JPH0442735Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0442735Y2 JPH0442735Y2 JP4133285U JP4133285U JPH0442735Y2 JP H0442735 Y2 JPH0442735 Y2 JP H0442735Y2 JP 4133285 U JP4133285 U JP 4133285U JP 4133285 U JP4133285 U JP 4133285U JP H0442735 Y2 JPH0442735 Y2 JP H0442735Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw
- resin
- hole
- head
- resin component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 37
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 37
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、例えば車両のリツドクラスター等の
樹脂成形された樹脂部品において、取付用のねじ
が挿通されるねじ座面を成形有利にしかも外観を
きれいに仕上げることができる樹脂部品の取付装
置に関するものである。
樹脂成形された樹脂部品において、取付用のねじ
が挿通されるねじ座面を成形有利にしかも外観を
きれいに仕上げることができる樹脂部品の取付装
置に関するものである。
従来のこの種の樹脂部品の取付装置の一種とし
ては、例えば第３図および第４図に示すようなも
のがある。１は自動車の速度計、回転計、燃料計
等の計器類が収容される合成樹脂製のリツドクラ
スターといわれる樹脂部品を示し、この樹脂部品
１を図示しない車体に取付けるには、車体に設け
られた取付ブラケツト２の端縁に、ナツトとワツ
シヤの機能を兼用したばね板からなる断面Ｕ字形
状のばね座金３をそのねじ孔３ａと該取付ブラケ
ツトのねじ孔２ａとが一致するようにして予め嵌
着し、樹脂部品１のめじ座面４を該ばね座金３に
当てがつて、ねじ５をばね座金３を介して取付ブ
ラケツト２に螺着することで樹脂部品１を車体に
固定するようにしている。
ては、例えば第３図および第４図に示すようなも
のがある。１は自動車の速度計、回転計、燃料計
等の計器類が収容される合成樹脂製のリツドクラ
スターといわれる樹脂部品を示し、この樹脂部品
１を図示しない車体に取付けるには、車体に設け
られた取付ブラケツト２の端縁に、ナツトとワツ
シヤの機能を兼用したばね板からなる断面Ｕ字形
状のばね座金３をそのねじ孔３ａと該取付ブラケ
ツトのねじ孔２ａとが一致するようにして予め嵌
着し、樹脂部品１のめじ座面４を該ばね座金３に
当てがつて、ねじ５をばね座金３を介して取付ブ
ラケツト２に螺着することで樹脂部品１を車体に
固定するようにしている。
そして、樹脂部品１の取付状態においてねじ５
の頭部が樹脂部品１の表面から突出して美観が損
なわれないようにするために、ネジ座面４を樹脂
部品１に断面略台形状に凹設している。
の頭部が樹脂部品１の表面から突出して美観が損
なわれないようにするために、ネジ座面４を樹脂
部品１に断面略台形状に凹設している。
しかしながら、このような従来の樹脂部品の取
付装置にあつては、ねじ座面４を凹設するという
構造上の理由から、ねじ座面４の周囲にアンダカ
ツト部６が生じることとなり、したがつてそのア
ンダカツト部６の肉厚が厚くなることから成形さ
れた樹脂部品１が冷却される際に、アンダカツト
部６の周辺にひけが発生して樹脂部品１の外観が
損なわれるという問題点があつた。
付装置にあつては、ねじ座面４を凹設するという
構造上の理由から、ねじ座面４の周囲にアンダカ
ツト部６が生じることとなり、したがつてそのア
ンダカツト部６の肉厚が厚くなることから成形さ
れた樹脂部品１が冷却される際に、アンダカツト
部６の周辺にひけが発生して樹脂部品１の外観が
損なわれるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点を解決する
ためになされたもので、樹脂部品に挿通される該
樹脂部品取付用のねじが、その頭部を樹脂部品の
表面から突出することなく挿通でき、しかもアン
ダカツト部を設けることなく該ねじの頭部を樹脂
部品側に係合できる樹脂部品の取付装置を提供す
ることを目的とするものである。
ためになされたもので、樹脂部品に挿通される該
樹脂部品取付用のねじが、その頭部を樹脂部品の
表面から突出することなく挿通でき、しかもアン
ダカツト部を設けることなく該ねじの頭部を樹脂
部品側に係合できる樹脂部品の取付装置を提供す
ることを目的とするものである。
以下本考案を第１図及び第２図に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
基づいて詳細に説明する。
樹脂部品１には、取付用ブラケツト２のねじ孔
２ａに対応して取付用のねじ５が挿通される透孔
７が穿設されており、この透孔７の直径は、該ね
じ５の頭部が貫通できるようにするためにねじ５
の頭部の外径Ｄよりも大きく形成されている。ま
た、樹脂部品１の内側には、前記透孔７を横切る
２本のリブ８，８が該透孔７の軸芯両側に平行に
設けられており、この２本の平行なリブ８，８の
対向距離d′は前記ねじ５の軸部の直径ｄよりも若
干広くかつ該ねじ５の頭部の外径Ｄよりも狭く設
けられている。この２本の平行リブ８，８には、
前記透孔７に対応して断面凹状の凹部９が形成さ
れ、その底面９ａがねじ５の頭部と係合するねじ
座面をなしている。
２ａに対応して取付用のねじ５が挿通される透孔
７が穿設されており、この透孔７の直径は、該ね
じ５の頭部が貫通できるようにするためにねじ５
の頭部の外径Ｄよりも大きく形成されている。ま
た、樹脂部品１の内側には、前記透孔７を横切る
２本のリブ８，８が該透孔７の軸芯両側に平行に
設けられており、この２本の平行なリブ８，８の
対向距離d′は前記ねじ５の軸部の直径ｄよりも若
干広くかつ該ねじ５の頭部の外径Ｄよりも狭く設
けられている。この２本の平行リブ８，８には、
前記透孔７に対応して断面凹状の凹部９が形成さ
れ、その底面９ａがねじ５の頭部と係合するねじ
座面をなしている。
すなわち、ねじ５にて樹脂部品１を取付ブラケ
ツト２に固定する際、ねじ５はその軸部が平行リ
ブ８，８間を通して取付ブラケツト２に嵌着され
た座金３に螺合し、さらにねじ５の頭部が透孔７
を貫通して平行リブ８，８に形成された凹部９の
底面９ａに係合することにより、ねじ５の頭部を
樹脂部品１の表面から突出させずに樹脂部品１を
取付ブラケツト２に螺着させることができること
となる。
ツト２に固定する際、ねじ５はその軸部が平行リ
ブ８，８間を通して取付ブラケツト２に嵌着され
た座金３に螺合し、さらにねじ５の頭部が透孔７
を貫通して平行リブ８，８に形成された凹部９の
底面９ａに係合することにより、ねじ５の頭部を
樹脂部品１の表面から突出させずに樹脂部品１を
取付ブラケツト２に螺着させることができること
となる。
また、樹脂部品１の内側に２本の平行リブ８，
８を設け、樹脂部品１に穿設された透孔７を貫通
したねじ５の頭部を、この２本の平行リブ８，８
にて係合するようにしたので、ひけ発生原因とな
るアンダカツト部がない構造となり、樹脂部品１
の外観をきれいに仕上げることができる。
８を設け、樹脂部品１に穿設された透孔７を貫通
したねじ５の頭部を、この２本の平行リブ８，８
にて係合するようにしたので、ひけ発生原因とな
るアンダカツト部がない構造となり、樹脂部品１
の外観をきれいに仕上げることができる。
以上説明してきたように本考案は、樹脂部品１
をその被取付部材２に螺着するねじ５が貫通する
透孔７を前記樹脂部材１に設けるとともに、前記
ねじ５の頭部が係合する間隔d′を隔てて２本の平
行なリブ８を設け、前記透孔７から前記ねじ５を
挿入して前記被取付部材２に樹脂部品１を螺着し
たことを特徴とする樹脂部品の取付装置である。
をその被取付部材２に螺着するねじ５が貫通する
透孔７を前記樹脂部材１に設けるとともに、前記
ねじ５の頭部が係合する間隔d′を隔てて２本の平
行なリブ８を設け、前記透孔７から前記ねじ５を
挿入して前記被取付部材２に樹脂部品１を螺着し
たことを特徴とする樹脂部品の取付装置である。
したがつて本考案によれば、樹脂部品１にねじ
５の頭部が係合するための２本の平行なリブ８を
設けるとともに、該ねじ５の頭部が貫通する透孔
７を設け、ねじ５の頭部が樹脂部品１の表面から
突出することなく樹脂部品１を被取付部材２に螺
着するようにしたので、ひけの発生原因となるア
ンダカツト部のない成形有利な構造となり、外観
がきれいに仕上がるという効果が得られる。
５の頭部が係合するための２本の平行なリブ８を
設けるとともに、該ねじ５の頭部が貫通する透孔
７を設け、ねじ５の頭部が樹脂部品１の表面から
突出することなく樹脂部品１を被取付部材２に螺
着するようにしたので、ひけの発生原因となるア
ンダカツト部のない成形有利な構造となり、外観
がきれいに仕上がるという効果が得られる。
第１図は本考案による樹脂部品の取付装置の一
実施例を示す要部断面図、第２図はその平面図、
第３図は従来の樹脂部品の取付装置の要部斜視
図、第４図は第３図の−線に沿つた断面図で
ある。 ７……透孔、８……リブ、９……凹部、９ａ…
…底面。
実施例を示す要部断面図、第２図はその平面図、
第３図は従来の樹脂部品の取付装置の要部斜視
図、第４図は第３図の−線に沿つた断面図で
ある。 ７……透孔、８……リブ、９……凹部、９ａ…
…底面。
Claims (1)
- 樹脂部品１をその被取付部材２に螺着するねじ
５が貫通する透孔７を前記樹脂部品１に設けると
ともに、前記ねじ５の頭部が係合する間隔d′を隔
てて２本の平行なリブ８を設け、前記透孔７から
前記ねじ５を挿入して前記被取付部材２に樹脂部
品１を螺着したことを特徴とする樹脂部品の取付
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133285U JPH0442735Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4133285U JPH0442735Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61157823U JPS61157823U (ja) | 1986-09-30 |
| JPH0442735Y2 true JPH0442735Y2 (ja) | 1992-10-09 |
Family
ID=30551055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4133285U Expired JPH0442735Y2 (ja) | 1985-03-22 | 1985-03-22 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0442735Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-03-22 JP JP4133285U patent/JPH0442735Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61157823U (ja) | 1986-09-30 |
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