JPH0441474Y2 - - Google Patents

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JPH0441474Y2
JPH0441474Y2 JP1985084281U JP8428185U JPH0441474Y2 JP H0441474 Y2 JPH0441474 Y2 JP H0441474Y2 JP 1985084281 U JP1985084281 U JP 1985084281U JP 8428185 U JP8428185 U JP 8428185U JP H0441474 Y2 JPH0441474 Y2 JP H0441474Y2
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tape
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moves
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【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、VTR(ビデオテープレコーダ)にお
いて、ビデオテープのローデイングとアンローデ
イングを行うためのテープガイド装置に関する。
「従来技術」 従来のVTRのテープガイド装置の一例を第4
図a,bに示す。
このテープガイド装置31において、第1のテ
ープガイド32は、ローデイングポストに係るも
のであり、ポールベース33の上にガイドローラ
34および傾斜ポール35が設けられており、基
台上に設けられた案内溝36に沿つて、DCモー
タ(図示省略)により、ローデイング位置とアン
ローデイング位置の間を移動される。第4図に示
す位置はローデイング位置であり、これに対して
アンローデイング位置では案内溝36の下端に移
動する。
第2のテープガイド42は、バツクテンシヨン
ポストに係るものであり、シヤフト46を中心に
回転しうるテンシヨンアーム44と、そのテンシ
ヨンアーム44に立設されたテンシヨンポール4
3とからなつている。
テンシヨンアーム44は、シフターアーム37
の先端を上下に貫通して設けられたシフターピン
38にスプリング47のバネ力で押しつけられて
いる。
シフターピン38の下部は、カム48のカム溝
49に嵌合しているので、カム48が回転される
と、そのカム溝49に沿つて移動する。そこで、
そのシフターピン38の上部に当接されているテ
ンシヨンアーム44も移動する。
前記ガイドローラ34および傾斜ポール35
は、ローデイング時にカセツトハーフからビデオ
テープを引き出すもので、前記テンシヨンポール
43は引き出されたビデオテープにバツクテンシ
ヨンを与えるものである。
そこで、これらの動作が円滑に行われるために
は、第1のテープガイド32と第2のテープガイ
ド42の移動が一定の関係で連動する必要があ
り、同期連動機構が設けられる。
なお、40はサプライローラである。
「従来技術の問題点」 上記テープガイド装置31においては、特殊な
構造のカム溝49を有するカム48を必要とし、
又、第1のテープガイド32と第2のテープガイ
ド42とを連動させる同期連動機構が複雑になる
という問題点がある。
「考案の目的」 本考案の目的とするところは、より簡易な構成
のVTRのテープガイド装置を提供することにあ
る。
「考案の構成」 本考案のVTRのテープガイド装置は、ビデオ
テープのローデイングおよびアンローデイングを
行うためにローデイング位置とアンローデイング
位置の間を移動する第1のテープガイド、その第
1のテープガイドの移動経路外の支点を中心に回
転可能で且つバネ力により第1のテープガイドの
移動経路内に位置するよう付勢され、第1のテー
プガイドがアンローデイング位置へ移動する際に
この第1のテープガイドにより押されてバネ力に
抗した状態のままアンローデイング位置の方向へ
回動されて保持される回転部材、および、前記第
1のテープガイドが移動してその移動経路内にあ
る前記回転部材上の部位にこれを力点として当接
し該回転部材を回転させたときその回転により上
記支点に対する上記力点と同一側の該回転部材上
の部位にこれを作用点として当接し移動される第
2のテープガイドを具備し、これにより第2のテ
ープガイドの移動を第1のテープガイドの移動に
連動させたことを構成上の特徴とするものであ
る。
「作用」 回転部材が第1のテープガイドの移動経路内に
あるから、例えば、DCモータにより第1のテー
プガイドがこの移動経路を移動してくると、回転
部材に当接する。回転部材が回転可能であるか
ら、第1のテープガイドの移動により押されると
回転する。この回転は第2のテープガイドに伝え
られ、第2のテープガイドも移動する。そこで第
2のテープガイドの移動は、第1のテープガイド
の移動に全面的に依存しており、ここに両テープ
ガイドには簡単な構成で確実に連動することとな
る。
「実施例」 以下、図に示す実施例に基づいて本考案を更に
詳しく説明する。ここに第1図aは本考案の一実
施例のテープガイド装置の模式的側面図、第1図
bは第1図aに示すテープガイド装置の模式的平
面図、第2図は第1図に示すテープガイド装置を
含むVTRの模式的平面図、第3図a,b,c,
dは第1図に示すテープガイド装置の作動の過程
を示す説明図である。なお、この実施例により本
考案が限定されるものではない。
第1図に示すテープガイド装置1は、第1のテ
ープガイド2と、回転レバー7と、第2のテープ
ガイド12とを基本として構成されている。
第1のテープガイド2は、ポールベース3上に
ガイドローラ4および傾斜ポール5を有するもの
で、DCモータ(図示省略)により基台に設けら
れた案内溝6に沿つて移動する。これは前記従来
の第1のテープガイド32と同様の構成である。
回転レバー7は、基台に設けられたシヤフト8
にてその一端部側を支持されてこれを中心に回転
しうるもので、ねじりコイルばね9によつて付勢
され、その他端部側が第1のテープガイド2の移
動経路である案内溝6上に伸びており、サプライ
ローラ10の軸11をストツパーとしてそれに当
接している。
第2のテープガイド12において、テンシヨン
ポール13を一端に有するテンシヨンアーム14
は、シヤフト16を支点として回転可能であり、
スプリング17により付勢されている。尤も、こ
のテンシヨンアーム14の回転範囲は溝18の範
囲に規制されている。
テンシヨンアーム14の一部には、前記回転レ
バー7と当接しうる突起15が設けられている。
この突起15と対応する上記回転レバー7上の
部位が第2のテープガイド12に対する作用点に
相当する。
第2図は、第1図に示すテープガイド装置1が
VTR50に組み込まれている態様を示す平面図
である。この図において、第1のテープガイド2
および第2のテープガイド12は、アンローデイ
ング位置にある。
このアンローデイング位置では、第1のテープ
ガイド2は、DCモータにより、図において案内
溝6の下端に移動されており、その第1のテープ
ガイド2のポールベース3に押されて、回転レバ
ー7が回転されると共に、テンシヨンアーム14
がスプリング17のバネ力に抗して図において時
計方向に回転されている。
このとき、第1のテープガイド2のガイドロー
ラ4と傾斜ポール5および第2のテープガイド1
2のテンシヨンポール13は、近接位置に並んで
いる。
カセツトハーフが装着されると、そのカセツト
ハーフ内に、ガイドローラ4、傾斜ポール5およ
びテンシヨンポール13が挿入される。
再生あるいは録画の操作が行われると、DCモ
ータが回転されて第1のテープガイド2が図の上
方へ移動してカセツトハーフ内からビデオテープ
を引き出し、それと連動して第2のテープガイド
12がスプリング17のバネ力によつて図におい
て反時計方向に回転し、引き出されたビデオテー
プにバツクテンシヨンを与える。回転レバー7
は、ねじりコイルばね9によつて、案内溝6上に
位置するように回転される。
かくして、第1図に示すごときローデイング位
置となり、ビデオテープが回転ヘツド51に巻き
つけられる。
次に、第3図を参照して、このテープガイド装
置1の作動を更に説明する。
まず、第3図aの状態は、ローデイング位置の
状態で、第1のテープガイド2はビデオテープを
最も引き出した位置で停止しており、第2のテー
プガイド12はビデオテープに最もテンシヨンを
かけた位置で停止している。このとき回転レバー
7はねじりコイルばね9によつてサプライローラ
の軸11に当接し、案内溝6を横切るように位置
している。
再生あるいは録画から停止の操作を行うと、第
3図bに示すように、DCモータが第1のテープ
ガイド2を案内溝6に沿つて移動させる。この移
動によりビデオテープが緩められるが、その分は
カセツトハーフ内に巻き取られる。第1のテープ
ガイド2が或るところまで移動すると、案内溝6
を横断するように位置していた回転レバー7に当
接する。この当接部位は、回転レバー7に対する
力点に相当し、該力点と前記作用点とは回転レバ
ー7の回転中心に対して同一側に位置する。そし
て、ねじりコイルばね9のバネ力に抗してこの回
転レバー7を押し戻すように回転させる。回転レ
バー7が或るところまで回転されると、回転レバ
ー7の上記作用点に相当する部位がテンシヨンア
ーム14の突起15に当接し、テンシヨンアーム
14を、スプリング17のバネ力に抗して回転さ
せる。
第3図cは、更に第1のテープガイド2が進ん
だ状態を示しており、この状態では、ビデオテー
プがほぼカセツトハーフ内に巻き取られ、テンシ
ヨンポール13はもはやビデオテープにかかつて
いない。
第3図dは、テープガイド2,12が完全にア
ンローデイング位置に到達した状態であり、カセ
ツトハーフ内にビデオテープは完全に収まり、ガ
イドローラ4、傾斜ポール5およびテンシヨンポ
ール13がカセツトハーフ内に挿入されただけの
状態になつている。この時、上記回転レバー7は
第1のテープガイド2により押されてコイルばね
9のバネ力に抗した状態のままその位置で保持さ
れている。
アンローデイング位置からローデイング位置へ
の移動は先に説明したとおりである。
上記説明から理解されるように、このテープガ
イド装置1によれば、ビデオテープをカセツトハ
ーフから引き出す第1のテープガイド2の動き
と、その引き出されたビデオテープにバツクテン
シヨンをかける第2のテープガイド12の動き
が、回転レバー7という簡単な構成によつて好適
に連動されているのである。
「考案の効果」 本考案によれば、ビデオテープのローデイング
およびアンローデイングを行うためにローデイン
グ位置とアンローデイング位置の間を移動する第
1のテープガイド、その第1のテープガイドの移
動経路外の支点を中心に回転可能で且つバネ力に
より第1のテープガイドの移動経路内に位置する
よう付勢され、第1のテープガイドがアンローデ
イング位置へ移動する際にこの第1のテープガイ
ドにより押されてバネ力に抗した状態のままアン
ローデイング位置の方向へ回動されて保持される
回転部材、および、前記第1のテープガイドが移
動してその移動経路内にある前記回転部材上の部
位にこれを力点として当接し該回転部材を回転さ
せたときその回転により上記支点に対する上記力
点と同一側の該回転部材上の部位にこれを作用点
として当接し移動される第2のテープガイドを具
備し、これにより第2のテープガイドの移動を第
1のテープガイドの移動に連動させたことを特徴
とするVTRのテープガイド装置が提供され、こ
れにより回転部材が第1のテープガイドと第2の
テープガイドの動きが好適に連動させるから、複
雑な同期連動手段が不要で、構成を簡単化できる
こととなる。このため、部品点数の消滅、コスト
ダウン、設計の自由度の拡大等の種々な効果を奏
する。
更に上記のような同期連動機構を構成するに際
し、第1のテープガイドの回転部材に対する力点
と該回転部材の第2のテープガイドに対する作用
点とが共に回転部材の回転中心に対して同一側に
位置することから、上記回転部材の回転中心側か
ら自由端側までの大きさを必要最小限の寸法とす
ることができ、機構全体をコンパクト化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例のテープガイド装
置の模式的側面図、第1図bは同平面図、第2図
は第1図に示すテープガイド装置を含むVTRの
模式的平面図、第3図a,b,c,dは第1図に
示すテープガイド装置の作動の過程を示す説明
図、第4図a,bはそれぞれ従来のテープガイド
装置の第1図a,b相当図である。 符号の説明、1……VTRのテープガイド装置、
2……第1のテープガイド、4……ガイドロー
ラ、5……傾斜ポール、6……案内溝、7……回
転レバー、8……シヤフト、9……ねじりコイル
ばね、12……第2のテープガイド、13……テ
ンシヨンポール、14……テンシヨンアーム、1
5……突起、17……スプリング、50……
VTR、51……回転ヘツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ビデオテープのローデイングおよびアンロー
    デイングを行うためにローデイング位置とアン
    ローデイング位置の間を移動する第1のテープ
    ガイド、その第1のテープガイドの移動経路外
    の支点を中心に回転可能で且つバネ力により第
    1のテープガイドの移動経路内に位置するよう
    に付勢され、第1のテープガイドがアンローデ
    イング位置へ移動する際にこの第1のテープガ
    イドにより押されてバネ力に抗した状態のまま
    アンローデイング位置の方向へ回動されて保持
    される回転部材、および、前記第1のテープガ
    イドが移動してその移動経路内にある前記回転
    部材上の部位にこれを力点として当接し該回転
    部材を回転させたときその回転により上記支点
    に対する上記力点と同一側の該回転部材上の部
    位にこれを作用点として当接し移動される第2
    のテープガイドを具備し、これにより第2のテ
    ープガイドの移動を第1のテープガイドの移動
    に連動させたことを特徴とするVTRのテープ
    ガイド装置。 2 第1のテープガイドがローデイングポストに
    係るものであり、第2のテープガイドがバツク
    テンシヨンポストに係るものである実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のVTRのテープガイ
    ド装置。
JP1985084281U 1985-06-04 1985-06-04 Expired JPH0441474Y2 (ja)

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JPS61199743U JPS61199743U (ja) 1986-12-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS609031B2 (ja) * 1973-11-27 1985-03-07 チバ・ガイギー アクチエンゲゼルシヤフト 2−(2′−ヒドロキシフエニル)−ベンゾトリアゾ−ル類の製造方法

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JPS61199743U (ja) 1986-12-13

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