JP2522865B2 - 炭素同位体分析装置 - Google Patents

炭素同位体分析装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の炭素同位体が混
在する試料物質に光を照射し、その光吸収スペクトルか
ら同位体の比率を求める炭素同位体分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自然界には同位体が僅かに存在し、この
同位体の変化をトレースすることにより、医学分野では
病気の診断、農業分野では光合成の研究や植物の代謝作
用の研究、地球科学分野では生態系の捕捉に利用でき
る。
【0003】このような用途の安定同位体の分析装置と
して、従来から使用されている装置の一例が図6に示さ
れている。同図の装置は赤外域の光吸収スペクトルを利
用した装置で、図中の1は赤外域の発光波長範囲の広い
ランプ、2は試料セル、3は試料ガス導入口、4は試料
ガス排出口、5は分散型分光器、6はミラー、7は回折
格子、8はスリット、9は光検出器である。
【0004】この装置で、試料ガスは試料ガス導入口3
から試料セル2内に導入され、試料ガス排出口4より排
出される。ランプ1から出た光は試料セル2に入射し、
試料セル2内の試料ガスと相互作用して一部が共鳴吸収
される。残余の光が試料セル2を通過して分散型分光器
5に入り、ミラー6でビーム方向が変えられ、回折格子
7に照射される。回折格子7で波長分散がなされ、スリ
ット8で波長選択された波長の光強度が光検出器9で検
出される。ここで回折格子7の角度をθ方向に連続的に
回転することにより選択波長が変えられ、試料の光吸収
スペクトルが測定できる。
【0005】このような分析に使われる同位体として、
炭素および窒素がある。なかでも炭素は質量数が12の
炭素(以下「12C 」と記す)と、質量数が13の炭素
(以下「13C 」と記す)の安定同位体が測定の対象にな
ることが多い。12C および13Cは、放射性同位体のよ
うに放射線被爆がなく、取り扱いが容易であり、医療分
野での利用が積極的に研究されている。
【0006】測定にあたって、炭素は赤外域の光と直接
共鳴しないので、あらかじめ二酸化炭素(CO) に
した後に試料セル2へ導入され、そのスペクトルが測定
されることになる。二酸化炭素12CO213CO2 には質量
差があるので、極僅かに光吸収周波数が異なる。従っ
て、回折格子7を回転して角度θを変えて12CO213CO
2 との光吸収スペクトルをほぼ同時に測定し、両者の吸
収強度の比を求めることにより炭素同位体比の変化がト
レースできる。
【0007】図3に12CO2 の光吸収スペクトルの微細構
造(振動・回転スペクトル)、図4に、13CO2 の光吸収
スペクトルの微細構造(振動・回転スペクトル)を示
す。これらの図に示すように、12CO213CO2 のスペク
トルのずれは僅かである。微細構造の各スペクトル幅
は、0.07cm-1程度と非常に狭い。このような微細なスペ
クトルを正確に測定するには0.007cm-1 以上の高いスペ
クトル分解能が必要であるが、従来の分析装置のスペク
トル分解能は1cm-1程度であり、CO2 ガスの光吸収スペ
クトル幅よりも10倍以上広いので、微細構造の各スペク
トルを分離して測定できない。その結果、炭素同位体相
互の光吸収スペクトルの影響を受け、正確なスペクトル
を測定できない。そのため、図5に示すような12CO2
13CO2 のスペクトルが重なったスペクトルを測定してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】12CO213CO2 との天
然存在比は約99:1であるため、12CO2 の光吸収強度は
13CO2 の約 100倍になる。このような相互の影響を受け
るスペクトル測定では、12CO2 の濃度がごく僅か変化し
ても13CO2 のスペクトルが影響を受けて誤差が発生す
る。従来の分析装置では測定スペクトルより相互の重な
り量を計算で求めて補正しているが、その補正ではスペ
クトル相互の重なり量を充分に取り除けないので、精度
良く同位体比の変化をトレースできない。
【0009】また、試料ガス中には同位体ガス( CO2
ス)以外の多くの不純物が含まれており、その不純物も
光を吸収するので、不純物の光吸収スペクトルがCO2
スのスペクトルの近辺に存在すると影響を受け、測定誤
差が生じる。この不純物の影響を極力除去するためには
スペクトル分解能を高くする必要があるが、前述したよ
うに従来の分析装置はスペクトル分解能が低い。
【0010】さらに極微量の炭素同位体の変化を検出す
るためには光吸収スペクトルを高感度で検出する必要が
ある。上記した従来の分析装置では、スリット8の幅を
広くすると感度を高くできるが分解能が低くなるという
相反する関係があり、感度と精度とを両立させることは
難しい。
【0011】本発明は前記の課題を解決するためなされ
たもので、炭素同位体相互の吸収の影響や不純物のスペ
クトル、外乱の影響を受けることなく、高感度で精度良
く炭素の同位体比をトレース可能な炭素同位体分析装置
を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明者らは、装置の光源として半導体レーザを
使用することを想起して鋭意研究を重ねた結果、以下の
ような知見を得た。
【0013】AlGaAs系又はInGaAsP 系材料を用いた近赤
外域の半導体レーザは、光通信や光情報処理用として研
究、開発され、小型、高効率、高信頼性になっている。
鉛塩系材料の赤外域半導体レーザは常温で発振しないの
で液体ヘリウムや液体窒素等による大型の冷却機が必要
となるが、近赤外域の半導体レーザは常温で発振しペル
チェ素子を用いて半導体レーザの温度を制御すれば波長
可変光源となる。このような実用上優れた特徴を持つ近
赤外域の半導体レーザを用いれば装置全体が非常に小型
化でき、取り扱いが容易でかつ信頼性の高い装置が実現
できる。このような近赤外域の半導体レーザの発振スペ
クトル幅は0.0003〜0.003cm-1 と非常に狭いのでこの半
導体レーザの発振波長を掃引することで、CO2 の振動、
回転の各スペクトルが容易に測定可能となる。
【0014】測定可能な振動、回転の各スペクトルには
同位体比測定に適したスペクトルと、適さないスペクト
ルがあるため、同位体比の測定に最適なスペクトルを選
択する必要がある。本発明者らはさらに実験を重ねた結
果、スペクトル選択には下記の条件を満たす必要がある
という知見を得た。
【0015】1.13CO2 の光吸収スペクトルの吸収強度
は、12CO2 の吸収強度より2桁程度弱いため、13CO2
光吸収強度が強く、且つ、12CO2 のスペクトルの影響を
受けないスペクトルを選択する。
【0016】2.近赤外域で測定されるCO2 の光吸収ス
ペクトルはCO2 分子の振動、回転スペクトルを測定する
が、目的とする振動、回転スペクトル以外にも微弱な他
の振動、回転スペクトルが多く存在しているため、他の
振動、回転スペクトルの影響を受けないスペクトルを選
択する。
【0017】3.12CO213CO2 の光スペクトルをほぼ
同時に測定しその吸収強度比より同位体比を求めるの
で、13CO2 の吸収スペクトルと、12CO2 の吸収スペクト
ルとが適当な間隔で近接していること。
【0018】4.試料ガス中には同位体ガス以外に多く
の不純物が含まれているため、その不純物の光吸収スペ
クトルの影響を受けないスペクトルを選択する。
【0019】上記の知見に基いてなされた本発明の炭素
同位体分析装置は、図1に示すように、光吸収スペクト
ル強度比から複数の炭素同位体12CO213CO2 が混在す
る被検物の同位体比を検出する同位体分析装置である。
この装置は、近赤外域の発振波長を持つ半導体レーザ1
0と、その発振波長を少なくとも12CO2の光吸収スペク
トル近傍から13CO2の光吸収スペクトル近傍までの波数
幅を掃引する手段11であって波数幅が 波数6346.29±0.2cm -1 12 CO 2 の光吸収スペクトルから 波数6346.80±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6347.27±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6346.80±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6350.66±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6350.36±0.2cm -1 13 CO 2 の光吸収スペクトルまで、または 波数6374.38±0.2cm -1 12 CO 2 の光吸収スペクトルから 波数6374.55±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6376.17±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6375.91±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6377.03±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6377.23±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで の掃引手段と、半導体レーザ10に周波数変調をかける
周波数変調手段13と、半導体レーザ10から複数の炭
素同位体が混在する被検物を通過したレーザ光を検出す
る光検出器16と、周波数変調手段13の変調周波数お
よび光検出器16で検出した前記レーザ光との同期を検
出するロックイン増幅器19とを有しており、ロックイ
ン増幅器19で同期を検出された信号を12CO2の光吸収
スペクトル、および13CO2の光吸収スペクトルとし、そ
の強度比から同位体比を検出するものである。
【0020】
【0021】
【作用】この炭素同位体分析装置は、近赤外域の半導体
レーザ10の12CO213CO2 の相互の影響を受けない発
振波長を掃引し、発振器13により周波数変調をかけた
レーザ光を炭素同位体が混在する被検物に入射し、検出
した信号のうち発振器13の信号と同期のとれた信号の
みを検出する。これにより、光吸収スペクトル強度比を
高精度で検出し、同位体比を正確に求めることができ
る。
【0022】表1に並べた12CO213CO2 の光吸収スペ
クトルの組み合わせは、図2に示すように適当な間隔で
近接しており、13CO2 の光吸収スペクトルが12CO2 のス
ペクトルの影響を受けることがない。
【0023】
【表1】
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳細に説
明する。
【0025】図1は本発明を適用する炭素同位体分析装
置の実施例のブロック図である。同図で10は近赤外域
の半導体レーザ、11は半導体レーザ10の波数を掃引
するための温度制御部、12は半導体レーザ10の光出
力を制御するための電流制御部、13は電流制御部12
に変調周波数を与える発振器、14はレーザ光を透過光
と反射光に分けるビームスプリッタ、15はミラー、1
6および18は光検出器、19は光検出器16の検出周
波数と発振器13の発振周波数との同期が取れた信号の
みを検出するロックイン増幅器である。2は 12CO2ガス
13CO2ガスとが混在する試料ガスを収納するセル、3
は試料ガス導入口、4は試料ガス排出口である。17
は、例えば 12CO2ガス50%と 13CO2ガス50%が封入され
ている参照セルである。
【0026】上記した装置で、近赤外域の半導体レーザ
10は、常温で連続発振し、半導体レーザ10の温度ま
たは駆動電流を掃引することにより波長可変光源とな
る。半導体レーザ10の発光波数は、温度制御部11に
より温度を掃引されて、波数6350.15±0.2cm-1 と、波
数 6350.36±0.2cm-1 近辺が連続掃引される。半導体レ
ーザ10の駆動電流は、発振器13の信号で電流制御部
12により電流変調され僅かに周波数変調がかけられて
いる。このように波数掃引、周波数変調された半導体レ
ーザ10からのレーザ光は、ビームスプリッタ14で透
過光と反射光とに分けられ、透過光は試料セル2に入射
する。その入射レーザ光はセル2内に混在する12CO2
スおよび 13CO2ガスと相互作用し、一部が吸収される。
試料セル2からの出射レーザ光は、光検出器16で検出
される。光検出器16で検出された光信号は、ロックイ
ン増幅器19で発振器13と同期の取れた信号のみが検
出される。その結果、半導体レーザ10の光強度のドリ
フトが除去でき、S/N比の良い信号が検出できる。こ
のようにして検出された光信号は、光吸収強度の1次微
分となっている。従って、波数 6350.15±0.2cm-1 と 6
350.36±0.2cm-1 での両検出信号のピーク値、または吸
収の面積を求めて吸収量の比を求めれば、セル2内に混
在する 12CO2ガスと13CO2ガスの比、すなわち同位体比
が求められる。
【0027】ビームスプリッタ14で反射されたレーザ
光は、ミラー15で参照セル17に導入され、セル内に
50%ずつ混在する 12CO2ガスおよび 13CO2ガスと相互作
用して一部が吸収される。参照セル17を透過したレー
ザ光は検出器18で検出される。検出器18で検出され
た信号より CO2スペクトルテーブルを参照し、両波数の
位置を正確に求めることができる。
【0028】さらに、発振器13で発振した信号の2倍
の周波数成分のみをロックイン増幅器19で検出すれ
ば、光吸収強度の2次微分形状が測定できる。前記と同
様に波数 6350.15±0.2cm-1 と波数 6350.36±0.2cm-1
での両検出信号のピーク値の比を求めれば同位体比が求
まる。この方式では光吸収強度の2次微分形状を測定し
ているので半導体レーザ10から出力されたレーザ光の
光強度変化の1次的変化、2次的変化がキャンセルさ
れ、より高精度で同位体比が測定できる。
【0029】上記の実施例では、光吸収スペクトル強度
比の検出に、半導体レーザの発光波長が波数 6350.15±
0.2cm-1 のときの12CO2 の光吸収スペクトル強度と、同
じく発光波長が波数 6350.36±0.2cm-1 のときの13CO2
の光吸収スペクトル強度とを用いたが、この組み合わせ
以外にも、表1の組み合わせで実施できる。
【0030】なお、上記の実施例では一個の半導体レー
ザ10を温度制御してその発光波長を掃引したが、半導
体レーザ10の駆動電流を制御して夫々の波数近辺を掃
引しても良い。また、半導体レーザを二個用いて夫々の
波数近辺のレーザ光を同時に発振させて、試料セル2内
へ交互に入射させてもよい。半導体レーザ10の周波数
変調は電流変調により行なっているが、外部にEO変調
器(Electoro-OpticModulator )を設けて変調しても良
い。
【0031】このように 12CO2ガスおよび13CO2 ガスの
夫々光吸収強度の強いスペクトルを測定することがで
き、炭素同位体相互の吸収の影響や不純物のスペクトル
の影響を受けることがなく外乱の影響を除去できる。発
光スペクトル幅が非常に狭いうえに、小型で信頼性の高
い近赤外域の半導体レーザ光を波長可変光源として使用
し、ロックイン増幅器19で測定しているため、スペク
トル形状を正確に測定できる。
【0032】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明を適
用する炭素同位体分析装置は、小型で信頼性が高く、近
赤外域のスペクトル幅が非常に狭いレーザを波長可変光
源として使用し、炭素同位体の光吸収スペクトル強度を
測定しているため、炭素同位体相互の吸収の影響や不純
物のスペクトルの影響を受けることなく高精度、高感度
に炭素同位体比がトレースできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する炭素同位体分析装置を示すブ
ロック構成図である。
【図2】本発明を適用する炭素同位体分析装置で測定さ
れたCO2 の赤外吸収スペクトル図である。
【図3】12CO2 の赤外吸収スペクトル図である。
【図4】13CO2 の赤外吸収スペクトル図である。
【図5】従来の同位体分析装置により測定された赤外吸
収スペクトル図である。
【図6】従来の同位体分析装置の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1はランプ、2は試料セル、3は試料ガス導入口、4は
試料ガス排出口、5は分散型分光器、6・15はミラ
ー、7は回折格子、8はスリット、9・16・18は光
検出器、10は半導体レーザ、11は半導体レーザの温
度制御部、12は半導体レーザの電流制御部、13は発
振器、14はビームスプリッタ、17は参照セル、19
はロックイン増幅器、である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−197837(JP,A) 特開 昭53−42890(JP,A) 特開 平3−57942(JP,A) 特開 平4−42041(JP,A) 特開 昭61−11634(JP,A) 特開 昭59−197837(JP,A) 特開 昭53−42889(JP,A) 特公 昭61−40336(JP,B2) 特公 昭55−13071(JP,B2) ACTA.PHYS.ACAD.SC I.HUNG.,VoL.48,No.1 (1980)P.93−102

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光吸収スペクトル強度比から複数の炭素
    同位体12CO213CO2が混在する被検物の同位体比を検出
    する同位体分析装置において、近赤外域の発振波長を持
    つ半導体レーザと、該発振波長を少なくとも12CO2の光
    吸収スペクトル近傍から13CO2の光吸収スペクトル近傍
    までの波数幅を掃引する手段であって波数幅が 波数6346.29±0.2cm -1 12 CO 2 の光吸収スペクトルから 波数6346.80±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6347.27±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6346.80±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6350.66±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6350.36±0.2cm -1 13 CO 2 の光吸収スペクトルまで、または 波数6374.38±0.2cm -1 12 CO 2 の光吸収スペクトルから 波数6374.55±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6376.17±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6375.91±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで、または 波数6377.03±0.2cm-112CO2の光吸収スペクトルから 波数6377.23±0.2cm-113CO2の光吸収スペクトルまで の掃引手段と、該半導体レーザに周波数変調をかける周
    波数変調手段と、該半導体レーザから該複数の炭素同位
    体が混在する被検物を通過したレーザ光を検出する光検
    出器と、該周波数変調手段の変調周波数と該光検出器で
    検出した前記レーザ光との同期を検出するロックイン増
    幅器とを有し、該ロックイン増幅器で同期を検出された
    信号を12CO2の光吸収スペクトル、および13CO2の光吸収
    スペクトルとしてその強度比から同位体比を検出するこ
    とを特徴とする炭素同位体分析装置。
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