JPH0442448Y2 - - Google Patents

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JPH0442448Y2
JPH0442448Y2 JP10191586U JP10191586U JPH0442448Y2 JP H0442448 Y2 JPH0442448 Y2 JP H0442448Y2 JP 10191586 U JP10191586 U JP 10191586U JP 10191586 U JP10191586 U JP 10191586U JP H0442448 Y2 JPH0442448 Y2 JP H0442448Y2
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door
antenna
trunk
vehicle
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両のドアとトランクの錠を電磁波
を利用して開閉制御するキーレスエントリー装置
に関し、特にトランクの制御可能領域はトランク
部分に限定し、ドアの制御可能領域は車両全周に
及ばせようとするものである。
(従来の技術) 自動車のドアのロツク機構の開閉及びトランク
錠の開動作を微弱電波や光線を利用して遠隔操作
するとき、1釦(スイツチ)の送信機から発射す
る電波に対し自動車側で送信機の位置を感知し、
ドアの前であればドアのロツク機構が開閉動作を
行ない、トランク後方での操作に対してはトラン
ク錠の開動作を行なう2アンテナ方式のキーレス
エントリーシステムについて、既に提案を行なつ
た。
第5図はこの説明図で、1は車体、2はドア、
3はトランク、4はドア用アンテナ、5はトラン
ク用アンテナ、6はアンテナ4を中心としたドア
制御受信領域、7はアンテナ5を中心としたトラ
ンク制御受信領域である。アンテナ4はドア2の
一部(例えばモール部分)に取付けられ、またア
ンテナ5は例えば後部バンパーの一部に取付けら
れる。
送信機は携帯用で、後述するように単一の送信
釦(スイツチ)によつて単一周波数の電磁波が送
信される。受信機はアンテナ4,5に個々に設け
るか、1台の受信機でアンテナ4,5を切替え
る。この方式では領域6,7を重複させないよう
に設定することで、送信機の位置に応じた制御が
でき、従来これらの制御をコードで区別していた
システムに比べ送信スイツチ数が減るため誤操作
しない等の利点がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上述したシステムでドアの制御
領域6を広げようとしてもトランクの制御領域7
と重複させないためには一定の限界があり、この
結果いずれも制御できない領域が広く残る。本考
案はこの点を更に改善しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案の基本構造図で、aは受信系の
概略構成、bは受信領域の説明図である。トラン
ク用アンテナ5は第5図と同じ位置であるが、ド
ア用アンテナ4はその受信領域6が車体1の全周
に及ぶように中央部に設置してある。これはFM
帯のガラスアンテナやロツドアンテナを兼用して
もよい。ドア制御の受信領域6が車体1の全周に
及ぶのはアンテナ4の位置だけに依存するのでは
ない。使用する搬送波の波長を車体1の長さ(数
m)程度として本来グランド板となるべき車体1
にアンテナ機構を持たせることや、受信部の感度
を上げることも効果的である。例えば、搬送波を
60MHzとし、またアンテナ4の受信部8Aの感度
をアンテナ5の受信部8Bの感度より高く設定し
ておく。そして、受信部8Aの出力aがH(ハイ)
で識別コード検出を示し、このとき受信部8Bの
出力bがL(ロー)で識別コード非検出を示した
らドアロツク制御出力を出す。しかし、a=Hの
ときにb=H、つまり受信部8側でも識別コード
が検出されたらトランク制御出力を出す。9はこ
のためのトランク信号優先回路である。
〔作用〕
上述したシステム構造であると、送信機がドア
制御受信領域6(a=H,b=L)に入るとドア
ロツクを制御できるので、車体1の前方および両
サイドからドアロツクを制御できる。このように
広い範囲のドア制御は他人のためにドアロツクを
開ける場合等に有用である。これに対し、トラン
ク3の制御は人がトランク後方に行つたときに必
要となるので、その制御範囲7(a=H,b=
H)は狭くても問題ない。また、通常の使用状態
において、ドアのロツクの開閉とトランクを操作
する頻度を比べるとドアのロツクを開閉する率の
方がはるかに多く、ドアさえ開ければトランク錠
は自動車内から別手段で簡易開けることができる
のが自動車の現状である。それ故、操作にとつて
重要なのはドアのロツク開閉であつて、様々な使
用状況を考えると自動車の全周囲から遠隔操作で
きるのが望ましい。
〔実施例〕
第2図〜第4図は本考案の実施例の説明図で、
第2図は送信機の構成図である。図中、11は送
信スイツチで、これをオンにすると各部に電源が
供給される。12はこの電源となる電池である。
13はクロツク信号発生器で、その出力はアドレ
スカウンタ14でカウントされる。このカウンタ
14の出力はROM(リードオンリーメモリ)1
5のアドレスとなり、ROM15からIDコードが
順次シリアルに読出される。16は変調器で、
ROM15からのIDコードで搬送波発生器17の
出力を変調(例えばFSK)する。このとき必要
な同期ビツトやチエツクビツトも付加される。1
8は変調された搬送波を増幅する増幅器で、その
出力はアンテナ19から送信される。
第3図は受信機の構成図である。この受信機は
リレー21でアンテナ4,5を切換える方式であ
り、22はその駆動器である。アンテナ4または
5で受信された搬送波(例えば60MHz)は高周波
増幅器23、周波数混合器24、中間周波増幅器
25、復調器26を経てベースバンド帯域まで復
調される。27は周波数変換用の局部発振器であ
る。復調出力は波形整形器28を通してマイクロ
コンピユータ29のデータ入力Dになると共に、
ハイパスフイルタ(HPF)30を通して電界強
度検出にも利用される。31はHPF30の出力
切換器で、これはリレー21と同期して駆動され
る。切換器31の出力はアンテナ4のときはRV
1側へ、またアンテナ5のときはRV2側に切換
えられる。RV1,RV2はドアおよびトランク
の制御距離調整器で、第1図の受信領域6,7の
広狭調整に用いられる。32,33は調整器RV
1,RV2の出力を検波する整流器で、各出力は
マイクロコンピユータ29のSQ1,SQ2入力と
なる。このSQ1,SQ2はRV1,RV2で設定し
たレベル以上の電波が到来するとH(ハイ)レベ
ルとなり、それ未満ではL(ロー)レベルである。
マイクロコンピユータ29は第1図の認識
(ID)コード照合やトランク信号優先処理を行
い、ドア制御用のDOOR,トランク制御用の
TRNK、リレー21および切換器31制御用の
RYを出力する。また入力にはROM34に内蔵
した比較用IDコードAの入力端子IDがある。第
4図はこのマイクロコンピユータ29で実行され
る受信動作のフローチヤートで、IDコードAは
ROM34から読出したもの、IDコードA′はD入
力から取り入れた送信側のものである。本例では
最初リレー21をドア用アンテナ4側に接続して
SQ1のレベルを見る。そして、SQ1=Lの間は
リレーをそのままにしておくが、受信レベルが上
昇してSQ1=HになつたらID照合をする。その
結果一致出力が得られてもそのままドア制御に移
らずリレー21を反転してSQ2を見る。そして、
SQ2=Lであればドア制御をするが、SQ2=H
であればトランク制御をする。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、単一送信釦
の送信器でもドアとトランクを区別して開閉制御
することができ、しかもドアの制御領域を車の全
周に及ばせることができる。また、第5図の方式
ではアンテナ4,5の受信領域が互いに独立なた
め、常に両方のアンテナを監視する必要があり、
各々に専用の受信部や認識コード照合部を用意す
るか、1つの受信部の入力を交互に切換えながら
アンテナ4,5からの到来電波を待たねばならな
かつた。前者は装置がアンテナ分だけ必要となる
のでコストが高く、装置も大形化する。後者はア
ンテナを常時切換える回路が必要となるし、アン
テナ切換により接続されてないアンテナに入力が
あつた場合、次にアンテナが切換るまでの時間遅
れが生じる。
これに対し本考案では、アンテナ4の受信領域
6がアンテナ5の領域7を包合するように選べ
ば、電波の到来は常にアンテナ4を監視すること
で可能である。そして、アンテナ4に入射した電
波の認識コードを照合した後、一時的にアンテナ
5に切換え、あらかじめ設定した電界強度以上の
入力があるか否かを測れば良いので受信系は一系
統でよく、アンテナの切換えによる動作の時間遅
れも発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の基本構成図、第2図〜第4図
は本考案の一実施例を示す説明図で、第2図は送
信機の構成図、第3図は受信機の構成図、第4図
は受信動作のフローチヤート、第5図は2アンテ
ナ方式のキーレスエントリーシステムの説明図で
ある。 図中、1は車体、2はドア、3はトランク、4
はドア用アンテナ、5はトランク用アンテナ、6
はドア制御受信領域、7はトランク制御受信領
域、11は送信スイツチ、17は搬送波発生器、
29はマイクロコンピユータ、RV1,RV2は
制御距離調整器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両外部の送信機から車両側の受信機へ電磁波
    を送つて該車両のドアまたはトランクの錠を開ま
    たは閉制御するキーレスエントリー装置におい
    て、該送信機から単一のスイツチ操作で電磁波を
    送り、該受信機側では受信領域が該車両の全周に
    及ぶドア用アンテナと受信領域が該トランクの近
    傍に限られるトランク用アンテナとで該電磁波を
    受信し、ドア用アンテナに所定レベル以上の受信
    出力があり、且つトランク用アンテナでも所定レ
    ベル以上の受信出力があれば該トランクの錠を制
    御し、また該ドア用アンテナだけに所定レベル以
    上の受信出力があるときは該ドアの錠を制御する
    ようにしてなることを特徴とするキーレスエント
    リー装置。
JP10191586U 1986-07-02 1986-07-02 Expired JPH0442448Y2 (ja)

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JP10191586U JPH0442448Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10191586U JPH0442448Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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Publication Number Publication Date
JPS638358U JPS638358U (ja) 1988-01-20
JPH0442448Y2 true JPH0442448Y2 (ja) 1992-10-07

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ID=30973083

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JP10191586U Expired JPH0442448Y2 (ja) 1986-07-02 1986-07-02

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JP4553579B2 (ja) * 2003-12-15 2010-09-29 富士通テン株式会社 携帯用送信機、処理装置、及び遠隔操作システム

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JPS638358U (ja) 1988-01-20

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