JPH0441994Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0441994Y2 JPH0441994Y2 JP13321087U JP13321087U JPH0441994Y2 JP H0441994 Y2 JPH0441994 Y2 JP H0441994Y2 JP 13321087 U JP13321087 U JP 13321087U JP 13321087 U JP13321087 U JP 13321087U JP H0441994 Y2 JPH0441994 Y2 JP H0441994Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- tank
- robot
- fixed
- devices
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 14
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 206010021143 Hypoxia Diseases 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、遠隔操作によりタンク内面の清掃を
行うタンク内面清掃用ロボツトに関する。
行うタンク内面清掃用ロボツトに関する。
従来、タンクの内面を清掃する場合は先づタン
ク内に足場を組んで作業員が入り、人手により清
掃が行われる。
ク内に足場を組んで作業員が入り、人手により清
掃が行われる。
上記のような従来のタンク内面の清掃に於いて
は、タンク内に有害なガスが充満していたり酸欠
を生じる場合があり、作業には危険が伴う等の問
題を抱えている。
は、タンク内に有害なガスが充満していたり酸欠
を生じる場合があり、作業には危険が伴う等の問
題を抱えている。
本考案に係るタンク内面清掃用ロボツトは上記
の問題点を解決することを目的にしており、タン
ク内にあつてそれぞれのブラシを回転させるとと
もに壁面に吸着する手段を備え他方を持上げおよ
び旋回が可能な1対のブラシ装置をタンク外側か
ら操作可能に設けてなる構成を特徴としている。
の問題点を解決することを目的にしており、タン
ク内にあつてそれぞれのブラシを回転させるとと
もに壁面に吸着する手段を備え他方を持上げおよ
び旋回が可能な1対のブラシ装置をタンク外側か
ら操作可能に設けてなる構成を特徴としている。
即ち、本考案に係るタンク内面清掃用ロボツト
に於いては1対の回転ブラシ装置に例えばそれぞ
れ吸盤を設けて壁面に吸着して固定できるように
し、また互いにリンク機構で連結して他方を旋回
させたり持上げたりできるようにすること等によ
りリンク内面を自由に移動可能になつている。
に於いては1対の回転ブラシ装置に例えばそれぞ
れ吸盤を設けて壁面に吸着して固定できるように
し、また互いにリンク機構で連結して他方を旋回
させたり持上げたりできるようにすること等によ
りリンク内面を自由に移動可能になつている。
本考案の実施例を第1図乃至第3図に基づき説
明する。第1図は本考案の一実施例に係るタンク
内面清掃用ロボツトの概要説明図で、図に於いて
タンク2は地下式であるが、地上式タンクの場合
でも同様である。本実施例に係るタンク内面清掃
用のロボツト1はブラシ装置2個がリンク機構で
結合されており、タンク2のマンホール3からタ
ンク2内にワイヤ4で吊り降される。この場合マ
ンホール3から挿入し易いように折り畳むことが
できる。ワイヤ4はタンク2外のウインチ5で巻
上げ、また制御盤6によりロボツト1の壁面吸
着、ブラシ回転、移動、運動の監視が行われる。
2個のブラシ装置は相互の姿勢を変化させること
が可能で、折畳み姿勢の外に例えば直角姿勢等任
意の姿勢に設定ができる。
明する。第1図は本考案の一実施例に係るタンク
内面清掃用ロボツトの概要説明図で、図に於いて
タンク2は地下式であるが、地上式タンクの場合
でも同様である。本実施例に係るタンク内面清掃
用のロボツト1はブラシ装置2個がリンク機構で
結合されており、タンク2のマンホール3からタ
ンク2内にワイヤ4で吊り降される。この場合マ
ンホール3から挿入し易いように折り畳むことが
できる。ワイヤ4はタンク2外のウインチ5で巻
上げ、また制御盤6によりロボツト1の壁面吸
着、ブラシ回転、移動、運動の監視が行われる。
2個のブラシ装置は相互の姿勢を変化させること
が可能で、折畳み姿勢の外に例えば直角姿勢等任
意の姿勢に設定ができる。
第2図はロボツト1の構造図で、aはロボツト
1の正面図、bはそのb−b矢視図、cは同じく
c−c断面図で、図に於いて左右2個のブラシ装
置15,15′の構造は同じである。ブラシ装置
15,15′はそれぞれ中心にピストン軸10を
有し、先端に吸盤11、反対側にエゼクタ装置1
2が設けられ軸の中心を細孔が貫通している。水
平或るいは垂直の壁面13にロボツト1が置かれ
た後、エゼクタ装置12の給気孔24から圧縮空
気が供給されて吹抜けると吸盤11内の空気室1
4が真空になり、吸盤11が壁面13に密着して
ブラシ装置15,15′が固定される。ピストン
軸10のピストン部にはばね16の力が作用し、
ブラシ装置15,15′はピストン軸10に対し
て通常は浮いた状態になつていて、吸盤11が固
定された時点では第2図aに示すように壁面13
から離れている。給気孔25から圧縮空気を供給
すると、ブラシ装置15,15′はばね16に抗
して押下げられ壁面13に押付けられる。ブラシ
装置15,15′の外側には球軸受を介してブラ
シ部17が設けてあり、モータ18により歯車を
介して回転され壁面13の清掃を行う。清掃が済
んだ後は圧縮空気を停止し、ブラシ装置15,1
5′を壁面13から離して移動に備える。2個の
ブラシ装置15,15′はリンク機構19により
結合されている。リンク機構19はブラシ装置1
5,15′の上側面に球軸受を介して設けられた
旋回部20の支持台21によつて支持されてい
る。旋回部20は歯車を有し、ブラシ装置15,
15′に固定されたブレーキ付き旋回用モータ2
2によつて任意の角度に設定される。支持台21
にはブレーキ付き持上用モータ23が固定され、
第2図cに示すようにリンク機構19を歯車を介
して傾斜させ、片方のブラシ装置15を持上げる
ことができる。
1の正面図、bはそのb−b矢視図、cは同じく
c−c断面図で、図に於いて左右2個のブラシ装
置15,15′の構造は同じである。ブラシ装置
15,15′はそれぞれ中心にピストン軸10を
有し、先端に吸盤11、反対側にエゼクタ装置1
2が設けられ軸の中心を細孔が貫通している。水
平或るいは垂直の壁面13にロボツト1が置かれ
た後、エゼクタ装置12の給気孔24から圧縮空
気が供給されて吹抜けると吸盤11内の空気室1
4が真空になり、吸盤11が壁面13に密着して
ブラシ装置15,15′が固定される。ピストン
軸10のピストン部にはばね16の力が作用し、
ブラシ装置15,15′はピストン軸10に対し
て通常は浮いた状態になつていて、吸盤11が固
定された時点では第2図aに示すように壁面13
から離れている。給気孔25から圧縮空気を供給
すると、ブラシ装置15,15′はばね16に抗
して押下げられ壁面13に押付けられる。ブラシ
装置15,15′の外側には球軸受を介してブラ
シ部17が設けてあり、モータ18により歯車を
介して回転され壁面13の清掃を行う。清掃が済
んだ後は圧縮空気を停止し、ブラシ装置15,1
5′を壁面13から離して移動に備える。2個の
ブラシ装置15,15′はリンク機構19により
結合されている。リンク機構19はブラシ装置1
5,15′の上側面に球軸受を介して設けられた
旋回部20の支持台21によつて支持されてい
る。旋回部20は歯車を有し、ブラシ装置15,
15′に固定されたブレーキ付き旋回用モータ2
2によつて任意の角度に設定される。支持台21
にはブレーキ付き持上用モータ23が固定され、
第2図cに示すようにリンク機構19を歯車を介
して傾斜させ、片方のブラシ装置15を持上げる
ことができる。
第3図はロボツト1の説明図で、aは平面上の
移動、bは直角面への移動を示す。図に於いて、
aに示すように2個のブラシ装置15,15′の
内例えばブラシ装置15を固定してブラシ装置1
5′を自由にして旋回させ、任意の位置でブラシ
装置15′を固定すればブラシ装置15を中心と
してブラシ装置15′の巾で清掃ができる。移動
するときは例えばブラシ装置15を固定しておき
ブラシ装置15′を矢印のように自由に動かして
任意位置で固定し、次にブラシ装置15を自由に
して旋回させ任意の位置で固定する。このように
して、ブラシ装置15,15′を任意の方向に移
動させることができる。
移動、bは直角面への移動を示す。図に於いて、
aに示すように2個のブラシ装置15,15′の
内例えばブラシ装置15を固定してブラシ装置1
5′を自由にして旋回させ、任意の位置でブラシ
装置15′を固定すればブラシ装置15を中心と
してブラシ装置15′の巾で清掃ができる。移動
するときは例えばブラシ装置15を固定しておき
ブラシ装置15′を矢印のように自由に動かして
任意位置で固定し、次にブラシ装置15を自由に
して旋回させ任意の位置で固定する。このように
して、ブラシ装置15,15′を任意の方向に移
動させることができる。
ブラシ装置15,15′は傾斜面への移動もで
き、一例として直交面への移動をbに示す。先
ず、2個のブラシ装置15,15′がそれぞれの
直交面に平行になる位置まで移動させて例えばブ
ラシ装置15を固定し、ブラシ装置15′を持上
げて点線の状態の向きに旋回させてブラシ装置1
5′を実線の状態で固定する。次に、ブラシ装置
15を自由にして持ち上げ実線で示すブラシ装置
15′の上に折畳む状態にして旋回させ、垂直面
に固定すれば良い。垂直面上の移動はaに示す要
領と同じである。また、傾斜面が直交していなく
ても動作は同じである。
き、一例として直交面への移動をbに示す。先
ず、2個のブラシ装置15,15′がそれぞれの
直交面に平行になる位置まで移動させて例えばブ
ラシ装置15を固定し、ブラシ装置15′を持上
げて点線の状態の向きに旋回させてブラシ装置1
5′を実線の状態で固定する。次に、ブラシ装置
15を自由にして持ち上げ実線で示すブラシ装置
15′の上に折畳む状態にして旋回させ、垂直面
に固定すれば良い。垂直面上の移動はaに示す要
領と同じである。また、傾斜面が直交していなく
ても動作は同じである。
ロボツト1は吸盤11により固定するため重量
物の運搬には適さないが、軽量であればブラシ1
7に限らず検査用具、工具類等を保守用に運搬す
ることができる。また、ロボツト1の制御は電気
式、空気圧式によつて行われるが、これらの制御
は第1図に示すワイヤ4に電気配線、ビニールチ
ユーブ等比較的軽量の導線、導管を組合わせ、タ
ンク2外側の制御盤6から遠隔操作および監視に
より行われる。
物の運搬には適さないが、軽量であればブラシ1
7に限らず検査用具、工具類等を保守用に運搬す
ることができる。また、ロボツト1の制御は電気
式、空気圧式によつて行われるが、これらの制御
は第1図に示すワイヤ4に電気配線、ビニールチ
ユーブ等比較的軽量の導線、導管を組合わせ、タ
ンク2外側の制御盤6から遠隔操作および監視に
より行われる。
このように、本実施例に係るタンク内面清掃用
ロボツトは互いに他方を旋回させる機構を有する
1対のブラシ装置を互いに他方を持上げるリンク
機構で結合して各ブラシ装置の相対姿勢を任意に
変更でき、また各ブラシ装置は吸盤式固定装置を
備えているので、固定、移動が確実に行われ、タ
ンクへの搬出入時は2個のブラシ装置を折畳むこ
とにより小形化ができる。
ロボツトは互いに他方を旋回させる機構を有する
1対のブラシ装置を互いに他方を持上げるリンク
機構で結合して各ブラシ装置の相対姿勢を任意に
変更でき、また各ブラシ装置は吸盤式固定装置を
備えているので、固定、移動が確実に行われ、タ
ンクへの搬出入時は2個のブラシ装置を折畳むこ
とにより小形化ができる。
本考案に係るタンク内面清掃用ロボツトは前記
の通り構成されているので、タンク内に作業員が
入らなくてもタンクの外側から遠隔操作によりタ
ンク内面の清掃が可能で、作業の危険性が払拭さ
れる等の効果が奏せられる。
の通り構成されているので、タンク内に作業員が
入らなくてもタンクの外側から遠隔操作によりタ
ンク内面の清掃が可能で、作業の危険性が払拭さ
れる等の効果が奏せられる。
第1図は本考案一実施例に係るタンク内面清掃
用ロボツトの概要説明図、第2図はそのロボツト
の構造図、第3図の同じくロボツトの説明図であ
る。 1……ロボツト、2……タンク、6……制御
盤、11……吸盤、13……壁面、15,15′
……ブラシ装置、17……ブラシ、18……ブラ
シ用モータ、19……リンク機構、20……旋回
部、22……旋回用モータ、23……持上用モー
タ。
用ロボツトの概要説明図、第2図はそのロボツト
の構造図、第3図の同じくロボツトの説明図であ
る。 1……ロボツト、2……タンク、6……制御
盤、11……吸盤、13……壁面、15,15′
……ブラシ装置、17……ブラシ、18……ブラ
シ用モータ、19……リンク機構、20……旋回
部、22……旋回用モータ、23……持上用モー
タ。
Claims (1)
- タンク内にあつてそれぞれのブラシを回転させ
るとともに壁面に吸着する手段を備え他方を持上
げおよび旋回が可能な1対のブラシ装置をタンク
外側から操作可能に設けてなることを特徴とする
タンク内面清掃用ロボツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13321087U JPH0441994Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13321087U JPH0441994Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6439894U JPS6439894U (ja) | 1989-03-09 |
JPH0441994Y2 true JPH0441994Y2 (ja) | 1992-10-02 |
Family
ID=31390865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13321087U Expired JPH0441994Y2 (ja) | 1987-09-02 | 1987-09-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441994Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6192629B2 (ja) * | 2014-11-04 | 2017-09-06 | 三菱電機株式会社 | 洗浄装置 |
-
1987
- 1987-09-02 JP JP13321087U patent/JPH0441994Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6439894U (ja) | 1989-03-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0441994Y2 (ja) | ||
KR101673698B1 (ko) | 표면부착 이동장치 | |
JP3076818B2 (ja) | 内装工事装置 | |
JPH0616366A (ja) | 移動リフターによる外壁取付工法並にその装置 | |
Dandan et al. | SIRO: The silos surface cleaning robot concept | |
JP4140008B2 (ja) | 壁面移動装置 | |
JPH1133472A (ja) | 塗装用反転機 | |
JP3553182B2 (ja) | 表面処理機構を備えた吸着式壁面歩行装置 | |
CN207468048U (zh) | 一种基于机电一体化技术的真空吸吊机 | |
JPH04141341A (ja) | ガントリーローダ | |
JPS6319409B2 (ja) | ||
CN211418718U (zh) | 物料翻转装置 | |
JPS60176869A (ja) | 壁面移動装置 | |
JPH09194175A (ja) | 重量物吸着移動装置 | |
JPH07184807A (ja) | 自走式ゴンドラ装置 | |
JPH0235681Y2 (ja) | ||
JPH01266091A (ja) | 水中作業ロボット | |
JPH10226485A (ja) | 建築用板の持上げ機 | |
JPS6019856Y2 (ja) | ゴンドラ | |
KR20230025196A (ko) | 청소용 로봇 | |
JPS6017467Y2 (ja) | 建築用長尺パネルの取扱い装置 | |
JPS6380870A (ja) | タンク塗装装置 | |
JPH0521035U (ja) | 板材運搬荷役装置 | |
JPH026050Y2 (ja) | ||
JPH11348030A (ja) | 彫刻作業車 |