JPH044310Y2 - - Google Patents
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- JPH044310Y2 JPH044310Y2 JP1985116857U JP11685785U JPH044310Y2 JP H044310 Y2 JPH044310 Y2 JP H044310Y2 JP 1985116857 U JP1985116857 U JP 1985116857U JP 11685785 U JP11685785 U JP 11685785U JP H044310 Y2 JPH044310 Y2 JP H044310Y2
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- fire
- pedestal
- terminal
- detector
- outdoor light
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- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 claims description 22
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Fire Alarms (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、監視区画室の天井等に設置固定した
台座とこの台座に対し、回し込みにより着脱自在
に取り付けられる感知器本体とで構成される火災
感知器の取り外し表示器に関する。
台座とこの台座に対し、回し込みにより着脱自在
に取り付けられる感知器本体とで構成される火災
感知器の取り外し表示器に関する。
(従来の技術)
近年、ホテル、ビル等の建造物には、火災の発
生を監視する火災監視システムが設置されてい
る。
生を監視する火災監視システムが設置されてい
る。
従来の火災監視システムでは、ホテル内の複数
の客室のそれぞれに火災感知器を設置し、一方、
中央の監視室に受信機を設置して受信機から引き
出された一対の電源兼用信号線に複数の火災感知
器のそれぞれを順次送り接続していた。各火災感
知器は一対の電源兼用信号線からの電源供給を受
けて駆動し、火災を検出すると一対の電源兼用信
号線間を低インピーダンスに短絡し、短絡電流を
一対の電源兼用信号線を介して受信機に返送して
いた。
の客室のそれぞれに火災感知器を設置し、一方、
中央の監視室に受信機を設置して受信機から引き
出された一対の電源兼用信号線に複数の火災感知
器のそれぞれを順次送り接続していた。各火災感
知器は一対の電源兼用信号線からの電源供給を受
けて駆動し、火災を検出すると一対の電源兼用信
号線間を低インピーダンスに短絡し、短絡電流を
一対の電源兼用信号線を介して受信機に返送して
いた。
(考案が解決しようとする問題点)
一対の電源兼用信号線に順次送り接続された複
数の火災感知器のうち、いずれかの感知器本体が
悪戯等により台座から取り外されたとすると、対
応する台座に備えた送り接続用の接点が開放し、
断線状態となり、受信機側では断線表示、若しく
はトラブル表示を行なつていた。
数の火災感知器のうち、いずれかの感知器本体が
悪戯等により台座から取り外されたとすると、対
応する台座に備えた送り接続用の接点が開放し、
断線状態となり、受信機側では断線表示、若しく
はトラブル表示を行なつていた。
しかしながら、受信機側でトラブルが発生した
ことを認識できたとしても、ホテル内には多数の
客室が隣設しており、どの客室内で感知器本体が
取り外されたことによるトラブルが発生したのか
が容易に判別できず、ホテル内という特殊な場所
においては、客室の室外からトラブル発生を識別
できるようにすることが望まれていた。
ことを認識できたとしても、ホテル内には多数の
客室が隣設しており、どの客室内で感知器本体が
取り外されたことによるトラブルが発生したのか
が容易に判別できず、ホテル内という特殊な場所
においては、客室の室外からトラブル発生を識別
できるようにすることが望まれていた。
(問題点を解決するための手段)
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、
客室となる火災の監視区画室の室外から感知器本
体の取り外しによるトラブル発生及び火災発生を
容易に認識できるようにするため、監視区画室に
設置され室外灯が接続された端子を備えた台座に
対し、回し込みにより着脱自在に取り付けられ火
災を検出する検出手段を備えた感知器本体とで構
成され、検出手段の火災検出により前記端子に電
源供給を行い室外灯を連続点灯する火災感知器に
おいて、前記感知器本体の台座への嵌着により開
放し、取り外しにより閉成するスイツチング手段
を設け、このスイツチング手段の閉成により監視
区画室の室外に設けた室外灯を点滅駆動させるよ
うにしたものである。
客室となる火災の監視区画室の室外から感知器本
体の取り外しによるトラブル発生及び火災発生を
容易に認識できるようにするため、監視区画室に
設置され室外灯が接続された端子を備えた台座に
対し、回し込みにより着脱自在に取り付けられ火
災を検出する検出手段を備えた感知器本体とで構
成され、検出手段の火災検出により前記端子に電
源供給を行い室外灯を連続点灯する火災感知器に
おいて、前記感知器本体の台座への嵌着により開
放し、取り外しにより閉成するスイツチング手段
を設け、このスイツチング手段の閉成により監視
区画室の室外に設けた室外灯を点滅駆動させるよ
うにしたものである。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図は本考案の一実施例を示した回路図であ
る。
る。
まず構成を説明すると、ホテル内の客室となる
監視区画室5aには台座1が設置され、台座1に
は受信機7からの一対の電源兼用信号線L1及び
L2が接続される一対の端子P1及びP2を備え
ている。この一対の端子P1及びP2からは、更
に一対の電源兼用信号線L1及びL2が引出さ
れ、後続する火災感知器8に接続される。2は台
座1に対し回し込みにより着脱自在に取り付けら
れる感知器本体であり、感知器本体2には火災を
検出する検出手段2aを備え、端子P1,P2を
介して得られる受信機7からの電源電圧Eoの供
給を受けて駆動し、火災を検出すると端子P1及
びP2間を低インピーダンスに短絡して、短絡電
流を受信機7に返送する。3は感知器本体2の台
座1に対する嵌着を受けて開放し、嵌着解除時、
即ち感知器本体2が台座1から取り外された時に
閉成するスイツチング手段であり、スイツチング
手段3及び所定のツエナー電圧Ezに選定された
ツエナーダイオードZDとの直列回路を端子P1,
P2間に接続している。尚、ツエナーダイオード
ZDを介して流れる電流は通常監視時に流れる電
流よりも多く、火災検出時の電流よりも少なくな
るよう設定されている。スイツチング手段3及び
ツエナーダイオードZDとの接続点からは、端子
P3に接続され、端子P3及び端子P2間には監
視区画室5aの外側となるドア近傍等の視認でき
る位置に設置された室外灯6aを接続している。
監視区画室5aには台座1が設置され、台座1に
は受信機7からの一対の電源兼用信号線L1及び
L2が接続される一対の端子P1及びP2を備え
ている。この一対の端子P1及びP2からは、更
に一対の電源兼用信号線L1及びL2が引出さ
れ、後続する火災感知器8に接続される。2は台
座1に対し回し込みにより着脱自在に取り付けら
れる感知器本体であり、感知器本体2には火災を
検出する検出手段2aを備え、端子P1,P2を
介して得られる受信機7からの電源電圧Eoの供
給を受けて駆動し、火災を検出すると端子P1及
びP2間を低インピーダンスに短絡して、短絡電
流を受信機7に返送する。3は感知器本体2の台
座1に対する嵌着を受けて開放し、嵌着解除時、
即ち感知器本体2が台座1から取り外された時に
閉成するスイツチング手段であり、スイツチング
手段3及び所定のツエナー電圧Ezに選定された
ツエナーダイオードZDとの直列回路を端子P1,
P2間に接続している。尚、ツエナーダイオード
ZDを介して流れる電流は通常監視時に流れる電
流よりも多く、火災検出時の電流よりも少なくな
るよう設定されている。スイツチング手段3及び
ツエナーダイオードZDとの接続点からは、端子
P3に接続され、端子P3及び端子P2間には監
視区画室5aの外側となるドア近傍等の視認でき
る位置に設置された室外灯6aを接続している。
第2図Aは第1図に示した台座の設置状態を示
した側面図、第2図Bは第2図Aの底面図であ
る。4a及び4bは端子P1及びP2のそれぞれ
に連なる端子受けであり、感知器本体2の回し込
みによる嵌着を受けて、感知器本体2と端子接続
される。感知器本体2の嵌着を受けて開放し嵌着
解除時に閉成するスイツチング手段3としては、
可動接片3a及び固定接片3bで形成されてお
り、可動接片3aはバネ性の部材で形成されると
共に略中央部には折曲げ加工が施され、その先端
を固定接片3bに接触している。感知器本体2の
回し込みによる嵌着で、感知器本体2に設けた板
状端子(図示しない)が可動接片3aと端子受け
4aとの間に嵌め込まれると、可動接片3aが押
し上げられ、可動接片3aと固定接片3bが開放
する。
した側面図、第2図Bは第2図Aの底面図であ
る。4a及び4bは端子P1及びP2のそれぞれ
に連なる端子受けであり、感知器本体2の回し込
みによる嵌着を受けて、感知器本体2と端子接続
される。感知器本体2の嵌着を受けて開放し嵌着
解除時に閉成するスイツチング手段3としては、
可動接片3a及び固定接片3bで形成されてお
り、可動接片3aはバネ性の部材で形成されると
共に略中央部には折曲げ加工が施され、その先端
を固定接片3bに接触している。感知器本体2の
回し込みによる嵌着で、感知器本体2に設けた板
状端子(図示しない)が可動接片3aと端子受け
4aとの間に嵌め込まれると、可動接片3aが押
し上げられ、可動接片3aと固定接片3bが開放
する。
第3図は本考案の火災感知器の使用状態を示し
た説明図である。
た説明図である。
7は受信機であり、内部に電流検出回路を設け
ており、電源兼用信号線L1及びL2間に流れる
電流の変化で断線、感知器取り外し、火災検出及
び線路短絡を判断している。受信機7からは一対
の電源兼用信号線L1及びL2が引き出され、複
数の監視区画室5a,5b,5c,……5nのそ
れぞれに設置された複数の火災感知器8a,8
b,8c,……8nを並列接続している。一対の
電源兼用信号線L1及びL2の終端には、終端器
9を接続し、終端器9には所定の抵抗値Roに設
定した終端抵抗を内蔵しており、所定の監視電流
を受信機7に出力する。この終端抵抗Roの値は
監視電流の値が火災時における短絡電流よりも充
分小さくなるように設定されている。複数の監視
区画室の室外、例えばドア近傍等の視認できる位
置には、それぞれの監視区画室に対応して室外灯
6a,6b,6c,……6nが設置され、この室
外灯6a,6b,6c,……6nのそれぞれは対
応する火災感知器8a,8b,8c,……8nの
それぞれの端子P2及びP3間に接続されてい
る。
ており、電源兼用信号線L1及びL2間に流れる
電流の変化で断線、感知器取り外し、火災検出及
び線路短絡を判断している。受信機7からは一対
の電源兼用信号線L1及びL2が引き出され、複
数の監視区画室5a,5b,5c,……5nのそ
れぞれに設置された複数の火災感知器8a,8
b,8c,……8nを並列接続している。一対の
電源兼用信号線L1及びL2の終端には、終端器
9を接続し、終端器9には所定の抵抗値Roに設
定した終端抵抗を内蔵しており、所定の監視電流
を受信機7に出力する。この終端抵抗Roの値は
監視電流の値が火災時における短絡電流よりも充
分小さくなるように設定されている。複数の監視
区画室の室外、例えばドア近傍等の視認できる位
置には、それぞれの監視区画室に対応して室外灯
6a,6b,6c,……6nが設置され、この室
外灯6a,6b,6c,……6nのそれぞれは対
応する火災感知器8a,8b,8c,……8nの
それぞれの端子P2及びP3間に接続されてい
る。
次に動作を説明する。
まず通常時の動作を説明すると、第3図におい
て、複数の火災感知器8a,8b,8c,……8
nのそれぞれは、感知器本体2を台座1に対し回
し込みによる嵌着で端子接続しており、第2図に
示すように感知器本体2に設けた板状端子が可動
接片3aと端子受け4aの間に嵌め込まれ、可動
接片3aを上方に押し上げることで可動接片3a
と固定接片3bは開放状態となつている。即ち、
可動接片3a及び固定接片3bとで形成されるス
イツチング手段3が開放され、それぞれの室外灯
6a,6b,6c,……6nをオフする。また、
一対の電源兼用信号線L1及びL2間には、終端
器9が接続されていることで、受信機7では終端
器9に設けた終端抵抗で定まる監視電流を受信し
て、通常の監視状態であることを判別する。
て、複数の火災感知器8a,8b,8c,……8
nのそれぞれは、感知器本体2を台座1に対し回
し込みによる嵌着で端子接続しており、第2図に
示すように感知器本体2に設けた板状端子が可動
接片3aと端子受け4aの間に嵌め込まれ、可動
接片3aを上方に押し上げることで可動接片3a
と固定接片3bは開放状態となつている。即ち、
可動接片3a及び固定接片3bとで形成されるス
イツチング手段3が開放され、それぞれの室外灯
6a,6b,6c,……6nをオフする。また、
一対の電源兼用信号線L1及びL2間には、終端
器9が接続されていることで、受信機7では終端
器9に設けた終端抵抗で定まる監視電流を受信し
て、通常の監視状態であることを判別する。
次に複数の火災感知器のうち、いずれかの感知
器本体2が台座1より取り外された場合の動作を
説明する。例えば監視区画室5aに設置した火災
感知器8aにおいて、感知器本体2が台座1から
取り外されたとすると、第2図に示したように台
座1に対する感知器本体2の回し込みによる嵌着
が解除され、可動接片3aと端子受け4aの間に
嵌め込まれた感知器本体2の板状端子が取り外さ
れることで、それまで上方に押し上げられた可動
接片3aがバネ性により元に戻り、固定接片3b
に接触してスイツチング手段3を閉成させる。第
1図に示したようにスイツチング手段3が閉成す
ると、ツエナーダイオードZDが一対の電源兼用
信号線L1及びL2間に直列接続され、所定のツ
エナー電圧Ezを室外灯6aに供給して室外灯6
aを点灯さる。監視区画室5aの室外に設置した
室外灯6aの点灯を視認して、感知器本体2が取
り外されたことを確認することができる。
器本体2が台座1より取り外された場合の動作を
説明する。例えば監視区画室5aに設置した火災
感知器8aにおいて、感知器本体2が台座1から
取り外されたとすると、第2図に示したように台
座1に対する感知器本体2の回し込みによる嵌着
が解除され、可動接片3aと端子受け4aの間に
嵌め込まれた感知器本体2の板状端子が取り外さ
れることで、それまで上方に押し上げられた可動
接片3aがバネ性により元に戻り、固定接片3b
に接触してスイツチング手段3を閉成させる。第
1図に示したようにスイツチング手段3が閉成す
ると、ツエナーダイオードZDが一対の電源兼用
信号線L1及びL2間に直列接続され、所定のツ
エナー電圧Ezを室外灯6aに供給して室外灯6
aを点灯さる。監視区画室5aの室外に設置した
室外灯6aの点灯を視認して、感知器本体2が取
り外されたことを確認することができる。
尚、受信機7では電源兼用信号線L1及びL2
間に流れる電流量で感知器が取り外されたことを
判断する。
間に流れる電流量で感知器が取り外されたことを
判断する。
第4図は本考案の他の実施例を示した回路図で
ある。この実施例では感知器本体2が取り外され
た場合には、室外灯6aを点滅させ、火災検出時
には、室外灯6aを明るく連続点灯させることで
火災表示機能をも兼ねさせるようにしたことを特
徴とする。即ち、台座1内にスイツチング手段3
の閉成により発振する発振回路10を備え、発振
回路10の発振出力をトランジスタQのベースに
与えてトランジスタQを間欠的に駆動して、室外
灯6aを点滅させるようにしたものである。ま
た、検出手段2aが火災を検出すると、端子P1
及びP2間を低インピーダンスに短絡することで
発報表示灯PH2を点灯させると同時にダイオー
ドDを介して室外灯6aに電流を供給し室外灯6
aを明るく連続点灯させる。尚、R1,R2,R
3は抵抗である。
ある。この実施例では感知器本体2が取り外され
た場合には、室外灯6aを点滅させ、火災検出時
には、室外灯6aを明るく連続点灯させることで
火災表示機能をも兼ねさせるようにしたことを特
徴とする。即ち、台座1内にスイツチング手段3
の閉成により発振する発振回路10を備え、発振
回路10の発振出力をトランジスタQのベースに
与えてトランジスタQを間欠的に駆動して、室外
灯6aを点滅させるようにしたものである。ま
た、検出手段2aが火災を検出すると、端子P1
及びP2間を低インピーダンスに短絡することで
発報表示灯PH2を点灯させると同時にダイオー
ドDを介して室外灯6aに電流を供給し室外灯6
aを明るく連続点灯させる。尚、R1,R2,R
3は抵抗である。
第5図は第4図を変形した実施例を示した回路
図である。この実施例はスイツチング手段として
電源兼用信号線L1に設け、且つ感知器本体の取
り外した時に電源兼用信号線L1を閉成し室外灯
の端子側と接続する構成としたことを特徴とす
る。即ち、スイツチング手段3′は電源兼用信号
線L1に設けられ、感知器本体2の嵌着時に電源
兼用信号線L1と感知器本体2の端子とを電気的
に接続し、感知器本体2の取り外しによりスイツ
チング手段3′を室外灯6a側、即ち発振回路1
0と電源兼用信号線L1とを電気的に接続する。
このスイツチング手段3′は第2図に示した可動
接片3aと同じ動作する可動接片、即ち感知器本
体嵌着時に固定接片から開放され、取り外し時に
接触する構成とし、且つ感知器本体嵌着時には端
子受けと電気的に接触する構成とすることにより
実現できる。
図である。この実施例はスイツチング手段として
電源兼用信号線L1に設け、且つ感知器本体の取
り外した時に電源兼用信号線L1を閉成し室外灯
の端子側と接続する構成としたことを特徴とす
る。即ち、スイツチング手段3′は電源兼用信号
線L1に設けられ、感知器本体2の嵌着時に電源
兼用信号線L1と感知器本体2の端子とを電気的
に接続し、感知器本体2の取り外しによりスイツ
チング手段3′を室外灯6a側、即ち発振回路1
0と電源兼用信号線L1とを電気的に接続する。
このスイツチング手段3′は第2図に示した可動
接片3aと同じ動作する可動接片、即ち感知器本
体嵌着時に固定接片から開放され、取り外し時に
接触する構成とし、且つ感知器本体嵌着時には端
子受けと電気的に接触する構成とすることにより
実現できる。
尚、上記の実施例ではそれぞれの監視区画室の
室外に設置される室外灯の駆動電源として、受信
機7からの電源電圧を利用するように構成した
が、受信機7とは別途独立した電源部を設け、こ
の電源部からの電源供給により駆動するように構
成しても良い。即ち、スイツチング手段3が閉成
した時、別の電源部からの電源を対応する室外灯
に供給するように構成すると、受信機7の電源消
費を更に低減させることができる。
室外に設置される室外灯の駆動電源として、受信
機7からの電源電圧を利用するように構成した
が、受信機7とは別途独立した電源部を設け、こ
の電源部からの電源供給により駆動するように構
成しても良い。即ち、スイツチング手段3が閉成
した時、別の電源部からの電源を対応する室外灯
に供給するように構成すると、受信機7の電源消
費を更に低減させることができる。
また、第1図に示したツエナーダイオードZD
のツエナー電圧Ezの値を火災感知器を駆動しう
る所定の電圧となるように選定すると、感知器本
体2が台座1から取り外された場合に、対応する
室外灯を点灯させると同時に、後続する火災感知
器に対してもツエナーダイオードZDのツエナー
電圧で定まる所定電圧Ezを供給することで、後
続する他の際感知器を継続して駆動することがで
きる。
のツエナー電圧Ezの値を火災感知器を駆動しう
る所定の電圧となるように選定すると、感知器本
体2が台座1から取り外された場合に、対応する
室外灯を点灯させると同時に、後続する火災感知
器に対してもツエナーダイオードZDのツエナー
電圧で定まる所定電圧Ezを供給することで、後
続する他の際感知器を継続して駆動することがで
きる。
(考案の効果)
以上説明してきたように本考案によれば、監視
区画室に設置され室外灯が接続された端子を備え
た台座と、台座に対し回し込みにより着脱自在に
取り付けられ火災を検出する検出手段を備えた感
知器本体とで構成され、検出手段の火災検出によ
り前記端子に電源供給を行い室外灯を連続点灯す
る火災感知器において、感知器本体の台座への嵌
着により開放し、取り外しにより閉成するスイツ
チング手段を設け、このスイツチング手段の閉成
により監視区画室の室外に設けた室外灯を点滅駆
動させるようにしたことで、監視区画室の室外か
ら感知器本体の取り外しによるトラブル発生及び
火災発生が容易に視認することができるという効
果が得られる。
区画室に設置され室外灯が接続された端子を備え
た台座と、台座に対し回し込みにより着脱自在に
取り付けられ火災を検出する検出手段を備えた感
知器本体とで構成され、検出手段の火災検出によ
り前記端子に電源供給を行い室外灯を連続点灯す
る火災感知器において、感知器本体の台座への嵌
着により開放し、取り外しにより閉成するスイツ
チング手段を設け、このスイツチング手段の閉成
により監視区画室の室外に設けた室外灯を点滅駆
動させるようにしたことで、監視区画室の室外か
ら感知器本体の取り外しによるトラブル発生及び
火災発生が容易に視認することができるという効
果が得られる。
第1図は本考案の一実施例を示した回路図、第
2図Aは第1図に示した台座の設置状態を示した
側面図、第2図Bは第2図Aの底面図、第3図は
全体構成図、第4図は本考案の他の実施例を示し
た回路図、第5図は第4図の変形例を示した回路
図である。 1……台座、2……感知器本体、2a……検出
手段、3……スイツチング手段、3a……可動接
片、3b……固定接片、4a,4b……端子受
け、5a,5b,5c,……5n……監視区画
室、6a,6b,6c,……6n……室外灯、7
……受信機、8a,8b,8c,……8n……火
災感知器、9……終端器、10……発振回路、L
1,L2……電源兼用信号線、ZD……ツエナー
ダイオード、R1,R2,R3……抵抗、D……
ダイオード、PH2……発報表示灯。
2図Aは第1図に示した台座の設置状態を示した
側面図、第2図Bは第2図Aの底面図、第3図は
全体構成図、第4図は本考案の他の実施例を示し
た回路図、第5図は第4図の変形例を示した回路
図である。 1……台座、2……感知器本体、2a……検出
手段、3……スイツチング手段、3a……可動接
片、3b……固定接片、4a,4b……端子受
け、5a,5b,5c,……5n……監視区画
室、6a,6b,6c,……6n……室外灯、7
……受信機、8a,8b,8c,……8n……火
災感知器、9……終端器、10……発振回路、L
1,L2……電源兼用信号線、ZD……ツエナー
ダイオード、R1,R2,R3……抵抗、D……
ダイオード、PH2……発報表示灯。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 監視区画室に設置され室外灯が接続された端子
を備えた台座と、該台座に対し回し込みにより着
脱自在に取り付けられ火災を検出する検出手段を
備えた感知器本体とで構成され、該検出手段の火
災検出により前記端子に電源供給を行い室外灯を
連続点灯する火災感知器において、 前記感知器本体の台座への嵌着により開放し、
取り外しにより閉成するスイツチング手段と、該
スイツチング手段の閉成により前記端子に間欠的
に電源供給を行い前記室外灯を点滅駆動させる駆
動手段とを設けたことを特徴とする火災感知器の
取り外し表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985116857U JPH044310Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985116857U JPH044310Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228292U JPS6228292U (ja) | 1987-02-20 |
JPH044310Y2 true JPH044310Y2 (ja) | 1992-02-07 |
Family
ID=31001838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985116857U Expired JPH044310Y2 (ja) | 1985-07-30 | 1985-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH044310Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3608041B2 (ja) * | 2000-03-31 | 2005-01-05 | 松下電工株式会社 | 火災感知器 |
JP7283916B2 (ja) * | 2019-02-18 | 2023-05-30 | ホーチキ株式会社 | 火災報知システム、及び制御方法 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS548690U (ja) * | 1977-06-21 | 1979-01-20 | ||
JPS5647758U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | ||
JPS5747912U (ja) * | 1980-09-02 | 1982-03-17 | ||
JPS5760293B2 (ja) * | 1976-06-28 | 1982-12-18 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | |
JPS609910U (ja) * | 1982-12-25 | 1985-01-23 | 江藤 孝一 | ズボンの着くずれ防止部 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6145596Y2 (ja) * | 1980-09-24 | 1986-12-22 | ||
JPS57185085U (ja) * | 1981-05-15 | 1982-11-24 |
-
1985
- 1985-07-30 JP JP1985116857U patent/JPH044310Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5760293B2 (ja) * | 1976-06-28 | 1982-12-18 | Toyo Soda Mfg Co Ltd | |
JPS548690U (ja) * | 1977-06-21 | 1979-01-20 | ||
JPS5647758U (ja) * | 1979-09-21 | 1981-04-28 | ||
JPS5747912U (ja) * | 1980-09-02 | 1982-03-17 | ||
JPS609910U (ja) * | 1982-12-25 | 1985-01-23 | 江藤 孝一 | ズボンの着くずれ防止部 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6228292U (ja) | 1987-02-20 |
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