JPH0442237B2 - - Google Patents

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JPH0442237B2
JPH0442237B2 JP14848485A JP14848485A JPH0442237B2 JP H0442237 B2 JPH0442237 B2 JP H0442237B2 JP 14848485 A JP14848485 A JP 14848485A JP 14848485 A JP14848485 A JP 14848485A JP H0442237 B2 JPH0442237 B2 JP H0442237B2
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JP
Japan
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turning
ship
thrust
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JP14848485A
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Masaaki Ito
Tetsuo Ueno
Susumu Ishii
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Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アンカーハンドリングタグサプライ
ベツセルのような複数の推進機器を有する作業船
ジヨイステツクの操作で操船する操船装置に関
し、特に操船中の旋回角速度と船首方位を表示す
る表示器を備えた操船装置に関する。
(従来の技術) 従来、アンカーハンドリングタグサプライベツ
セルとして知られた石油掘削リグへの資材運搬に
用いられる作業船にあつては、通常、2舵、2軸
可変ピツチプロペラ、更に左右方向の推力を得る
バウスラスターを装備しており、これら5つの推
力機器は各々独立したレバーによつて制御されて
いる。
このような作業船に要求される作業には、石油
掘削リグに近接した状態でのリグへの資材供給、
リグのクレーンによる資材の荷役、またリグを移
動、係留するためのアンカーハンドリング等があ
り、これら作業は、風や潮流等の外乱の中で、そ
の場での旋回、横移動、斜航、定点保持、そして
船首方位の保持等の低速での微妙な操船が要求さ
れている。
この要求に対し操船者は、装備されている5つ
の推力機器の能力を考えつつ、それぞれの制御レ
バーを状況に合わせて調整しながら、長時間に亘
つて作業を続けることとなり、熟練した操船者に
とつても、かなりの精神的且つ肉体的な負担を伴
なう。そこで、本願発明者にあつては、このよう
な5つの推力機器の操作を1本のジヨイステツク
又はジヨイステツクとツマミの操作で可能にする
所謂ジヨイステツクコントロールシステムの開発
を進めており、ジヨイステツクまたはジヨイステ
ツクとツマミの操作で船の平行移動または旋回運
動をさせるようにしている。
ところで船を平行移動させる操船モード(斜航
モード)には、船首方位を保つようにジヤイロコ
ンパスで検出した船首実方位をフイードバツクし
ながら平行移動させるヘツデイングホールドとい
う操船モードがあり、ある方向に船首を保持した
まま平行移動させることができる。
更にヘツデイングホールドによる移動中に船首
方位の修正を可能にするため、ヘツデイングホー
ルドをリセツトして修正すべき船首方位を設定す
ると、この設定方位に向くように平行移動のため
の推力バランスを調整して旋回させる制御も可能
にしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところでコントロールボツクスに設けられたジ
ヨイステツクの操作で斜航、旋回等の操船を精度
良く行なうためには、実際の船首方位、船首方位
修正時の設定船首方位、更に旋回時の旋回角速度
を知る必要があり、少なくとも3台の表示器が必
要になるが、この種の操船装置におけるコントロ
ールボツクスは、外の状況を把握するために携帯
式を取つており、3台の表示器の設置スペースを
確保するとボツクス自体が大型化して取扱いが不
便であり、一方、ボツクスの大きさを変えない場
合には表示部が小さくなつて見づらいという問題
があつた。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような問題点を鑑みてなされた
もので、平行移動時の船首方位、船首方位を保持
した平行移動時の設定船首方位、設定方位修正時
の誤差(偏差)、更に旋回時の旋回角速度の各表
示を2台の表示器で可能にしてコントロールボツ
クスの小型軽量化を視認性を損うことなく実現で
きるようにした操船装置を提供することを目的と
する。
この目的を達成するため本発明にあつては、船
首方位表示器と旋回角速度表示器との2台のみを
コントロールボツクスに設け、ヘツデイングホー
ルドをリセツトした平行移動中はジヤイロコンパ
スで検出した船首実方位を船首方位表示器に表示
させ、ヘツデイングホールドのセツトで船首方位
を設定方位に保持しながら平行移動するときには
船首方位表示器の表示を船首実方位の表示から設
定船首方位の表示に切換え、更に旋回角速度表示
器に設定船首方位と船首実方位との誤差を表示す
るようにしたものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示したブロツク図
である。
まず、構成を説明すると、1は操作入力を与え
るジヨイステツクであり、ジヨイステツク1の先
端に斜航モードと旋回モードを切換えるためのス
イツチを操作する押釦2を備えている。ジヨイス
テツク1の操作量は内蔵した回転角検出器により
検出され、ジヨイステツク入力部3に与えられ
る。ジヨイステツク入力部3は斜航モード選択時
においては、ジヨイステツク1の操作方向と操作
量(傾斜角)に応じた斜航モードの操作指令を制
御部4に与え、一方、旋回モードの選択時にはジ
ヨイステツク1の左右方向の操作量(傾斜角)の
みに応じた右旋回または左旋回の操作指令を制御
部4に与える。制御部4はジヨイステツク入力部
3からの操作指令に基づいて船の状態量、推力、
舵力、流体量等を演算し、ジヨイステツク入力部
3で与えられた操作指令に従つて船の平行移動、
または旋回のための制御信号をアクチユエータ5
に出力する。アクチユエータ5の出力は推力機器
6に与えられており、この推力機器6としては例
えば船尾に設けた2台の可変ピツチプロペラ及び
各プロペラに対応して設けた2台の舵、更に船首
側で左右方向の推力を発生するバウスラスタで成
る5つの推力機器で構成される。推力機器6で得
られた船の動きは船体7に与えられ、船体7の船
首方位をジヤイロコンパス8で検出している。
一方、制御部4に対しては旋回中心選択スイツ
チ9から選択信号が与えられており、旋回中心選
択スイツチ9により船首を中心とした旋回、船の
中央を中心とした旋回、または船尾を中心とした
旋回の3つの旋回モードを選択することができ
る。
一方、斜航モードにおける船首保持及び船首修
正のため、船首方位修正スイツチ10及び船首方
位設定部12が設けられ、船首方位を保持して平
行移動するヘツデイングホールドをかけた時は、
ヘツデイングホールド開始時にジヤイロコンパス
8で得られている船首方位を設定方位として保つ
ように加算点13に対するジヤイロコンパス8か
らのフイードバツク制御で制御部4が斜航モード
の制御処理を行なう。即ち、ヘツデイングホール
ドをセツトすると、ヘツデイングホールドセツト
時に得られているジヤイロコンパス8の船首実方
位θrを船首方位設定部12に設定して加算点13
に設定方位θoとして出力し、加算点13から得
られる偏差Δθを零とするように平行移動のため
の推力バランスを調整する。
次に旋回モード選択時の旋回角速度、即ちター
ンレイト、更に斜航モード選択時の船首実方位θr
及び設定船首方位θoの表示部を説明する。
まず、船首方位設定部にはジヤイロコンパス8
から船首実方位θrが与えられていることから、ヘ
ツデイングホールドリセツト時の船首実方位θr及
びヘツデイングホールドセツト時の設定方位θo
を船首方位表示部14に選択的に表示するように
している。また、ジヤイロコンパス8で検出され
た船首実方位θrをターンレイト検出部15に与
え、演算されたターンレイトを切換スイツチ16
を介してターンレイト表示器18に与えている。
切換スイツチ16は切換端子aとbを有し、切換
端子aにはターンレイト検出部15の出力が接続
され、一方、切換端子bには加算点13より得ら
れる船首実方位θrと設定船首方位θoとの偏差、即
ち誤差Δθが与えられている。切換スイツチ16
の切換条件は、船首方位設定部12に対するヘツ
デイングホールドのセツト、リセツトに同期して
行なわれ、ヘツデイングホールドリセツト時にあ
つては、図示のように切換端子a側に切換わつて
ターンレイト検出部15の出力を選択しており、
ヘツデイングホールドをセツトすると、切換端子
b側に切換わつて加算点13より出力される誤差
Δθを選択する。
第2図は第1図の実施例で用いられるコントロ
ールボツクスの操作面を示した説明図である。
第2図において、ボツクスパネル面の右側略中
央には先端に斜航モードと旋回モードを切換える
ための押釦2を備えたジヨイステツク1が設けら
れ、ジヨイステツク1を中心としてパネル面に船
の形状を模式的に示したシンボル表示19が成さ
れている。
パネル面の上部右側には船首方位表示器14が
設けられ、この船首方位表示器14には3桁の7
セグメント表示素子を使用し、船首方位をデジタ
ル的に数値表示している。船首方位表示器14の
両側にはヘツデイングホールドをセツトした状態
で設定方位を修正するための修正釦20L,20
Rが設けられており、この修正釦を1回押すと、
規定角度、例えば1度づつ船首方位表示器14の
設定表示が増減する。
船首方位表示器14の右側にはターンレイト表
示器18が設けられており、このターンレイト表
示器18は例えば16個の表示ドツトバーグラフ表
示器であり、1表示ドツト当りターンレイトにつ
いては10゜/MIN−DIVとなり、またヘツデイン
グホールドセツト時のヘツドエラー(誤差)につ
いては1ドツト当り1゜/DIVを表わす。
更に、船を描いたシンボル表示19の船首側に
は旋回モードを選択した時の旋回方向を示す旋回
表示21L,21Rが設けられている。
次に船首方位表示器14の下側には、ヘツデイ
ングホールドのセツトまたはリセツトを行なうた
めのヘツデイングホールド選択釦22が設けら
れ、選択釦22の右上に示した表示部22aがヘ
ツデイングホールドのセツトで点灯し、リセツト
で消灯する。このヘツデイングホールド選択釦2
2の左側にはパワーアツプ選択釦23が設けら
れ、斜航モード及び旋回モードのいずれかにおい
てもパワーアツプ選択釦23をセツトすると、そ
の時の斜航若しく旋回の制御条件を保持したまま
最大推力の条件を作り出す。
更に、その下側には旋回中心選択スイツチ9を
構成する3つの旋回中心選択釦9a,9b,9c
が設けられており、旋回モードにおいて旋回中心
選択釦9aを押すと、船首を中心とした旋回モー
ドとなり、また9bを押すと船の中央を中心とし
た旋回モードとなり、更に9cを押すと船尾を中
心とした旋回モードとなる。
更に、23a,23bはデマースイツチであ
り、コントロールボツクスに設けた船首方位表示
器14、ターンレイト表示器18、旋回表示器2
1L,21R等の明るさを増減させることができ
る。
次に第1図の実施例による操船制御を、第3図
のフローチヤートを参照して説明する。
まず、第2図のコントロールボツクスにおける
ジヨイステツク1の先端に設けた押釦2を操作し
て斜航モードを選択すると、特別ブロツク30で
斜航モードの選択が判別され、斜航制御に移行す
る。この斜航制御はヘツデイングホールド選択釦
22を押すことにより、ヘツデイングホールドの
セツト又はリセツトのいずれかの状態で行われ
る。
この斜航制御の制御原理は次の通りである。
第4図は本発明における斜航制御の例を示した
説明図であり、初期位置Aにある船を前、後、左
斜め前方、左斜め後方にヘツデイングホールドを
かけて平行移動させた場合を示しており、併わせ
てジヨイステツク1の操作状態を模式的に示して
いる。尚、矢印は推力の方向と大きさを示す。
まず、船には推力機器として可変ピツチプロペ
ラ24L,24R、舵25L,25R及びバウス
ラスタ26が設けられており、これらの推力機器
を制御することで斜航制御が行なわれる。
(A) 横移動; 例えば、初期位置Aから左方向への横移動
は、バウスラスタ26に左方向の推力を与え、
移動側となるポート側の可変ピツチプロペラ2
4Lに前進推力を与えて舵25Lをスタブ側に
とつてバウスラスタ26の発生する回頭モーメ
ントを打消すための横方向推力を発生させる。
更に、スタブ側の可変ピツチプロペラ24Rに
後進推力を与えることによつて前進推力を打消
し、船体に横方向のみの力を発生させる。
(B) 斜め前方への移動; 前記(A)の横移動のスラストアロケーシヨンを
基本とし、ポート側の可変ピツチプロペラ24
Lの前進推力を増加させる。この前進推力の増
加で船体は斜め前方に進むことによつて時計回
りの回頭モーメントを発生するが、このモーメ
ントを打消すためバウスラスタ26の左方向推
力を同時に増加させる。
(C) 斜め後方への移動; 前記(A)の横移動のスラストアロケーシヨンを
基本とし、スタブ側の可変ピツチプロペラ24
Rの後進推力を増加させる。この時、船体が斜
め後方に移動することによつて発生する反時計
回りのモーメントを打消すため、ポート側の舵
25Lによつて横方向の推力を増加する。
(D) 前後進; 両舷の可変ピツチプロペラ24L,24Rを
同一方向に同一の推力を出すように制御する。
再び第3図のフローチヤートを参照するに、
ヘツデイングホールドをセツトすると、判別ブ
ロツク32からブロツク34に進み、設定船首
方位θoとジヤイロコンパスから得た船首実方
位θrとの誤差を零とするように5つの推力機器
の推力バランスを調整する。続いて、修正釦2
0L又は20Rの操作の有無をチエツクするこ
とで判別ブロツク36にて船首方位修正の有無
を判別する。
修正操作が行なわれると、ブロツク38に進
む。このとき船首方位表示器14には、ヘツデ
イングホールドセツト時にジヤイロコンパス8
で検出された船首実方位θRが設定船首方位θo
として固定表示されていることから、いるれか
一方の修正釦20L,20Rを押すことで船首
方位表示器14の設定船首方位が切換わり、ブ
ロツク34にて修正した設定方位θoに船首実
方位θrを一致させるように、斜航制御における
5つの推力機器の推力バランスを調整して旋回
制御させることができる。
一方、旋回モードを選択した時には、判別ブロ
ツク30から判別ブロツク42にすすみ、コント
ロールボツクスに設けた旋回中心選択釦9a,9
b,9cのいずれかをセツトすることでブロツク
44,46,48に示す船首中央船尾のいずれか
を中心とした旋回制御が行なわれる。この3つの
旋回モードの制御原理は次の通りである。
(A) 船首を中心した旋回; 第5図aに示すように、時計回りの旋回を例
にとると、ポート側の可変ピツチプロペラ24
Lに前進推力を与え、対応するポート側の舵2
5Lで横方向の推力を発生させる。スタブ側の
可変ピツチプロペラ24Rはポート側の前進推
力を打消すために後進推力を発生させる。この
時、バウスラスタ26には推力を発生させてい
ないので船尾に左方向の力が働き、船は船首を
中心に時計回りに旋回する。
(B) 船体中央の中心旋回; 第5図bに示す時計回りの旋回を例にとる
と、前記(A)に示す船首中心の旋回のスラストア
ロケーシヨンを基本とし、この旋回制御にバウ
スラスタ26の推力が加わる。即ち、バウスラ
スタ26で右方向の推力を発生させることによ
り船尾側で作り出される左方向の力と合成され
て、船体中央を中心とした時計回りのモーメン
トを発生させ、船を時計回りに旋回させる。
(C) 船尾中心の旋回; 第5図Cに示すように、バウスラスタ26の
推力のみで行なうが、バウスラスタ26のみで
旋回した時、旋回によつて生ずる流れが船体を
前方に押し出す力として作用するため、この力
を打消すように両舷の可変ピツチプロペラ24
L,24Rによつて後進推力を発生させる。
勿論、この第5図に示す旋回制御時にあつて
は、ジヤイロコンパス8からの検出方位に基づ
いて演算されたターンレイトがコントロールボ
ツクスに設けたドツトグラフ表示器で成るター
ンレイト表示器18に表示され、旋回時におけ
る船の挙動を正確に知ることができる。
次に第6図に模式的に示す斜航制御を例にとつ
て、ヘツデイングホールドリセツト時の船首実方
位θrの表示、ヘツデイングホールドセツト時の設
定船首方位及び誤差の表示について説明する。
まず第6図に示すように初期位置Aにおいて、
ヘツデイングホールドをかけてジヨイステツク1
の操作により斜め前方への斜航制御行なつたとす
ると、ヘツデイングホールドセツト時の船首実方
位θrが船首方位表示器14に設定船首方位θoとし
てデジタル表示される。次に中間位置Bで船首方
位を修正するために修正釦20L又は20Rを押
して船首方位表示器14に表示している設定船首
方位を変更すると、船首方位修正のための旋回制
御が開始される。ヘツデイングホールドのセツト
により、第1図に示した切換スイツチ16は、切
換端子b側に切換わつていることから、加算点1
3より設定船首方位θoと船首実方位θrとの誤差
Δθがターンレイト表示器18に与えられ、ター
ンレント表示器18のドツトバーグラフ表示を見
ることで、修正すべき船首方位に向けて平行移動
しながら船体が旋回していることを知ることがで
きる。そしてターンレイト表示器18に表示され
ているヘツデイングエラー、即ち誤差が零となつ
たならば、修正すべき船首方位に向いたことが判
り、修正された船首方位を保つたまま船体を斜航
制御により平行移動させることができ、目的位置
Cに平行移動の途中で船首方位の修正を掛けなが
ら、正確に移動させることができる。
(発明の効果) 以上説明してきたように本発明によれば、船首
方位表示器と旋回角速度表示器との2台のみをも
つてヘツデイングホールドリセツト時の船首実方
位及びセツト時の設定船首方位、更に旋回時の角
速度の3つを表示できることから、コントロール
ボツクスに設ける表示器の設置スペースが節減で
き、表示部の視認性を損うことなくコントロール
ボツクスの小型軽量化を計ることができる。
また、船首方位を保持した平行移動中には、設
定船首方位と船首実方位の誤差となるヘツデイン
グエラーを角速度表示器を使用して表示すること
から、船首方位を途中で修正したときにはターン
レイト表示器のヘツデイングエラー表示状態から
修正状態を知ることができる。
更にターンレイト表示器としてドツトバーグラ
フ表示器を使用していることから、旋回角速度及
びヘツデイングエラーを量的に捕えることがで
き、船の運動状態を直感的に把握することが可能
となつて、より適切な操船が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した説明図、第
2図は第1図で用いるジヨイステツクを備えたコ
ントロールボツクスの説明図、第3図は第1図の
実施例による祖先制御を示したフローチヤート、
第4図は第3図の斜航制御による船の動きを模式
的に示した説明図、第5図は第3図の旋回制御に
よる船の動きを模式的に示した説明図、第6図は
斜航制御中に船首方位を修正したときの船の動き
を模式的に示した説明図である。 1:ジヨイステツク、2:押釦、3:ジヨイス
テツク入力部、4:制御部、5:アクチユエー
タ、6:推力機器、7:船体、8:ジヤイロコン
パス、9:旋回中心選択スイツチ、9a,9b,
9c:旋回中心選択釦、10:船首方位修正スイ
ツチ、12:船首方位設定部、13:加算点、1
4:船首方位表示器、15:ターンレイト検出
部、16:切換スイツチ、18:ターンレイト表
示器、20L,20R:修正釦、21L,21
R:旋回表示器、22:ヘツデイングホールド選
択釦、23:パワーアツプ釦、23a,23b:
デマー釦、24L,24R:可変ピツチプロペ
ラ、25L,25R:舵、26:バウスラスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の推進機器5,6を備えた船舶7を、斜
    航モード選択時はジヨイステツク1の操作方向に
    平行移動させ且つ該平行移動につき船首方位を設
    定方位θoに保持するモードを有し、旋回モード
    選択時はジヨイステツク1の操作方向に応じて定
    位置で旋回させ、更に前記平行移動中に船首方位
    の保持を解除して新たな設定船首方位θoへ修正
    旋回可能な操船装置に於いて、 前記旋回モード又は斜航モード選択時の旋回角
    速度を表示する角速度表示器18と、 前記旋回モード選択時の船首方位を保持しない
    モードでの平行移動中にジヤイロコンパスから得
    られた船首実方位θrを表示すると共に、該 船首方位の保持モードを選択したときに設定船
    首方位θoの表示に切替わる船首方位表示器14
    と、 該船首方位表示器14が設定船首方位θoの表
    示に切替わつたとき、前記角速度表示器18に設
    定船首方位θoと船首実方位θrとの誤差Δθを表示
    させる誤差表示制御手段12,13,16とを備
    えたことを特徴とする操船装置。 2 前記角速度表示器18は、1ドツト当り所定
    角速度または所定誤差角度を表わす複数の表示ド
    ツトを直線配列したドツトバーグラフ表示器で成
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    操船装置。
JP14848485A 1985-07-06 1985-07-06 操船装置 Granted JPS628899A (ja)

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JP14848485A JPS628899A (ja) 1985-07-06 1985-07-06 操船装置

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JPS628899A JPS628899A (ja) 1987-01-16
JPH0442237B2 true JPH0442237B2 (ja) 1992-07-10

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US7104212B2 (en) 2003-12-16 2006-09-12 Giuseppe Brianza Wireless remote controller for yachts
JP2018002040A (ja) * 2016-07-06 2018-01-11 三井造船株式会社 船舶の操縦システム、船舶、及び船舶の操縦方法
JP6786748B2 (ja) 2016-11-30 2020-11-18 三井E&S造船株式会社 船舶の操縦システム、船舶、及び船舶の操縦方法
JP2023131038A (ja) * 2022-03-08 2023-09-21 日本発條株式会社 船舶、船舶制御装置、船舶制御方法およびプログラム

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