JPH11267900A - サーボプレスの停止動作の監視装置 - Google Patents

サーボプレスの停止動作の監視装置

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JPH11267900A
JPH11267900A JP8925298A JP8925298A JPH11267900A JP H11267900 A JPH11267900 A JP H11267900A JP 8925298 A JP8925298 A JP 8925298A JP 8925298 A JP8925298 A JP 8925298A JP H11267900 A JPH11267900 A JP H11267900A
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JP
Japan
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servo
stopping
abnormal
servo press
servo motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP8925298A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Nakao
中尾栄一
Hirohiko Oyamada
小山田裕彦
Kunihiro Suzuki
鈴木邦拓
Yoichi Kubota
久保田陽一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Aida Engineering Ltd filed Critical Aida Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーボプレスを停止させる場合に、停止過程で
正常か、異常かを判定し、異常の場合に非常停止させる
サーボプレスの停止動作の監視装置を提供する。 【解決手段】スライドのモーションパターンに従って入
力する指令信号3をパルス変換し、偏カウンタ5に溜ま
ったパルス数に応じた電圧を比例回路7から速度指令と
して出力し、サーボモータ2を回転駆動し、指令信号3
の停止信号でサーボモータ2の回転に応じたパルス数が
偏差カウンタ5にフィードバックされ、偏差カウンタ5
に溜まっていたパルス数が減少していく過程で、単位時
間ごとの減少パルス数、すなわち減少率を診断画面6に
表し、あらかじめ診断画面6に記憶させたサーボモータ
2の回転数に対応する減少率と比較し、停止動作が正常
か異常かを判定し、異常の時にはダイナミックブレーキ
を作動させて非常停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーボモータで昇
降駆動するスライドを停止させる場合に、停止の正常か
異常かを予知し、異常と判断した時は非常停止させるこ
との出来るサーボプレスの停止動作の監視装置に関し、
いわゆるクラッチ・ブレーキを持たないサーボプレスに
適用される。ここで、サーボプレスとは、サーボモータ
を用い、ねじ機構等を介してスライドを往復動させるプ
レス機械を意味し、非常停止とは、ダイナミックブレー
キを用いてサーボプレスのスライドの運動を止めること
を意味する。また、ダイナミックブレーキとは、逆起電
力効果を利用してモータの回転子の回転エネルギを電気
抵抗により消費させることにより、当該回転子を制動す
るブレーキを意味する。
【0002】
【従来の技術】サーボプレスは、サーボモータでスライ
ドの昇降動作モーションを自在に電気的ブレーキ機能を
駆使して制御出来ることが特徴で、一般のプレス機械の
ようにクラッチ・ブレーキを持たない構成となってい
る。従って、サーボプレスは、減速停止手段によりスラ
イドを制動させるとともに、サーボモータに設けたエン
コーダの出力が停止したことを検出して当該プレスが停
止したものとしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
エンコーダの出力がなくなった時点で当該プレスが停止
したと判断するだけで、出力の変化、すなわちスライド
の速度の減少率が零、もしくは零に近づいたことで当該
プレスが停止したと判断するものはなかった。すなわ
ち、従来技術は、サーボモータの駆動出力を発生してい
る制御装置に停止の指令をしてから、サーボモータの停
止するまでの過程を監視して停止動作が正常か異常かを
判定し、停止が正常に出来るかどうかを予知することの
出来るものではなかった。
【0004】本発明の目的は、上述の課題を解決し、事
故防止の出来るサーボプレスの停止動作の監視装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明は、サーボモータでスライドを昇降運動さ
せるサーボプレスの停止動作の監視装置において、サー
ボプレスを減速停止させる過程で、サーボモータに駆動
出力を送るNCサーボ制御装置における偏差カウンタ量
の減少率を監視することにより、停止する以前に停止動
作の状態を検出可能とする。
【0006】上述のサーボプレスの停止動作の監視装置
において、偏差カウンタ量の減少率が、設定値以下をも
って停止と判定する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1から図3に本発明におけるサ
ーボプレスのダイナミックブレーキ監視装置の一実施例
を示す。図1は、サーボプレスのNCサーボ制御装置1
の構成を、この出力で駆動するサーボモータ2とともに
示したブロック図である。サーボプレスのスライドのモ
ーションパターンに従って設計された指令信号3がパル
ス分配処理4に入力されると、スライドの移動距離がパ
ルス数に変換され、偏差カウンタ5に溜められる。サー
ボモータ2が回転すると、回転に応じたパルス数がフィ
ードバックされ、偏差カウンタ5に溜まったパルス数が
そのパルス数だけ減少する。単位時間当たりの減少する
パルス数、すなわち減少率は、診断画面6に表示され
る。比例回路7は、偏差カウンタ5に溜まっているパル
ス数に比例する電圧を出力する。以上の構成でサーボモ
ータ2の回転を介してスライドの位置制御が行われる。
【0008】比例回路7から入力された電圧は、誤差ア
ンプ8から速度指令として出力され、サーボモータ2が
回転するに従ってフィードバックされる電圧だけ減少し
ていく。誤差アンプ8の電圧出力は、電流制御9で電流
に変換され、パルス幅変調10、サーボアンプ11を経
てサーボモータ2を回転駆動する。以上の構成でサーボ
モータ2の回転を介してスライドの速度制御が行われ
る。
【0009】サーボプレスの停止信号で指令信号3の入
力が零となると、偏差カウンタ5に溜められたパルス数
は、サーボモータ2の回転に従って減少し、減少するに
従ってサーボモータ2の回転速度も減少する。この時、
偏差カウンタ5に溜められたパルス数の減少率は逐次診
断画面6に表示されるので、時間とともに減少していく
減少率を見ていればサーボモータ2の停止動作が正常か
異常かが判断出来る。診断画面6には、あらかじめサー
ボモータ2の回転速度の大小に応じた減少率が準備され
ており、停止信号が指令信号3に入力した時のサーボモ
ータ2の回転速度を基準としてそれ以降の減少率で停止
動作が正常か異常かが判定出来る。異常と判定した時
は、診断画面6から異常信号を発信し、図3に示すコン
ダクタrをONにしてダイナミックブレーキを作動させ
る。また、偏差カウンタ5のカウンタ量と減少率から停
止するまでの時間が予測出来る。
【0010】図2は、サーボプレスのサーボモータ2の
起動から停止までの偏差カウンタ5に溜まった偏差カウ
ンタ量、すなわちパルス数の変化と、電流制御9におけ
るモータ電流の変化とを表している。点Aで起動すると
モータ電流が上昇し、偏差カウンタ量が増加し、起動を
終わると定常状態となり、急停止信号が入力すると、モ
ータ減速電流が流れ、偏差カウンタ量が減少する。偏差
カウンタ量の減少率とモータ電流値とが設定値以下にな
った時に点Bで停止する。この設定値は、サーボプレ
ス、すなわちサーボモータ2が停止している時の偏差カ
ウンタ5のカウンタ量、及び電流制御9の電流値を測定
しておくことで決定出来る。
【0011】図3は、サーボモータ2にダイナミックブ
レーキをかけるための構成を示したもので、上述の診断
画面6でダイナミックブレーキの異常信号を発信した場
合、及びサーボプレスの運転中に停電した時等にサーボ
プレスを非常停止させる場合に使用する。図3(a)
は、サーボモータ2が正常に運転される場合を示し、抵
抗Rは3相電源U、V、W分の3本並列に接続されてい
る状態を示す。図3(b)は、非常停止の場合の接続を
示し、デルタ結線した3相のコイルa、b、cのそれぞ
れと並列に、直列接続した抵抗Rとダイナミックブレー
キが有効でONするコンダクタrとを接続すると、モー
タの逆起動及び渦電流を抵抗Rで消費させサーボモータ
2に大きなブレーキ力が作用する。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、NCサーボ制御装置の偏差カウンタに診断画
面を接続し、偏差カウンタ量の減少率から停止動作の正
常か異常かの状態を予知するので、サーボプレスの停止
動作を安全に行わせることの出来る監視が出来る。ま
た、サーボプレスの停止を、偏差カウンタ量とモータ電
流が設定値以下となったことにより判断するので、誤認
することがない。さらには、簡単な構成で監視出来、低
コストで、停止の異常を予知出来る高い機能を得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるNCサーボ制御装置の
ブロック図
【図2】同じく、偏差カウンタ量及びモータ電流と時間
との態様図
【図3】(a)サーボモータの正常運転時の説明図 (b)サーボモータのダイナミックブレーキ時の説明図
【符号の説明】
1はNCサーボ制御装置、2はサーボモータ、3は指令
信号、4はパルス分配処理、5は偏差カウンタ、6は診
断画面、7は比例回路、8は誤差アンプ、9は電流制
御、10はパルス幅変調、11はサーボアンプ、であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サーボモータでスライドを昇降運動させる
    サーボプレスの停止動作の監視装置において、サーボプ
    レスを減速停止させる過程で、サーボモータに駆動出力
    を送るNCサーボ制御装置における偏差カウンタ量の減
    少率を監視することにより、停止する以前に停止動作の
    状態を検出可能とすることを特徴とするサーボプレスの
    停止動作の監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、偏差カウンタ量の減少
    率が、設定値以下をもって停止と判定することを特徴と
    するサーボプレスの停止動作の監視装置。
JP8925298A 1998-03-18 1998-03-18 サーボプレスの停止動作の監視装置 Pending JPH11267900A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8925298A JPH11267900A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 サーボプレスの停止動作の監視装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP8925298A JPH11267900A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 サーボプレスの停止動作の監視装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11267900A true JPH11267900A (ja) 1999-10-05

Family

ID=13965579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8925298A Pending JPH11267900A (ja) 1998-03-18 1998-03-18 サーボプレスの停止動作の監視装置

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JP (1) JPH11267900A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1393887A3 (de) * 2002-08-29 2004-03-31 Baltec Maschinenbau Ag Presse mit elektrischem Antrieb, insbesondere elektrischem Servoantrieb
CN115837772A (zh) * 2022-12-23 2023-03-24 东风汽车股份有限公司 一种压力机工作台夹紧器异常处理方法及装置及压力机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1393887A3 (de) * 2002-08-29 2004-03-31 Baltec Maschinenbau Ag Presse mit elektrischem Antrieb, insbesondere elektrischem Servoantrieb
CN115837772A (zh) * 2022-12-23 2023-03-24 东风汽车股份有限公司 一种压力机工作台夹紧器异常处理方法及装置及压力机
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