JPH0441617Y2 - - Google Patents

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JPH0441617Y2
JPH0441617Y2 JP1982190120U JP19012082U JPH0441617Y2 JP H0441617 Y2 JPH0441617 Y2 JP H0441617Y2 JP 1982190120 U JP1982190120 U JP 1982190120U JP 19012082 U JP19012082 U JP 19012082U JP H0441617 Y2 JPH0441617 Y2 JP H0441617Y2
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output
motor
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output adjustment
transistor
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JP1982190120U
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Motor And Converter Starters (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はモーターの回動駆動によつて出力調
整用可変抵抗器の回動軸を駆動するようにした増
幅器等の出力調整装置に関する。
従来、例えば増幅器の出力調整は出力調整用可
変抵抗器の回動軸に取り付けたツマミを手動で回
動することにより行なつていたが、近年モータの
回動力を用い前記回動軸を駆動せしめるごとく構
成した出力調整装置は考えられている。このよう
な構成においては可変抵抗器の回動軸を双方向に
駆動せしめる必要からモータ端子への電圧の極性
を変えることにより回動方向を容易に変えられる
直流モータが採用されている。従つて、当該出力
調整装置を採用した増幅器の前面パネルには出力
を増大又は減少するため出力調整用操作スイツチ
として前記直流モータの正転及び逆転用の操作ス
イツチがそれぞれ設けられている。従つて、当該
出力を増大するための前記出力調整用操作スイツ
チを不用意に操作した場合、出力が不必要に増加
し、負荷のスピーカを破壊する問題が発生する。
又、両方の操作スイツチを同時に押すことによる
モーターの破壊等の問題もあつた。
そこでこの考案は、単一の出力調整用操作スイ
ツチの操作により前記出力調整を可能ならしめる
と共に、出力調整用操作スイツチの操作により可
変抵抗器の回動軸がまず出力を減じる方向に回動
されるように直流モータを駆動し、最小出力点に
なつた後、出力を増大する方向に回動されるよう
に構成した出力調整装置であり、以下実施例につ
いて更に詳細に説明する。
第1図はこの考案の実施例であり、1は電源ラ
イン、2はアースラインである。3aはベースを
抵抗4aと回動型可変抵抗器17の回動端に応答
して動作するスイツチ10aの並列回路を介して
電源ライン1に、抵抗5a,6a及び出力調整用
操作スイツチ7の直列回路を介してアースライン
2に接続したトランジスタであり、3bはベース
を抵抗4bと回動型可変抵抗器17の回動端に応
答して動作するスイツチ10bの並列回路を介し
て電源ライン1に、抵抗5b,6b及び出力調整
用操作スイツチ7を介してアースラインに接続し
たトランジスタである。そしてトランジスタ3a
及び3bのエミツタは電源ライン1に、トランジ
スタ3aのコレクタは抵抗8aと9aの直列回路
を介して、又トランジスタ3bのコレクタは抵抗
8bと9bの直列回路を介してそれぞれアースラ
イン2に接続されている。11aはベースを前記
直列接続した抵抗8a,9aの接続点に、エミツ
タをアースラインに2に、コレクタを直流モータ
12の一端子(図ではマイナス端子)にそれぞれ
接続したトランジスタで、11bはベースを前記
直列接続した抵抗8b,9bの接続点に、エミツ
タをアースラインに2に、コレクタを直流モータ
12の他端子(図ではプラス端子)にそれぞれ接
続したトランジスタである。13aはベースを抵
抗14aを介してトランジスタ11aのコレクタ
に、コレクタをトランジスタ11bのコレクタ
に、エミツタを電源ライン1にそれぞれ接続した
トランジスタであり、13bはベースを抵抗14
bを介してトランジスタ11bのコレクタに、コ
レクタをトランジスタ11aのコレクタに、エミ
ツタを電源ライン1にそれぞれ接続したトランジ
スタである。又15aはトランジスタ3aのコレ
クタと前記直列接続した抵抗5bと6bの接続点
に接続したダイオードであり、15bはトランジ
スタ3bのコレクタと前記直列接続した抵抗5a
と6aの接続点に接続したダイオードである。更
に、16は前記抵抗6bの両端に接続したコンデ
ンサ、17は前記直流モータ12の回転駆動軸に
結合された出力調整用回動型可変抵抗器である。
次に、上記構成の動作について説明する。
出力調整用操作スイツチ7をONにするとトラ
ンジスタ3a及び3bがONになろうとするが、
コンデンサ16によりトランジスタ3bが先に
ONになる。すなわち、出力調整用操作スイツチ
7のONによりトランジスタ3a及び3bのエミ
ツタ・ベース電流が流れ始めるが、前記コンデン
サ16は前記電流が流れ始める過渡的状態におい
て低インピーダンスとなるのでベースに接続され
たインピーダンスはトランジスタ3bの方が小さ
くなる結果、トランジスタ3bのエミツタ・ベー
ス電流のほうが当該トランジスタ3bをONする
電流値に早く達する。トランジスタ3bがONに
なるとダイオード15bがONとなり、ダイオー
ド15bの順方向電圧(約0.6V)は抵抗4aと
5aにより分圧されるので、抵抗4aの両端電圧
はトランジスタ3aのエミツタ・ベース順方向電
圧(約0.6V)より小さくなり、トランジスタ3
aはOFF状態に保持される。一方トランジスタ
3bがONになるとトランジスタ11b、トラン
ジスタ13bがそれぞれONになり直流モータ1
2の一端(図ではマイナス端)に電源ライン1よ
りプラス電圧が印加され直流モータ12は回動
(逆方向)を始める。この場合、出力調整用可変
抵抗器17の回動軸17aがその出力が減じる方
向に駆動される(図中時計方向)。すなわち出力
調整用操作スイツチ7をONにすると出力が減少
していく。そして、出力調整用可変抵抗器17の
回動軸17が回動端(出力最小点)に達すると、
それに応答してスイツチ10bがONとなる。す
るとトランジスタ3b,11b,13bがそれぞ
れOFFになると共に、ダイオード15bがOFF
となりトランジスタ3aをOFFに維持していた
作用が解除されるのでトランジスタ3aがONと
なり、次いで、トランジスタ11a、トランジス
タ13aはそれぞれONとなる。従つて、直流モ
ータ12の他端(図ではプラス端)に電源ライン
1よりプラス電圧が印加し、直流モータ12は正
方向に回動を開始する。一方ダイオード15aが
ONとなり、前記ダイオード15bと同様の作用
によりトランジスタ3bをOFF状態に維持する。
そして、直流モータ12の正方向の回動により出
力調整用可変抵抗器17の回動軸17aは出力を
増大する方向に回動(図中反時計方向)し、出力
が増大していく。そして所望の出力に達したと
き、出力調整用操作スイツチ7をOFFにすると、
トランジスタ3aがOFFとなり、次いでトラン
ジスタ11a,13aがそれぞれOFFとなつて
直流モータ12の回動が停止しその出力を保持す
る。
尚、スイツチ10aは出力調整用可変抵抗器1
7の回動軸17aの他方の回動端(出力最大点)
に達すると応答するもので、当該回動端に達した
場合に直流モータ12を正方向回動に変える作用
を行なうものである。
第2図は他の実施例であり、同一図面符号は第
1図と同一部品を示し、出力調整用可変抵抗器1
7と直流モータ12との結合は同一であるので省
略してある。
この実施例は、出力増加用操作スイツチ18a
と出力減少用操作スイツチ18bがそれぞれ独立
して付加されており、又ダイオード15a,15
bにゲルマニウムダイオードを採用したものであ
る。ダイオード15a,15bの作用は第1図の
ものと同一であるが、ゲルマニウムダイオードの
順方向電圧(約0.3V)はシリコントランジスタ
であるトランジスタ3a,3bのエミツタ・ベー
ス3順方向電圧(約0.6V)より小さいため、第
1図のように抵抗4a,5a又は4b,5bによ
る分圧が必要でなく、直接トランジスタ3a及び
3bのベースに接続できる。
出力減少用操作スイツチ18bをONにすると
トランジスタ3b,11b,13bがそれぞれ
ONとなり直流モータ12が逆方向に駆動され、
出力が減少していく。そして出力調整用可変抵抗
器17の回動端(出力最小点)に達するとスイツ
チ10bがONとなつて、直流モータ12の回動
が停止する。一方、出力増加用操作スイツチ18
aをONにするとトランジスタ3a,11a,1
3aがそれぞれONとなり直流モータ12が正方
向に駆動され、出力が増加していく。そして出力
調整用可変抵抗器17の回動端(出力最大点)に
達するとスイツチ10aがONとなつて、直流モ
ータ12の回動が停止する。
ダイオード19a,19bはそれぞれその単一
方向導通性を利用して、出力増加用操作スイツチ
18a,出力減少用操作スイツチ18bの相互の
影響を防止するものである。すなわち、第2図の
ごとく出力調整用操作スイツチ7に1回路切換用
スイツチを使用する場合ダイオード19a,19
bがないと、出力増加用操作スイツチ18a又は
出力減少用操作スイツチ18bの一方をONにす
ると他方の操作スイツチが前記一方の操作スイツ
チを介してONの状態になるのに対し、ダイオー
ド19a,19bにより例えば、18bをONに
した場合ダイオード19aのOFFにより等価的
に両操作スイツチを電気的に切り離すように構成
してある。出力調整用操作スイツチ7がONの場
合両ダイオード19a,19bともにONとなり
第1図について説明した動作を呈する。第3図は
他の実施例であつて、第2図に示した実施例にお
いて出力調整用操作スイツチ7に2回路同時動作
のスイツチ20を用いることにより、前記ダイオ
ードの使用を省略することができる。
以上の実施例において、操作面から考えると出
力調整用操作スイツチ7又は20は一度押圧した
場合ONとなり、押圧力を取り除いた後もこの状
態を保持し、次に押した場合OFFとなるセルフ
ロツク型プツシユスイツチが望ましく、出力増加
用操作スイツチ18a及び出力減少用操作スイツ
チ18bは押圧力がかかつている場合にのみON
となるノンロツク型プツシユスイツチが望まし
い。
以上に説明したごとく、この考案は出力調整用
の回動型可変抵抗器17と、当該回動型可変抵抗
器17を回動駆動するための直流モータ12と、
当該直流モータ12を前記可回動型可変抵抗器1
7の出力が減じる方向に駆動する第1の駆動モー
ド(逆回動モード)と、出力が増大する方向に駆
動する第2の駆動モード(正回動モード)と、回
動を停止する第3の駆動モード(停止モード)と
を有するモータ駆動手段Aと、出力調整用操作ス
イツチ7と、前記出力調整用操作スイツチ7の第
1操作モード(ONモード)に応答して前記モー
タ駆動手段Aを第1の駆動モードに設定する制御
手段Bと、前記第1駆動モードにおいて回動型可
変抵抗器17の回動端を検出する検出手段10b
と、当該検出手段10bに応答して前記モーター
駆動手段Aを第2の駆動モードに設定する前記制
御手段Bと、前記出力調整用操作スイツチ7の第
2操作モード(OFFモード)に応答して前記モ
ーター駆動手段Aを前記第3の駆動モードに設定
する手段を具備する出力調整装置であつて、出力
調整用操作スイツチ7の操作により先ず出力を減
少する方向に動作し、出力最小点に達した後出力
を増大する方向の動作が行われるので、従来のよ
うに不用意な出力の上げ過ぎによる負荷の破損を
防止することができる。又操作スイツチが一つで
あるので操作が簡便である等の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例回路図、第2図及び第
3図はこの考案の他の実施例の回路図である。 17……出力調整用の回動型可変抵抗器、12
……直流モータ、A……モータ駆動手段、7……
出力調整用操作スイツチ、B……駆動手段、10
b……回動端を検出する検出手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力調整用の回動型可変抵抗器と、当該回動型
    可変抵抗器を回動駆動するための直流モータと、
    当該直流モータを前記回動型可変抵抗器の出力が
    減じる方向に駆動する第1の駆動モードと出力が
    増大する方向に駆動する第2の駆動モードと回動
    を停止する第3の駆動モードとを有するモータ駆
    動手段と、出力調整用操作スイツチと、前記出力
    調整用操作スイツチのONに応答して前記モータ
    駆動手段を第1の駆動モードに設定する制御手段
    と、前記第1駆動モードにおいて回動型可変抵抗
    器の回動端を検出する検出手段と、当該検出手段
    に応答して前記モータ駆動手段を第2の駆動モー
    ドに設定する前記制御手段と、前記出力調整用操
    作スイツチのOFFに応答して前記モータ駆動手
    段を前記第3の駆動モードに設定する前記制御手
    段を具備することを特徴とする出力調整装置。
JP19012082U 1982-12-15 1982-12-15 出力調整装置 Granted JPS5994418U (ja)

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JP19012082U JPS5994418U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 出力調整装置

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JP19012082U JPS5994418U (ja) 1982-12-15 1982-12-15 出力調整装置

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Publication Number Publication Date
JPS5994418U JPS5994418U (ja) 1984-06-27
JPH0441617Y2 true JPH0441617Y2 (ja) 1992-09-30

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5750113A (en) * 1980-09-09 1982-03-24 Miyashita Kogyo Kk Volume switch

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56145116U (ja) * 1980-03-31 1981-11-02

Patent Citations (1)

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JPS5750113A (en) * 1980-09-09 1982-03-24 Miyashita Kogyo Kk Volume switch

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