JPH0444876Y2 - - Google Patents
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- JPH0444876Y2 JPH0444876Y2 JP1987031754U JP3175487U JPH0444876Y2 JP H0444876 Y2 JPH0444876 Y2 JP H0444876Y2 JP 1987031754 U JP1987031754 U JP 1987031754U JP 3175487 U JP3175487 U JP 3175487U JP H0444876 Y2 JPH0444876 Y2 JP H0444876Y2
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- magnet
- holder
- rotor
- yoke
- slope
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K1/00—Details of the magnetic circuit
- H02K1/06—Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
- H02K1/22—Rotating parts of the magnetic circuit
- H02K1/27—Rotor cores with permanent magnets
- H02K1/2706—Inner rotors
- H02K1/272—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis
- H02K1/274—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
- H02K1/2753—Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
- H02K1/278—Surface mounted magnets; Inset magnets
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T29/00—Metal working
- Y10T29/49—Method of mechanical manufacture
- Y10T29/49002—Electrical device making
- Y10T29/49009—Dynamoelectric machine
- Y10T29/49012—Rotor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はマグネツトポンプのインナーマグネツ
トロータ、特にマグネツトポンプのインペラシヤ
フトに駆動的に結合されるヨーク上に、異なる極
性のものを交互に並べて配置されたマグネツトを
包含するマグネツトポンプのインナーマグネツト
ロータに関する。
トロータ、特にマグネツトポンプのインペラシヤ
フトに駆動的に結合されるヨーク上に、異なる極
性のものを交互に並べて配置されたマグネツトを
包含するマグネツトポンプのインナーマグネツト
ロータに関する。
このようなマグネツトポンプのインナーマグネ
ツトロータは、ヨークの前面及び後面側にホルダ
ーを固定し、それによりヨーク上のマグネツトを
前面側及び後面側からしつかりと支持する必要が
ある。そして、該ホルダーによるマグネツトの支
持はロータの軸線方向と半径方向とについてなさ
れることが要求される。
ツトロータは、ヨークの前面及び後面側にホルダ
ーを固定し、それによりヨーク上のマグネツトを
前面側及び後面側からしつかりと支持する必要が
ある。そして、該ホルダーによるマグネツトの支
持はロータの軸線方向と半径方向とについてなさ
れることが要求される。
従来の技術とその問題点
従来、上記の要望に応えるマグネツトポンプの
インナーマグネツトロータとして、構成が第5図
(第5図はホルダー及びマグネツトの一部のみを
示している。)に示すようなものがある。この先
行技術のロータは、ヨーク100上に配置された
マグネツト101の端面の縁即ち肩部に段部10
2が形成され、ホルダー103の内側の面即ち前
面に前記段部102に対応する段部104が形成
されている。第5図にはマグネツトの片方の側に
ついてのみの支持構造を示したが、他方の側の支
持構造は第5図に示すものと実質的に同じであ
る。
インナーマグネツトロータとして、構成が第5図
(第5図はホルダー及びマグネツトの一部のみを
示している。)に示すようなものがある。この先
行技術のロータは、ヨーク100上に配置された
マグネツト101の端面の縁即ち肩部に段部10
2が形成され、ホルダー103の内側の面即ち前
面に前記段部102に対応する段部104が形成
されている。第5図にはマグネツトの片方の側に
ついてのみの支持構造を示したが、他方の側の支
持構造は第5図に示すものと実質的に同じであ
る。
第5図のロータでは、鎖線を以て概略的に示し
た締付けネジ105によりホルダー103をヨー
ク100に固定すると、該ホルダー103の段部
104がマグネツト101の段部102に係合
し、マグネツト101をロータ(軸線方向及び半
径方向について押える。
た締付けネジ105によりホルダー103をヨー
ク100に固定すると、該ホルダー103の段部
104がマグネツト101の段部102に係合
し、マグネツト101をロータ(軸線方向及び半
径方向について押える。
このような従来の支持構造では、ホルダー10
3の段部104における突部106の半径方向の
肉厚は薄くすることを余儀なくされる。このた
め、半径方向についてマグネツト101に対する
ホルダー103の支持を強度的に充分ならしめる
ことは困難である。半径方向の支持を強度的に充
分ならしめるには、突部104の肉厚をそれに応
じた厚みにする必要がある。突部104を厚くす
ると、それに合わせてマグネツト101の段部1
02は半径を小さくしなければならない。一般に
マグネツトポンプのインナーマグネツトロータに
おけるマグネツトは上記段部のない既製品が素材
として充当され、これに段部を加工し、ヨーク及
びホルダーと合してロータに組立てているのが実
状である。マグネツト段部102の小径化は、ホ
ルダー段部104との嵌合い精度を得る等の上で
加工が困難であり、コスト高となる。
3の段部104における突部106の半径方向の
肉厚は薄くすることを余儀なくされる。このた
め、半径方向についてマグネツト101に対する
ホルダー103の支持を強度的に充分ならしめる
ことは困難である。半径方向の支持を強度的に充
分ならしめるには、突部104の肉厚をそれに応
じた厚みにする必要がある。突部104を厚くす
ると、それに合わせてマグネツト101の段部1
02は半径を小さくしなければならない。一般に
マグネツトポンプのインナーマグネツトロータに
おけるマグネツトは上記段部のない既製品が素材
として充当され、これに段部を加工し、ヨーク及
びホルダーと合してロータに組立てているのが実
状である。マグネツト段部102の小径化は、ホ
ルダー段部104との嵌合い精度を得る等の上で
加工が困難であり、コスト高となる。
本考案の目的は、ヨークにホルダーを取付ける
と、そのホルダーによりロータ軸線及び半径方向
についてマグネツトを緊締することができるけで
なく、これを上記従来のようなコスト高の問題を
伴うことなく行い得る、マグネツトポンプのイン
ナーマグネツトロータを提供することにある。
と、そのホルダーによりロータ軸線及び半径方向
についてマグネツトを緊締することができるけで
なく、これを上記従来のようなコスト高の問題を
伴うことなく行い得る、マグネツトポンプのイン
ナーマグネツトロータを提供することにある。
問題点を解決するための手段
上記本考案の目的は、マグネツトポンプのイン
ペラシヤフトに駆動的に結合されるヨーク、該ヨ
ーク上に異なる極性のものを交互に並べて配置さ
れたマグネツト、該マグネツトをその前面側で堅
締するための第1のホルダー、該第1のホルダー
を前記ヨークの前面に固定するための第1の締結
具、前記マグネツトをその後面側で緊締するため
の第2のホルダー、該第2のホルダーを前記ヨー
ク後面に、或いは第2のホルダーがマグネツト後
端面に接触するのに対応するヨーク周面の部位に
固定するための第2の締結具を具備するマグネツ
トポンプのインナーマグネツトロータであつて、
前記第1,2のホルダーは硬度がマグネツトより
低いものであり、マグネツトの前端面及び後端面
の縁が斜面状に面取りされており、上記第1,2
のホルダーの、当該面取り斜面に向き合う部位に
傾斜面が形成されており、該ホルダー傾斜面のロ
ータ軸線に対する角度が、該ホルダーの取付け前
にあつて、マグネツトの面取り斜面のロータ軸線
に対する角度より緩い、マグネツトポンプのイン
ナーマグネツトロータによつて達成される。
ペラシヤフトに駆動的に結合されるヨーク、該ヨ
ーク上に異なる極性のものを交互に並べて配置さ
れたマグネツト、該マグネツトをその前面側で堅
締するための第1のホルダー、該第1のホルダー
を前記ヨークの前面に固定するための第1の締結
具、前記マグネツトをその後面側で緊締するため
の第2のホルダー、該第2のホルダーを前記ヨー
ク後面に、或いは第2のホルダーがマグネツト後
端面に接触するのに対応するヨーク周面の部位に
固定するための第2の締結具を具備するマグネツ
トポンプのインナーマグネツトロータであつて、
前記第1,2のホルダーは硬度がマグネツトより
低いものであり、マグネツトの前端面及び後端面
の縁が斜面状に面取りされており、上記第1,2
のホルダーの、当該面取り斜面に向き合う部位に
傾斜面が形成されており、該ホルダー傾斜面のロ
ータ軸線に対する角度が、該ホルダーの取付け前
にあつて、マグネツトの面取り斜面のロータ軸線
に対する角度より緩い、マグネツトポンプのイン
ナーマグネツトロータによつて達成される。
実施例
次に本考案の実施例を添付図面を参照して説明
する。
する。
第1図から第4図を通じて同部分は同符号で指
示されている。本考案の一実施例を示す第1図を
参照するに、マグネツトポンプのインナーマグネ
ツトロータは符号1により概括的に指示されてい
る。ロータ1は第1図に示すように、マグネツト
ポンプのインペラシヤフト2にキー止めやネジ等
により駆動的に結合されるヨーク3、該ヨーク3
上に配置された複数のマグネツト4を具備する。
該マグネツト4は第2図に示すように、異なる極
性のものが交互に並べられている。ロータ1はま
た、上記マグネツト4をその前面側でしつかりと
押えるためのリング状をした非磁性体の第1のホ
ルダー5、該第1のホルダー5をヨーク3の前面
に固定するための締付けネジからなる第1の締結
具6、上記マグネツト4をその後面側でしつかり
と押えるためのリング状をした非磁性体の第2の
ホルダー7、及び該第2のホルダー7を上記ヨー
ク3の後面に固定するための締付けネジからなる
第2の締結具8を具備する。締結具6及び8は第
1図では鎖線を以て概略的に示されている。
示されている。本考案の一実施例を示す第1図を
参照するに、マグネツトポンプのインナーマグネ
ツトロータは符号1により概括的に指示されてい
る。ロータ1は第1図に示すように、マグネツト
ポンプのインペラシヤフト2にキー止めやネジ等
により駆動的に結合されるヨーク3、該ヨーク3
上に配置された複数のマグネツト4を具備する。
該マグネツト4は第2図に示すように、異なる極
性のものが交互に並べられている。ロータ1はま
た、上記マグネツト4をその前面側でしつかりと
押えるためのリング状をした非磁性体の第1のホ
ルダー5、該第1のホルダー5をヨーク3の前面
に固定するための締付けネジからなる第1の締結
具6、上記マグネツト4をその後面側でしつかり
と押えるためのリング状をした非磁性体の第2の
ホルダー7、及び該第2のホルダー7を上記ヨー
ク3の後面に固定するための締付けネジからなる
第2の締結具8を具備する。締結具6及び8は第
1図では鎖線を以て概略的に示されている。
上記マグネツト3は希土類コバルト磁石、希土
類ネオジウム−ホウ素磁石、フエライト系磁石、
アルニコ系磁石のようなものを適用すればよい。
一般的に、希土類コバルト磁石は硬度がHV[ビ
ツカー(Vickers)硬度]550程度、希土類ネオ
ジウム−ホウ素磁石は硬度がHV600程度、フエ
ライト系磁石は硬度がHV530程度、アルニコ系
磁石は硬度がHV500程度である。
類ネオジウム−ホウ素磁石、フエライト系磁石、
アルニコ系磁石のようなものを適用すればよい。
一般的に、希土類コバルト磁石は硬度がHV[ビ
ツカー(Vickers)硬度]550程度、希土類ネオ
ジウム−ホウ素磁石は硬度がHV600程度、フエ
ライト系磁石は硬度がHV530程度、アルニコ系
磁石は硬度がHV500程度である。
本考案で上記第1のホルダー5及び第2のホル
ダー7は上記マグネツト3より硬度の低いものを
適用する。そのようなものとしては、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、銅、銅合金、亜鉛、亜鉛
合金、チタン、チタン合金等を挙げることができ
る。通常、アルミニウムやアルミニウム合金は硬
度がHB[ブリネル(Brinells)硬度]63程度、銅
や銅合金は硬度がHB68程度、亜鉛や亜鉛合金は
硬度がHB82程度、チタンやチタン合金は硬度が
HV130程度である。
ダー7は上記マグネツト3より硬度の低いものを
適用する。そのようなものとしては、アルミニウ
ム、アルミニウム合金、銅、銅合金、亜鉛、亜鉛
合金、チタン、チタン合金等を挙げることができ
る。通常、アルミニウムやアルミニウム合金は硬
度がHB[ブリネル(Brinells)硬度]63程度、銅
や銅合金は硬度がHB68程度、亜鉛や亜鉛合金は
硬度がHB82程度、チタンやチタン合金は硬度が
HV130程度である。
上記マグネツト4の前端面及び後端面の縁を斜
面状に面取りする。その面取り斜面は第3図に符
号9で示されている。第3図ではマグネツト4の
面取りは前端面の縁つまり第1のホルダー5側の
縁についてのみが示されているが、後端面の縁に
ついての面取りも第3図に示すのと実質的に同じ
である。
面状に面取りする。その面取り斜面は第3図に符
号9で示されている。第3図ではマグネツト4の
面取りは前端面の縁つまり第1のホルダー5側の
縁についてのみが示されているが、後端面の縁に
ついての面取りも第3図に示すのと実質的に同じ
である。
上記第1のホルダー5及び第2のホルダー7
の、上記マグネツト4前後面の面取り斜面9に向
き合う部位に傾斜面10を形成する。該傾斜面1
0はロータ1の軸線に対する角度が、該ホルダー
5,7をヨーク3に取付ける以前にあつて、マグ
ネツト4の斜面9のロータ1軸線に対する角度よ
り緩い。斜面9の角度に対する斜面10の角度の
緩さは広い範囲で可変であるが、一般的には19〜
15°程度でよい。
の、上記マグネツト4前後面の面取り斜面9に向
き合う部位に傾斜面10を形成する。該傾斜面1
0はロータ1の軸線に対する角度が、該ホルダー
5,7をヨーク3に取付ける以前にあつて、マグ
ネツト4の斜面9のロータ1軸線に対する角度よ
り緩い。斜面9の角度に対する斜面10の角度の
緩さは広い範囲で可変であるが、一般的には19〜
15°程度でよい。
第1図に示されたロータ1において、ヨーク3
の前面及び後面に第1のホルダー5及び第2のホ
ルダー7を第1,2の締結具6,8により固定す
ると、該第1,2のホルダー5,7の斜面10,
10が該ヨーク3上のマグネツト4前後面の斜面
9,9に係合し、マグネツト4をロータ1の軸線
方向及び半径方向について支持する。このマグネ
ツト4の支持は強固になされる、即ち緊締であ
る。それは、マグネツト4の斜面9の角度より第
1,2のホルダー5,7の斜面10の角度が緩
く、また第1,2のホルダー5,7の硬度がマグ
ネツト4の硬度より低く、斜面9に対する斜面1
0の係合が第1,2の締結具6,8の締付けで、
斜面10が若干、圧潰される状態の下に行われる
ことによる。
の前面及び後面に第1のホルダー5及び第2のホ
ルダー7を第1,2の締結具6,8により固定す
ると、該第1,2のホルダー5,7の斜面10,
10が該ヨーク3上のマグネツト4前後面の斜面
9,9に係合し、マグネツト4をロータ1の軸線
方向及び半径方向について支持する。このマグネ
ツト4の支持は強固になされる、即ち緊締であ
る。それは、マグネツト4の斜面9の角度より第
1,2のホルダー5,7の斜面10の角度が緩
く、また第1,2のホルダー5,7の硬度がマグ
ネツト4の硬度より低く、斜面9に対する斜面1
0の係合が第1,2の締結具6,8の締付けで、
斜面10が若干、圧潰される状態の下に行われる
ことによる。
第1図において、符号11はロータ1に施され
た耐食性樹脂の被覆を示している。該被覆11は
インサート成形によりロータ1に施せばよい。第
2図で符号12はスペーサーを示している。
た耐食性樹脂の被覆を示している。該被覆11は
インサート成形によりロータ1に施せばよい。第
2図で符号12はスペーサーを示している。
第4図に本考案の変更例が示されている。第4
図に示すロータ1は、マグネツト4にその後端が
ヨーク3のほぼ中間部に達する短いものを適用し
た点、第2のホルダー7を固定するための第2の
締結具として、第2のホルダー7と同様な材料及
び硬度の部材であつて、締付けネジによる等の適
宜の手段によりヨーク3に固定される部材からな
るものを適用した点、及び第2のホルダー7がマ
グネツト4後端面に接触するのに対応するヨーク
3周面の部位にて第2のホルダー7を当該締結具
により固定するようにした点を除き、第1図に示
すロータと実質的に構成が同じである。第2のホ
ルダー7を固定するための締結具は符号80によ
り、締付けネジは符号81により指示されてい
る。第4図のロータにおいても、第1図のロータ
と同様な、マグネツト4の強固な支持が得られ
る。第4図のロータ1では、第2のホルダー7の
後端面の縁及び締結具80の前端面の縁に、相互
に接触する傾斜面90を形成しておくことが好ま
しい、該傾斜面90は締結具80によるホルダー
7の固定を効果的ならしめる。
図に示すロータ1は、マグネツト4にその後端が
ヨーク3のほぼ中間部に達する短いものを適用し
た点、第2のホルダー7を固定するための第2の
締結具として、第2のホルダー7と同様な材料及
び硬度の部材であつて、締付けネジによる等の適
宜の手段によりヨーク3に固定される部材からな
るものを適用した点、及び第2のホルダー7がマ
グネツト4後端面に接触するのに対応するヨーク
3周面の部位にて第2のホルダー7を当該締結具
により固定するようにした点を除き、第1図に示
すロータと実質的に構成が同じである。第2のホ
ルダー7を固定するための締結具は符号80によ
り、締付けネジは符号81により指示されてい
る。第4図のロータにおいても、第1図のロータ
と同様な、マグネツト4の強固な支持が得られ
る。第4図のロータ1では、第2のホルダー7の
後端面の縁及び締結具80の前端面の縁に、相互
に接触する傾斜面90を形成しておくことが好ま
しい、該傾斜面90は締結具80によるホルダー
7の固定を効果的ならしめる。
第1図及び第2図のロータ1は、それ自体公知
のアウターマグネツトロータ(図示せず)にし
て、極性の異なるマグネツトが交互に配置された
構成のアウターマグネツトロータにより駆動され
る。
のアウターマグネツトロータ(図示せず)にし
て、極性の異なるマグネツトが交互に配置された
構成のアウターマグネツトロータにより駆動され
る。
本考案に係るロータ1が、マグネツト4前後面
の縁に面取り斜面9を施し、これに向き合う部位
にて第1,2のホルダー5,7に傾斜面10を形
成し、該斜面9に対する斜面10の係合でマグネ
ツト4をロータ軸線及び半径方向について緊締す
る構成を有することは、マグネツト4に対するホ
ルダー5,7の係合が従来より遥かに低い精度の
もので、必要とするマグネツト4の緊締が達成さ
れるし、マグネツト4の面取り加工も当業者に明
らかなように、従来のマグネツト段部102の加
工に比較し容易である。従つて、第1,2のホル
ダー5,7の、従来のホルダー突部104に相当
する部位50の厚肉化を低コストの下にはかるこ
とができる。
の縁に面取り斜面9を施し、これに向き合う部位
にて第1,2のホルダー5,7に傾斜面10を形
成し、該斜面9に対する斜面10の係合でマグネ
ツト4をロータ軸線及び半径方向について緊締す
る構成を有することは、マグネツト4に対するホ
ルダー5,7の係合が従来より遥かに低い精度の
もので、必要とするマグネツト4の緊締が達成さ
れるし、マグネツト4の面取り加工も当業者に明
らかなように、従来のマグネツト段部102の加
工に比較し容易である。従つて、第1,2のホル
ダー5,7の、従来のホルダー突部104に相当
する部位50の厚肉化を低コストの下にはかるこ
とができる。
考案の効果
上記のように本考案によれば、ヨークにホルダ
ーを取付けると、そのホルダーによりロータ軸線
及び半径方向についてマグネツトを緊締すること
ができるだけでなく、これを従来のようなコスト
高の問題を伴うことなく行ない得る、マグネツト
ポンプのインナーマグネツトロータを提供するこ
とができる。
ーを取付けると、そのホルダーによりロータ軸線
及び半径方向についてマグネツトを緊締すること
ができるだけでなく、これを従来のようなコスト
高の問題を伴うことなく行ない得る、マグネツト
ポンプのインナーマグネツトロータを提供するこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図はヨーク上のマグネツトの配置状態を示す正
面図、第3図は第1図のロータにおけるマグネツ
ト前端面の縁の面取り斜面部及び第1のホルダー
の当該斜面部に対応する部位の斜面部の拡大図、
第4図は本考案の変更例を示す縦断面図である。
第5図は従来のロータのホルダー支持構造を示す
図面である。 1……ロータ、2……インペラシヤフト、3…
…ヨーク、4……マグネツト、5……第1のホル
ダー、6……第1の締結具、7……第2のホルダ
ー、8,80……第2の締結具、9……面取り斜
面、10……傾斜面。
2図はヨーク上のマグネツトの配置状態を示す正
面図、第3図は第1図のロータにおけるマグネツ
ト前端面の縁の面取り斜面部及び第1のホルダー
の当該斜面部に対応する部位の斜面部の拡大図、
第4図は本考案の変更例を示す縦断面図である。
第5図は従来のロータのホルダー支持構造を示す
図面である。 1……ロータ、2……インペラシヤフト、3…
…ヨーク、4……マグネツト、5……第1のホル
ダー、6……第1の締結具、7……第2のホルダ
ー、8,80……第2の締結具、9……面取り斜
面、10……傾斜面。
Claims (1)
- マグネツトポンプのインペラシヤフトに駆動的
に結合されるヨーク、該ヨーク上に異なる極性の
ものを交互に並べて配置されたマグネツト、該マ
グネツトをその前面側で緊締するための第1のホ
ルダー、該第1のホルダーを前記ヨークの前面に
固定するための第1の締結具、前記マグネツトを
その後面側で緊締するための第2のホルダー、該
第2のホルダーを前記ヨークの後面に、或いは第
2のホルダーがマグネツト後端面に接触するのに
対応するヨーク周面の部位に固定するための第2
の締結具を具備するマグネツトポンプのインナー
マグネツトロータであつて、前記第1、第2のホ
ルダーは硬度がマグネツトより低いものであり、
マグネツトの前端面及び後端面の縁が斜面状に面
取りされており、上記第1,2のホルダーの、当
該面取り斜面に向き合う部位に傾斜面が形成され
ており、該ホルダー傾斜面のロータ軸線に対する
角度が、該ホルダーの取付け前にあつて、マグネ
ツトの面取り斜面のロータ軸線に対する角度より
緩い、マグネツトポンプのインナーマグネツトロ
ータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987031754U JPH0444876Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | |
US07/151,801 US4837472A (en) | 1987-03-03 | 1988-02-03 | Inner magnet rotor for magnet pump |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987031754U JPH0444876Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63138493U JPS63138493U (ja) | 1988-09-12 |
JPH0444876Y2 true JPH0444876Y2 (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=12339808
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987031754U Expired JPH0444876Y2 (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4837472A (ja) |
JP (1) | JPH0444876Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102004032653B4 (de) * | 2003-07-16 | 2008-11-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. | Zylinderkopfstruktur eines Motors |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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FR2685568B1 (fr) * | 1991-12-20 | 1994-12-23 | Valeo Systemes Dessuyage | Rotor a aimants permanents et machine magneto-dynamique, comme un moteur sans collecteur, equipee d'un tel rotor. |
DE4331803A1 (de) * | 1993-09-18 | 1995-03-23 | Bosch Gmbh Robert | Elektronisch kommutierter Elektromotor |
JP3463766B2 (ja) * | 1994-06-24 | 2003-11-05 | 日立プリンティングソリューションズ株式会社 | プリンタ |
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US20030025412A1 (en) * | 2001-07-31 | 2003-02-06 | Hayfield John Frederick | Magnetic sleeve assembly |
DE10215251A1 (de) * | 2002-04-06 | 2003-10-16 | Bosch Gmbh Robert | Elektrische Maschine, insbesondere Permanentmagnet erregte Motore |
GB0314553D0 (en) * | 2003-06-21 | 2003-07-30 | Weatherford Lamb | Electric submersible pumps |
US20060127253A1 (en) | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Ekberg Andrew M | Inner drive for magnetic drive pump |
PL1719916T3 (pl) * | 2005-05-07 | 2009-01-30 | Grundfos Management As | Agregat pompowy |
US7183683B2 (en) * | 2005-06-23 | 2007-02-27 | Peopleflo Manufacturing Inc. | Inner magnet of a magnetic coupling |
CN101371419A (zh) * | 2006-01-10 | 2009-02-18 | 株式会社美姿把 | 旋转电机 |
JP6947585B2 (ja) * | 2017-08-24 | 2021-10-13 | ファナック株式会社 | 回転子及び回転電機 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE2727003A1 (de) * | 1977-06-15 | 1979-01-04 | Magnetfab Bonn Gmbh | Mehrpoliger rotor fuer generatoren und motoren, insbesondere fuer elektrische klein- und kleinstmotoren |
JPS5959054A (ja) * | 1982-09-27 | 1984-04-04 | Fanuc Ltd | 永久磁石界磁回転子構造 |
JPS59194652A (ja) * | 1983-04-20 | 1984-11-05 | Fanuc Ltd | 永久磁石同期電動機の回転子 |
JPS62203537A (ja) * | 1986-02-28 | 1987-09-08 | Hitachi Ltd | 電動機用回転子 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP1987031754U patent/JPH0444876Y2/ja not_active Expired
-
1988
- 1988-02-03 US US07/151,801 patent/US4837472A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE102004032653B4 (de) * | 2003-07-16 | 2008-11-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo K.K. | Zylinderkopfstruktur eines Motors |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4837472A (en) | 1989-06-06 |
JPS63138493U (ja) | 1988-09-12 |
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