JP2909954B2 - 炭素同位体分析装置 - Google Patents

炭素同位体分析装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料ガスにレーザ光を
照射し、その光吸収スペクトルより炭素同位体比を分析
する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同位体の変化をトレースする手法は、医
学分野では病気の診断に利用でき、農業分野では光合成
の研究および植物の代謝作用の研究に利用でき、かつ、
地球科学分野では生態系のトレースに利用できる。
【0003】このような用途に使われる同位体としては
窒素、炭素がある。特に炭素には質量数が12の安定同
位体(以下単に「12C」と略記する)と質量数が13の
安定同位体(以下単に「13C」と略記する)があり、こ
れらの安定同位体は放射性同位体のように放射線被爆が
なく取扱が容易であり医療分野で利用が積極的に研究さ
れている。
【0004】従来このような用途の炭素同位体分析装置
として赤外線分光計がある。この装置は赤外域の発光波
長範囲の広いランプを光源とし、分散型分光器などを用
いて光波長を選択し、12CO2 及び13CO2 のスペクト
ル吸収強度を観測している。
【0005】しかし、この装置では、分散型分光器の光
波長選択性能がネックとなり、十分な光波長分解能が得
られず、炭素同位体比測定精度は十分とは言えなかっ
た。また、このような用途の他の装置として、質量分析
計がある。この装置は、分子の質量そのものを測定する
ため、高い精度で炭素同位体比測定が可能だったが、装
置が大型で取扱いが難しく、装置価格も非常に高価であ
るという欠点がある。
【0006】レーザ分光分析手法は、光源として、狭帯
域の半導体レーザを用いることによって、小型で高い光
波長分解能が得られるため、従来の問題点を解決し、簡
便な操作性で、十分な炭素同位体比測定精度が得られる
測定手法として、注目されている。
【0007】レーザ分光分析手法では、光源として用い
る半導体レーザの温度および電流を安定化することによ
って、所定の光波長を得、試料ガスを透過した後のレー
ザビームの光強度変化によって、ガス分子による吸収量
を測定する。
【0008】レーザ分光分析手法を用い、12CO2 及び
13CO2 のスペクトル吸収強度を観測し、その比から炭
素同位体比を測定する炭素同位体分析装置では、従来、
この光波長を12CO2 及び13CO2 のスペクトル吸収が
存在する範囲で掃引し、それぞれのスペクトル吸収強度
を得ていた。
【0009】次に、従来の炭素同位体分析装置を図2に
基いて詳細に説明する。
【0010】図2は、従来の炭素同位体分析装置を示す
ブロックである。図2に示すように、従来の炭素同位体
分析装置は、半導体レーザ装置1と、温度制御装置2
と、電流制御装置3と、試料セル4と、光検出装置5
と、同位体比演算装置6とを有している。試料セル4に
は、予め試料ガス7が導入されている。半導体レーザ装
置1は、照射レーザビーム8を試料セル4に照射する。
照射レーザビーム8は、試料セル4を透過して透過レー
ザビーム9として光検出装置5に与えられる。
【0011】この装置では、光源として用いる半導体レ
ーザ装置1としては、CO2 のスペクトル吸収が大きい
1.6μ帯などの赤外半導体レーザ装置が用いられる。
温度制御装置2は、白金薄膜温度センサとペルチェ素子
などによって構成され、半導体レーザ装置1の温度を1
m℃精度で安定化している。また、電流制御装置3は、
定電流回路により構成され、半導体レーザ装置1の駆動
電流を1μA精度で安定化することによって、光波長を
0.03pm程度の精度で安定化している。
【0012】ここで、半導体レーザ装置1の温度を2℃
程度だけ連続掃引することによって光波長を掃引し、こ
の際に得られる光強度の変化を観測すると、試料ガス7
によって吸収を受け、12CO2 及び13CO2 のスペクト
ル吸収強度が得られるので、同位体比演算装置6は、こ
れらの比をとることによって炭素同位体比を求めてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、炭素同位体
分析装置の周辺の環境温度としては、通常0〜40℃程
度が要求されるが、この温度変化は半導体レーザ装置1
の温度に対し外乱となるため、半導体レーザ装置1の温
度を高精度で安定化することは、大容量の温度制御能力
と、真空二重構造などを用いた高い断熱性能をもってし
ても容易ではなく、環境温度変化に伴う光波長の絶対値
のドリフトは避けにくい。
【0014】また、半導体レーザ装置の光波長は、通電
発光時間に比例して経時変化する特性を有しており、長
時間使用していると徐々に光波長の絶対値にドリフトを
生じる。これらの条件下においては、12CO2 または13
CO2 のスペクトル吸収線が掃引範囲をはずれ、所定の
測定を実現できない場合がある。
【0015】次に、従来の炭素同位体分析装置の問題を
図3を用いて説明する。
【0016】図3は従来の炭素同位体分析装置による炭
素同位体の赤外吸収スペクトル図である。この図3にお
いて、横軸は光波長であり、縦軸は光強度である。一点
鎖線で示した光波長軸上の2点A〜Bの間が光波長掃引
の範囲を示し、実線Cがドリフトのない場合のスペクト
ル吸収線の例を示し、破線Dがドリフトした場合のスペ
クトル吸収線の例を示す。炭素同位体分析装置は通常、
一点鎖線で示した光波長軸上の2点A〜Bの間を掃引す
ることによって、実線Cで示した12CO2 および13CO
2 のスペクトル吸収線を観測する。ところが、光波長に
ドリフトが生じると破線Dで示した様に、一方のスペク
トル吸収線が、掃引範囲を外れてしまい、炭素同位体比
の測定ができないことがある。
【0017】ここで、光波長掃引の範囲を十分広く設定
する対策が考えられるが、光波長掃引手段として、半導
体レーザ温度制御を用いた場合には、応答性が低いため
測定時間が長くなってしまい実用的でない上に必要以上
の広範囲を掃引すると、所望のスペクトル吸収線以外の
吸収線が観測範囲に入り込み測定条件を悪くする場合が
ある。
【0018】本発明の目的は、長期的に安定して正確に
炭素同位体比を測定することができる炭素同位体分析装
置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、半導体レーザ装置と、予め試料ガスが導
入され前記半導体レーザ装置からの照射レーザビームを
受ける試料セルと、この照射レーザビームが前記試料セ
ルを透過した後の透過レーザビームを受けて光検出信号
を生成する光検出装置と、この光検出装置により検出し
た前記光検出信号から前記透過レーザビームにおける試
料ガスの安定な2つの炭素同位体の2つのスペクトル吸
収強度を検出しこれらのスペクトル吸収強度の基準スペ
クトル吸収強度に対するドリフトを検出してドリフト検
出信号を生成する光波長ドリフト検出装置と、温度制御
初期値を記憶する第1のメモリを含み、前記温度制御初
期値を前記光波長ドリフト検出装置からの前記ドリフト
検出信号に基づいて調整して温度制御補正値を生成し、
前記半導体レーザ装置の温度を制御する温度自動制御装
置と、電流制御初期値を記憶する第2のメモリを含み、
前記電流制御初期値を前記光波長ドリフト検出装置から
の前記ドリフト検出信号に基づいて調整して電流制御補
正値を生成し、前記半導体レーザ装置に供給する電流を
制御するとともに、シャットダウン時に、前記電流制御
補正値を温度制御補正値に換算して前記温度制御補正値
として前記第1のメモリに記憶させる電流自動制御装置
と、前記照射レーザビームに対するスペクトル吸収が無
い場合において得られる光強度または前記光検出装置か
らの前記光検出信号の光強度を補間演算して求められる
光強度で前記光検出信号の強度を正規化することにより
補正して補正光検出信号を生成する光強度自動補正装置
と、この光強度自動補正装置からの補正光検出信号に基
いて前記2つの炭素同位体の比を演算する同位対比演算
装置とを有することを特徴とする。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。図1に示すように、本発明の一実施例として
の炭素同位体分析装置は、半導体レーザ装置1と、温度
自動制御装置10と、電流自動制御装置11と、試料セ
ル4と、光検出装置5と、光波長ドリフト検出装置12
と、光強度自動補正装置13と、同位体比演算装置6と
を有する。
【0022】前記試料セル4は、予め試料ガス7を導入
され前記半導体レーザ装置1からの照射レーザビーム8
を受ける。光検出装置5は、照射レーザビーム8が試料
セル4を透過した後の透過レーザビーム9を受けて光検
出信号を生成する。
【0023】前記光波長ドリフト検出装置12は、光検
出装置5に接続され、光検出装置5により検出した前記
光検出信号から前記透過レーザビーム9における試料ガ
ス7の安定な2つの炭素同位体の2つのスペクトル吸収
強度を検出しこれらのスペクトル吸収強度の基準スペク
トル吸収強度に対するドリフトを検出してドリフト検出
信号を生成する。
【0024】前記温度自動制御装置10は、半導体レー
ザ装置1と光波長ドリフト検出装置12とに接続され、
光波長ドリフト検出装置12からの前記ドリフト検出信
号を受けて前記半導体レーザ装置1の温度を制御する。
前記電流自動制御装置は、半導体レーザ装置1と光波長
ドリフト検出装置12とに接続され、前記光波長ドリフ
ト検出装置12からの前記ドリフト検出信号を受けて前
記半導体レーザ装置1に供給する電流を制御する。
【0025】前記光強度自動補正装置13は、光検出装
置5に接続され、照射レーザビーム8に対するスペクト
ル吸収がない場合において得られる光強度または前記光
検出装置5からの前記光検出信号の光強度を補間演算し
て求められる光強度で前記光検出信号の強度を正規化す
ることにより補正して補正光検出信号を生成する。前記
同位体比演算装置6は、光強度自動補正装置13に接続
され、光強度自動補正装置13からの補正光検出信号に
基いて前記2つの炭素同位体の比を演算する。
【0026】前記半導体レーザ装置1としては、シング
ルモードで発振する発振スペクトル幅の極めて狭い赤外
線半導体レーザ装置が用いられる。試料セル4として
は、多重反射光路型のホワイトセルなどが用いられる。
光検出装置5としては、Geフォトダイオード等が用い
られる。
【0027】前記温度自動制御装置10は、半導体レー
ザ装置1の温度を検出する白金薄膜温度センサと、半導
体レーザ装置1を加熱および冷却するペルチェ素子など
で構成されている。前記温度自動制御装置10は、内部
に温度制御初期値を記憶するメモリと、前記温度制御初
期値を制御信号に変換するD/Aコンバータを有し、電
源投入時に半導体レーザ装置1の温度の温度制御初期値
を自動的に設定し、かつ、この温度制御初期値を光波長
ドリフト検出装置12からのドリフト信号によって変更
する機能を有する。
【0028】前記半導体レーザ装置1の駆動電流は、定
電流回路によって構成される電流自動制御装置11によ
って安定化制御される。この電流自動制御装置11は、
内部に電流制御初期値を記憶するメモリと、前記電流制
御初期値を制御信号に変換するD/Aコンバータを有
し、電源投入時に半導体レーザ装置1の駆動電流の電流
制御初期値を自動的に設定し、かつ、この電流制御初期
値を光波長ドリフト検出装置12からのドリフト信号に
よって変更する機能を有する。
【0029】以上のようにして光源となる半導体レーザ
装置1の光波長を安定化した後、半導体レーザ装置1の
温度を連続的に掃引すると、透過レーザビーム9は、試
料ガス7に含まれるCO2 ガスにより12CO2 または13
CO2 のスペクトル吸収を受け、光検出装置5では12
2 または13CO2 のスペクトル吸収強度が測定される
ので、この結果より炭素同位体比が算出できる。
【0030】前記光波長ドリフト検出装置12は、マイ
クロコンピュータとソフトウェアなどによって構成され
ている。前記光波長ドリフト検出装置12は、掃引の結
果から前記何れかのスペクトル吸収線が制御および掃引
範囲のどの位置にあるかを検出し、所定の検出位置とず
れがあった場合には位置ずれの量を示すドリフト信号を
電流自動制御装置11にフィードバックし、半導体レー
ザ装置1の駆動電流の電流制御初期値を変更する。電流
自動制御装置11は、スペクトル吸収線の位置ずれを補
正できるオフセット値を半導体レーザ装置1に出力する
ので、光波長制御が完了する。
【0031】前記光強度自動補正装置13は、マイクロ
コンピュータとソフトウェアなどによって構成されてい
る。この光強度自動補正装置13は、照射レーザビーム
8に対するスペクトル吸収がない場合において得られる
光強度または前記光検出装置5からの前記光検出信号の
光強度を補間演算して求められる光強度で前記光検出信
号の強度を正規化することにより補正して補正光検出信
号を生成する。前記同位体比演算装置6は、光強度自動
補正装置13からの前記補正光検出信号によって炭素同
位体比を求める。したがって、半導体レーザ装置1の駆
動電流の制御に伴って生じる光強度の変化は、測定値に
影響しない。
【0032】一般に、外乱によって生じる光波長ドリフ
トは10pm程度であり、電流制御で十分な可変範囲が
得られる。また半導体レーザ装置1の電流制御による光
波長制御は応答性がよく、連続的に測定を行っていても
1秒程度のインターバルがあれば、瞬時に制御を完了す
ることができる。
【0033】本発明の炭素同位体分析装置では、さらに
システムをシャットダウンする際、最後の電流制御補正
値を温度制御補正値に換算し、温度自動制御装置10に
記憶する。この記憶値は、次回にシステムを立ち上げる
際の温度制御初期値として使用される。半導体レーザ装
置1の温度制御による光波長制御は、応答性が低いもの
の、システム立ち上げ直後のヒートアップ時間で十分安
定するため、測定には全く支障はなく、しかも広範囲の
制御が可能のため、半導体レーザ装置1の経時変化に伴
った光波長ドリフトにも十分対応できる。
【0034】以上述べたように、本発明の炭素同位体分
析装置では、光波長ドリフト検出装置12のドリフト信
号により、温度自動制御装置10と電流自動制御装置1
1が動作し、電流自動制御装置11の動作結果に応じて
光強度自動補正装置13が補正を行うといった連携によ
って、環境温度変化によって生じる半導体レーザ装置1
の光波長の短期的ドリフトや、長時間の通電発光によっ
て生じる光波長の長期的経時ドリフトを自動的に補正す
ることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明の炭素同位体分析装置は、環境温
度変化によって生じる半導体レーザ装置の光波長の短期
的ドリフトや、長時間の通電発光によって生じる光波長
の長期的経時ドリフトを自動的に補正するため、長期的
に安定して正確に炭素同位体比を測定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】従来の炭素同位体分析装置を示すブロック図で
ある。
【図3】従来の炭素同位体分析装置による炭素同位体の
赤外吸収スペクトルを示す図である。
【符号の説明】
1 半導体レーザ装置 2 温度制御装置 3 電流制御装置 4 試料セル 5 光検出装置 6 同位体比演算装置 7 試料ガス 8 照射レーザビーム 9 透過レーザビーム 10 温度自動制御装置 11 電流自動制御装置 12 光波長ドリフト検出装置 13 光強度自動補正装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−148070(JP,A) 特開 昭63−9843(JP,A) 特開 昭63−182550(JP,A) 特開 平6−174638(JP,A) 特開 平4−326042(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01N 21/00 - 21/01 G01N 21/17 - 21/61

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ装置と、予め試料ガスが導
    入され前記半導体レーザ装置からの照射レーザビームを
    受ける試料セルと、この照射レーザビームが前記試料セ
    ルを透過した後の透過レーザビームを受けて光検出信号
    を生成する光検出装置と、この光検出装置により検出し
    た前記光検出信号から前記透過レーザビームにおける試
    料ガスの安定な2つの炭素同位体の2つのスペクトル吸
    収強度を検出しこれらのスペクトル吸収強度の基準スペ
    クトル吸収強度に対するドリフトを検出してドリフト検
    出信号を生成する光波長ドリフト検出装置と、温度制御
    初期値を記憶する第1のメモリを含み、前記温度制御初
    期値を前記光波長ドリフト検出装置からの前記ドリフト
    検出信号に基づいて調整して温度制御補正値を生成し、
    前記半導体レーザ装置の温度を制御する温度自動制御装
    置と、電流制御初期値を記憶する第2のメモリを含み、
    前記電流制御初期値を前記光波長ドリフト検出装置から
    の前記ドリフト検出信号に基づいて調整して電流制御補
    正値を生成し、前記半導体レーザ装置に供給する電流を
    制御するとともに、シャットダウン時に、前記電流制御
    補正値を温度制御補正値に換算して前記温度制御補正値
    として前記第1のメモリに記憶させる電流自動制御装置
    と、前記照射レーザビームに対するスペクトル吸収が無
    い場合において得られる光強度または前記光検出装置か
    らの前記光検出信号の光強度を補間演算して求められる
    光強度で前記光検出信号の強度を正規化することにより
    補正して補正光検出信号を生成する光強度自動補正装置
    と、この光強度自動補正装置からの補正光検出信号に基
    いて前記2つの炭素同位体の比を演算する同位対比演算
    装置とを有することを特徴とする炭素同位体分析装置。
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