JPH0442893Y2 - - Google Patents

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JPH0442893Y2
JPH0442893Y2 JP9909887U JP9909887U JPH0442893Y2 JP H0442893 Y2 JPH0442893 Y2 JP H0442893Y2 JP 9909887 U JP9909887 U JP 9909887U JP 9909887 U JP9909887 U JP 9909887U JP H0442893 Y2 JPH0442893 Y2 JP H0442893Y2
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JP
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mounting
spacer
coil
mounting board
iron core
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JP9909887U
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JPS645414U (ja
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  • Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はプリント基板などに装填して使用す
るような小型のトランス装置に関する。
(従来の技術) 鉄心にコイルを巻装して構成される小型のトラ
ンス本体をプリント基板などに実装するのに、鉄
心の外周を取り囲むようにカバーを設けるととも
に、このカバーの側面の下縁に取付脚を設け、こ
の取付脚をプリント基板に形成してある孔に差し
込み、ハンダで固定することが行なわれている。
しかしこのような構成によると、たとえば鉄心
の正面に向かつて外力が作用したとき(この外力
はたとえばプリント基板が垂直に落下したような
とき発生する。)、その外力によつてトランス本体
は取付脚を支点として回動運動を起し、このとき
の回転モーメントのため、取付脚によりプリント
基板が破損し、離脱してしまうことがある。
(考案が解決しようとする問題点) この考案はトランス本体をプリント基板などの
基板に実装するに際し、取付脚の基板への取付個
所が外力によつて、簡単には破損しないようにす
ることを目的とする。
(問題点を解決するための手段) この考案は鉄心にコイルを巻装して構成される
トランス本体の外周にカバーを設け、このカバー
の側面の下縁に設けた取付脚を、取付基板に形成
した孔に挿通し、その先端を取付基板の裏面でハ
ンダ付けしてなるトランス装置において、前記コ
イルの底面と取付基板の表面との間に、絶縁性の
スペーサを介在させるとともに、このスペーサの
端部を鉄心またはコイルに係合したことを特徴と
する。
(実施例) この考案の実施例を図によつて説明する。1は
トランス本体で、鉄心2とこれに巻装されたコイ
ル3とによつて構成されてある。4は鉄心2の外
周を囲むように設けられてあるカバーで、その側
面の下縁に取付脚5を備えている。
6はプリント基板のような取付基板で、ここに
は抵抗器、コンデンサ、トランジスタのような他
の電子部品7が装填されてある。そしてここに形
成されてある孔8に取付脚5を差し込み、その先
端を折り曲げてからハンダ9によつて固定する。
これによつてトランス本体1は取付基板6に装填
される。10は取付基板6を収納するケースであ
る。以上の構成は従来のものと特に相違するもの
でない。
この考案にしたがい、たとえば緩衝性のあるゴ
ム、樹脂などからなる、絶縁性のスペーサ11が
用意される。図に示すスペーサ11は平行する一
対のスペーサ部12と、両スペーサ部12の一方
の端部を橋絡する橋絡部13とをもつて、コ字状
に構成されてある。またスペーサ部12の他方の
端部には、段部14が形成してある。
そしてトランス本体1を取付基板6に装填する
とき、スペーサ11のスペーサ部12を、コイル
3の底面と取付基板6の表面との間に介在するよ
うに、そのスペーサ11を設置する。このとき取
付脚5が橋絡部13の内側に、またコイルの側面
が段部14にそれぞれ接することによつて係合す
るようにしてある。
以上の構成において、コイル3の表面に対して
垂直の方向に外力が作用し、鉄心2に取付脚5を
支点として回転モーメントが与えられたとして
も、コイル3の底面と取付基板6との間に介在し
ているスペーサ部12によりその回動が阻止され
る。これによつて取付脚5による取付基板6の破
損は、確実に回避されるようになる。
そして取付脚5が橋絡部13に、コイル3が段
部14にそれぞれ係合するので、スペーサ11が
トランス本体1に対して移動してしまうようなこ
とはない。
なお図の例ではスペーサ11をコ字状としてい
るが、これによるとスペーサ部12の他方の端部
に段部14を形成しておけばよく、橋絡部を形成
しなくともトランス本体1に対して固定すること
ができる。したがつてトランス本体の側方から突
出するのは、一方の橋絡部13だけで済むように
なつて都合がよい。
両側方から橋絡部が突出しても差し支えがない
ときは、スペーサ11としてスペーサ部12の両
側に橋絡部を設けて、ロ字状に形成してもよい。
そのときは両橋絡部の内面に取付脚が接するよう
にすればよい。
(考案の効果) 以上詳述したようにこの考案によれば、トラン
ス本体に作用する外力によつて、取付基板の取付
脚による破損は、単にスペーサを介在させれるだ
けの簡単な構成によつて、確実に回避することが
できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す分解斜視図、
第2図は全体の斜視図、第3図は一部を断面とし
た正面図、第4図は同側面図である。 1……トランス本体、2……鉄心、3……コイ
ル、4……カバー、5……取付脚、6……取付基
板、8……孔、9……ハンダ、11……スペー
サ、12……スペーサ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 鉄心にコイルを巻装して構成されるトランス本
    体の外周にカバーを設け、前記カバーの側面の下
    縁に設けた取付脚を、取付基板に形成した孔に挿
    通し、前記取付脚の先端を前記取付基板の裏面で
    ハンダ付けしてなる小型トランス装置において、
    前記コイルの底面と前記取付基板の表面との間
    に、絶縁性のスペーサを介在させるとともに、前
    記スペーサの端部を鉄心または前記コイルに、移
    動を拘束するように係合してなる小型トランス装
    置。
JP9909887U 1987-06-27 1987-06-27 Expired JPH0442893Y2 (ja)

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JP9909887U JPH0442893Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

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JP9909887U JPH0442893Y2 (ja) 1987-06-27 1987-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS645414U JPS645414U (ja) 1989-01-12
JPH0442893Y2 true JPH0442893Y2 (ja) 1992-10-12

Family

ID=31325942

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JPS645414U (ja) 1989-01-12

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