JPH0444517Y2 - - Google Patents

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JPH0444517Y2
JPH0444517Y2 JP3308187U JP3308187U JPH0444517Y2 JP H0444517 Y2 JPH0444517 Y2 JP H0444517Y2 JP 3308187 U JP3308187 U JP 3308187U JP 3308187 U JP3308187 U JP 3308187U JP H0444517 Y2 JPH0444517 Y2 JP H0444517Y2
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JP
Japan
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winding
roll
sheet
core
sheet roll
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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、供給される帯状シートをスリツター
で複数条に分割して上下に振分け、上記振分けた
分割シートを、上下に一本宛設けた回転駆動され
る巻取軸に外挿した分割シートごとの巻芯に巻取
るシート巻取装置に関する。
(従来の技術) 本出願人は、シートロールが巻上つた時、待機
位置から移動して該ロールを下から支えるロール
受と、シート巻取装置から巻取軸を、軸方向へ抜
取り、又、復帰させる巻取軸抜取り復帰機構とを
備えるシート巻取装置を特開昭57−141342号公報
で提案した。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、上記考案は、巻取軸を復帰させて次回
の巻取りを行う際における新たな巻芯の装着を入
手により行うものであることから作業性が悪い。
つまり、人手により次々と巻芯の外挿、位置決め
作業を行うので時間がかかる。さらに、巻取位置
の狭い空間内で巻芯の装着作業を行うために危険
が伴う。
(問題点を解決するための手段) そこで、本考案は、巻芯上にシートロールが巻
上った時、その巻取位置のシートロールを下から
支える水平旋回可能なロール受と、上記ロール受
のシートロール受面側に設けられ、巻芯を、その
下面位置がシートロールの下面位置よりも低くな
るよう支持する帯状シート幅方向のくぼみ部と、
上記くぼみ部に設けられ、当該くぼみ部で支持す
る巻芯の端面下部に係合可能であつて、該巻芯の
中空部に突出しない高さを有し、かつロール受で
支えたシートロール下面よりも下方に位置する位
置決め部材と、前記ロール受を上昇、下降せしめ
る移動手段と、上記ロール受により支えられた巻
取位置のシートロールから巻取軸を軸方向へ抜取
り、又、上記位置決め部材により位置決めされ、
巻取位置にあるシートロール受面の巻芯に対して
巻取軸を復帰させる巻取軸抜取り復帰機構とを備
えることを特徴とする。
(作用) したがつて、本考案によれば、巻芯上にシート
ロールが巻上つたらロール受により当該シートロ
ールを巻取位置で下から支え、その状態で巻取軸
抜取り復帰機構により巻取軸を軸方向に抜取る。
これにより、巻取位置のシートロールはロール受
により支持される。ついで、ロール受けを水平旋
回乃至上昇、下降し、これによりシートロールを
巻取位置以外の位置に移して搬出等する。その
後、次回の巻取りに使用される巻芯を上記ロール
受のシートロール受面側のくぼみ部で支持すると
共に位置決め部材により位置決めし、巻取位置に
ついたら巻取軸抜取り復帰機構により上記巻芯に
対して巻取軸を復帰せしめる。なお、巻芯を、そ
の下面位置がシートロールの下面位置よりも低く
なるよう支持する帯状シート幅方向のくぼみ部に
設けた上記位置決め部材は、巻芯の中空部に突出
しない高さを有し、かつ当該ロール受で支えるシ
ートロール下面よりも下方に位置するので、巻取
軸復帰の妨げとなつたり、あるいはシートロール
下面を傷つけたりすることはない。
(実施例) 以下、図示した実施例により本考案を説明す
る。
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図
はその側面図であつて、巻戻台1上の原反ロール
SOから巻戻された帯状シートSは、スリツター
2により複数条の狭幅シートに分割されて上下に
振分けられ、上下それぞれのタツチローラ3を介
して巻取軸4に外挿した狭幅シートごとの巻芯C
上に巻取られ、シートロールRとなる。上記巻取
軸4は、対向する左、右の枠板5a,5b間に渡
設されており、その右端は押コツプ6により着脱
可能に支持され、左端は巻取軸抜取り復帰機構7
により支持される。上記巻取軸4の抜取り及び復
帰を行う巻取軸抜取り復帰機構7は、先述の従来
例と同様であり、巻取軸端をベアリングを介して
支持する可動軸受8、上記可動軸受8を軸方向に
引出す移送台9、その左右レール10、上記移送
台9をレール10沿いに駆動する環状チエン1
1、その支枠12、上記環状チエン11を水平駆
動する長い流体圧シリンダ13等により構成され
る。なお、巻取軸の抜取り、復帰は、例えば上記
レール10沿いに移送台9を貫通する駆動ネジ軸
を設けると共に、移送台9には上記ネジ軸に螺合
するメネジを自由回転不能に設けるようにし、上
記駆動ネジ軸の正逆回転により移送台9を前進、
後退させるようにする等、多様に考えられる。
ロール受14は、所定の間隔で水平に並んだ二
本の受ロール14a間にくぼみ部を構成する受板
14bを渡したものであつて、第2図上、左側の
枠板5aに沿つて立設した支柱15により一端を
支持されており、手動により水平旋回が可能であ
る。上記ロール受14をシートロールRと平行状
態に位置決めするため、枠板5aには位置決め用
のストツパ16を設けてある。
第3図及び第4図に示されているように、二本
の受ロール14aよりも低い位置にあつて、ロー
ル受14における帯状シート幅方向のくぼみ部を
構成する受板14bには長手方向(帯状シート幅
方向)の長孔17が形成してあり、この長孔17
には略T字状の位置決め部材18が移動可能に上
から入つている。上記位置決め部材18は、受板
14bで支持する巻芯Cの中空部に突出しない程
度の高さ分だけ突出しており、巻芯Cの端面下部
に当接してこれを位置決め可能である。一方、上
記位置決め部材18は、ロール受14でシートロ
ールRを支持したとしてもシートロール下面には
接しない。これは、二本の受ローラ14aを所定
の間隔で配置し、かつ巻芯Cの下面位置がシート
ロールRの下面位置よりも低くなるよう受板14
bを受ローラ14aに比して低くすると共に、そ
の受板14bに設ける位置決め部材18を、巻芯
Cの端面下部には当接するが、シートロールRの
下面には接しない高さにしてあることによる。
上記位置決め部材18は、これを上下方向に貫
通するボルト19、及びナツト20の組合わせに
より、受板14bに位置固定され、あるいは長孔
17中を長手方向に移動可能となる。したがつ
て、スリツター2によるシート分割位置が変り、
これにより巻芯Cの位置が変つた場合には、上記
位置決め部材18を適宜移動させることにより対
処することができる。また、巻取軸4の復帰に伴
い、巻芯に対して復帰方向への力が加わつたとし
ても、当該巻芯は位置決め部材により復帰方向へ
の自由移動を拘束されているので、移動等するこ
とがない。なお、上記位置決め部材18の位置固
定は、蝶ナツト、ハンドル等、他の周知の手段に
より行つてもよい。
第5図に示されているように、二箇所の環状の
大径部分15aにより上下のロール受14を水平
旋回可能に支持する支柱15は中空な筒体であつ
て、その上部は枠板5aに固定した上側基部20
の中空部に下から突入し、下部はベース21に固
定した下側基部22に上から外挿してあり、上下
方向に摺動可能である。上記支柱15には、ギヤ
23を介してモータ24により回転駆動されるネ
ジ軸25が上下方向に貫通している。26は上記
ネジ軸25と螺合するメネジであつて、前記支柱
15に自由回転不能に拘束されている。上記支柱
15は、上記上側基部20あるいは下側基部22
と滑りキー(図示せず)により係合してあるの
で、前記ネジ軸25が回転駆動したとしても共に
回ることはない。
そして、この実施例の場合には、巻芯C上にシ
ートロールRが巻上つたら、モータ24でネジ軸
25を回転駆動して支柱15を上昇させ、これに
より巻取位置下方の待機位置にあるロール受14
を上昇させて当該シートロールRを下から支え、
その状態で巻取軸抜取り復帰機構7により巻取軸
4を軸方向に抜取る。これにより、シートロール
Rはロール受14上(受ロール14a)に支持さ
れる。ついで、ロール受14を水平旋回させる等
してシートロールRを巻取位置以外の位置に移
し、次行程等に搬出すると共に、その位置で当該
ロール受14のシートロール受面(受板14b)
に次回の巻取りに使用される巻芯Cを載せ、これ
を位置決め部材18により所定位置に位置決めす
る。ついで、上記ロール受14をストツパ16に
当接するまで水平旋回させると共に、モータ24
を駆動することによつてネジ軸25を回転せし
め、これにより支柱15を上昇させてロール受1
4を上昇させ、ロール受14のシートロール受面
の巻芯Cを巻取位置へ導く。なお、ロール受の上
昇を先に行うようにして、その後、水平旋回させ
てもよい。いずれにしても、巻芯Cが巻取位置に
ついたら、巻取軸抜取り復帰機構7により巻取軸
4を復帰せしめる。復帰してくる巻取軸4は、巻
取位置についた巻芯C中を次々と通つて進み、押
コツプ6に押付けられる。これにより、巻取軸4
への巻芯Cの装着が終了し、以後は、例えばロー
ル受14を下降させてシート巻取りの邪魔になら
ない待機位置に退避させる。もつとも、受板14
bへの巻芯の装着は、ロール受14を巻取位置付
近に移動させてから行つてもよい。
なお、位置決め部材の形状は、シートロール下
面に接触してこれを傷つけたり、巻芯の中空部に
突出して巻取軸の復帰の邪魔にならなければ、た
とえば上面を巻芯の円周に対応させてU字形状に
カツトした形状等、他の形状のものであつてもよ
い。
また、図示した実施例においては、ロール受け
の板に長孔を設け、その長孔中を位置決め部材が
移動し得るようにしたが、たとえば、位置決め部
材に長孔を形成し、その長孔に平板上の受板から
立設したネジ等を通すようにしてもよい。
さらに、ロール受の水平旋回は、流体圧シリン
ダ等の機械的手段を用いて行うことも可能であ
る。また、その昇降のための移動手段は、図示し
た形式に限らない。ロール受は、シートロール受
面がV字形の板等、他の形式のものを使用するこ
とがで可能である。
(考案の効果) 以上説明した通り、本考案によれば、巻取位置
のシートロールをロール受で下から支え、その状
態で巻取軸を抜取つたら、ロール受を水平旋回等
させ、これによりシートロールを巻取位置以外の
位置に移し、その位置で搬出等することができ
る。したがつて、シートロールの搬出作業等が容
易であつて、作業時間の短縮を図ることができ
る。しかも、シートロールを巻取位置以外の位置
に移すための複雑な機構を必要とせず、装置の省
スペース化をはかることができる。そして、これ
により、シート分割位置変更に伴う位置決め部材
の位置補正を、巻取位置に送られる分割シートの
実際に位置と比較しながら行うことが容易とな
り、位置決め部材の適正な位置固定、ひいては適
正な巻芯の配置が行える。また、ロール受のシー
トロール受面側のくぼみ部に次回の巻取りに使用
する巻芯を位置決めすると共に、巻取位置にある
巻芯に対して巻取軸抜取り復帰機構により巻取軸
を復帰させるので、人手による困難な巻芯装着作
業をなくすことができる。したがつて、多数の巻
芯を巻取軸の所定の位置に装着するための準備作
業を極めて短時間で、かつ危険無く行うことがで
き、これにより装置全体としての作業性を向上さ
せことが可能となる。しかも、ロール受への巻芯
の装着位置を、巻取位置以外の空間的な余裕が比
較的ある位置、例えばロール受を水平旋回させた
搬出位置とすることもできるので、その装着作業
が極めて簡単である。また、位置決め部材は、ロ
ール受に設けた所定のくぼみ部に設けられ、かつ
自身が所定の高さを有するので、シートロール下
面に接触してこれを傷つけたり、あるいは巻芯の
中空部に突出して巻取軸復帰の障害になつたりす
ることがない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をスリツターリワインダに適用し
た一実施例を示すもので、第1図はスリツターリ
ワインダの正面図、第2図は同じく側面図、第3
図はロール受部分を拡大した平面図、第4図は第
3図のA−A線での断面図、第5図は要部の拡大
断面図である。 2……スリツター、4……巻取軸、7……巻取
軸抜取り復帰機構、14……ロール受、15……
支柱、18……位置決め部材、24……モータ、
25……ネジ軸、26……メネジ、C……巻芯、
R……シートロール。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 供給される帯状シートをスリツターで複数条に
    分割して上下に振分け、上記振分けた分割シート
    を、上下に一本宛設けた回転駆動される巻取軸に
    外挿した分割シートごとの巻芯に巻取るシート巻
    取装置において、 巻芯上にシートロールが巻上つた時、その巻取
    位置のシートロールを下から支える水平旋回可能
    なロール受と、上記ロール受のシートロール受面
    側に設けられ、巻芯を、その下面位置がシートロ
    ールの下面位置よりも低くなるよう支持する帯状
    シート幅方向のくぼみ部と、上記くぼみ部に設け
    られ、当該くぼみ部で支持する巻芯の端面下部に
    係合可能であつて、該巻芯の中空部に突出しない
    高さを有し、かつロール受で支えたシートロール
    下面よりも下方に位置する位置決め部材と、前記
    ロール受を上昇、下降せしめる移動手段と、上記
    ロール受により支えられた巻取位置のシートロー
    ルから巻取軸を軸方向へ抜取り、又、上記位置決
    め部材により位置決めされ、巻取位置にあるシー
    トロール受面の巻芯に対して巻取軸を復帰させる
    巻取軸抜取り復帰機構とを備えることを特徴とす
    るシート巻取装置。
JP3308187U 1987-03-09 1987-03-09 Expired JPH0444517Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2008047546A1 (ja) * 2006-09-29 2010-02-25 日立化成工業株式会社 フィルム自動巻取装置、スリット巻取システム及び巻取フィルムの製造方法

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