JPH0443174A - 自動車のサイドシル後端部構造 - Google Patents

自動車のサイドシル後端部構造

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JPH0443174A
JPH0443174A JP14796890A JP14796890A JPH0443174A JP H0443174 A JPH0443174 A JP H0443174A JP 14796890 A JP14796890 A JP 14796890A JP 14796890 A JP14796890 A JP 14796890A JP H0443174 A JPH0443174 A JP H0443174A
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sill
brace
shill
bottom wall
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Yutaka Seki
関 裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のサイドシル後端部構造に関する。
従来の技術 自動車のサイドシルは、シルインナとシルアウタとで閉
断面に形成され、車体フロアの両側部に前後方向に配設
されて、フロア側部の主要骨格部材を構成している。こ
れを第6.7図によって具体的に説明すると、図中1は
サイドシルを示し、このサイドシルlはシルインナ2と
シルアウタ3とで閉断面に形成しである。シルインナ2
は断面逆り字状に形成してあって、下端部をシルアウタ
3の下縁7ランジ6に重合すると共に、上縁フランツ4
をシルアウタ3の上縁フランジ5に重合し、それぞれの
重合部分をシルレインフォース7を介してスポット溶接
により接合しである。このサイドシルlは前述のように
車体フロアの前後方向の主要骨格部材を構成するため、
車体のジヤツキアップ時にはこのサイドツル1にジヤツ
キヘッドをあてがってジヤツキアップするようにしてい
るが、ジヤツキアップ点はサイドシルl前、後端部で、
他の強度メンバとの結合部近傍に設定される。例えば、
サイドシル1のリヤホイールハウス8との結合部近傍に
は、第6.7図示のようにシルインナ2の下端部側面に
L字状のジヤツキアップブラケット9を接合配置してジ
ヤツキアップ点とし、ジヤツキ10のジヤツキへラド1
1を、シルアウタ3の下縁フランジ6とシルインナ2の
下端部との接合部分に係合して回り止めすると共に、該
ジヤツキへラド11をジヤツキアップブラケット9で受
けて、ジヤツキアップ入力をサイドシルl全体で負担で
きるようにしである。この類似構造は、例えば特開昭6
1−215178号公報に示されている。
発明が解決しようとする課題 シルインナ2にジヤツキアップ専用のジヤツキアップブ
ラケット9を接合配置するため、該ジヤツキアップブラ
ケット9の単品コストが嵩むばかりでなく、シルインナ
2への組付工数も嵩んでしまうためコストアップを余儀
なくされてしまう。
また、このようなサイドシルl自体の構造的な問題とは
別に、リヤサスペンションユニットのサブフレームはサ
スペンションマウント部材を介してフロアパネルに結合
して、該フロアパネルからフロアサイドの強度メンバに
サスペンション入力が伝達されるようにしであるため、
リヤサスペンションの支持剛性を充分に得るためには別
途補強材を設ける等を不可避的に行わなければならなか
った。
そこで、本発明は専用のジヤツキアップブラケットを必
要とすることなくジヤツキアップ支持剛性を確保できる
と共に、リヤサスペンションユニットのサブフレーム端
を連結支持できて、リヤサスペンションユニットの支持
剛性を高めることができる自動車のサイドシル後端部構
造を提供するものである。
課題を解決するための手段 車体のフロア両側部に前後方向に延在するサイドシルの
シルインナを断面コ字形に形成し、該シルインナ後端部
の少なくとも底壁にブレースを接合配置して、該ブレー
ス配設部にステイを介してリヤサスペンションユニット
のサブフレーム端を連結支持すると共に、前記ブレース
をサイドシル後端部のジヤツキアップ点まで延設しであ
る。
作用 リヤサスペンションユニットのサスペンション入力は、
サブフレームからステイを介してサイドシル後端部に直
接的に伝達される。また、車体のジヤツキアップ時には
、ジヤツキヘッドはサイドシル後端部のジヤツキアップ
点で、ブレースで補強されたシルインナ底壁で受は止め
られる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第1〜4図において、12はシルインナ13とシルアウ
タ14とで閉断面を形成したサイドシルで、前記シルイ
ンナ13は断面コ字形に形成してあり、その上、下縁フ
ランジ15.16を、対応するシルアウタ14の上、下
縁フランジ17,18にシルレインフォース19を挟ん
で重合し、それぞれの重合部分でスポット溶接により接
合しである。シルインナ13の後端部にはサスペンショ
ン取付部20を拡幅成形しである。このサスペンション
取付部20には、例えば本実施例にあっては底壁13a
の内側面に、該底壁13a面形状に合わせて成形したブ
レース21を接合して、このブレース21で補強された
底壁13aの下面に、リャサスベンンヨンユニット23
のサブフレーム24端に設けたステイ25の端部をボル
ト・ナツト26により結合しである。
また、前記底壁13aのステイ25連結部よりも若干前
方部位には、ジヤツキIOのジヤツキヘッドIIを受け
るジヤツキヘッドシート部22を下側に向けて膨出成形
してジヤツキアップ点としてあり、そして、前記ブレー
ス21をこのジヤツキヘッドシート部22の成形部分に
まで延設、接合して、該延設部21aによりジヤツキへ
ラドシート部22を補強しである。8aはシルインナ1
3後端を突き当て接合したりャホイールハウスインナ、
27はリヤサスペンションユニット23のトレーリング
アーム、28は同ショックアップソーバ 29は同コイ
ルばねを示す。
以上の実施例構造によれば、車体をジヤツキアップする
場合、ジヤツキlOのジヤツキヘッドllをジヤツキヘ
ッドシート部22を目安にして、シルインナ13とシル
アウタ14の各下縁フランジ16.18の接合部に係合
して回り止めし、ジヤツキ10を伸張することにより、
該ジャッキヘラドIIがこれら両フランツ16.18の
接合部およびシルインナ13のジヤツキヘッドシート部
22に受は止められ、ジヤツキアップ入力がサイドシル
12全体で負担され、かつ、近傍の他の強度メンバであ
るリヤホイールハウス8に分散負担される。また、リヤ
サスペンションユニット23からのサスペンション入力
は、サブフレーム24゜ステイ25を介してシルインナ
13のサスペンション取付部20に伝達され、サイドシ
ル12全体で荷重負担されると共に、前記リヤホイール
ハウス8に分散負担される。
ここで、本実施例にあっては前述のようにシルインナ1
3の後端部は、サスペンション取付部20を拡幅成形し
てサイドシル閉断面積を拡大してあり、しかも、該サス
ペンション取付部20からジヤツキヘッドシート部22
に亘ってブレース21を接合配置しであるため、該サイ
ドシル12の後端部の機械的強度が特に高く保持されて
いるから、ジヤツキアップ入力やサスペンション入力に
よって変形を生じることがなく、ジヤツキ支持剛性、サ
スペンション支持剛性を高めることができる。
なお、前記実施例ではブレース21をシルインナ13の
底壁13aに接合しであるが、該底壁13aから側壁1
3bおよび上壁13cに亘って一体に接合配置するよう
にしてもよい。また、前記実施例ではシルインナ13の
底壁13aにジヤツキヘッドシート部22を膨出成形し
ているが、場合によってはこのジヤツキヘッドシート部
22を膨出成形しないで、フラットな底壁13λ面でジ
ヤツキヘッドIIを受は止めるようにしてもよく、この
場合にはジヤツキアップ点を明確にするため、通常行わ
れているように下縁フランジ16.18の接合部にノツ
チを設けたり、ペイントによる目印を形成しておくとよ
い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、ジヤツキヘッドはシルイ
ンナの底壁で受けることができるため、専用のジヤツキ
アップブラケットを必要とすることがなく、また、リヤ
サスペンションユニットのサブフレームを、強度メンバ
であるサイドシルで直接支持することができ、しかも、
シルインナの前記サブフレーム連結部からジヤツキアッ
プ点に亘って、ブレースで補強しであるため、ジヤツキ
アップ人力およびサスペンション入力に十分に対抗でき
て、ジヤツキ支持剛性、サスペンション支持剛性を高め
ることかできる。また、サスペンション支持剛性を高め
られることから、車体の音振性能を向上することができ
る。更に、サイドシル後端部のメンバ剛性を高められる
ので、車両追突時のサイドシルの座屈変形を抑制できて
、車室内の生存空間を確保できるという実用上多大な効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の要部を示す斜視図、第2図
は同実施例のリヤサスペンションユニットとの関係を示
す斜視図、第3.4図は第1図の■−■線、 I’V’
−IV線に沿う断面図、第5図は車体の側部骨格構造を
示す側面図、第6図は従来の構造を示す第5図■相当部
の断面斜視図、第7図は第6図の■−■線に沿う断面図
である。 12・・・サイドシル、13・・・シルインナ、13a
・・・底壁、21・・・ブレース、22・・・ジヤツキ
アップ点、23・・・リヤサスペンションユニット、2
4・・・サブフレーム、25・・・ステイ。 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体のフロア両側部に前後方向に延在するサイド
    シルのシルインナを断面コ字形に形成し、該シルインナ
    後端部の少なくとも底壁にブレースを接合配置して、該
    ブレース配設部にステイを介してリヤサスペンションユ
    ニットのサブフレーム端を連結支持すると共に、前記ブ
    レースをサイドシル後端部のジャッキアップ点まで延設
    したことを特徴とする自動車のサイドシル後端部構造。
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