JPH0443733B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0443733B2
JPH0443733B2 JP61003552A JP355286A JPH0443733B2 JP H0443733 B2 JPH0443733 B2 JP H0443733B2 JP 61003552 A JP61003552 A JP 61003552A JP 355286 A JP355286 A JP 355286A JP H0443733 B2 JPH0443733 B2 JP H0443733B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
workpiece
rubber chuck
ring
clamp body
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61003552A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62162469A (ja
Inventor
Yasukichi Egami
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUPISU FUKUSHIMA SEIZOSHO KK
Original Assignee
NITSUPISU FUKUSHIMA SEIZOSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by NITSUPISU FUKUSHIMA SEIZOSHO KK filed Critical NITSUPISU FUKUSHIMA SEIZOSHO KK
Priority to JP61003552A priority Critical patent/JPS62162469A/ja
Publication of JPS62162469A publication Critical patent/JPS62162469A/ja
Publication of JPH0443733B2 publication Critical patent/JPH0443733B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はホーニングマシン等の内径研削加工機
に取付けられるワーククランプ装置の改良に関す
るものであり、さらに詳言すると、シリンダース
リーブ等の薄肉でつば付きのワークを取付けるの
に適した装置に係わるものである。
[従来の技術] エンジンのシリンダスリーブ等のつば付きスリ
ーブはつば部に剛性があるため、ホーニング加工
により内径寸法を均一に仕上げることは容易でな
く、又、クランプに影響されやすいため、加工精
度はクランプ方式によつて決定される。特に、ワ
ークの肉厚が薄くなればなる程、クランプ方式の
ワーク仕上り精度に及ぼす影響は大きい。
従来のクランプ方式としては、第3図に示すよ
うに、ワーク20の上下端面をワツシヤー30で
押圧して保持するものが一般的であつたが、この
方式はクランプ歪が大きく、誇張して図示すると
第4図のようにワークつば部21の内径が変形
(直径100mmで約20μ)するだけでなく、ワーク2
0の中間部の寸法がマイナスになるという欠点が
あつた。この欠点を防止するため、第5図に示す
ように、ワーク20を筒40に挿入し、筒とワツ
シヤー30でワークつば部21を挟持する方式も
用いられているが、ワークはつば部21のみでク
ランプされるため、加工中のワーク20の変形が
大きく、内径寸法と仕上面の精度のばらつきが大
きいという問題があつた。又、ワークを筒に挿入
する作業は手間がかかり、ワーク着脱の自動化も
難しいという問題があつた。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、クランプ歪
が少なく、仕上り精度の良好な内径研削が可能で
あり、ワーク着脱の自動化も容易なクランプ装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の特徴とする
手段は、ワークのつばのない端部外周面に嵌着す
るOリングと、ワークのつば部と端部を除く外周
面に嵌着するラバーチヤツクと、Oリングとラバ
ーチヤツクを圧縮させる流体圧回路とからなるク
ランプ装置にある。ワークが容易にクランプ装置
に挿入できるように、圧縮前のOリングとラバー
チヤツクの内径をワークのつば部以外の外径より
も適当に大きく形成することが望ましい。
[作用] ワークをOリングとラバーチヤツクからなるク
ランプ装置に挿入し、Oリングをつばのないワー
クの端部外周面に嵌着し、ラバーチヤツクをワー
クのつば部とつばのない端部の間の外周面に嵌着
し、Oリングに流体圧をかけてワークのつばのな
い端部の剛性をつば部の剛性と同程度にし、ラバ
ーチヤツクに流体圧をかけてワークを固定してホ
ーニング等の内径研削をする。
ワークのつばのない端部もOリングの圧縮によ
り、つば部と同様な剛性を持ち、ワークはラバー
チヤツクの比較的低い圧力で保持され、クランプ
歪はほとんどないので、均一で高精度の内径研削
を短時間で実施することができる。
Oリングとラバーチヤツクにかける流体圧を抜
くと、ワークは簡単にクランプ装置に着脱できる
ので、ワークのクランプ装置への着脱の自動化も
容易である。
[実施例] 本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図に示すように、加工機のクランプ固定台
10にクランプ本体11を固定する。クランプ本
体11は加工されるシリンダースリーブ20の外
径よりも大きな内径の筒状体である。その内周面
上端部にはOリング13を内装するOリング溝1
5が設けられる。Oリング溝15と下端部の間の
内周面にはラバーチヤツク12を取付けるラバー
チヤツク溝14が設けられる。ラバーチヤツク溝
14とOリング溝15からは複数個の放射状に延
びる流体回路16,17が設けられ、図示してい
ないが、各流体回路は独立の流体圧源に接続され
る。
シリンダースリーブ20はつば部21を下側に
して、クランプ本体11の下側から挿入される。
流体回路16,17の圧力が抜かれたとき、ラバ
ーチヤツク12とOリング13の内径はシリンダ
ースリーブ20の外径よりも大きいから、シリン
ダースリーブ20は手動で又は自動で容易にクラ
ンプ本体11に挿入することができる。シリンダ
ースリーブ20をクランプ本体11に挿入後、流
体回路16,17に流体圧、例えば、流体回路1
6に油圧を、流体回路17には空気圧をそれぞれ
かけて、ラバーチヤツク12とOリング13を収
縮させてシリンダースリーブ20を把持する。ラ
バーチヤツク12は低圧で完全にシリンダースリ
ーブ20をクランプするから、シリンダースリー
ブ20のクランプによる歪はわずかであり、内径
の変形(内径100mmで5μ以下)も非常に小さい。
つば部21の反対側の端部はOリング13の圧
縮により剛性が増加するが、このとき、流体回路
17にかける流体圧を調整することにより、又
は、Oリングの形状寸法を変えることにより、つ
ば部21のある側の端部と同じ剛性を持たせる。
このようなクランプ状態において、シリンダー
スリーブ20の内径の研削、例えばホーニング加
工を実施する。全体としてクランプ歪が小さく、
つば部21がある端部と反対側の端部は同じ剛性
を有するから、高い精度の研削仕上りが得られ
る。従来のクランプ方式では薄肉のワーク程、又
はつば部と胴部の肉厚差の大きなワーク程、クラ
ンプ歪が大きく、加工精度が不良であつたが、本
発明の装置は薄肉のワークもつば部と胴部の肉厚
差の大きなものも高精度の仕上りになるから、肉
薄なもの程、又はつば部と胴部の肉厚差の大きな
もの程、効果が大きいといえる。
加工終了後、流体回路16,17の圧力を抜く
と、シリンダースリーブ20は手動又は自動で簡
単に取外すことができる。
つば部のないシリンダースリーブ20の場合
は、第2図に示すように、クランプ本体11の内
周面両端部にOリング溝15,15を設けてOリ
ング13,13をはめ、その間にラバーチヤツク
溝14を設けてラバーチヤツク12を入れる。ラ
バーチヤツク12とOリング13,13は流体回
路16,17,17を通じて加圧される。両端部
のOリング13,13に流体圧をかけてシリンダ
ースリーブ上下端部の逃げを少なくする。
[発明の効果] 上記の通り、本発明の装置はOリングとラバー
チヤツクにより、ワークをクランプするため、ワ
ークのクランプ歪が小さく、つばのあるワークの
場合、剛性を同一に調整することが可能であるか
ら、従来のクランプ歪が大きい上に剛性を調整す
ることができなかつたものに比べると、研削仕上
り精度が向上するという効果が得られる。肉厚の
薄いワークやつば部と胴部の肉厚差のい大きなワ
ークの場合、仕上り精度の向上は特に著しいとい
える。
又、Oリングとラバーチヤツクにかける流体圧
を抜くとワークを簡単に着脱することができるか
ら、ワークの着脱を自動化することも容易であ
る。エヤー定寸装置と組合わせて、内径研削作業
の無人化も可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の断面図、第2図は別の
実施例の第1図に相当する図、第3図は従来の装
置の第1図に相当する図、第4図は第3図の装置
によるワークの変形を誇張して示す断面図、第5
図は従来の装置の別の実施例を示す断面図であ
る。 図において、符号11はクランプ本体、12は
ラバーチヤツク、13はOリング、14はラバー
チヤツク溝、15はOリング溝(ラバーチヤツク
溝)、16は流体回路(ラバーチヤツク溝)、17
は流体回路(Oリング溝)、20はシリンダース
リーブ(ワーク)、21はつば部、をそれぞれ示
す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円筒状のクランプ本体と、前記クランプ本体
    の内周面に設けられたラバーチヤツク溝と、前記
    ラバーチヤツク溝に内装されたラバーチヤツク
    と、前記ラバーチヤツク溝に流体圧をかけるラバ
    ーチヤツク流体回路とからなるワーククランプ装
    置において、ワークのつば部のない端部に相応す
    る前記クランプ本体内周面上の位置にOリング溝
    を設け、前記Oリング溝にOリングを内装し、前
    記Oリング溝に流体圧をかけるOリング流体圧回
    路を設けたことを特徴とする内径研削加工機のワ
    ーククランプ装置。 2 ラバーチヤツク溝はクランプ本体の内周面上
    のワークのつば部とつばのない端部の間に相応す
    るクランプ本体内周面上に設けられたことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の内径研削加工
    機のワーククランプ装置。
JP61003552A 1986-01-13 1986-01-13 内径研削加工機のワ−ククランプ装置 Granted JPS62162469A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61003552A JPS62162469A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 内径研削加工機のワ−ククランプ装置

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JP61003552A JPS62162469A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 内径研削加工機のワ−ククランプ装置

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JPS62162469A JPS62162469A (ja) 1987-07-18
JPH0443733B2 true JPH0443733B2 (ja) 1992-07-17

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JP61003552A Granted JPS62162469A (ja) 1986-01-13 1986-01-13 内径研削加工機のワ−ククランプ装置

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JP3901562B2 (ja) * 2002-04-02 2007-04-04 カヤバ システム マシナリー株式会社 発射弾筒係止装置
US7124777B2 (en) * 2004-09-03 2006-10-24 Ranco Incorporated Of Delaware Reversing valve with flowsplitter
CN110722325A (zh) * 2019-10-25 2020-01-24 哈尔滨汽轮机厂有限责任公司 一种环体薄壁件外圆面加工方法

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