、さらに
前記螺軸に回転操作片を配備したことにより、ケ
ーブル接続部の被覆体に刃先が差込まれて押し開
いて切断され、切粉発生がなく切開の処理も簡易
であり、補助鉛管と主鉛管との接合部の切溝に先
端を入れ螺軸を回しながら鉛管を拡開できるほ
か、アダプタの接離操作で鉛管内に張りついたケ
ーブルも抱きおこして剥離することができ、円滑
な切裂剥離作業ができ、電線接続に支障をきたす
こともなく被覆剥離が容易であつて、ケーブルに
震動や衝撃を与えることもなく送信中にも工事が
可能で能率的な配線工事ができると共に、一連の
解体作業性も著しく良好で作業者の負担も大巾に
軽減でき、しかも、火災より大事故となる虞れは
全くなく、極めて狭いマンホール内や渠内でも安
全な配線工事ができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は正面図、第3図は第1図線にお
ける縦断面図、第4図はアダプタの側面図、第5
図はその正面図、第6図はその平面図、第7図は
使用状態の斜視図、第8図は剥離工程の一部切断
正面図である。 1……固定杆、2……螺軸、3……移動杆、4
……アダプタ、5……操作片、6……爪部、7…
…ガイド軸、8……固定ハンドル、9……爪部、
10……ねじ軸、11……蝶ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケーブル接続部の鉛管への係止用爪部6のある
    固定杆1を備え、この固定杆1に回転自在に設け
    た螺軸2上に前記固定杆1に対して接離する刃部
    9のある移動杆3を摺動自在に対向して備えると
    共に、ケーブル外被の切開部分に挿入される先端
    1を一端に持ち、かつ他端に前記固定杆1およ
    び移動杆3に嵌装される略コ字状のブラケツト4
    を備えた鉛管剥離用アダプタ4を固定杆1およ
    び移動杆3にそれぞれ着脱自在に対向配備すると
    共に、前記固定杆1に設けたガイド軸7で移動杆
    3を案内し、さらに前記螺軸2に回転操作片5を
    配備したことを特徴とするケーブル接続用鉛管解
    体工具。
JP1987130106U 1987-08-28 1987-08-28 Expired JPH0445382Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987130106U JPH0445382Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987130106U JPH0445382Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6437310U JPS6437310U (ja) 1989-03-07
JPH0445382Y2 true JPH0445382Y2 (ja) 1992-10-26

Family

ID=31384973

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987130106U Expired JPH0445382Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0445382Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529020U (ja) * 1975-07-07 1977-01-21

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS529020U (ja) * 1975-07-07 1977-01-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6437310U (ja) 1989-03-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5105542A (en) Tool for removing coverings of a coaxial cable
JPH0445382Y2 (ja)
CN113206476B (zh) 一种断引流线作业工具及其操作方法
JPH0326760Y2 (ja)
JPH0451935Y2 (ja)
CN214798609U (zh) 一种输电线路运检人员接线辅助工具
KR102449290B1 (ko) 케이블 탈피기
JPH06261432A (ja) 電線被覆剥離用工具および電線被覆の遠隔剥離方法
CN209088421U (zh) 电缆接地挂环专用剥皮钳
CN2135852Y (zh) 一种管形同轴电缆切割器
CN219801704U (zh) 一种用于对t接电线进行剥线的双层剥线钳
JP4509432B2 (ja) カットアウト操作工具及びその操作方法
JPS5812507Y2 (ja) ケ−ブル外被はぎ取り工具
JP7369050B2 (ja) 電線被覆剥ぎ取り装置
CN219739790U (zh) 电缆剥皮装置
KR970001686Y1 (ko) 피복전선용 스트리퍼
JPS5812497Y2 (ja) ケ−ブル外被切断工具
CN216530261U (zh) 一种电缆金属护套剥离器
CN216564308U (zh) 一种电缆破皮装置
JPH04124820U (ja) 解鉛用工具
CN220903012U (zh) 装表接电工艺钳
JPH056009Y2 (ja)
CN1285638A (zh) 电线保护皮的剥离工具及其远距离剥离方法
CN217036573U (zh) 剥线装置
CN213817075U (zh) 一种新型电缆削锥器