JPH0442041A - 同位体分析装置 - Google Patents

同位体分析装置

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JPH0442041A
JPH0442041A JP2148795A JP14879590A JPH0442041A JP H0442041 A JPH0442041 A JP H0442041A JP 2148795 A JP2148795 A JP 2148795A JP 14879590 A JP14879590 A JP 14879590A JP H0442041 A JPH0442041 A JP H0442041A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、複数の同位体が混在する試料物質に光を照射
し、その光吸収スペクトルから同位体の比率を求める同
位体分析装置に関する。
【従来の技術】
自然界には同位体が僅かに存在し、この同位体の変化を
トレースすることにより、医学分野では病気の診断、農
業分野では光合成の研究や植物の代謝作用の研究、地球
科学分野では生態系の捕捉に利用できる。 このような用途の安定同位体の分析装置として、従来か
ら使用されている装置の一例が第4図に示されている。 同図の装置は赤外域の光吸収スペクトルを利用した装置
で、図中の1は可視から赤外域の発光波長範囲の広いラ
ンプ、2は試料セル、3は試料ガス導入口、4は試料ガ
ス排出口、5は分散型分光器、6はミラー、7は回折格
子、8はスリット、9は検知器である。 この装置で、試料ガスは試料ガス導入口3から試料セル
2内に導入され、試料ガス排出口4より排出される。ラ
ンプ1から出た光は試料セル2に入射し、試料セル2内
の試料ガスと相互作用して一部が共鳴吸収される。残余
の光が試料セル2を通過して分散型分光器5に入り、ミ
ラー6でビム方向が変えられ、回折格子7に照射される
。回折格子7により波長分散がされ、スリット8で波長
選択がされて検知器9で選択された波長の光強度が検知
される。ここで回折格子7の角度をθ方向に連続的に回
転することにより選択波長が変えられ、試料の光吸収ス
ペクトルが測定できる。 このような分析に使われる同位体として、窒素、酸素、
炭素がある。なかでも窒素は、比較的長い半減期の放射
性同位体が存在しないため、質量数が14の窒素(以下
「14N」と記す。)と質量数が15の窒素(以下「1
@p+」 と記す、)の安定同位体が測定の対象となる
ことが多い。この14NとIsNは質量差があるので、
極僅かに光吸収周波数が異なる。そのため14Nを含ん
だ窒素化合物と18Nを含んだ窒素化合物の光吸収スペ
クトルを同時に測定し1両者の比を求めることにより安
定同位体の変化がトレースできる。 測定にあたって、一般に窒素は、予めアンモニアNH,
や二酸化窒素No2等の窒素化合物化されて試料セル2
に導入される。その窒素化合物のスペクトルが測定され
ることになる。 大気中での同位体ガスの光吸収スペクトル幅は0、03
c■−1程度であり、このスペクトル形状を正確に測定
するには0.003 cm−’程度のスペクトル分解能
が必要である。同位体ガス相互の光吸収スペクトルは非
常に隣接しているので、相互のスペクトルが影響を受け
ないためにも、高いスペクトル分解能が必要である。ま
た、試料ガス中には同位体ガス以外にも多くの不純物を
含んでおり、その不純物も光を吸収するので、不純物の
光吸収スペクトルが同位体ガスの近辺に存在すると影響
を受は測定誤差となる。この不純物の影響を極力除去す
るためにもスペクトル分解能を高くする必要がある。し
かも、一般に同位体は大気中に極微量台まれているので
、高いスペクトル分解能を損なうことなく、高感度で同
位体を検出する必要がある。
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の分析装置では、分解能を高くするために
はスリット8の幅を非常に狭(しなければならない。し
かし、それを狭くすると光強度が弱くなり感度が低下す
るという相反する関係がある。従来の分析装置では最高
分解能は0.3 cys−’程度までであり、ガスの光
吸収スペクトル幅より10倍以上広いので、同位体相互
の光吸収スペクトルの影響を受け、不純物の光吸収スペ
クトルの影響により測定誤差を生じて正確なスペクトル
形状を測定できないという問題がある。またランプ1か
ら出た光をスリット8で選択し、極一部の光のみしか利
用していないので感度が低いという問題がある。 本発明は、これらの問題点を除去し、同位体相互や不純
物、外乱の影響を受けることなく、正確かつ高感度に同
位体比がトレースできる同位体分析装置を提供するもの
である。
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための同位体分析装置を発明するに
あたり、本発明の発明者は、装置の光源として半導体レ
ーザを使用することを想起して調査、研究した結果、以
下のりような知見を得た。 AjGaAs系またはInGaAsP系材料を用いた近
赤外域の半導体レーザは、光通信や光情報処理用として
研究、開発され、小型、高効率、高信頼性になっている
。鉛塩系材料の赤外域半導体レーザは常温で発振しない
ため液体ヘリウムや液体窒素等による大型の冷却機が必
要となるが、近赤外域の半導体レーザは常温で発振しベ
ルチェ素子を用いて半導体レーザの温度を制御すれば波
長可変光源となる。このような実用上価れた特長を持つ
近赤外域の半導体レーザを用いれば装置全体が非常に小
型化でき、取扱いが容易でかつ信頼性の高い装置が実現
できる。 上記の知見の下になされた本発明の第1発明の同位体分
析装置は、第1図に示すように、光吸収スペクトル強度
比から複数の同位体が混在する被検物の同位体比を検出
する同位体分析装置において、該複数の同位体が同一振
動状態および同一回転状態で吸収するスペクトルの波長
を発光する近赤外域の半導体レーザ10と、該半導体レ
ーザlOに周波数変調をかける周波数変調手段13と、
該半導体レーザ10から該複数の同位体が混在する被検
物を通過したレーザ光を検出する光検出器16と、該周
波数変調手段13の変調周波数と該光検出器16で検出
した前記レーザ光の信号周波数の整合を検出するロック
イン増幅器19を有し、その整合性のある信号から前記
被検物の光吸収スペクトル強度比を検出することを特徴
とする。 同じく第2発明の同位体分析装置は、第2図に示すよう
に、光吸収スペクトル強度比から複数の同位体が混在す
る被検物の同位体比を検出する同位体分析装置において
、該複数の同位体が同一振動状態および同一回転状態で
吸収するスペクトルの波長を発光する近赤外域の半導体
レーザ10と、該被検物を入れるシュタルクセル20と
、該シュタルクセル20内の電極21に変調電圧をかけ
る周波数変調手段23と、該半導体レーザ10から該複
数の同位体が混在する被検物を通過したレーザ光を検出
する光検出器と、該周波数変調手段23の変調周波数と
該光検出器16で検出した前記レーザ光の信号周波数の
整合を検出するロックイン増幅器19を有し、その整合
性のある信号から前記被検物の光吸収スペクトル強度比
を検出することを特徴とする。 同じく第3発明は、前記半導体レーザlOからのレーザ
光を分岐する手段14と、該分岐手段14により分岐さ
れて標準被検物を通過したレーザ光を検出する検出手段
18を有し、第1発明または第2発明の同位体分析装置
で検出された前記被検物の光吸収スペクトル強度比と検
出手段18による検出信号とが比較可能なことを特徴と
する。 前記半導体レーザ10が波長掃引することにより該複数
の同位体の同一振動状態および同一回転状態で吸収する
スペクトルの複数波長を発光することが可能である。 また前記半導体レーザ10が複数設けられ、前記複数の
同位体の同一振動状態および同一回転状態で吸収するス
ペクトルの波長を夫々発光し、その発光レーザ光が交互
に被検物を通過するものであってもよい。
【作用】
上記の構成の装置で、被検物が”NH,と” NOxの
混合物である場合を例に挙げてその作用を説明する。 近赤外域での”NH,の光吸収スペクトルは、波数65
68.41c書−’、6548.62cm−’、652
8.77cm−’近辺で特に強い。同じ< 1SNH,
の光吸収スペクトルは、波数6556.10 cm−’
、 6536.48 cm−’、6516.29 cm
−’で特に強い、これら近赤外域での光吸収スペクトル
は、ガスを成している分子が基底状態から励起状態へ遷
移した時の分子の振動、回転状態の変化を表わしている
。”NH,の波数6568.41 cm−’における光
吸収スペクトルと、1″NH1の波数6556.10 
cm−’における光吸収スペクトルは、同一振動、同一
回転状態の変化で光を吸収しているs ”NHsの波数
6548.62 cya−’における光吸収スペクトル
に”NH。 の波数6536.48 cm−1における光吸収スペク
トル、および14NH,の波数6528.77 c厘−
1における光吸収スペクトルと1″NH,の波数651
6.29 cm−’における光吸収スペクトルもそれぞ
れ同一振動、同一回転状態の変化で光を吸収している。 光吸収スペクトルは電場、温度等の外乱の影響を受は僅
かに変化するが同一振動、同一回転状態の光吸収スペク
トルを測定すれば同一の影響を受けるので外乱の影響を
除去できる。前記した”NH,と”NH,の光吸収スペ
クトルを夫々比較すると、相互に近隣には存在してない
ので、これら同位体どうしが光吸収スペクトルの影響を
受けることがない。 したがって前記の装置で、”NH,と”NH,の光吸収
スペクトル強度比を検出することができる。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面により詳細に説明する。 第1図は本発明の第1発明を適用する同位体分析装置の
実施例のブロック図を示すものである。 同図で10は近赤外域の半導体レーザ、11は半導体レ
ーザ10の波数を掃引するための温度制御部、12は半
導体レーザ10の光出力を制御するための電流制御部、
13は電流制御部12に変調周波数を与える発振器、1
4はレーザ光を透過光と反射光に分けるビームスプリッ
タ、15はミラー、16および18は光検出器、19は
光検出器16の検出周波数と発振器13の発振周波数と
の同期が取れた信号のみを検出するロックイン増幅器で
ある。2は ”NH,ガスと ”NH,ガスが混在する
試料ガスを収納するセル、3は試料ガス導入口、4は試
料ガス排出口である。また17は ”N)Igガス50
%と ”NHsガス50%が封入されている参照セルで
ある。 上記した装置で、近赤外域の半導体レーザ10は、常温
で連続発振し、半導体レーザの温度または駆動電流を掃
引することにより波長可変光源となる。半導体レーザl
Oの発光波数は、温度制御部11により温度を制御され
て、第3図に示すように、波数6568.41 cm−
’と6556.10 cm+−’近辺を交互に掃引され
る。半導体レーザ1oの駆動電流は、発振器13の信号
で電流制御部12により電流変調され僅かに周波数変調
がかけられている。 このように波数掃引、周波数変調された半導体レーザl
Oからのレーザ光は、ビームスプリッタ14で透過光と
反射光に分けられ、透過光は試料セル2に入射する。そ
の入射レーザ光はセル内に混在する ”NH,ガスおよ
び ”NH,ガスと相互作用し吸収される。試料セル2
からの出射レーザ光は、光検出器16で検出される。光
検出器16で検出された光信号は、ロックイン増幅器1
9で発振器13と同期の取れた信号のみが検出される。 その結果、半導体レーザ10の光強度のドリフトが除去
でき、 S/N比の良い信号が検出できる。 このようにして検出された光信号は、光吸収強度の1次
微分となっている。したがって、波数6568.41 
cm−’と6556.10 cta−’の波数近辺での
雨検出信号のピーク値または吸収の面積を求めて吸収量
の比を求めれば、セル2内に混在する l4NH,ガス
と ”NH,ガスの比、すなわち同位体比が求められる
。 ビームスプリッタ14で反射されたレーザ光は、ミラー
15で参照セル17に導入され、セル内に50%ずつ混
在する 1%NH,ガスおよび ”N)I□ガスと相互
作用し吸収される。参照セル17を透過したレーザ光は
検出器18で検出される。検出器18で検出された信号
よりNH,スペクトルテーブルを参照し、前記で求めた
同位体比をより正確に求めることができる。 なお上記実施例では半導体レーザ10を1個で温度制御
して両ペアの波数近辺を掃引するようにしたが、半導体
レーザを2個用いて両ベアの波数のレーザ光を同時に発
振させ、交互に試粕セル2内に入射させてもよい。 第2図は本発明の第2発明を適用する同位体分析装置の
実施例のブロック図を示すものである。 同図で20は 14NH,ガスと ”NH,ガスが混在
する試料ガスを収納しているシュタルクセル、21はシ
ュタルクセル20内の平行電極、23は平行電極21に
交流電圧を印加するための発振器である。その他の構成
は、第1図に示した構成と同一であり、同一符号を付し
であるので再度の説明を省略する。この実施例では、半
導体レーザ1oに周波数変調をかけることなく、セル2
o内の平行電極21に発振器23から交流電圧をかけ、
この交流電圧信号と同期の取れた信号のみがロックイン
増幅器19で検出される。 電気双極子モーメントを有する分子が電場中に置かれる
とシュタルク効果によりポテンシャル・エネルギーが変
化し、光吸収周波数が変化する。 NH,は強い電気双極子モーメントを有しており電場中
に置かれると光吸収周波数は大きく変化する。従って、
平行電極の両端に交流電圧をかければその電圧に従って
光吸収周波数は変化する。その結果、前記第1図に示し
た実施例で半導体レーザ10に周波数変調をかけたのと
同様な効果が得られる。 半導体レーザ10は、制御部11で温度を制御されて、
第3図に示すように波数6568.41 c層−1と6
556.10 cm〜1近辺を交互に掃引される。また
電流制御部12により適度な光出力となるように半導体
レーザ10の駆動電流は制御されている。このように波
長掃引された半導体レーザlOがらのレーザ光は、ビー
ムスプリッタ14で透過光と反射光に分けられる。透過
光はシュタルクセル20に入射し、セル20内のガスと
相互作用し吸収される。平行電極21には発振器23に
より交流電圧がかけられている。シュタルクセル20が
らの出射光は光検出器16で検出される。 したがって第1図に示す実施例の装置と同様な検出結果
が得られる。 なお上記の各実施例で、試料ガスとして ”NH。 ガスと l5NH3ガスを使用して半導体レーザlOの
発光波数を6568.41 am−’と6556.10
 cm−’近辺を交互に掃引させたが、試料ガスが変わ
らなければ同一振動、同一回転状態の波数6548.6
2 cm−’と6536.48 cm−’の組み合わせ
、または波数6528.77cm−’と6516.26
 cm−’の組み合わせでその波数近辺を交互に掃引し
てもよい。 このように ”NH,ガスおよび ”NH,ガスの夫々
光吸収強度の強いスペクトルを測定することができ、同
位体相互の吸収の影響を受けることがなく、外乱の影響
を除去できる。スペクトル幅0、0003〜0.003
cm−’と発振スペクトル幅が非常に狭いうえに、小型
で信頼性の高い近赤外域の半導体レーザを波長可変光源
として使用し、同一振動、回転モードの両ベアの波数の
スペクトルをロックイン増幅器19で測定しているため
、スペクトル形状を正確に測定できる。 また、同一振動、同一回転状態のスペクトル測定による
同位体の分析は、上記実施例に示した窒素以外の同位体
分析、例えば炭素同位体、水素同位体分析にも適用でき
る。
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明を適用する同位体
分析装置は、小型で信頼性の高い近赤外域の半導体レー
ザを波長可変光源として使用し、複数の同位体の同一振
動、回転モードの波数のスペクトルを測定しているため
、同位体相互間、不純物、外乱の影響を受けることなく
正確、高感度に窓素同位体比がトレースできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用する同位体分析装置の実施例のブ
ロック図、第2図は本発明を適用する同位体分析装置の
別な実施例のブロック図、第3図は半導体レーザの温度
と発振波数の関係を示す図、第4図は従来の同位体分析
装置の一例を示すブロック図である。 1・・・ランプ      2・・・試料セル、3・・
・試料ガス導入口  4・・・試料ガス排出口5・・・
分散型分光器   6.15・・・ミラー7・・・回折
格子     8・・・スリット9.16.18・・・
光検出器 10・・・半導体レーザ11−・・温度制御
部 13.23・・・発振器 17・・・参照セル 20・・・シュタルクセル 12・・・電流制御部 14−・・ビームスプリッタ 19・・・ロックイン増幅器 21・・・平行電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、光吸収スペクトル強度比から複数の同位体が混在す
    る被検物の同位体比を検出する同位体分析装置において
    、該複数の同位体が同一振動状態および同一回転状態で
    吸収するスペクトルの波長を発光する近赤外域の半導体
    レーザと、該半導体レーザに周波数変調をかける周波数
    変調手段と、該半導体レーザから該複数の同位体が混在
    する被検物を通過したレーザ光を検出する光検出器と、
    該周波数変調手段の変調周波数と該光検出器で検出した
    前記レーザ光の信号周波数の整合を検出するロックイン
    増幅器を有し、その整合性のある信号から前記被検物の
    光吸収スペクトル強度比を検出することを特徴とする同
    位体分析装置。 2、光吸収スペクトル強度比から複数の同位体が混在す
    る被検物の同位体比を検出する同位体分析装置において
    、該複数の同位体が同一振動状態および同一回転状態で
    吸収するスペクトルの波長を発光する近赤外域の半導体
    レーザと、該被検物を入れるシュタルクセルと、該シュ
    タルクセル内の電極に変調電圧をかける周波数変調手段
    と、該半導体レーザから該複数の同位体が混在する被検
    物を通過したレーザ光を検出する光検出器と、該周波数
    変調手段の変調周波数と該光検出器で検出した前記レー
    ザ光の信号周波数の整合を検出するロックイン増幅器を
    有し、その整合性のある信号から前記被検物の光吸収ス
    ペクトル強度比を検出することを特徴とする同位体分析
    装置。 3、前記半導体レーザからのレーザ光を分岐する手段と
    、該分岐手段により分岐されたレーザ光が標準被検物を
    通過して検出される検出手段を有し、請求第1項または
    第2項に記載の同位体分析装置で検出された前記被検物
    の光吸収スペクトル強度比と検出手段による検出信号と
    が比較可能なことを特徴とする同位体分析装置。 4、前記半導体レーザが波長掃引することにより該複数
    の同位体の同一振動状態および同一回転状態で吸収する
    スペクトルの複数波長を発光することを特徴とする請求
    項第1項、第2項または3項に記載の同位体分析装置。 5、前記半導体レーザが複数設けられ、前記複数の同位
    体の同一振動状態および同一回転状態で吸収するスペク
    トルの波長を夫々発光し、その発光レーザ光が交互に被
    検物を通過することを特徴とする請求項第1項、第2項
    または第3項に記載の同位体分析装置。
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