JPH04452A - 電子写真現像剤 - Google Patents

電子写真現像剤

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JPH04452A
JPH04452A JP2003841A JP384190A JPH04452A JP H04452 A JPH04452 A JP H04452A JP 2003841 A JP2003841 A JP 2003841A JP 384190 A JP384190 A JP 384190A JP H04452 A JPH04452 A JP H04452A
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Hiroshi Nakazawa
博 中沢
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子写真、静電記録等静電潜像をカスケード
現像や磁気ブラシ現像等2成分現像方式で可視化するた
めに使用する現像剤に関し、更に詳しくは、適当な正の
電荷をトナーに与えることを特徴とするトナーとキャリ
アの組成の改良に間するものである。
E従来技術] 乾式現像剤は、結着樹脂中に着色剤を分散させたトナー
そのものを使用する一成分現像剤とトナーをキャリヤー
と称する粒子と混合して相互仁摩擦帯電させて使用する
二成分現像剤とに大別しうる。
これら現像剤に使用されているトナーは静電潜像を現像
した後、静電的に用紙に転写され、転写されたトナーは
用紙の上に固着させるために熱又は圧力により定着させ
られる。感光体の上に転写されないで残ったトナーはブ
レード、ブラシ又はウェブのような機構により除去され
る。
トナーの機能はこのように現像、転写、定着及びクリー
ニングのプロセスに対しての各要求性能に合わせて、材
料や製造方法が検討されてきている。トナーの定着に関
しては主としてトナーの結着樹脂に対しての工夫改善が
はかられてきている。
一方、現像プロセスと転写プロセス及びクリーニングプ
ロセスにはトナーの適切な帯電性能とトナーの流動性が
要求されている。具体的には現像工程においてトナーは
キャリヤーとの混合により敏速に帯電し、逆極性の電荷
が少な(、適度な電荷量を持つ必要があり、同時に環境
条件の変化やコピー枚数に応じた現像剤の特性の変化が
少ないことが要求されている。又、トナーは現像器の中
で凝集したり、固化あるいはキャリア等他のものに固着
しないように材料を決定しなくてはならない。
又クリーニング工程では感光体を傷つけることな(、同
時にブレードと感光体との摩擦抵抗を下げることが要求
されている。この観点からトナーへの帯電制御剤、潤滑
剤の付与及びキャリアからの摩擦帯電の改善のためキャ
リア表面処理等に多くの改善がはかられてきた。従来か
らの様々な改善にもかかわらず、未だ十分に満足される
現像剤は得られていないのが実情である。
現像剤に関して現像プロセス、クリーニングプロセスで
大きな問題となっているのは、現像剤の電荷量の環境安
定性の問題、多数枚コピーによる現像剤の特性変化、つ
まり現像剤劣化の問題等であり、これらは結果として画
質の不安定性をもたすもので、濃度の低下やかぶりの発
生となり、同時に機内の汚れ等にも繋がる問題であった
このように、現像剤の特性に依存し−C1得られる複写
での画質レベルは大きく寄与しており、同時に信頼性に
関しても大きく影響を受けるなど大きな技術課題となっ
てきた。
これらの課題に対して、発明者等は酸化チタンをトナー
に含有させることにより改善をはかつてきた。例えば特
願昭63−193420号では、トナー粒子表面に粒径
0.05μm以下のシリカ微粉末と]  1μm以上の
チタニアを付着させる発明を提案し、逆極性のトナーの
発生を低減させることが出来た。又、特開昭64−06
2667号公報は、トナー粒子表面に酸化チタンを付着
させるトナーに関して提案し、高温高湿下でのトナーの
帯電性の改善と多数枚複写での帯電性の低下をはかつて
きた。これらの提案により、トナーの帯電性は従来に比
較して大きく改善はされてきたものの、コピー枚数の多
い場合や、使用環境条件によっては依然として課題は残
されていることが分かつてきた。
この問題の発生は、物理特性としてはトナーが新しく補
給された場合において、そのトナーと使用されてきた現
像剤との間でのトナーの帯電の立ち上がりが重要である
ことが分かった。この特性の評価方法で評価した場合に
は、第1図で示すようにトナーを新しく補給した場合に
トナーの電荷は二つのピークが発生し、これが混合時間
の経過と共に一つのピークとなってい(が、この状態に
至る時間が長くかかると問題を発生させることが判明し
た。具体的にはトナー電荷の低いピークにあるトナーは
、キャリアとの間のクーロン力が弱いために、キャリア
から剥がれやすく、機内のトナー汚れの問題やかぶりの
発生の問題をもたらすことが判明した。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、前記の事情に鑑みてなされたもので、帯電安
定性がよく、新しいトナーの補給に対しても帯電の立ち
上がりが速い現像剤を提供することを目的とする。
[発明の概略の構成] 本発明は、脂肪酸金属塩で処理した酸化チタンをトナー
表面に有することを特徴とするもので、更に、このトナ
ーに対してキャリアとしてはフッ素樹脂でコートしたフ
ェライト粒子又はフッ素系樹脂微粉末を含む磁性粉をポ
リマーに分散させた分散型キャリアを用いることを特徴
とするものである。本発明で使用する脂肪酸金属塩とは
カルボン酸鉄又はカルボン酸アルミであり、脂肪酸とし
ては、ラウリン酸、ステアリン酸、アスコルビン酸、ス
テアリン酸等を含むものである。
処理した酸化チタンの粒子径は平均−次粒子径で0.0
1μm〜1.00μmの範囲がよ(、好ましくは0.0
1μm〜0.2μmの範囲が好適である。その使用量は
トナーに対して0.3重量%から5.0の重量%の範囲
であり、好ましくは05重量%から2.0重量%の範囲
であり、トナーに外添して作成される。脂肪酸金属塩の
酸化チタンの処理方法は、下記のような方法が含まれる
(1)湿式法にて水中に酸化チタンの沈殿を精製させた
後、脂肪酸金属塩を適量添加し、この後、脱水、粉砕を
行なう。
(2)粉砕前の乾燥酸化チタンに脂肪酸金属塩を適量添
加した後、微粉砕工程を行なう。
(3)微粉砕後の酸化チタンに脂肪酸金属塩の溶液又は
分散液を添加した後、撹拌器にて撹拌後、加熱減圧して
溶媒を除去する方法などがある。
このように処理された酸化チタンの添加量が少ない場合
には、トナーの流動性が低いと共に、帯電性に関して狙
いの効果を達成させることが出来ず、多い場合には、ト
ナーの導電度が高(なり、トナーの帯電量が低下し、か
ぶりの発生に至り、上記範囲が好適な範囲であった。
本発明に使用されるトナーの結着剤としては、スチレン
、クロルスチレン、ビニルスチレン等のスチレン類;エ
チレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のオレ
フィン類:酢酸ビニル、プロピレン酸ビニル、安息香酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のビニ
ルエステル;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル、アクリル酸ドデシル、アクリル酸オク
チル、アクリル酸フェニル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリル酸ド
デシル等のαメチレン脂肪属モノカルボン酸のエステル
;ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビニ
ルブチルエーテル等のビニルエーテル;ビニルメチルエ
チメヶトン等の単独重合体あるいは共重合体を例示する
ことが出来、特に代表的結着樹脂としてはポリスチレン
とスチレンアクリル酸エステル共重合体、スチレンメタ
クリル酸アルキルエステル共重合体を挙げることが出来
る。
本発明に用いられるトナーの着色剤としてはカーボンブ
ラック、フタロシアニン銅系色材、アゾ系イエロー色材
、アゾ系マゼンタ色材、キナクリドン系マゼンタ色材等
よく知られたものが使用出来る。樹脂や着色材としては
各種のものが使用出来上述のものに限定されるわけでは
ない、又場合によってはポリエチレンやポリプロピレン
等のワックスを潤滑材、離型材として併用しうる。又、
場合によっては、クリーニング補助材としてアクリル酸
樹脂又はフッ素系樹脂の微粉末等を併用してもよく、ト
ナーの流動性を向上させるために酸化硅素等の流動性の
助剤を併用してもよい。又トナー中には下記一般式で表
される4級アンモニウム塩を帯電制御材として使用して
もよい。
H 803゜ この帯電制御剤としての4級アンモニウム塩の量は使用
される着色材によって影響されるが、一般に0.1〜1
0重量%の範囲で使用され、好ましくは0.2〜5.0
!量%が好適な使用範囲であった。本発明におけるトナ
ーの平均粒子径は30μmよりも小さ(、好ましくは3
〜20μmが好適である。本発明で使用しうるキャリア
はフッ素系でコートしたフェライト粒子又はフッ素系樹
脂微粉末を含有した磁性粉分散型負帯電キャリアが使用
される。ここで帯電キャリアとはトナーとの混合により
、それ自身が負に帯電することをいう。
又、磁性粉分散型キャリアとは磁性粉を高分子ポリマー
に分散させたキャリアのことをいう。
フッ素系樹脂でコートしたフェライト粒子におけるフッ
素系樹脂とは〕化カビニリデン、テトラフルオロエチレ
ン等の単独重合体又はフッ化ビニリデンとヘキサフルオ
ロプロピレン、フッビニリデンとトリフロロエチレン等
に代表される共重合体が使用出来るがこれに限定される
ものではない。
本発明に使用されうるフェライト粒子の粒子径は10〜
500μmの範囲が使用でき、好ましくは50〜150
μmの範囲が好適である。
本発明のフッ素系樹脂被覆型キャリヤー粒子は、前記の
ようなコアー材料を前記のようなフッ素系の重合体で表
面処理し、該コアー材料表面上に化学結合あるいは吸着
により該共重合体の被覆層を形成することにより得るこ
とが出来る。
コアー材料の表面処理のためには、例えば前記の重合体
の一種又は二種以上の混合物を適当な溶媒に溶解し、得
られる溶液中にコアー材料を浸漬し、しかる後に脱溶媒
、乾燥、高温焼き付けする方法、あるいはコアー材料を
流動床中で浮遊させ、前記重合体溶液を噴霧塗布し、乾
燥、必要に応じて、高温焼き付けする方法を利用するこ
とが出来る。前記重合体の被覆量は通常コアー材料に対
して0.05〜3.OM量%であることが好ましい。
一方1本発明に用いるフッ素系樹脂含有磁性粉キャリヤ
ーの高分子ポリマーは、一般に熱可塑性樹脂として知ら
れているものであれば、どのようなものでも使用可能で
ある。具体的にはスチレン、クロルスチレン等のスチレ
ン類:エチレン、クロルスチレンなどのモノオレフィン
:酢酸ビニル、プロピオンビニル等のビニルエステル:
アクリル酸エチル、アクリル酸メチル等のアルファメチ
レン脂肪族モノカルボン酸エステル:ビニルメチルエー
テル、ビニルエチルエーテル等のビニルエーテル: ビニルメチルケトン、ビニルへキシルケトン等のビニル
ケトン等の単独重合体或いは共重合体を挙げることが出
来る。特に、代表的な結着樹脂としては、ポリスチレン
、スチレン(メタ)アクリル酸アルキルエステル重合体
等が使用出来る。更にポリエステル、エポキシ、ワック
ス等を挙げることも出来る。本発明において使用される
磁性粉としては、通常使用される強磁性体の微粒子なら
ば総て使用出来る。又、これらの粒子の系は5μm以下
、好ましくは2μmのものが使用されつる。
磁性粉の含有量は、キャリヤー総量に対して、通常50
〜90%重量であり、望ましくは65〜85%の範囲が
好適な結果を与える。本発明で、キャリア中に微粉末状
態で含有させるフッ素樹脂としては、以下のものが挙げ
られる。すなわち、主鎖にフッ素を含有する重合体、例
えばテトラフルオロエチレン、トリフロロエチレン、フ
ッ化ビニリデン、モノフロロエチレン、ヘキサフロロプ
ロピレン等の単独重合体又は上記千ツマ−とエチレン、
プロピレン、塩化ビニリデントリフロロエチレン、その
他の共重合可能な不飽和結合含有単量体との共重合体が
挙げられる。これらのフッ素樹脂微粉末の割合は、その
種類により異なるが、キャリア総量の3!量%以上が用
いられ、好ましくは、3〜2011量%である。フッ素
系樹脂の割合が3%以下ではキャリアに十分な帯電量を
付与させにく(なり、現像剤の寿命延長の効果に乏しく
なる。また20重量%よりも高(なると、使用するトナ
ーによっては、帯電量が高くなりすぎる傾向があり、十
分な現像が出来ず、画質が低い濃度のままとなる場合が
あった。本発明の負帯電型キャリアには、前記結着樹脂
、磁性粉、フッ素系樹脂粉末の他に、帯電制御剤、分散
向上、強度補強、流動性向上その他の目的で、樹脂、帯
電制御剤、カップリング剤、フィラー、その他の微粉末
等をキャリア内部に添加することも出来る。本発明のキ
ャリアの粒子径は前記の現像剤寿命と感光体へのキャリ
ア付着及び画質とのバランスから平均粒子径30〜20
0μm、好ましくは50〜100μmの範囲が好適であ
った。キャリアの径が50μm以上では、トナーと混合
したどきには、キャリアが感光体に付着することがな(
、キャリアが100μm以下の場合には、太き(現像性
が低下することがなかった。このようにして得られた本
発明の負帯電型キャリアは、トナーと混合して静電潜像
現像用の磁気ブラシ現像用として使用される。以下、本
発明を実施例及び比較例により説明するが勿論本発明は
これら実施例のみに限定されるものではない。なお、例
の中での部とは重量部を示す。
実施例:金属脂肪塩としてステアリン酸アルミを使用し
た場合 実施例1 スチレンn−ブチルメタクリレート(80/20)  
             90部低分子量ポリプロピ
レン(ビスコール660P:三洋化成社製)     
        5部着色材(CI  No、CI  
DigmentBlue  15:3)       
   5部これらの成分を溶融混練し、冷却後微粉砕を
行ない、更に分級機により平均粒子径11μmのトナー
を得た。
このトナー100部に対して平均粒子径0.03μmの
ステアリン酸アルミ処理を施した酸化チタン2部を混合
機で分散混合を行ないトナーAを得た。
一方、キャリアはフッ化ビニリデンとブチレンとの共重
合体16部、ポリメチルアクリレート4部を100部の
ジメチルホルムアミドに溶解し、この溶液を減圧式ニー
ダ−コート装置を用いて平均粒子径100μmの球状フ
ェライト2000部量部にコートし、キャリアA得た。
このキャリア100部と前記トナー5部を混合して本発
明にかかる現像材Aを得た。
実施例2 スチレンn−ブチルメタクレート共重合体(80/20
)           89部低分子量ポリエチレン
(ビスコール660P)5部 着色材(カーボンブラック R330米Cahot社製
)            5部4級アンモニウム塩 
         1部上記成分を実施例1と同様な方
法で11μmのトナーを得、このトナー100部に対し
て平均粒子径0.015μmのステアリン酸アルミ処理
酸化チタン1.0部と平均粒子径0.015μmの酸化
硅素0.2部を混合機で分散混合し、トナーBを得た。
このトナー5部と実施例1で得られたキャリアAの10
0部と混合して本発明にかかる現像材Bを得た。
実施例3 スチレンn−ブチルメタクリレート共重合(20/80
)           18部粒状マグネタイト(E
PT−1000/戸田工業社製)          
      75部ポリフッカビニリデン(kynar
、米 pennviIt社)            
     7部上記成分を加圧ニーダ−で溶融混合し、
ターボミルと分級機を用いて粉砕、分級を行ない平均粒
子径70μmのキャリヤーBを得た。このキャリア10
0部と実施例1で得たトナー5部を混合して現像材Cを
得た。
比較例1 ステアリン酸アルミ処理した酸化チタンを処理していな
い酸化チタンに変更した以外は実施例1と同じ現像材り
を得た。
比較例2 ステアリン酸アルミ処理した酸化チタンを処理していな
い酸化チタンに変更した以外は実施例3と同じ現像材E
を得た6 実施例4 キャリアとしてポリメチルメタリフレート単独重合体2
0部を100重量部のトルエンに溶解し、この溶液を減
圧ニーダ−コート装置を用いて平均粒子径100μmの
球状フェライト2000!量部にコートし、フェライト
キャリヤーCを得た。
このキャリアを用いた以外は総て比較例1と同じ現像材
Fを得た。
実施例5 磁性粉分散型キャリアの組成として、ポリフッ化ビニリ
デン微粉末を含有しないこと以外は実施例3と同じ現像
材Gを得た。
比較例3 キャリアCを用いて、ステアリン酸アルミ処理酸化チタ
ンを処理していない酸化チタン(粒子径0020μm)
に変更した以外は実施例2と同じ現像材Hを得た。
これら実施例1〜5と比較例1〜3の現像材を下記の条
件の現像材評価用の機械で初期画質テストと寿命テスト
を行なった結果を下記に示す。
テスト条件 感光体      負帯電タイプの有機感光体感光体表
面電位     像電位 −900v背景電位−100
v 感光体線速度      150mm/sec磁気ブラ
シ現像機 現像ロール   1本w i t h方向回転/線速度
410mm/s e c コピー枚数5万枚 濃度は反射型の濃度計、具体的には、マクベス社の濃度
計にて測定した。背景かぶりは得られたコピーの背景部
及び感光体の上での背景部のトナーの付着したものを粘
着テープ4二転写して測定した。機内の汚れレベルは写
真による相対的な比較を行なった。
これらの評価結果を第1表に示す。
実施例:金属脂肪塩としてラウリル酸アルミを使用した
場合 実施例1 スチレンnブチルメタアクリレート (80/20) 90部 低分子量ポリプロピレン(ビスコール660P:(三洋
化成社)             5部着色材(CI
  No、pigment  bluel 5 : 3
) 5部 これらの成分を溶融混練し、冷却後微粉砕を行ない、更
に分級機により平均粒子径11μmのトナを得た。
このトナー100部に対して平均粒子径0.03μmの
ラウリル酸アルミ処理を施した酸化チタン2部を混合機
で分散混合を行ないトナーAを得た。
一方、キャリアはフッ化ビニリデンとブチレンとの共重
合体16部、ポリメチルアクリレート4部を100部の
ジメチルホルムアミドに溶解し、この溶液を減圧ニーダ
−コート装置を用いて、平均粒子径100μmの球状フ
ェライト2000!量部にコートし、キャリアAを得た
。このキャリア100部と前記トナー5部を混合して本
発明にかかる現像材Aを得た。
実施例2 スチレンnブチルアクリレート共重合体(8o/20)
              33部紙分子量ポリエチ
レン(ビスコール660 P)5部 着色材(CI  NO,pigment  Red48
:l)             10部4級アンモニ
ウム塩 2部 上記成分を実施例1と同様な方法で11μmのトナーを
得、このトナー100部に対して平均粒子径0.015
μmのラウリン酸アルミ処理酸化チタン1.0部と平均
粒子径0.015μmの酸化硅素0.2部を混合機で分
散混合し、トナーBを得た。このトナー5部と実施例1
で得られたキャリアAの100部と混合して本発明にか
かる現像剤Bを得た。
実施例3 スチレンnブチルメタクリレート共重合(20/80)
            18部粒状マグネタイト(E
PT−1000戸田工業社)75部 テトラフルオロエチレンオリゴマー粉末7部 上記成分を加圧ニーダ−で溶融混合し、ターボミルと分
級機を用いて粉砕、分級を行ない平均粒子径70μmの
キャリアBを得た。このキャリア100部と実施例1で
得たトナー5部を混合して現像剤Cを得た。
比較例1 トナーに外添加したラウリル酸アルミ処理した酸化チタ
ンを処理していない酸化チタンに変更した以外は実施例
1と同じ現像剤りを得た。
比較例2 トナーに外添したラウリル酸アルミ処理した酸化チタン
を処理していない酸化チタンに変更した以外は実施例3
と同じ現像剤Eを得た。
実施例4 キャリアとしてポリメチルメタリフレート単独重合体2
0部を100重量部のトルエンに溶解し、この溶液を減
圧ニーダ−コート装置を用いて平均粒子径100μmの
球状フェライト2000重量部にコートし、フェライト
キャリアCを得た。
このキャリヤーを用いた以外は総て同じ現像剤Fを得た
実施例5 磁性粉分散型キャリヤーの組成として、ポリフッ化ビニ
リデン微粉末を含有しないこと以外は実施例3と同じ現
像剤Gを得た。
比較例3 キャリアCを用いて、外添したラウリル酸アルミ処理酸
化チタンを処理していない酸化チタン(粒子径o−oz
oμm)に変更した以外は実施例2と同じ現像剤Hを得
た。
磁気ブラシ現像機 現像ロール   1本w i t h方向回転線速度4
10mm/sec 感光体と現像ロール間ギャップ  1,0mmコピー枚
数5万枚 評価方法は前述の方法と同じである。
これらの評価方法に基づき各現像剤を評価した結果は第
2表に示す。
これら実施例1〜5と比較例1〜3の現像剤を下記の条
件の現像剤評価用の機械で初期画質テストと寿命テスト
を行なった結果を下記に示す。
テスト条件 感光体 感光体表面電位 感光体線速度 負帯電タイプの有機感光体 像電位−900v 背景電位−100v 150mm/sec 実施例:金属脂肪塩としてステアリン酸鉄を使用した場
合 実施例1 スチレンn−ブチルメタクリレート共重合体(80/2
0)           900部低子量ポリプロピ
レン(ビスコール660P:三洋化成社製)     
       5部着色材(CI  No、CI  D
igmentBlue  15:3)        
 5部酸化チタンの金属脂肪酸塩での処理は、微粉砕し
た酸化チタンに脂肪酸金属塩の溶液を添加した後、撹拌
器にて撹拌後、加熱減圧して溶剤を除去することにより
表面に付着させた。
これらの成分を溶融混練し、冷却後微粉砕を行ない、更
に分級機により平均粒子径11μmのトナーを得た。
このトナー100部に対して平均粒子径0.03μmの
ステアリン酸鉄処理を施した酸化チタン2部を混合機で
分散混合を行ないトナーAを得た。
一方、キャリアはフッ化ビニリデンとトリフロロエチレ
ンとの共重合体16部、ポリメチルアクリレート4を1
00部のジメチルホルムアミドに溶解し、この溶液を減
圧式ニーダ−コート装置を用いて平均粒子径100μm
の球状フェライト20001量部にコートし、キャリア
A得た。このキャリア100部と前記トナー5部を混合
して本発明にかかる現像剤Aを得た。
実施例2 スチレンn−ブチルメタクリレート共重合体(80/2
0)           88部低分子量ポリエチレ
ン(ビスコール660 P)5部 着色材(カーボンブラック R330:米Cahot社
製)            5部4級アンモニウム塩
          2部上記成分を実施例と同様な方
法で11μmのトナーを得、このトナー100部に対し
て平均粒子径0.015μmのステアリン酸鉄処理酸化
チタン1.5部と平均粒子径0.015μmの酸化硅素
0.2部を混合機で分散混合し、トナーBを得た。
このトナー5部と実施例1で得られたキャリアAの10
0部と混合して本発明にかかる現像剤Bを得た。
実施例3 スチレンn−ブチルメタクリレート共重合(20/80
)           18部粒状マグネタイト(E
PT−1000/戸田工業社製)          
      75部ポリフッカビニリデン(kynar
、米国 pennW為It社)           
    7部上記成分を加圧ニーダ−で溶融混合し、タ
ーボミルと分級機を用いて粉砕、分級を行ない平均粒子
径70μmのキャリアBを得た。このキャリア100部
と実施例1で得たトナー5部を混合して現像剤りを得た
比較例1 ステアリン酸鉄処理した酸化チタンを処理していない酸
化チタンに変更した以外は実施例1と同じ現像剤りを得
た。
比較例2 ステアリン酸鉄処理した酸化チタンを処理していない酸
化チタンに変更した以外は実施例3と同じ現像剤Eを得
た。
実施例4 キャリアとしてポリメチルメタリフレート単独重合体2
0部を100重量部のトルエンに溶解し、この溶液を減
圧ニーダ−コート装置を用いて平均粒子径100μmの
球状フェライト2000重量部にコートし、フェライト
キャリアCを得た。このキャリアを用いた以外は総て同
じ現像剤Fを得た。
実施例5 磁性粉分散型キャリアの組成として、ポリフッ化ビニリ
デン微粉末を含有しないこと以外は実施例3と同じ現像
剤Gを得た。
比較例3 キャリアCを用いて、外添したステアリン酸鉄処理酸化
チタンを処理していない酸化チタン(粒子径0.020
μm)に変更した以外は実施例2と同じ現像剤Hを得た
これら実施例1〜5と比較例1〜3の現像剤を前述した
と同じ条件と評価方法で評価した結果を第3表に示す。
[効果〕 ここで示した3つの脂肪酸金属塩で処理した酸化チタン
を使用したトナーの評価結果では、いづれも処理してい
ない酸化チタンの場合に比較して、背景かぶりが少な(
、トナーの飛散が少なく機械の汚れの程度が少ないこと
が効果として認められた。この結果として現像剤の寿命
は著しく改善された。特にキャリアとしてフッ素系樹脂
で被覆したキャリア又はフッ素樹脂を含有させた分散型
キャリアではより効果が大きいことが分かった。
本発明の効果に対しての作用原理は明確には把握出来て
いないが、酸化チタンを脂肪酸金属塩で処理することに
より、トナーの帯電性が改善されることが分かった。具
体的には現像剤にトナーを追加し、これを撹拌させてト
ナーの帯電量を撹拌時間の間数として測定した場合、例
えば測定方法としては東芝製のトナーのブローオフ帯電
量測定器で測定した場合、本発明に基づ(トナーは少な
い撹拌時間で必要なトナー電荷量となることが分かった
。さらに、キャリアとしてフッ素樹脂を使用したキャリ
ア場合には、より帯電量の立ち上がり時間が短くなるこ
とが分がった。このように、速いトナーの帯電量の立ち
上がりは実際の機械で使用した場合、トナーが補給され
てがら現像領域に至るまでの間で現像に必要な十分なト
ナーの電荷が得られ背景の汚れが少ないことと、トナー
とキャリアとの結合力が速く強められるために、現像工
程の中でトナーがキャリアから剥がされて空気中に飛散
することがない効果となっていると説明される。
以上の発明では3種類の脂肪酸金属塩での効果として実
施例で説明したが、この実施例から推定される類似の脂
肪酸金属塩にも適用しえるであろうことは容易に推定さ
れる。又、本トナーはフッ素樹脂等トナーを正に帯電さ
せる効果のある材料で処理したキャリアと組み合わせる
こと仁より、よりその効果が太き(もたらされうるもの
である。
又正帯電トナーとして一般に使用されているアンモニウ
ム塩やその他ニグロシン等の帯電制御剤との併用により
効果的に使用しうることも本発明により明らかとなった
【図面の簡単な説明】
第一図は現像剤に新しいトナーを補給した後での現像剤
撹拌時間とトナーの帯電量との関係を示し、Aは従来の
現像剤の場合、Bは本発明の場合を示している。 出願人 富士ゼロックス株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脂肪酸金属塩で処理した酸化チタンを有するトナ
  2. (2)フッ素系樹脂で被覆したフェライト粒子又は、フ
    ッ素樹脂粉末を含有する磁性粉末をポリマー中に含有す
    るキャリアと請求範囲(1)のトナーとからなる現像剤
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