JPH06185990A - 厚み測定装置 - Google Patents

厚み測定装置

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JPH06185990A
JPH06185990A JP34011592A JP34011592A JPH06185990A JP H06185990 A JPH06185990 A JP H06185990A JP 34011592 A JP34011592 A JP 34011592A JP 34011592 A JP34011592 A JP 34011592A JP H06185990 A JPH06185990 A JP H06185990A
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JP
Japan
Prior art keywords
thickness
sheet
measured
data
constant value
Prior art date
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Pending
Application number
JP34011592A
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English (en)
Inventor
Akira Hisakuni
晶 久国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 レーザ光を用いて被測定シートの膜厚を測定
するのに、シート部分のみの測定値をデータ処理部に取
り込み、正しい演算結果を得る。 【構成】 厚み計10の厚み出力が一定値以下の場合に
強制的に定値データを外部に出力し、この厚み情報を受
け取った場合、この定値データを加えずに厚みデータ処
理部20でデータ処理を行うことで、被測定シートSの
シート幅外のデータが入らないようにしたことを特徴と
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばポリエステルシ
ートなどの製造ラインに用いられるシート等の膜厚を光
学的に測定する厚み測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、例えば特開平1−2
74005号公報に示された従来の厚み測定装置の全体
構成を示すブロック図および斜視図であり、また、図5
(a),(b)は図4の検出ヘッド部分の拡大正面図お
よび側面図である。
【0003】図4において、1は基本軸となる回転軸
で、フレーム2により回転可能に支持されている。3は
この回転軸1を回転駆動するモータ、4はヘッド移動機
構で、モータ5により駆動される。6は懸架機構で、検
出ヘッド(厚み計)10を懸架し、ヘッド移動機構4に
より回転軸1の軸方向に駆動される。11は前記回転軸
1の表面から所定の間隔をあけて軸方向に平行に配置さ
れた遮光板(図5(a),(b)を参照)、Sは前記回
転軸1の表面を走行する被測定シートである。図3にお
いて、12はレーザ光12aを発生するレーザ光発生
器、13は反射ミラーで、レーザ光発生器12より出射
されたレーザ光12aを反射し、それを集光レンズ14
で集光し、回転軸1および被測定シートSの表面と遮光
板11との間を走査するように制御される。15は集光
レンズ、16は上記のように走査されたレーザ光12a
を集光レンズ15を介して受光する受光器、これら12
〜16の各部を内蔵して検出ヘッド(厚み計)10が構
成されている。20は厚みデータ処理部であり、次の各
部で構成されている。すなわち、21は前記被測定シー
トSの速度をモータ3の回転数から測定して、ヘッド移
動機構4の移動速度を制御することにより、回転軸1上
を検出ヘッド10を所定の速度で走査する制御部、22
は前記受光器16の出力信号をパルスカウントするカウ
ンタ、23はこのカウンタ22のパルスカウント数によ
り被測定シートSの厚みを演算する演算器、24はこの
演算器23で算出された厚みを表示する表示器である。
【0004】次に、上記のように構成された従来の厚み
測定装置の動作について説明する。まず、レーザ光発生
器12から発射されたレーザ光12aは、反射ミラー1
3に入射して反射された後、集光レンズ14で集光さ
れ、回転軸1および被測定シートSと遮光板11との間
を通過する時点でビーム径が最小となり、回転軸1に垂
直な方向、つまり、ギャップの方向(図5(a)の矢印
方向)に一定の速度で走査される。走査後、レーザ光1
2aは集光レンズ15で再び集光され受光器16により
受光される。この時レーザ光12aはギャップを通過し
ている間だけ受光器16に入射されるので、受光器16
はギャップに比例した幅のパルス波形信号を出力し、こ
れをカウンタ22でパルスカウトすることによってパル
ス幅に相当したカウント数が得られる。
【0005】一方、制御部21はモータ3の回転数を測
定することにより被測定シートSの速度を検出し、この
速度に同期させてヘッド移動機構4のモータ5を駆動す
るようにして、検出ヘッド10を被測定シートSの速度
に対応した所定の速度で走査するようになっている。こ
のため、検出ヘッド10は被測定シートSの速度に関係
なく回転軸1上の同一軌跡上を移動して測定することに
なる。
【0006】上記構成において、まず、被測定シートS
の無い状態において、前記回転軸1の軌跡上のギャップ
を測定し、各測定点におけるギャップ値を演算器23A
内のメモリに記憶しておき、次に、被測定シートSがあ
る場合のギヤップ値を測定し、各測定点でのギャップ値
と前記ギャップ値の差を演算器23で計算して被測定シ
ートSの厚みを算出し、表示器24で表示させる。これ
により、回転軸1の偏心およびたわみの影響を受けずに
厚みの測定が可能となる。なお、回転軸1には厚み計算
の基準にするための段差部(1mm)があらかじめ設け
られており、この段差部のカウント数の差を基準として
カウント数−厚み変換を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の厚
み測定装置は、被測定シートSの蛇行やシート幅の変化
を考えて、厚み測定装置のシート幅方向の測定範囲(走
査幅)はシート幅より長めとなっている。このため、厚
み測定装置の出力には、被測定シートSの掛かっていな
い部分での測定データも出力されてしまう。この被測定
シートSの掛かっていないロール表面の出力データは、
ロール表面に付着した微小なゴミの影響および測定器と
しての誤差のため必ずしも0とならずに微小な厚み値が
出力されるという問題点があった。また、このため、例
えばシート幅方向の平均厚みを演算する際に、この部分
の測定データも演算に加えられてしまい正しく平均厚み
が演算できないという問題点があった。本発明は、上記
のような問題点を解消するためになされたもので、被測
定シート部分のみの厚みを演算処理することのできる厚
み測定装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる厚み測定
装置は、厚み計の出力を厚みが一定値以下の場合に強制
的に定値データとして出力し、この定値データを受け取
った場合に、この定値データを加えずに演算を行うよう
に厚みデータ処理部を構成したものである。
【0009】
【作用】本発明においては、シートが掛かっていない部
分の測定値を強制的に定値データとすることにより、外
部に対しての測定情報を明確にするとともに、厚みデー
タ処理部は、定値データを無視することで、シート測定
部分のみのデータを演算処理することができ、正しい演
算結果を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。図1は本発明の一実施例における厚み計および厚み
データ処理部の構成を示すブロック図である。本発明と
図3に示した従来例とは演算器23の部分において相違
しており、他はほぼ同様の構成である。すなわち、演算
器23に設定部23Aと比較部23Bとを有する。ま
た、図2は、図1の動作を説明するための図である。以
下、図1,図2により動作を説明する。
【0011】図1および図2において、演算器23内の
設定部23Aにてあらかじめ被測定シートSの厚みT1
より十分に小さく、ロール表面付着の塵などの厚みT2
より十分に大きめの範囲で一定値Tを設定しておく。検
出ヘッド(厚み計)10は回転軸1の幅方向を走査しな
がら厚み測定を行うが、被測定シートSの掛かっていな
い部分は微小な塵等による一定値T以下の測定データ出
力が、被測定シートS部分では一定値T以上の測定デー
タ出力が厚みデータ処理部20に出力される。
【0012】演算器23では、入力データと設定した一
定値Tと比較部23Bで比較を行い、一定値T以上のデ
ータはそのまま、一定値T以下のデータは定値データ
(例えば0)として外部に出力し、さらに、0入力以外
の厚み出力のみを取り込んで平均等の演算処理を行い、
表示器24に表示する。なお、上記実施例では、検出ヘ
ッド10と厚みデータ処理部20とを別体として示した
が、これは一体としてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明にかかる厚
み測定装置は、厚み計の出力を厚みがあらかじめ設定し
た一定値以下の場合に強制的に定値データを出力し、こ
の定値データを受け取った場合に、この定値データを加
えずに演算を行うよう厚みデータ処理部を構成したの
で、シート測定部分のみのデータを演算処理することが
でき、正しい演算結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における厚み測定装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための補足図であ
る。
【図3】従来の厚み測定装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】従来の厚み測定装置を示す一部を切欠いた斜視
図である。
【図5】図4における要部の正面図および側面図であ
る。
【符号の説明】
1 回転軸 2 フレーム 3 モータ 10 検出ヘッド 11 遮光板 12 レーザ光発生器 12a レーザ光 13 反射ミラー 14 集光レンズ 15 集光レンズ 16 受光器 20 厚みデータ処理部 21 制御部 22 カウンタ 23 演算器 23A 設定部 23B 比較部 24 表示器 S 被測定シート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定シートを密着支持しながら走行さ
    せる回転軸と、この回転軸の面から所定の距離をあけて
    基準軸の軸中心と平行に設けた遮光板とを有し、前記被
    測定シートの表面と前記遮光板との間をレーザ光を反射
    ミラーを介して走査し、前記レーザ光の透過時間を測定
    することにより前記被測定シートの厚みを測定する厚み
    計と、この厚み計をシート幅方向に往復走査することに
    より前記厚み計から厚み情報を受取り、これを基に各種
    演算を行い前記被測定シートの流れ方向および幅方向厚
    み分布を求め、この演算結果を表示する厚みデータ処理
    部とを備えた厚み測定装置において、前記厚みデータ処
    理部を前記厚み計の出力を厚みが一定値以下の場合に強
    制的に定値データとして出力し、この定値データを受け
    取った場合に、この定値データを加えずに演算を行う構
    成としたことを特徴とする厚み測定装置。
JP34011592A 1992-12-21 1992-12-21 厚み測定装置 Pending JPH06185990A (ja)

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JP34011592A JPH06185990A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 厚み測定装置

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JP34011592A JPH06185990A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 厚み測定装置

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JPH06185990A true JPH06185990A (ja) 1994-07-08

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ID=18333868

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JP34011592A Pending JPH06185990A (ja) 1992-12-21 1992-12-21 厚み測定装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116857513A (zh) * 2023-08-29 2023-10-10 钛玛科(江苏)工业科技有限公司 一种x射线测厚仪可调节式定位扫描框架

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116857513A (zh) * 2023-08-29 2023-10-10 钛玛科(江苏)工业科技有限公司 一种x射线测厚仪可调节式定位扫描框架
CN116857513B (zh) * 2023-08-29 2023-11-14 钛玛科(江苏)工业科技有限公司 一种x射线测厚仪可调节式定位扫描框架

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