JPH0441445Y2 - - Google Patents

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JPH0441445Y2
JPH0441445Y2 JP10574885U JP10574885U JPH0441445Y2 JP H0441445 Y2 JPH0441445 Y2 JP H0441445Y2 JP 10574885 U JP10574885 U JP 10574885U JP 10574885 U JP10574885 U JP 10574885U JP H0441445 Y2 JPH0441445 Y2 JP H0441445Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、回転ヘツドドラム上に相互に180°角
間隔離したアジマス角の異なる2個の磁気ヘツド
を2組配置した4ヘツドシステムのビデオテープ
レコーダに関する。
〔考案の概要〕
本考案は、回転ヘツドドラム上に相互に180°角
間隔離したアジマス角の異なる2個の磁気ヘツド
を2組配置し、この2組の一方又は他方の組に記
録回路系の出力側からの記録信号を選択的に切替
供給する切替回路とを有するビデオテープレコー
ダに於いて、再生時に記録回路系の出力側を切替
回路により不使用側の組の磁気ヘツドに接続する
様にしたことにより、再生時の再生信号に記録回
路系の浮遊容量の影響をなくし、再生信号の周波
数特性ひいては再生画像の画質を簡単な構成で改
善する様にしたものである。
〔従来の技術〕
従来、複数のテープ速度で記録・再生を行なう
ビデオテープレコーダの回転磁気ヘツドとして、
相互にアジマス角が違う2個の磁気ヘツドを近接
して配置したダブルアジマスヘツドを、回転ヘツ
ドドラム上に180°角間隔離して2組設けた4ヘツ
ドシステムのものがある。第2図は、このような
回転磁気ヘツドを示した図で、磁気ヘツドが取付
けられる回転ヘツドドラム1には、一方に第1及
び第2の磁気ヘツド2及び3が近接し、180°離れ
た他方に第3及び第4の磁気ヘツド4及び5が近
接すると供に、第1の磁気ヘツド2と第3の磁気
ヘツド4及び第2の磁気ヘツド3と第4の磁気ヘ
ツド5とが回転中心Oを中心にして対称の位置に
なつている。そして、夫々の磁気ヘツド2,3,
4及び5のアジマス角は、近接し合つた第1,第
2の磁気ヘツド2と3及び第3,第4の磁気ヘツ
ド4と5とが違うアジマス角で、回転中心Oを中
心に対称の位置にある第1,第3の磁気ヘツド2
と4及び第2,第4の磁気ヘツド3と5同士もア
ジマス角が違つている。即ち、一方をアジマス角
A、他方をアジマス角Bとすると、第1及び第4
の磁気ヘツド2及び5がアジマス角Aで、第2及
び第3の磁気ヘツド3及び4がアジマス角Bであ
る。ここで、例えば2種類のテープ速度で記録・
再生を行なうビデオテープレコーダの場合、第1
及び第3の磁気ヘツド2及び4を第1のテープ速
度(以下標準モードとする)に対応したギヤツプ
幅とし、第2及び第4の磁気ヘツド3及び5を第
1のテープ速度よりも遅い第2のテープ速度(以
下長時間モードとする)に対応したギヤツプ幅と
してある。このようにすることにより、標準モー
ドで記録・再生を行なう際には、第1と第3の磁
気ヘツド2,4を使用し、長時間モードで記録・
再生を行なう際には、第2と第4の磁気ヘツド
3,5を使用して、テープ速度ごとに専用の磁気
ヘツドとして双方のテープ速度で良好な記録・再
生を行なえるようにしている。
このような4ヘツドシステムのビデオテープレ
コーダの記録時のビデオ信号の各磁気ヘツドへの
供給及び再生時の各磁気ヘツドからのビデオ信号
の供給を行なう回路構成の一例を、第3図に示
す。この第3図例は、集積回路6内に第1,第
2,第3及び第4の再生信号増幅回路7,8,9
及び10、と第1及び第2の記録信号増幅回路1
1及び12とを備える。そして、各磁気ヘツド
2,3,4,5の一端を電池25を介して接地し
てあると供に、この他端を上述の集積回路6の各
増幅回路に接続してある。即ち、第1,第2,第
3及び第4の磁気ヘツド2,3,4及び5が夫々
第1,第2,第3及び第4の再生信号増幅回路
7,8,9及び10の入力側に接続してある。ま
た、第1及び第3の再生信号増幅回路7及び9の
出力側が、信号処理回路17に接続してあると供
に、第2の再生信号増幅回路8の出力側及び第4
の再生信号増幅回路10の出力側が夫々集積回路
6内の第1のスイツチ14の一方の固定接点14
a及び第2のスイツチ15の一方の固定接点15
aに接続してある。この第1及び第2のスイツチ
14及び15は、半導体回路等より構成される所
謂電子スイツチで、切替回路13への切替信号入
力端子13aからの再生,記録により切替わる切
替信号の入力で可動接点14c及び15cが切替
わるもので、双方の可動接点14c及び15cが
信号処理回路17に接続してある。さらに、第1
のスイツチ14の他方の固定接点14bが第1の
記録信号増幅回路の入力側に、第2のスイツチ1
5の他方の固定接点15bが第2の記録信号増幅
回路の入力側に、夫々接続してある。第1及び第
2の記録信号増幅回路11及び12の出力側が、
リレー18の第1及び第2の切替回路20及び2
1の可動接点20c及び21cに接続してある。
この第1の切替回路20の常閉接点20aが第2
の磁気ヘツド3に接続してあり、常開接点20b
が第1の磁気ヘツド2に接続してあり、第2の切
替回路21の常閉接点21aが第4の磁気ヘツド
5に接続してあり、常開接点21bが第3の磁気
ヘツド4に接続してある。そして、一定の電位+
Bが供給される定電位入力端子19aがリレー1
8のコイル回路19の一方に接続してあり、コイ
ル回路19の他方がNPN形のトランジスタ22
のコレクタに接続してある。トランジスタ22
は、ベースが抵抗器22を介してモード信号入力
端子24に接続してあり、エミツタが接地してあ
り、モード信号入力端子24には例えばシステム
コントローラ(図示せず)から標準モードの記
録・再生を行なう際に一定の電位の信号が得られ
る。そして、信号処理回路17は、制御系回路
(図示せず)からどの磁気ヘツドを記録及び再生
時に使用するかを指示する制御信号が供給され、
再生時にはこの制御信号により例えば第1と第3
の磁気ヘツド2,4よりなる一方の組と第2と第
4の磁気ヘツド3,5よりなる他方の組とのいず
れからの再生信号を記録・再生信号入出力端子1
7aに供給するかを指示し、指示された方の組の
磁気ヘツドからの再生信号を例えば1フイールド
ごとに交互に切替えて記録・再生信号入出力端子
17aに供給する。また記録時には、映像信号系
回路(図示せず)から記録・再生信号入出力端子
17aに得られる記録信号を信号処理回路17に
供給する。
以上のようにしてあることにより、記録時に
は、制御系回路からの制御信号により信号処理回
路17内で記録・再生信号入出力端子17aに得
られる記録信号を第1及び第2のスイツチ14,
15の可動接点14c,15cに交互に供給する
ように接続させる。そして、切替信号入力端子1
3aに記録状態を示す切替信号が供給され、シス
テムコントローラ等からの記録状態を示す切替信
号で、切替回路13により第1及び第2のスイツ
チ14及び15の可動接点14c及び15cを、
夫々他方の固定接点14b及び15b側に接続さ
せ、可動接点14c,15cに得られる記録信号
が、夫々第1及び第2の記録信号増幅回路11,
12に供給される。夫々の記録信号増幅回路1
1,12で増幅された記録信号は、リレー18の
第1及び第2の切替回路20,21の可動接点2
0c,21cに供給される。
ここで、記録モードが長時間モードの場合に
は、リレー18のコイル回路19による励磁はな
く、第1及び第2の切替回路20及び21の可動
接点20c及び21cが常閉接点20a及び21
a側に接続された状態であり、第1の記録信号増
幅回路11からの記録信号は第2の磁気ヘツド3
に、第2の記録信号増幅回路12からの記録信号
は第4の磁気ヘツド5に夫々供給される。そし
て、この第2と第4の磁気ヘツド3,5により長
時間モードでのビデオテープへの記録信号の記録
を行なう。
また、記録モードが標準モードの場合には、モ
ード信号入力端子24に標準モードを示す信号が
システムコントローラから供給され、この信号に
よりトランジスタ22がオンとなり定電位入力端
子19aからの電位+Bがトランジスタ22側へ
と導通し、コイル回路19が励磁され、第1及び
第2の切替回路20及び21の可動接点20c及
び21cが常閉接点20a及び21a側から常開
接点20b及び21b側に切替わる。この切替に
より、第1の記録信号増幅回路11からの記録信
号は第1の磁気ヘツド2に、第2の記録信号増幅
回路12からの記録信号は第3の磁気ヘツド4
に、夫々供給される。そして、この第1と第3の
磁気ヘツド2,4により長時間モードでのビデオ
テープへの記録信号の記録を行なう。
また、再生時には、第1,第2,第3及び第4
の磁気ヘツド2,3,4及び5から第1,第2,
第3及び第4の再生信号増幅回路7,8,9及び
10に、夫々再生信号が供給される。そして、切
替信号入力端子13aにシステムコントローラ等
から再生状態を示す切替信号を供給して、切替回
路13により第1及び第2のスイツチ14及び1
5の可動接点14c及び15cを、夫々一方の固
定接点14a及び15a側に接続させ、夫々の再
生信号増幅回路7,8,9及び10からの増幅さ
れた再生信号を信号処理回路17に供給させ、こ
の信号処理回路17内では制御系回路からの制御
信号に応じて逐次切替えを行なつて、必要な磁気
ヘツドからの再生信号を記録・再生信号入出力端
子17aに出力させる。即ち、標準モードのとき
には第1,第3の磁気ヘツド2,4の再生信号
が、長時間モードのときには第2,第4の磁気ヘ
ツド3,5の再生信号が、夫々交互に記録・再生
信号入出力端子17aに出力される。なお、この
再生時には、再生を行なうビデオテープの記録モ
ードを判別してこの記録ヘツドの切替えを行なう
と供に、この判別した記録モードが標準モードの
ときにはモード信号入力端子24に標準モードを
示す信号が供給され、リレー18の各切替回路2
0,21の可動接点20c,21cが常開接点2
0b,21b側に接続された状態となる。また、
長時間モードのときにはモード信号入力端子24
に信号が供給されず、リレー18の各切替回路2
0,21の可動接点20c,21cが常閉接点2
0a,21a側に接続された状態となる。
以上のようにして、標準モードと長時間モード
の両方で良好な記録・再生が行なえるようにして
いる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上述の如く構成した従来のビデオテ
ープレコーダは、リレー18がモードを判別して
切替わるために、再生時においては、例えば標準
モード時に第1及び第3の磁気ヘツド2及び4か
らの再生信号が第1及び第3の再生信号増幅回路
7及び9に入力しているときには、第1及び第3
の再生信号増幅回路7及び9の入力側が、リレー
18を介して第1及び第2の記録信号増幅回路1
1及び12の出力側と接続された状態となつてい
た。また同様に長時間モード時に第2及び第4の
磁気ヘツドからの再生信号が第2及び第4の再生
信号増幅回路8及び10に入力しているときに
は、第2及び第4の再生信号増幅回路8及び10
の入力側が、リレー18を介して第1及び第2の
記録信号増幅回路11及び12の出力側と接続さ
れた状態となつていた。
ここで、第1及び第2の記録信号増幅回路11
及び12とリレー18の可動接点20c及び21
cとの間には、線材或いは増幅回路自体の容量に
よる浮遊容量16a及び16bが存在し、この浮
遊容量16a及び16bにより、再生時に各再生
信号増幅回路と接続されているために、再生信号
に影響を及ぼしてしまう。第4図は、この浮遊容
量16a,16bの影響の一例を示した図で、例
えば本来5.8MHzで出力レベルが最大となる再生
信号の場合、実際には点線で示す如く5.6MHzで
出力レベルが最大となつてしまい、200KHzも最
大出力レベルが落ちてしまつていた。この出力レ
ベルが落ちると、再生画像の画質がそれだけ悪く
なり、特に細部の再現が不可能になつてしまう。
この問題点を解決するために、例えばヘツドド
ラム内に記録信号増幅回路を配置し、記録信号増
幅回路と磁気ヘツドとの間の線材の長さを短くす
る等して浮遊容量を減らすことが行なわれていた
が、この場合でも増幅回路の浮遊容量はあると供
に、ヘツドドラム内はスペースが制限されている
ため、増幅回路を内蔵させるためには増幅回路部
品を小形化する必要があり制作コストが上昇する
等の制約があり、必らずしも問題点の解決にはな
つていない。
本考案は之等の点に鑑み、再生時の再生信号に
記録回路系の浮遊容量が影響を及ぼさず、再生信
号の周波数特性ひいては再生画像の画質を簡単な
構成で改善することの出来るビデオテープレコー
ダを提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のビデオテープレコーダは、例えば第1
図に示す如く、回転ヘツドドラムに配置された相
互に180°角間隔離して配したアジマス角の異なる
2個の磁気ヘツドの組2,4と3,5の2組と、
この2組の一方の磁気ヘツド2,4又は他方の磁
気ヘツド3,5の組に記録回路系11,12の出
力側からの記録信号を選択的に切替供給する切替
回路18とを有するビデオテープレコーダに於い
て、再生時に記録回路系11,12の出力側を切
替回路18により不使用側の組の上記磁気ヘツド
2,4或いは3,5に接続する様にしたものであ
る。
〔作用〕
本考案のビデオテープレコーダは、再生時に使
用している側の磁気ヘツドには記録回路11,1
2と接続されなく、再生時に記録回路系11,1
2の浮遊容量16a,16bの影響がなくなり、
再生信号の周波数特性ひいては再生画像の画質が
簡単な構成で改善出来るものである。
〔実施例〕
以下、本考案のビデオテープレコーダの一実施
例を、第1図を参照して説明しよう。この第1図
に於いて、第2図及び第3図と対応する部分には
同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
本例のビデオテープレコーダは、モード信号入
力端子27に記録・再生時のモードが標準モード
のときにハイレベル信号が供給され、動作信号入
力端子28に再生時であるときにハイレベル信号
が供給されるエクスクルーシブオア回路26の出
力端子が抵抗器23を介してトランジスタ22の
ベースに接続してある。そして、トランジスタ2
2のコレクタが、第3図例と同様にリレー18の
コイル回路19と接続してあり、エミツタが接地
してある。このエクスクルーシブオア回路26
は、いずれかの信号入力端子27,28にだけハ
イレベル信号が供給されるときに一定の信号を出
力するものである。そして、エクスクルーシブオ
ア回路26が一定の信号を出力しているときに
は、トランジスタ22がオンになり、リレー18
のコイル回路19が導通し、第1及び第2の切替
回路20及び21の可動接点20c及び21c
が、常閉接点20a及び21a側から常開接点2
0b及び21b側に切替わるものである。ここ
で、エクスクルーシブオア回路26が一定の信号
を出力するのは一方と他方のどちらかの入力端子
27,28にだけハイレベル信号が供給されると
きなので、標準モードの記録時か、或いは長時間
モードの再生時であるときだけにエクスクルーシ
ブオア回路26に一定の出力信号を得ることが出
来る。その他は、第3図例と同様に構成する。
以上のようにしてあることにより、標準モード
の記録時、或いは長時間モードの再生時には、リ
レー18の上述の切替わりにより、第1の記録信
号増幅回路11は第1の磁気ヘツド2に、第2の
記録信号増幅回路12は第3の磁気ヘツド4に、
夫々接続される。そして、長時間モードの記録
時、或いは標準モードの再生時には、リレー18
は切替わらず、第1の記録信号増幅回路11は第
2の磁気ヘツド3に、第2の記録信号増幅回路1
2は第4の磁気ヘツド5に、夫々接続される。
このように接続されることにより、記録時には
第1及び第2の記録信号増幅回路11及び12か
ら夫々の記録モードに応じて、標準モード用であ
る第1及び第3の磁気ヘツド2及び4と長時間モ
ード用である第2及び第4の磁気ヘツド3及び5
とへの接続が切替わり、夫々の記録モードで良好
な記録が出来る。即ち記録時には、標準モード時
にだけエクスクルーシブオア回路26のモード信
号入力端子27にハイレベル信号が供給され、こ
の標準モード時にはリレー18のコイル回路19
が通電して第1及び第3の磁気ヘツド2及び4に
記録信号増幅回路11,12が接続され、長時間
モード時にはコイル回路19が通電せず第2及び
第4の磁気ヘツド3及び5に記録信号増幅回路1
1,12が接続されたものとなる。そして標準モ
ードの再生時には、第1及び第3の磁気ヘツド2
及び4からの再生信号が第1及び第3の再生信号
増幅回路7及び9を介して記録・再生信号入出力
端子17aに得られる。このときには、エクスク
ルーシブオア回路26のモード信号入力端子27
には標準モードであるのでハイレベル信号が、動
作信号入力端子28には再生時であるのでハイレ
ベル信号が、夫々得られるので出力信号を発せ
ず、リレー18のコイル回路19は通電せず、第
1及び第2の切替回路20及び21は可動接点2
0c,21cが常閉接点20a,21a側に接続
された状態で、第1及び第2の記録信号増幅回路
11及び12は第2及び第4の磁気ヘツド3及び
5側に接続され、記録信号増幅回路11,12は
再生信号を得るために使用している第1及び第3
の磁気ヘツド2及び4側には接続されていない。
また、長時間モードの再生時には、第2及び第4
の磁気ヘツド3及び5からの再生信号が第2及び
第4の再生信号増幅回路8及び10を介して記
録・再生信号入出力端子17aに得られる。この
ときには、エクスクルーシブオア回路26の動作
信号入力端子28にだけ再生時であるのでハイレ
ベル信号が得られるので出力信号を発し、リレー
18のコイル回路19が通電して、第1及び第2
の切替回路20及び21は可動接点20c,21
cが常開接点20b,21b側に接続された状態
で、第1及び第2の記録信号増幅回路11及び1
2は第1及び第3の磁気ヘツド2及び4側に接続
され、記録信号増幅回路11,12は再生信号を
得るために使用している第2及び第4の磁気ヘツ
ド3及び5側には接続されていない。
このように再生時には、使用している磁気ヘツ
ド及び再生信号増幅回路側にはリレー18の切替
わりにより記録信号増幅回路11,12は接続さ
れていないので、記録信号増幅回路11,12か
らリレー18の可動接点20c,21cまでの間
にある浮遊容量16a,16bは、使用している
側の再生信号増幅回路側に接続されず、再生信号
に影響を及ぼすことはない。このため、第4図に
点線で示した如き最大出力レベルの低下はなく、
再生画像の画質の悪化はなく、細部にわたつて詳
明な画像が得られる。また、本例においては記録
信号切替用のリレー18のコイル回路19の通電
をエクスクルーシブオア回路26を介して制御す
るだけなので回路構成が簡単で、記録信号増幅回
路11,12をヘツドラム内に収納する必要もな
く、コストの上昇がほとんどない利益を有する。
なお、本考案は上述実施例に限らず、本考案の
要旨を逸脱することなくその他種々の構成が取り
得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案のビデオテープレコーダによると、再生
時に使用している側の磁気ヘツドには記録回路系
11,12と接続されなく、再生時に記録回路系
11,12の浮遊容量16a,16bの影響がな
くなり、再生信号の周波数特性ひいては再生画像
の画質が簡単な構成で改善出来る利益を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のビデオテープレコーダの一実
施例を示した構成図、第2図は磁気ヘツドの構成
を示した断面図、第3図は従来のビデオテープレ
コーダの一例を示した構成図、第4図はビデオテ
ープレコーダの説明に供する線図である。 2,3,4及び5は第1,第2,第3及び第4
の磁気ヘツド、7,8,9及び10は第1,第
2,第3及び第4の再生信号増幅回路、11及び
12は第1及び第2の記録信号増幅回路、16a
及び16bは浮遊容量、18はリレー、26はエ
クスルクルーシブオア回路である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転ヘツドドラムに配置された相互に180°角間
    隔離して配したアジマス角の異なる2個の磁気ヘ
    ツドの組の2組と、該2組の一方又は他方の組に
    記録回路系の出力側からの記録信号を選択的に切
    替供給する切替回路とを有するビデオテープレコ
    ーダに於いて、 再生時に上記記録回路系の出力側を上記切替回
    路により不使用側の組の上記磁気ヘツドに接続す
    る様にしたことを特徴とするビデオテープレコー
    ダ。
JP10574885U 1985-07-11 1985-07-11 Expired JPH0441445Y2 (ja)

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