JPH0441991A - インバータの瞬停再起動装置とこの装置を備える真空ポンプ装置 - Google Patents

インバータの瞬停再起動装置とこの装置を備える真空ポンプ装置

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JPH0441991A
JPH0441991A JP14132790A JP14132790A JPH0441991A JP H0441991 A JPH0441991 A JP H0441991A JP 14132790 A JP14132790 A JP 14132790A JP 14132790 A JP14132790 A JP 14132790A JP H0441991 A JPH0441991 A JP H0441991A
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JP
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inverter
output frequency
motor
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electric motor
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JP14132790A
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English (en)
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Toshiyuki Noma
野間 利幸
Masayoshi Saeki
正義 佐伯
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)
  • Non-Positive Displacement Air Blowers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は真空ポンプ装置等の慣性力の大きい物体を回転
駆動する電動機のインバータ制御装置に係り、特に、電
源が瞬時停電(瞬停という。)した後に電源復帰(復電
という。)したとき電動機を再起動させるに好適な瞬停
再起動装置とこの装置を備える真空ポンプ装置に関する
[従来の技術] 第3図は、真空ポンプ装置の全体構成図である。
真空ポンプ1は、該真空ポンプ1を駆動する誘導電動機
(以下、モータという。)1mを装備し。
インバータ2は、商用電源3の周波数を高く変換してこ
のモータ1mに供給するようになっている。
第4図は、従来のインバータ瞬停再起動装置の構成図で
ある。インバータを構成する6つのトランジスタQ1〜
Q6の各ベースはベース駆動回路5に接続され、このベ
ース能動回路5はマイクロコンピュータ4からの指示に
より各トランジスタQ1〜Q6のベース電圧を制御する
ようになっている。商用電源3が瞬停した場合、インバ
ータの平滑コンデンサの電圧が降下するので、この電圧
降下を瞬停検出器7で検出する。マイクロコンピュータ
4は、この検出信号を受信したとき、ベース能動回路5
に指令を出力し、各トランジスタQ1〜Q6のベースに
オフ信号を出力させる。
商用電源3が復電したときは前記平滑コンデンサの端子
電圧が上昇するので、瞬停検出器7がこの復電を検出し
、検出信号をマイクロコンピュータ4に伝達する。この
検出信号を受けたマイクロコンピュータ4は、ベース駆
動回路5に指令を出力してモータ1mの一次側巻線に交
流電流を流させて該モータに回転磁界を発生させ、一定
時間後にインバータを停止させる。インバータは停止す
るが、前記の回転磁界により二次側巻線に電流が誘起さ
れ、これにより一次側巻線に電圧が誘起される。この誘
起交流電圧を、ゼロクロス検出回路6が検出し、検出し
たパルス信号をマイクロコンピュータ4に出力する。マ
イクロコンピュータ4は、このパルス信号の時間間隔を
計測することで、モータ1mの回転数を検出する。
マイクロコンピュータ4は、検出した回転数に対応した
周波数でトランジスタQ1〜Q6をオンオフし、フリー
ラン(惰性による回転)しているモータ1mの駆動を再
開する。これにより、商用電源が瞬停した場合でも、モ
ータ1mを停止させることなく再起動させることが可能
となる。符号8は過電流検出器であり、マイクロコンピ
ュータ4は、過電流を検出したとき、インバータの出力
周波数を低下させ、モータ回転数に対応した周波数とな
るようにする。
尚、従来技術に関連するものとして、例えば特開昭62
−248898号がある。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来技術では、瞬停後の再起動を精度良く行う
場合、フリーランしているモータの回転数を高精度に計
測しなければならない。このため、ゼロクロス検出回路
によるパルス時間間隔の計測精度を向上させる必要があ
る。しかし、パルス発生源であるモータの二次側電流及
びモータの磁束は均一でないので、第5図に例示するよ
うな周期の不規則な複数のパルスを計測して平均化処理
を行わなければならない。また、第6図に示す様に。
モータの二次側電流は二次側抵抗により減衰するので、
計測できるパルス数には限度がある。このため、パルス
間隔の高精度の計測を行うために高価な回路素子が必要
となり、また、ゼロクロス検出回路も、モータの動力線
に直接接続されるので、他の弱電回路とは分離して設け
る必要があり、回路構成が複雑となる。
本発明の目的は、モータの瞬停再起動を円滑にできる簡
易且つ安価なインバータの瞬停再起動装置とこの装置を
備える真空ポンプ装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、インバータで変換した電源電力を電動機に
供給し該電動機にて慣性力の大きい物体を回転させる装
置において、電源電力が瞬停したとき前記インバータの
出力周波数を記憶しておく手段と、電源電力が復電した
とき前記出力周波数の電力を前記電動機に供給すべく前
記インバータを制御する手段とを備えることで、達成さ
れる。
[作用] 真空ポンプのように慣性力の大きい物体をモータで回転
させていた場合、モータ訃動力が電源瞬停により消失し
ても、モータは惰性により瞬停時の回転数とあまり変わ
らない回転数にて回転を続ける。従って、再起動時のモ
ータ回転数を検出しなくても(つまりゼロクロス検出回
路や、その他のモータ回転数検出器が不要)、瞬停時の
インバータ出力周波数を記憶しておき再起動時にモータ
に供給する電力の周波数とすることで、円滑な再起動が
可能となる。もし、再起動時のモータ粁動周波数が実際
のモータ回転数に対応した周波数より低いと、モータに
は回生制動がかかつて急速に減速してしまう。しかし、
本発明のように、瞬停時の周波数とすると、再起動時の
回転数は瞬停時の回転数よりは若干低下しているので、
斯かる不具合は生じない。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して
説明する。
第1図は、本発明の一実施例に係るインバータの瞬停再
起動装置の構成図である。本実施例の瞬停再起動装置は
、第4図の装置に比べ、ゼロクロス検出回路6が不要と
なっている。その他の回路構成は従来例と同様であるが
、マイクロコンピュータ4の動作が異なる。
第2図は、瞬停再起動時のタイムチャートである。本実
施例における瞬停再起動装置において、電源に瞬停が生
じたとき、瞬停検出器7がこれを平滑コンデンサの端子
電圧低下で検出する。この瞬停検出信号を受けたマイク
ロコンピュータ4は、そのときのインバータ出力周波数
を図示しない内蔵メモリに格納し、ベース駆動回路5に
指令を出して各トランジスタQ1〜Q6のベース印加電
圧をカットしてインバータを停止させる。この状態で、
復電を待機する。
復電を検出したとき(このとき、モータ回転数は瞬停時
より若干低下している。)、この検出信号を受けたマイ
クロコンピュータ4は、内蔵メモリから前記のインバー
タ出力周波数を読み出し、この周波数にてトランジスタ
Q1〜Q6をオンオフすべくベース味動回路5に指令を
出す。このとき、モータ1mに印加する電圧は、規定の
電圧より低い再起動電圧とし、その後徐々に高めていく
(誘導電動機では、周波数fと電圧Vとの比f/Vが一
定となるように制御されるので、周波数つまりモータ回
転数が瞬停時より低下しているので、印加電圧Vも低く
する。)。もし、瞬停時のインバータ出力周波数に対応
した電圧を復電時にモータに印加すると、過電流がモー
タに流れるからである。
モータに流れる電流は、第2図最下段に示す様に、再起
動直後に突入電流が流れ、その後に印加電圧の増加に伴
って増加していく。モータ電流が増加して過電流保護レ
ベルに達すると、マイクロコンピュータ4はこれを検出
器8からの信号により知り、ベース駆動回路5に指令を
出してインバータ出力周波数を低下させる。モータ回転
数に一致するまでインバータ出力周波数が低下すると、
モータ電流は減少する。このときのインバータ出力周波
数が、瞬停によって減速した回転数に対応する。そして
、このインバータ出力周波数から通常の加速率にてモー
タを加速させ、瞬停前の回転数に戻していく。
本実施例によれば、再起動時に過電流を発生させること
なく、円滑に再起動ができ、また、回転数検出器等が不
要となる。尚、実施例ではマイクロコンピュータで制御
したが、ディスクリートな回路素子で装置を構成しても
よいことはいうまでもない。
[発明の効果コ 本発明の瞬停再起動装置によれば、回転数検出器等が不
要なので装置構成が簡易となり、製造コストが低減する
と共に装置の信頼性も向上し、更に過電流を発生させる
ことなく円滑な再起動が可能となる。従って、真空ポン
プ装置にこの瞬停再起動装置を装備することで、真空ポ
ンプ装置を電源瞬停により停止させることなく長時間連
続運転することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るインバータの瞬停再起
動装置の構成図、第2図は第1図に示す瞬停再起動装置
の動作を説明するタイムチャート、第3図は真空ポンプ
装置の全体構成図、第4図は従来のインバータ制御装置
の構成図、第5図はモータ電圧検出説明図、第6図はモ
ーター次電圧波形図である。 1・・・真空ポンプ、1m・・・真空ポンプ翻動用誘導
電動機、2・・・インバータ、3・・・商用電源、4・
・・マイクロコンピュータ、5・・・ベース駐動回路、
7・・・瞬停検出回路、8・・過電流検出器、Q1〜Q
6・・・トランジスタ。 代理人 弁理士  秋 本 正 実 第2図 第1図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、インバータで変換した電源電力を電動機に供給し該
    電動機にて真空ポンプを駆動する真空ポンプ装置におい
    て、電源電力が瞬停したとき前記インバータの出力周波
    数を記憶しておく手段と、電源電力が復電したとき前記
    出力周波数の電力を前記電動機に供給すべく前記インバ
    ータを制御する手段とを備えることを特徴とする真空ポ
    ンプ装置。 2、インバータで変換した電源電力を電動機に供給し該
    電動機にて真空ポンプを駆動する真空ポンプ装置におい
    て、電源電力が瞬停したとき前記インバータの出力周波
    数を記憶しておく手段と、電源電力が復電したとき前記
    出力周波数で且つ該出力周波数に対応した電圧より低い
    電圧を前記電動機に供給すべく前記インバータを制御す
    る手段とを備えることを特徴とする真空ポンプ装置。 3、インバータで変換した電源電力を電動機に供給し該
    電動機にて真空ポンプを駆動する真空ポンプ装置におい
    て、電源電力が瞬停したとき前記インバータの出力周波
    数を記憶しておく手段と、電源電力が復電したとき前記
    出力周波数で且つ該出力周波数に対応した電圧値より低
    い電圧を前記電動機に供給し該供給後徐々に供給電圧を
    増加させると共に過電流保護機能により該供給電圧の周
    波数を低下させて前記電動機の回転数に対応した周波数
    とする制御手段を備えることを特徴とする真空ポンプ装
    置。 4、インバータで変換した電源電力を電動機に供給し該
    電動機にて慣性力の大きい物体を回転させる装置のイン
    バータにおいて、電源電力が瞬停したとき前記インバー
    タの出力周波数を記憶しておく手段と、電源電力が復電
    したとき前記出力周波数の電力を前記電動機に供給すべ
    く前記インバータを制御する手段とを備えることを特徴
    とするインバータの瞬停再起動装置。 5、インバータで変換した電源電力を電動機に供給し該
    電動機にて慣性力の大きい物体を回転させる装置のイン
    バータにおいて、電源電力が瞬停したとき前記インバー
    タの出力周波数を記憶しておく手段と、電源電力が復電
    したとき前記出力周波数で且つ該出力周波数に対応した
    電圧より低い電圧を前記電動機に供給すべく前記インバ
    ータを制御する手段とを備えることを特徴とするインバ
    ータの瞬停再起動装置。 6、インバータで変換した電源電力を電動機に供給し該
    電動機にて慣性力の大きい物体を回転させる装置のイン
    バータにおいて、電源電力が瞬停したとき前記インバー
    タの出力周波数を記憶しておく手段と、電源電力が復電
    したとき前記出力周波数で且つ該出力周波数に対応した
    電圧値より低い電圧を前記電動機に供給し該供給後徐々
    に供給電圧を増加させると共に過電流保護機能により該
    供給電圧の周波数を低下させて前記電動機の回転数に対
    応した周波数とする制御手段を備えることを特徴とする
    インバータの瞬停再起動装置。
JP14132790A 1990-06-01 1990-06-01 インバータの瞬停再起動装置とこの装置を備える真空ポンプ装置 Pending JPH0441991A (ja)

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JP (1) JPH0441991A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0696842A1 (en) * 1994-08-11 1996-02-14 Ebara Corporation Inverter for pumps and a pump unit therewith
JP2000064959A (ja) * 1998-08-18 2000-03-03 Nichiden Mach Ltd 排気装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0696842A1 (en) * 1994-08-11 1996-02-14 Ebara Corporation Inverter for pumps and a pump unit therewith
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