JPH0441736B2 - - Google Patents

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JPH0441736B2
JPH0441736B2 JP61305713A JP30571386A JPH0441736B2 JP H0441736 B2 JPH0441736 B2 JP H0441736B2 JP 61305713 A JP61305713 A JP 61305713A JP 30571386 A JP30571386 A JP 30571386A JP H0441736 B2 JPH0441736 B2 JP H0441736B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
joint
steel
joint cylinder
cylinder
screw hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61305713A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63161231A (ja
Inventor
Hiroshi Sakuma
Daisuke Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP30571386A priority Critical patent/JPS63161231A/ja
Publication of JPS63161231A publication Critical patent/JPS63161231A/ja
Publication of JPH0441736B2 publication Critical patent/JPH0441736B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、柱・梁接合装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
当出願人は、これまで、角形鋼管からなる柱の
梁接合部に柱と同一断面大の接合筒体を取付け、
この接合筒体に鉄骨梁を高力ボルトで剛に接合す
る方法を種々考案し、多数出願もしている(特開
昭60−113941、実開昭58−128206号公報参照)。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、従来の柱・梁接合方法では、い
ずれも、接合今部の強度を高めるため接合金物全
体を相当厚くしているため接合金物が相当重くな
つて運搬、取付け等の取扱いがきわめて面倒であ
つた。しかも、接合金物全体が厚い分だけ、材料
費が嵩み接合金物の製作コストが高いという欠点
もあつた。
この発明は、このような前記従来の問題点を解
決するために提案されたもので、柱と梁間を今ま
で以上に剛に接合することができることは言うま
でなく柱・梁間を接合する接合金物の軽量化、製
作コストの低減化並びに取扱いの容易化が図れる
柱・梁接合装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、接合筒体の側面部に接合ボルトを
螺合するためのねじ孔を設け、前記接合筒体の上
下両端の内側に水平スチフナーを前記ねじ孔と鉄
骨梁のフランジとの略中間に位置して設け、か
つ、前記鉄骨梁の端部に当該鉄骨梁の梁成と略一
致する長さのエンドプレートを設け、当該エンド
プレートの梁成域内より前記接合筒体のねじ孔に
接合ボルトを螺合することにより前記目的を達成
するものである。
〔実施例〕 以下、この発明を図示する一実施例によつて説
明すると、角形鋼管からなる鉄骨柱1の梁接合部
に鍛造若しくは鋳造によつて形成された接合筒体
2が取付けられ、この接合筒体2の側面部にH形
鋼からなる鉄骨梁3,3が複数本の高力ボルト
4,4によつて接合されている。
接合筒体2は、鉄骨柱1とほぼ同一断面径大に
形成され、その四側部2aには、複数個のねじ孔
5,5が形成されている。ねじ孔5,5の周辺部
は、接合筒体2の内方に膨出することにより他の
部分より厚肉に形成されている。
ねじ孔の周辺部を厚肉に形成する場合、単にね
じ孔5の周辺部のみを厚肉に形成してもよく、あ
るいは接合筒体2の内周を水平方向に連続するリ
ブ状に形成してもよい。
リブ状に形成すれば、ねじ孔5の位置を後で自
由に選択することができる。
なお、ねじ孔5は貫通させない場もある(第3
図、第4図参照)。
また、接合筒体2の上下両端の内側には水平ス
チフナー6,6が接合筒体2と一体に形成されて
いる。
上下水平スチフナー6,6は、接合筒体2のね
じ孔5と骨梁3の上下フランジ3a,3aとのほ
ぼ中間部に位置して形成されている。なお、上下
水平スチフナー6,6は、鉄骨梁3,3の上下フ
ランジ3a,3aに一致させて取付ける場合もあ
る。
また、上下水平スチフナー6,6の中央部を打
ち抜くことにより接合筒体2全体の軽量化を図る
ことができる。
このように形成された接合筒体2は鉄骨柱1の
上下柱間に溶接によつて取付けられている。ま
た、鉄骨梁3,3の端部にエンドプレート7が取
り付けられている。
エンドプレート7は鉄骨梁3の梁成と略一致す
る長さに形成され、かつ、当該エンドプレート7
の梁成域内、すなわち、鉄骨梁3の上下フランジ
3a,3a内に複数個のボルト孔7aが形成され
ている。
そして、接合筒体2の側面部に鉄骨梁3,3の
エンドプレート7,7が突き合わされ、このエン
ドプレート7のボルト孔8aよりねじ孔5に複数
本の高力ボルト4が螺合されている。
かかる構成により鉄骨梁3が接合筒体2に剛に
接合されている。
第5図は、この発明の他の実施例を示したもの
で、接合筒体2にねじ孔5を設ける代わりに接合
筒体2の内側にナツト8を溶接することによりね
じ孔加工の省略化を図つたものである。なお、水
平スチフナー6に代えて補強プレート9を溶接に
よつて取付けてもよい(第6図参照)。
〔発明の効果〕
この発明は、以上の構成からなるので以下の効
果を有する。
接合筒体の上下両端の内側に水平スチフナーが
接合筒体と一体に形成してあるので、柱・梁合部
の曲げモーメントによる圧縮力、引張力の両方に
有効に抵抗できるため、接合筒体の剛性を高める
目的で接合筒体を厚くする必要がない。
したがつて、接合筒体の軽量化、材料の節約に
よる製作コストの低減化並びに取扱いの容易化が
図れる。
言うまでもなく柱と梁間を剛に接合することが
できる。
また、上下水平スチフナーが梁のフランジと接
合筒体のねじ孔との略中間に位置して設けられて
いる。
また、梁端部のエンドプレートが梁成と略一致
する長さに形成され、かつ、接合ボルトは梁成内
に配置されているため、柱と梁との剛接合をより
確実により合理的に行うことができる。
すなわち、接合部に地震力等の水平荷重が作用
した場合に、梁の上下フランジには圧縮力又は引
つ張り力が作用するが、この圧縮力および引つ張
り力は繰り返し荷重として作用するため、接合部
においては、フランジから水平スチフナーへと圧
縮力が伝達され、接合ボルトから水平スチフナー
と引つ張り力が伝達され、雪平スチフナーには圧
縮力および引張り力の双方が伝達されることにな
る。
従つて、上下水平スチフナーが梁のフランジと
接合筒体のねじ孔との略中間に位置して設けられ
ていることにより、きわめて合理的で、かつ、経
済的設計が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は、この発明の一実施例を示し
たもので、第1図および第3図は柱・梁接合部の
横断面図、第2図、第4図、第5図および第6図
はその一部破断側面図である。 1……鉄骨柱、2……接合筒体、3……鉄骨
梁、4……高力ボルト、5……ねじ孔、6……ス
チフナー、7……エンドプレート、8……ナツ
ト、9……補強プレート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 鉄骨柱の梁接合部に接合筒体を取り付け、こ
    の接合筒体の側面部に鉄骨梁を複数本の接合ボル
    トによつて接合してなる柱・梁接合装置におい
    て、前記接合筒体の側面部に前記接合ボルトを螺
    合するためのねじ孔を設け、前記接合筒体の上下
    両端の内側に水平スチフナーを前記ねじ孔と前記
    鉄骨梁のフランジとの略中間に位置して設け、か
    つ、前記鉄骨梁の端部に当該鉄骨梁の梁成と略一
    致する長さのエンドプレートを設け、当該エンド
    プレートの梁成域内より前記接合筒体のねじ孔に
    接合ボルトを螺合してなることを特徴とする柱・
    梁接合装置。
JP30571386A 1986-12-22 1986-12-22 柱・梁接合装置 Granted JPS63161231A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30571386A JPS63161231A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 柱・梁接合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30571386A JPS63161231A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 柱・梁接合装置

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Publication Number Publication Date
JPS63161231A JPS63161231A (ja) 1988-07-04
JPH0441736B2 true JPH0441736B2 (ja) 1992-07-09

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ID=17948453

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JP30571386A Granted JPS63161231A (ja) 1986-12-22 1986-12-22 柱・梁接合装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4914661B2 (ja) * 2006-07-11 2012-04-11 中国電力株式会社 撒きだし装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615447U (ja) * 1984-06-15 1986-01-13 トヨタ自動車株式会社 圧力チャンバの圧力調整装置

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JPS615447U (ja) * 1984-06-15 1986-01-13 トヨタ自動車株式会社 圧力チャンバの圧力調整装置

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JPS63161231A (ja) 1988-07-04

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