JPH0441923B2 - - Google Patents

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JPH0441923B2
JPH0441923B2 JP10006786A JP10006786A JPH0441923B2 JP H0441923 B2 JPH0441923 B2 JP H0441923B2 JP 10006786 A JP10006786 A JP 10006786A JP 10006786 A JP10006786 A JP 10006786A JP H0441923 B2 JPH0441923 B2 JP H0441923B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
measured
rotation
film thickness
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10006786A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62255807A (ja
Inventor
Toshishige Nagao
Masayuki Ariki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to KR1019870003914A priority patent/KR900003208B1/ko
Priority to CA000535948A priority patent/CA1292803C/en
Priority to US07/043,711 priority patent/US4748331A/en
Priority to EP87106268A priority patent/EP0243961B1/en
Priority to DE8787106268T priority patent/DE3777232D1/de
Publication of JPS62255807A publication Critical patent/JPS62255807A/ja
Publication of JPH0441923B2 publication Critical patent/JPH0441923B2/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば磁気テープの製造ラインに
おいて、塗布された塗膜の膜厚を測定する場合に
適用される膜厚測定装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は特願昭60−174609号公報に記載されて
いる従来の膜厚測定装置である。図において、1
は所定の速度で回転される回転軸、2は回転軸1
の面から所定の距離をあけて回転軸1と平行に設
けられた遮光板、3は回転軸1と密着して回転軸
1の速度と同じ速度で走行するシートと塗膜とか
らなる被測定部材で、所定の厚みの膜が設けられ
ている。4,5は所定の角度をなして配置され、
それぞれレーザー光4a,5aを発生するレーザ
ー光発生器、6は反射ミラーで、レーザー光4a
を受けて回転軸1の表面と遮光板2との間を走査
し、レーザー光5aを受けて被測定部材3と遮光
板2との間を走査するように制御される。7,8
は反射ミラー6で反射した各レーザー光4a,5
aをそれぞれ集光するレンズ、9,10は走査し
た各レーザー光4a,5aを集光するレンズ、1
1,12は受光器、13,14はカウンタ、15
は演算器、16は表示器である。
次に動作について説明する。レーザー光発生器
4,5から発射された各レーザー光4a,5aは
反射ミラー6に入射され、いずれも同一の角速度
で走査される。反射した各レーザー光4a,5a
はそれぞれレンズ7,8で集光されて、第3図に
示すようにそれぞれギヤツプA,Bの位置で、そ
のビーム径が最小になつて、回転軸1に垂直な方
向、つまりギヤツプの方向に一定の速度で走査さ
れる。このとき、各受光器11,12には各ギヤ
ツプA,Bを各レーザー光4a,5aが通過して
いる間だけ入射される。したがつて、受光器1
1,12の出力信号はギヤツプA,Bの大きさに
比例した幅のパルス波形となる。これをカウンタ
13,14でパルスカウントしてパルス幅に相当
したカウント数が得られる。演算器15ではこれ
らのカウント数から厚みを計算して表示器16に
表示する。カウンタ13のカウント数をa、カウ
ンタ14のカウント数をbとすると、被測定部材
3の厚みtxは(1)式で求められる。
tx=tp(1−b/a) ……(1) 但し、tpはギヤツプAの大きさ(寸法)であ
る。こうして得られた被測定部材1の厚みからシ
ートの厚みを差引くことによつて膜厚が求められ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の膜厚測定器は以上のように構成されてお
り、回転軸と遮光板の間に形成されるギヤツプの
寸法を基準としてシート厚みおよび膜厚を測定し
ているので、回転軸の回転に伴つて回転軸の偏心
や表面の凹凸のためにギヤツプ寸法が刻々変化
し、それに伴つて測定表示値も刻々変化するた
め、安定かつ正確な測定ができないとう欠点があ
つた。
この発明は上記のような問題点を解消するため
になされたもので、シートを支える回転軸の偏心
や表面の凹凸の影響を受けない膜厚測定装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る膜厚測定装置は、回転軸の1回
転の間に多数回の走査を行ない、それらの平均値
をとることによつて、回転軸の偏心や表面の凹凸
によるギヤツプ寸法の変化を平均化し、常に安定
した測定値を得るものである。また、回転軸の回
転速度を回転軸に取付けた回転センサーで検出
し、自動的に最適な平均処理を行なうようにする
ものである。
〔作用〕
この発明における膜厚測定装置は、回転軸が1
回転する間に多数回の走査、測定を行ない、それ
らの平均をとることによつて、回転軸の全周にわ
たる平均値が得られ、常に安定かつ高精度な測定
値が得られる。また、回転センサーで回転速度を
検出することによつて、自動的にこの平均処理を
行なうことが可能となる。
〔実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図において、1〜16は従来のものと同
様である。17は回転センサーであり、回転軸1
の回転に伴つて1回転につき1個のパルス信号を
出力する。
次に動作について説明する。第1図において、
回転軸1は一般に表面に凹凸があり、また、回転
中心は完全に回転軸1の円筒の中心とは一致して
おらず、偏心がある。
回転軸1と遮光板2によつて形成される第3図
におけるギヤツプAの寸法に対応するカウント数
aは回転軸1の回転に伴い、これらの要因によつ
て最大値anaxから最小値anioまで時間的に変化す
る。同様にシート3と遮光板2によつて形成され
るギヤツプBの寸法に相当するカウント数bはシ
ート3の厚みが一定であつても上記要因によつて
bnaxからbnioまで時間的に変化する。このため、
(1)式または(2)式によつて計算されるシート厚みtx
は、最大値txnaxからtxnioまで変化することにな
る。
txnax=tp(1−(b/a)nio) ……(1) txnio=tp(1−(b/a)nax) ……(2) ここに、(b/a)nio,(b/a)naxはaとbを常
に同 位置で測定したときに得らえるb/aの値の最小値 と最大値である。
このため、厚みの測定値にはtxnax−txnioの幅の
誤差が生ずる。
この発明による膜厚測定器では回転軸1の回転
に比較して比較的速い速度で走査機構の反射ミラ
ー6を走査し、回転軸1の1回転の間に多数回の
a,bの測定を行ない、それらの平均値ちとし
て、aav,bavを演算器15で計算する。次にこの
aav,bavを用いて厚みの測定値txを計算する。
tx=tp(1−bav/aav) これによつて、txに含まれる偏心や凹凸による
誤差は小さくなり、平均処理をする対象区間を回
転軸1の1回転分にとると、上記誤差は完全に除
去される。回転センサー17は回転軸1の1回転
ごとに1個のパルス信号を発生する働きを持ち、
演算器15に1回転ごとにパルスを送出する。こ
の信号を受けて、演算器15は1回転に相当する
時間内に取込んだデータを平均し、厚みの測定値
を計算する。したがつて、測定値には回転軸1の
偏心や凹凸に起因する誤差は含まれず、高精度な
測定が可能となる。
〔発明の効果〕
このようにこの発明によれば、回転軸に取付け
た回転センサーによつて1回転ごとに1個のパル
スを発生させ、そのパルスとパルスの間の時間内
に多数回の走査、データ取込みを行なつて、それ
らの平均をとるために、回転軸の偏心や表面の凹
凸に起因する誤差が完全に除去され、高精度な測
定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
2図、第3図は従来の膜厚測定器の構成図であ
る。 図において、1は回転軸、2は遮光板、3は被
測定部材、4a,5aはレーザー光、6は反射ミ
ラー、15は演算器、17は回転センサーであ
る。なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 被測定膜がシートに塗布された被測定部材を
    回転軸で密着支持しながら走行させ、上記回転軸
    の面から所定の距離をあけて上記回転軸と平行に
    遮光板を設けて、上記被測定膜の表面と上記遮光
    板との間を第1のレーザー光で走査し、上記回転
    軸の表面と上記遮光板との間を第2のレーザー光
    で走査して上記被測定膜の膜厚を測定するものに
    おいて、1回のレーザー光の走査によつて得られ
    た測定値を、所定の時間にわたつて平均した値を
    最終的な測定値とし、その平均処理をする時間
    は、上記回転軸の回転速度に応じて変化させ、少
    なくとも上記回転軸の1回転以上にとることを特
    徴とする膜厚測定装置。 2 回転速度は回転軸に取付けられた回転センサ
    で検出することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の膜厚測定装置。 3 回転軸に取付けられた回転センサーは、1回
    転あたり1個のパルスを発生するものであり、そ
    のパルスとパルスの間の時間内に取込んだデータ
    を平均した値から厚みの測定値を演算することを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の膜厚測定
    装置。
JP10006786A 1986-04-29 1986-04-29 膜厚測定装置 Granted JPS62255807A (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006786A JPS62255807A (ja) 1986-04-29 1986-04-29 膜厚測定装置
KR1019870003914A KR900003208B1 (ko) 1986-04-29 1987-04-23 막(膜)두께의 측정장치
CA000535948A CA1292803C (en) 1986-04-29 1987-04-28 Film thickness measuring device
US07/043,711 US4748331A (en) 1986-04-29 1987-04-29 Film thickness measuring device with signal averaging to compensate for roller eccentricity
EP87106268A EP0243961B1 (en) 1986-04-29 1987-04-29 Film thickness measuring device
DE8787106268T DE3777232D1 (de) 1986-04-29 1987-04-29 Vorrichtung zum messen der schichtdicke.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10006786A JPS62255807A (ja) 1986-04-29 1986-04-29 膜厚測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62255807A JPS62255807A (ja) 1987-11-07
JPH0441923B2 true JPH0441923B2 (ja) 1992-07-09

Family

ID=14264118

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10006786A Granted JPS62255807A (ja) 1986-04-29 1986-04-29 膜厚測定装置

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JP (1) JPS62255807A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1313757C (en) * 1988-04-26 1993-02-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method for measuring film thickness
CN110986801A (zh) * 2019-11-15 2020-04-10 富泰华精密电子(郑州)有限公司 检测装置、检测设备及检测方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62255807A (ja) 1987-11-07

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