JPH0442717Y2 - - Google Patents

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JPH0442717Y2
JPH0442717Y2 JP5328686U JP5328686U JPH0442717Y2 JP H0442717 Y2 JPH0442717 Y2 JP H0442717Y2 JP 5328686 U JP5328686 U JP 5328686U JP 5328686 U JP5328686 U JP 5328686U JP H0442717 Y2 JPH0442717 Y2 JP H0442717Y2
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JP
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gas
processing chamber
pressure
heat
wax
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JP5328686U
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JPS62164595U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B11/00Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses
    • B30B11/001Presses specially adapted for forming shaped articles from material in particulate or plastic state, e.g. briquetting presses, tabletting presses using a flexible element, e.g. diaphragm, urged by fluid pressure; Isostatic presses
    • B30B11/002Isostatic press chambers; Press stands therefor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、加圧雰囲気条件下で被処理体の脱ワ
ツクスを行なう加圧熱処理装置に関する。
(従来の技術) 高圧容器と、該容器に少なくとも一方が着脱自
在として装着されている端蓋と、前記高圧容器の
内部に配置された断熱層と、該断熱層の内側に配
置された加熱要素と、を備え、加熱要素の内側に
配置された気密筒内における処理室内で被処理体
を加熱された圧媒ガスで加圧熱処理するものは、
実開昭58−157300号公報で提案されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、被処理体を加圧熱処理するとき、該
被処理体から有機バインダが発生するものがあ
り、これが発生すると、ガス排気系統に設けられ
るバルブ等の詰りが生じるという問題があつた。
本考案は、被処理体から滲出るワツクス等を捕
捉することによつて、ガス排気系統の目詰りを防
止した加圧熱処理を装置を提供するのが目的であ
る。
(問題点を解決するための手段) 本考案が前述目的を達成するために講じる技術
的手段の特徴とする処は高圧容器1と、該容器1
に少なくとも一方が着脱自在として装着されてい
る端蓋2と、前記高圧容器1の内部に配置された
断熱層3と、該断熱層3の内側に配置された加熱
要素4と、を備え、加熱要素4の内側に配置され
た気密筒5内における処理室10内で被処理体9
を加熱された圧媒ガスで加圧熱処理するものにお
いて、 気密筒5の上部側に、ガス通路6を有する蓋7
が取付けられ、該ガス通路6を介して処理室10
に、圧媒ガスが導入され、かつ処理室10からガ
ス排出孔8を介して高圧容器1外に導出可能とさ
れており、前記処理室10内には、これよりガス
排出孔8にガスを導出可能でかつ被処理体9から
生じたワツクス等を捕捉可能な耐熱性材11が
設けられている点にある。
(作用) 処理室10に収容されている被処理体9は、加
熱要素4への通電、ガス通路6を介しての圧媒ガ
スの導入によつて、例えば、処理室10の雰囲気
を450℃×9Kg・f/cm2に保つことで加熱処理さ
れる。
処理室10の上部から導入された圧媒ガスは加
熱により気化して被処理体9から滲出るワツクス
等を捕捉して下方へ流下される。
このワツクスの気化成分は温度が低い耐熱性
材11に触れると液化・固化し材11を通過す
る過程で捕捉される。
従つて、ガス排出孔8を通る際には、ワツクス
成分はほゞ除去されていることになる。
(実施例) 図面を参照して本考案の実施例を詳述する。
円筒形状とされた高圧容器1の上下開口端には
シール2Aを有する端蓋2が装着されてボルト2
Bで取付けられている。
即ち、高圧容器1に装着される端蓋2は少なく
とも一方が着脱自在とされている。
高圧容器1の中には、倒立コツプ形状の断熱層
3が同芯として配置され、該断熱層3の内側には
本例では二段構成とされた円筒形の加熱要素4が
同芯として配置されている。
加熱要素4の内側には、円筒形の気密筒5が配
置されており、該気密筒5の下底部は下部の端蓋
2上に容器1と同芯として載置され、かつシール
5Aによつて略気密状態とされ、ここに、気密筒
5の内部が処理室10とされている。
更に、気密筒5の下底側には上底板5Bを有
し、この上底板5Bのやゝ上方に径外方向に突出
するフランジ5Cを有し、このフランジ5C上
に、断熱層3の下底が載置されて支持されてい
る。
また、気密筒5の上部側、実質的に頂部には筒
中心上にガス通路6を有する蓋7が着脱自在に取
付けられており、下部の端蓋2に穿設して圧媒ガ
スの導入孔12、フランジ5Cに穿設した連通孔
12Aを介して下方から導入されたアルゴン等の
不活性ガスが断熱層3内周と気密筒5外周とのス
キマを介して上方ヘ送流されてガス通路6を介し
て処理室10の上部側から導入可能とされてい
る。
気密筒5の上底板5B上には脚杆13Aを介し
て被処理体9の載置台13が気密筒5の筒長中程
に位置して設けられており、ここに、蓋7を取外
して挿入される被処理体9が処理室10内に収納
される。
載置台13の外径は気密筒5の内径により小さ
くされ、ガス通路6を介して導入された圧媒ガス
を下方へ流出可能としており、載置台13のやゝ
下方には仕切板14が備えられ、該仕切板14に
は筒中心上にガス通路14Aが穿設されている。
仕切板14と上底板5Bとの間における気密筒
5内の底側には耐熱性材11が挿脱自在に充填
されており、該耐熱性在11は通路14Aを介
して流下される圧媒ガスが通過可能であり、ワツ
クス等を捕捉可能なものであり、例えば金属繊維
の集合体、金属あるいはセラミツクの粉末体また
は連続気泡を有する成形体、セラミツクフアイ
バ、金属シートの集合体等からなり、いずれにし
ても、比表面積が大きくガスを流通可能でワツク
ス等を捕捉可能なものである。
この耐熱性材11を圧媒ガス流下中に、ワツ
クスの気化成分は温度の低い材11に触れて液
化・固化し、該材11を通過過程においてワツ
クス等はほとんどが除去され、圧媒ガスは上底板
5Bに穿設された通路15および端蓋2の筒中心
上に穿設されたガス排出孔8を介して容器1の外
に流出され、図外のバルブ等を有する排気ガス系
統へと送出される。
すなわち、本実施例では上部側の端蓋2を外し
て断熱送3を吊上げておいて、更に、蓋7を外し
た状態で有機バインダ、ワツクス等を含有する被
処理体9が載置台13へ乗せられてから図示の如
く各部材をセツトする。
処理室10を脱気してガス導入孔12より圧媒
ガスを処理室10に封入するとともに加熱要素4
に通電して処理室10の雰囲気を例えば450℃×
9Kg・f/cm2に保持する。
処理室10内の圧媒ガスは加熱により気化さ
れ、被処理体9から滲出るワツクスを捕捉して下
方へ流出される。
このワツクスの気化成分は、温度の低い耐熱性
材11に触れる液化・固化し、該材11を通
る間においてすべてが捕捉される。
従つて、ガス排出孔8を通るときにはワツクス
成分はほとんどが除去され、該孔8およびこれ以
降における排気系統のパイプ、バルブ等に目詰り
することがない。
加熱処理された後は、被処理体(装品)9は上
方から取出される。
なお、繰返しで加熱処理すると耐熱性材11
はその機能低下を招くが、このときは該材11
を取出し外部で加熱して捕捉されたワツクスを除
去することにより再使用が可能となる。
前述した実施例では被処理体9を上方取出とさ
れているが、断熱層3を上蓋2等に吊具で取付て
おいて、下方取出とすることもできる。
また、ガス導入孔12は上蓋2又は容器1に設
けたものであつてもよい。
(考案の効果) 本考案は高圧容器1と、該容器1に少なくとも
一方が着脱自在として装着されている端蓋2と、
前記高圧容器1の内部に配置された断熱層3と、
該断熱層3の内側に配置された加熱要素4と、を
備え、加熱要素4の内側に配置された気密筒5内
における処理室10内で被処理体9を加熱された
圧媒ガスで加圧熱処理するものにおいて、 気密筒5の上部側に、ガス通路6を有する蓋7
が取付けられ、該ガス通路6を介して処理室10
に、圧媒ガスが導入され、かつ処理室10からガ
ス排出孔8を介して高圧容器1外に導出可能とさ
れており、前記処理室10内には、これよりガス
導出孔8にガスを導出可能でかつ被処理体9から
生じたワツクス等を捕捉可能な耐熱性材11が
設けられているので、加圧脱ワツクスを簡単な手
法で安定に操業でき、ガス排気系統を目詰りさせ
るおそれが少ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す立面断面図であ
る。 1……高圧容器、2……端蓋、3……断熱層、
4……加熱要素、5……気密筒、6……ガス通
路、7……蓋、8……ガス排出孔、11……耐熱
性材、13……載置台。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 高圧容器1と、該容器1に少なくとも一方が着
    脱自在として装着されている端蓋2と、前記高圧
    容器1の内部に配置された断熱層3と、該断熱層
    3の内側に配置された加熱要素4と、を備え、加
    熱要素4の内側に配置された機密筒5内における
    処理室10内で被処理体9を加熱された圧媒ガス
    で加圧熱処理するものにおいて、 気密筒5の上部側に、ガス通路6を有する蓋7
    が取付けられ、該ガス通路6を介して処理室10
    に、圧媒ガスが導入され、かつ処理室10からガ
    ス排出孔8を介して高圧容器1外に導出可能とさ
    れており、前記処理室10内には、これよりガス
    排出孔8にガスを導出可能でかつ被処理体9から
    生じたワツクス等を捕捉可能な耐熱性材11が
    設けられていることを特徴とする加圧熱処理装
    置。
JP5328686U 1986-04-08 1986-04-08 Expired JPH0442717Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328686U JPH0442717Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5328686U JPH0442717Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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JPS62164595U JPS62164595U (ja) 1987-10-19
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JP5328686U Expired JPH0442717Y2 (ja) 1986-04-08 1986-04-08

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JP4684165B2 (ja) * 2006-05-22 2011-05-18 株式会社神戸製鋼所 等方圧加圧装置

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JPS62164595U (ja) 1987-10-19

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