JPH0441836A - 不陸面用目地材 - Google Patents

不陸面用目地材

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JPH0441836A
JPH0441836A JP2149172A JP14917290A JPH0441836A JP H0441836 A JPH0441836 A JP H0441836A JP 2149172 A JP2149172 A JP 2149172A JP 14917290 A JP14917290 A JP 14917290A JP H0441836 A JPH0441836 A JP H0441836A
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河原 裕
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、不陸面用目地材に関する。更に詳しくは不陸
が1mあたり5mm以上ある面に水膨潤性ウレタンエラ
ストマー層が適用され、水質の影響を受けずに水密性ま
たは優れた目地充填効果を発揮する不陸面用目地材に関
する。
[従来の技術] 従来、少なくとも一方の面が不陸面である2面間の目地
材には非水膨潤性のゴム類およびスポンジ類が使用され
ている。
しかしながら、非水膨潤性ゴム類では不陸が大きい場合
、大きな締め付は力が必要となり、しかも完全な水密性
が期待できない。スポンジ類は不陸面追随性は良好だが
、水圧が加わると水密性が悪くなる。
また特開昭57−5773.  特開昭57−El 1
077、特開昭57−135180.  特開昭58−
18528.  特開昭61−34087各号公報など
で水膨潤性ゴムと非水膨潤性ゴムの複合は公知である。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの水膨潤性ゴムと非水膨潤性ゴムの複合
における、水膨潤性ゴムはいずれも通常のゴムに吸水性
樹脂を分散および/または一部架橋させたものであり、
不陸が大きい場合、水膨潤速度が遅く(水膨潤速度を早
くするには吸水性樹脂の量を増し、水膨潤倍率を大きく
する必要があり、こうした場合、長期耐圧性および吸水
性樹脂の溶出に問題を残す)、性能発揮までに長時間を
要し、しかも吸水性樹脂の水中溶出による環境汚染に問
題を残し、実用にならない。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、不陸面追随性が良く、高水圧下でも水密
性を保持し、しかも環境を汚染しない目地材を見出すべ
く鋭意検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は硬度20〜55Hs−JISAの水膨
潤性ウレタンエラストマーおよび硬度40〜80Hs−
JISAの非水膨潤性ウレタンエラストマーの少なくと
も21Iよりなる、水膨潤性ウレタンエラストマーが不
陸が1mあたり5mm以上の面に適用され、水質の影響
を受けずに水密性を発揮する、不陸面用目地材(本発明
の目地材ともいう)である。
本発明の目地材における水膨潤性ウレタンエラストマー
は硬度20〜55Hs−J I SA1 好ましくは2
5〜45Hs−JISAを有する。硬度20Hs−J 
ISA未満の水膨潤性ウレタンエラストマーでは不陸面
追随性は良好であるが、O01kgf/cm”程度以上
の水圧が加わった場合、漏水が生じ易くなる。硬度55
Hs−JISAを越えると不陸面追随性が感くなり水密
性が低下する。
水膨潤性ウレタンエラストマーの水膨潤倍率は通常1.
2〜 4倍であり、好ましくは1.5〜3.5倍である。
水膨潤倍率が1.2倍未満では不陸が大きくなると水密
性が悪(なり、水膨潤倍率が4倍を越えると高圧下の水
密性および耐久性が悪くなる。
水膨潤性ウレタンエラストマーとしては脂肪族および/
または脂環式ポリイソシアネートからなる有機ポリイソ
シアネート成分とオキシエチレン含量が20〜100重
ffi%のポリオキシアルキレンエーテル類および必要
により、オキシエチレン含量が20重量%未満のポリオ
キシアルキレンエーテル類と鎖伸長剤とからなる活性水
素成分とを反応させて得られるものがあげられる。
脂肪族および/または脂環式ポリイソシアネート類とし
ては、エチレンジイソシアネート、テトラメチレンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ドデ
カメチレンジイソシアネー)、2. 2. 4−)リメ
チルヘキサンジイソシアネート、リジンジイソシアネー
)、2.  e−ジイソシアネートメチルカプロエート
、ビス(2−イソシアネートエチル)フマレート、ビス
(2−インシアネートエチル)カーボネート、インホロ
ンジイソイアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシ
アネート、シクロヘキシレンジイソシアネート、メチル
シクロヘキシレンジイソシアネート、ビス(2−インシ
アネートエチル)4−シクロヘキセン−1,2−ジカル
ボキシレートおよび/またはそれらの変性物(カーポジ
イミド基、ウレトジオン基、ウレトジオン基、ウレア基
、ビューレット基および/またはインシアヌレート基台
を変性物)があげられる。
オキシエチレン含量が20〜100重量%のポリオキシ
アルキレンエーテル類としては低分子ポリオール(エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、ジエチレングリコール、ビスフェノールA
1  ビスフェノールS。
シクロヘキシレングリコール、などの2官能ポリオール
、グリセリン、 トリメチロールプロパン、ペンタエリ
スリトール、 ソルビトール、シュークローズなどの3
官能以上のポリオールなど)および/またはアミン類(
N−メチルジェタノールアミン、トリエタノールアミン
などのアミノアルコール;エチレンジアミン、ジエチレ
ントリアミンなどの脂肪族ポリアミン:イソホロンジア
ミンなどの脂環式ポリアミン; アミノエチルピペラジ
ンなどの複素環式ポリアミン)のエチレンオキシド(E
O)またはEOと他のアルキレンオキシド[炭素数3〜
4のアルキレンオキシド、たとえば、プロピレンオキシ
ド(PO)、ブチレンオキシトコの付加物が挙げられる
。これらのうち好ましいのはEOとPOとの付加物(ラ
ンダムおよび/またはブロック付加物)である。
必要により加えることができるオキシエチレン含量が2
0重量%未満のポリオキシアルキレンエーテル類として
はポリオキシエチレン含量が20〜100重量%のポリ
オキシアルキレンエーテル類に記載した低分子ポリオー
ルおよび/またはアミン類のアルキレンオキシド付加物
またはアルキレンオキシドの開環重合物であって、オキ
シエチレン基含量が20重量%未滴のものが挙げられる
必要により、加えることができる鎖伸長剤としては低分
子ポリオール(エチレングリコール、1゜4−ブタンジ
オール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
グリセリン、トリメチロールプロパンなど)、低分子ポ
リアミン(エチレンジアミン、ジエチレントリアミン、
ジエチルトリレンジアミンなど)が挙げられる。
水膨潤性ウレタンエラストマー層の製造は活性水素成分
と有機ポリイソシアート成分を直接反応させてもおこな
ってもいいが、予め活性水素成分の一部と有機ポリイソ
シアネート成分とを常法(70〜140℃)で反応させ
、末端NCO基含有1.5〜15%のNGO末端ウレタ
ンプレポリマーとし、かかるNGO末端ウレタンプレポ
リマーと活性水素成分の残りとを反応させて製造しても
よい。
水膨潤性ウレタンエラストマーの製造には場合により、
触媒(ジブチル錫ジラウレート、オクチル酸鉛、スタナ
スオクトエート、 トリエチルアミン、トリエチレンジ
アミンなど)、フィラー(タルク、ベントナイト、炭酸
カルシウム、 リトポン、シリカ、マイカなど)着色材
(チタン白、ベンガラ、カーボンブラック、クロムグリ
ーンなど)、紫外線吸収材、酸価防止剤、可塑材などを
加えて行うことができる。
本発明の目地材における非水膨潤性ウレタンエラストマ
ーとしては硬・度が40〜80Hs−JISA、  好
ましくは45〜75Hs−J I SAの非水膨潤性ウ
レタンエラストマーがあげられる。非水膨潤性ウレタン
エラストマーの硬度が40Hs−JISA未清の場合、
支持層としての強度が不足し、十分な効果が発揮できな
い。また80Hs−JISAを超えると曲面追随性が惑
くなり、施工時作業性が低下する。
非水膨潤性ウレタンエラストマーとしては通常のウレタ
ンエラストマー 例えばポリオキシアルキレンエーテル
類と有機ポリイソシアネート及び必要により、鎖伸長剤
を反応させて得られるものがあげられる。
有機ポリイソシアネートとしては従来からポリウレタン
製造に用いられるがものが使用できる。
このようなポリイソシアネートとしては、炭素数(NG
O基中の炭素を除く)6〜20の芳香族ポリイソシアネ
ート(たとえば2,4−および/または2.8−)リレ
ンジイソシアネート(TDI)、粗製TDI、2,4−
および/または4,4″−ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、ffl製MD I [am2ジアミ
ノフェニルメタン(ホルムアルデヒドと芳香族アミン(
アニリン)またはその混合物との縮合生成物ニジアミノ
ジフェニルメタンと少量(たとえば5〜20重量%)の
3管能以上のポリアミンとの混合物)のホスゲン化物:
ポリアリールポリイソシアネート(PAPI)などコ;
水膨潤性ウレタンエラストマーに用いるものと同様な脂
肪族および/または脂環式ポリイソシアネート類;炭素
数8〜15の芳香脂肪族ポリイソシアネート(キシリレ
ンジイソシアネートなど);およびこれらのポリイソシ
アネートの変性物(ウレタン基、カルボジイミド基、ア
ロファネート基、ウレア基、ビューレット基、ウレトジ
オン基、ウレトジオン基、イソシアヌレート基、オキサ
ゾリドン基含有変性物など);および特開昭61−78
437号公報記載の上記以外のポリイソシアネート;お
よびこれらの2種以上の混合物があげられる。これらの
うちでは、商業的に容易に入手できるポリイソシアネー
ト、たとえば2゜4−および2.8−TDl、  およ
びこれらの異性体の混合物、粗製TD114.4−−お
よび2゜4−−MDI、  およびこれらポリイソシア
ネート類より誘導されるウレタン基、カルボジイミド基
、アロファネート基、ウレア基、ビューレット基、イソ
シアヌレート基を合作する変性ポリイソシアネート類が
好ましい。
ポリオキシアルキレンエーテル類としては水膨潤性ウレ
タンエラストマーを得るときに必要により加えることが
できるオキシエチレン含量が20重量%未満のポリオキ
シアルキレンエーテルと同様なものがあげられる。
非膨潤性ウレタンエラストマーは水膨潤性ウレタンエラ
ストマーと同様な方法で製造できる。
さらに非水膨潤性ウレタンエラストマーの製造にはには
水膨潤性ウレタンエラストマーに用いることができる鎖
伸長剤、触媒、フィラー 紫外線吸収剤、酸化防止剤、
可塑剤など同様なものが加えて行うことができる。
本発明の目地材は水膨潤性ウレタンエラストマーと非水
膨潤性ウレタンエラストマーの2層からなるもの、また
は非水膨潤性ウレタンエラストマーを中間層とし、両側
を水膨潤性ウレタンエラストマーとした3層品が好まし
い。
本発明の目地材の製造は水膨潤性ウレタンエラストマー
と非水膨潤性ウレタンエラストマーの成型品同士を接着
剤(クロロプレン系、ウレタン系、エポキシ系接着剤な
ど)で接着してもよいし、型内に順次、原料を流し込み
順次、硬化させて多層品としてもよい。
本発明の目地材の断面形状は矩形またはそれに類するも
の(正方形または端が欠けたもの)が好ましい。またそ
の寸法は水膨潤性ウレタンエラストマーが通常5mm〜
100mm厚、20〜200mm巾、非水膨潤性エラス
トマーが通常10〜200mm厚、20〜200mm巾
である。
本発明の目地材における水膨潤性ウレタンエラストマー
表面は必要により、エンボスなど不陸面に加工してもよ
い。
本発明の目地材を一方が不陸面である目地間に適用する
場合水膨潤性ウレタンエラストマー面を不陸面側に適用
する。また必要により、本発明の目地材はH型鋼などで
両側面を拘束し適用することもできる。この場合、H型
鋼端部より、水膨潤性ウレタンエラストマーが5〜50
mmはみだし、非水膨潤性エラストマーがH型鋼に入り
きっている状態が好ましい。
本発明の目地材を両面とも不陸面である目地間に適用す
る場合は非水膨潤性ウレタンエラストマーを中間層とし
、水膨潤性ウレタンエラストマー層が両側にくる3層構
造のものとする。この場合の本発明の目地材のサイズは
両側の水膨潤性ウレタンエラストマーが通常5〜100
mm厚、20〜200mm巾、中間の非水膨潤性ウレタ
ンエラストマーが通常10〜200mm厚、20〜20
0mm巾である。
本発明の目地材を長さ方向に接合して使う場合は目地材
の接合面間に目地材と同程度の断面積を持つ厚み3〜1
0mm程度の水膨潤倍率が1.5〜6倍程度の水膨潤性
ウレタンエラス、トマーシートを挿入するのが望ましい
本発明の目地材の具体的適用例としてはコンクリート、
モルタルあるいは鋼製構築物に他の構造部材を取り付は
水密性が要求される接合箇所への適用があげられるが、
本発明はこれに限定されるものではない。
本発明の目地材において、水膨潤性ウレタンエラストマ
ーの代わりに水膨潤性ゴムたとえば水膨潤性を持たない
通常のゴム(スチレンブタヂエンゴム、クロロプレンゴ
ム、ブチルゴム、天然ゴムなど)に吸水性樹脂(CM 
C,澱粉−アクリル酸共重合体、ポバール、水膨潤性ウ
レタンなど)を混合したものは、水が吸水性樹脂に接す
るまでにゴム層を通過せねばならないため吸水、水膨潤
速度が遅く、不陸が大きく水膨潤性ゴム層を厚くしなけ
ればならない場合などは効果発揮までに時間がかかり過
ぎ実用にならない。またこのものは接水時、吸水性樹脂
が溶出する問題があり、長期使用および環境汚染に問題
を残す。
また、本発明の目地材の代わりに水膨潤性ウレタンエラ
ストマー単体を用いた場合、水膨潤方向が制限できない
ため不陸面追随効果が少なく、シかも高水圧下では変形
をきたし漏水を生じさせることがある。
[実施例コ 以下、実施例により本発明をさらに説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例1 下記プレポリマー■と硬化剤■(プレポリマーのNGO
/硬化剤のN Htモル比1.05で混合)そして下記
プレポリマー■と硬化剤■(プレポリマーのNCO/硬
化剤のOHモル比1.05で混合)を順次、型内に注入
・硬化させ、硬度64Hs−JISAの非水膨潤性ウレ
タンエラストマー(断面の形状: 50mm巾X90m
m高さ矩形)と硬度33Hs−JISA、  水膨潤率
2.4倍の水膨潤性ウレタンエラストマー(断面の形状
: 50mm巾X80mm高さ矩形)とからなる本発明
の目地材を得た。
(プレポリマー■) グリセリンにPO付加させて得た平均分子量400のポ
リエーテルトリオール497gと、プロピレングリコー
ルにPOを付加させて得た平均分子ff12000のポ
リエーテルグリコール373gとトリレンジイソシアネ
ートを130gを80”Cで8時間反応させてN00%
が3.2%のウレタンプレポリマー(以下ウレタンプレ
ポリマー■という)を得た。
(硬化剤■) テトラクロロジアニリノメタン333gをグリセリンに
POを付加させた後EOを付加させて得た平均分子f1
3000のポリエーテルトリオール(EO含Ifk20
 w を−%)Et87gに溶かし硬化剤とした。
(プレポリマー■) プロピレングリコールにPoとEOの混合物(PO/E
Oの重量比1/1)を付加させて得た平均分子ff14
000のポリエーテルグリコール151 gl  プロ
ピレングリコールにPoとEOの混合物(PO/EOの
重量比8/2)を付加させて得た平均分子量4000の
ポリエーテルグリコール591 g、  およびグリセ
リンにPOを付加させた後EOを付加させて(PO/E
Oの重量比は8/2)得た平均分子ff13000のポ
リエーテルポリオール90gとインホロンジイソシアネ
ート168gとを120°Cで8時間反応させてN00
%が4.4%ののウレタンプレポリマー(以下ウレタン
プレポリマー■という)を得た。
(硬化剤■) ビスフェノールAにPOを付加させて得た平均分子te
ooのポリエーテルグリコール610gと、ビスフェノ
ールAにPOを付加させて得た平均分子量2000のポ
リエーテルグリコール388gとオクタン酸鉛2gを混
合し硬化剤(以下硬化剤■という)を得た。
実施例2 実施例1に記載の硬度65Hs−JISAの非水膨潤性
ウレタンエラストマー(断面の形状: 30mm巾X5
0mm高さ矩形)と下記プレポリマー■とジエチルトリ
レンジアミン(プレポリマーのNGO/ジエチルトリレ
ンジアミンのN Heのモル比1で混合成型したもの)
とからの硬度48Hs−JISA、  水膨潤倍率3,
3倍の水膨潤性ウレタンニラストマー(断面の形状: 
 30mm巾X30mm冨さ矩形)をウレタン系ブライ
マー(GLプライマー:三部化成工業製)にて接着させ
本発明の目地材を得た。
(プレポリマー■) ビスフェノールAにPOとEOの混合物(PO/EOの
重量比: 6/4)を付加させた平均分子量5500の
ポリ−エーテルグリコール805gとジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート195gとを120℃で7時間
反応させてN00%が5%のウレタンプレポリマーを得
た。
実施例3 下記フレポリマー■と硬化剤■(プレポリマーのNCO
/硬化剤のOHモル比1.05で混合、成型したもの)
とからの硬度70Hs−J ISAの非水膨潤性ウレタ
ンエラストマー(断面の形状:50mm巾X90mm高
さ矩形)の接続面をウレタン系プライマー(GLプライ
マー:三洋化成工業型)にて処理した後、その接続面上
にビスフェノールAにEOとPOの混合物(EO/PO
重量比3/7)を付加させて得た平均分子量2000の
ポリエーテルグリコールとインホロンジイソシアネート
(インホロンジイソシアネートのNCO/ポリエーテル
グリコールのOHモル比1.05で混合)とを混合・成
型して44Hs−JISAl  水膨潤倍率2.8倍の
水膨潤性ウレタンエラストマー(断面の形状:  50
mm巾XEtOmm高さ矩形)とし、本発明の目地材を
得た。
(プレポリマー■) プロピレングリコールにPOを付加させて得た平均分子
量3000のポリエーテルグリフール403gとグリセ
リンにPOを付加させて得た平均分子量4000のポリ
エーテルトリオール403gとジフェニルルメタンジイ
ソシアネート194gとを80℃で5時間反応させてN
00%が4%のウレタンプレポリマーを得た。
(硬化剤■) メチレンビスジクロロアニリン383gをグリセリンに
Poを付加させて得た平均分子量3000のポリエーテ
ルグリフール667gに溶解させ硬化剤とした。
実施例4 実施例1に記載のプレポリマー■と硬化剤■とからの硬
度85Hs−J ISAの非水膨潤性ウレタンエラスト
マーを中間層(断面の形状= 50mm巾X90mm厚
)とし、両側に実施例1に記載のプレポリマー■と硬化
剤■とからの水膨潤性ウレタンエラストマー(断面の形
状ニ一方が50mm巾X10mm厚、逆側か50mm巾
X50mm厚)をクロロプレン系接着剤(速乾ボンドG
−17: コニシ製)で接着し、本発明の目地材を得た
比較例1 硬度60Hs−J I SAのクロロブレンゴム(断面
の形状:  50mm巾X150mm高さ矩形)。
比較例2 実施例1に記載のウレタンプレポリマー■と硬化剤■と
からの水膨潤性ウレタンプレポリマー(断面の形状: 
 50mm巾X150mm高さ矩形)試験例1 不陸が1m当り25mmあるf50cmX150cmの
コンクリートブロックと150cmX150cmの鉄板
の間に第5図に示した形状の目地材の供試体(外寸縦1
20 c m X横120cm)をはさみ、鉄板とコン
クリート不陸面の平均距離を目地材の高さと同じになる
ようにボルトナツトで固定し、試験体とした。その後試
験体ごと水中に浸漬し、10日ごとに水圧を加え止水圧
の経時変化を追跡した。
表−1 [発明の効果コ 本発明の水密性目地材を用いれば不陸の大きい面間での
目地充填において、大きな締め付は力を必要とぜずに高
圧下、完全な水密性が得られ、しかも水質汚染などの環
墳汚染を生じない。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の目地材の断面図であり、第
3図は本発明の目地材をH型鋼にはさんだ時の断面図で
あり、第4図は接合した本発明の目地材の斜視図であり
、第5図は本発明の目地材の試験例における供試体の斜
視図である。 1 水膨潤性ウレタンエラストマー 2 非水膨潤性ウレタンエラストマー 3 H型鋼 4 接合部用水膨潤性ウレタンエラストマーシー第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、硬度20〜55Hs−JISAの水膨潤性ウレタン
    エラストマーおよび硬度40〜80Hs−JISAの非
    水膨潤性ウレタンエラストマーの少なくとも2層からな
    る、水膨潤性ウレタンエラストマーが不陸が1mあたり
    5mm以上ある面に適用され、水質の影響を受けずに水
    密性を発揮する、不陸面用目地材。 2、水膨潤性ウレタンエラストマー層の厚みが5mm以
    上である請求項1記載の目地材。 3、水膨潤性ウレタンエラストマーが脂肪族および/ま
    たは脂環式ポリイソシアネートからの水膨潤性ウレタン
    エラストマーであり、その水膨潤倍率が1.2〜4倍で
    ある請求項1または2記載の目地材。
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