JPH0441295Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441295Y2 JPH0441295Y2 JP15973685U JP15973685U JPH0441295Y2 JP H0441295 Y2 JPH0441295 Y2 JP H0441295Y2 JP 15973685 U JP15973685 U JP 15973685U JP 15973685 U JP15973685 U JP 15973685U JP H0441295 Y2 JPH0441295 Y2 JP H0441295Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis
- flow tube
- detector
- coriolis force
- flow
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 5
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 10
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- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000013016 damping Methods 0.000 description 1
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、コリオリの力式質量流量計の駆動手
段および信号検出器のリード線に関する。
段および信号検出器のリード線に関する。
従来技術
流管を流れる流体流に対して振動を与えると、
流体流の流水の向きと流管の振動軸とに対して直
角方向にコリオリの力が発生し、このコリオリの
力が振動周波数と流体の質量流量とに比例するこ
とが知られており、この原理に基づいたコリオリ
式の質量流量計が開示されている。(特開昭59−
92314号公報参照)。
流体流の流水の向きと流管の振動軸とに対して直
角方向にコリオリの力が発生し、このコリオリの
力が振動周波数と流体の質量流量とに比例するこ
とが知られており、この原理に基づいたコリオリ
式の質量流量計が開示されている。(特開昭59−
92314号公報参照)。
第2図は、従来のコリオリの力式流量計の一例
を説明するための斜視図で、図中、1は流管、2
は該流管1を図示しない被測定流体管路に接続す
るためのフランジ、3は管路1内に設けられ仕切
板、4は管路1の管壁に設けられたボス、5,6
は湾曲管、7は支持板、8はマグネツトブラケツ
ト、9はコイルブラケツト、10は駆動マグネツ
ト、11は駆動コイル、12は検出マグネツト、
13はセンサコイル、14は駆動コイル用導線、
15はセンサコイル用導線で、周知のように、一
方のフランジ2から流管1内に導入された被測定
流体は、該流管1内の一方の仕切板3で仕切られ
て湾曲管5,6に導かれ、該湾曲管5,6を通し
て再度流管1に導かれ、該流管1内において他の
仕切板3によつて逆方向への流れが阻止され、他
のフランジ2を通して図示しない被測定流体管路
に流出される。而して、コリオリの力式流量計
は、前述のようにして湾曲管内を流体が流れる時
に該湾曲管に働くコリオリの力を検出して被測定
流体の質量流量を計測するものであり、実際には
湾曲管に働く捩りトルクを検出している。換言す
れば、湾曲管5,6において、支持板7における
固着点P1,P2を結んだ第1の軸Pに直交する第
2軸Rに対して軸対称に該湾曲管5,6を配設
し、該湾曲管の流入口及び流出口に働くコリオリ
の力の偶力によつて該湾曲管が第2軸Rのまわり
に旋回する旋回角度をセンサ13によつて検出し
て計測するものである。而して、上述のごときコ
リオリの力式流量計において、上記第1軸のまわ
りにおける固有振動数での駆動手段は電磁的な方
法により行われるのが一般的であり、第2軸のま
わりの検出も、光とか電磁的手段によつてなされ
ている。駆動手段は、駆動エネルギを極小にする
ため、第2軸と交わる湾曲管部に、検出器は湾曲
管の捩り変位の大きい駆動手段近傍の肩部に装着
される。従つて、これら駆動手段、検出器は流管
から離間した位置にあり、この間の導線14,1
5は湾曲管に接着剤等で固着されている。
を説明するための斜視図で、図中、1は流管、2
は該流管1を図示しない被測定流体管路に接続す
るためのフランジ、3は管路1内に設けられ仕切
板、4は管路1の管壁に設けられたボス、5,6
は湾曲管、7は支持板、8はマグネツトブラケツ
ト、9はコイルブラケツト、10は駆動マグネツ
ト、11は駆動コイル、12は検出マグネツト、
13はセンサコイル、14は駆動コイル用導線、
15はセンサコイル用導線で、周知のように、一
方のフランジ2から流管1内に導入された被測定
流体は、該流管1内の一方の仕切板3で仕切られ
て湾曲管5,6に導かれ、該湾曲管5,6を通し
て再度流管1に導かれ、該流管1内において他の
仕切板3によつて逆方向への流れが阻止され、他
のフランジ2を通して図示しない被測定流体管路
に流出される。而して、コリオリの力式流量計
は、前述のようにして湾曲管内を流体が流れる時
に該湾曲管に働くコリオリの力を検出して被測定
流体の質量流量を計測するものであり、実際には
湾曲管に働く捩りトルクを検出している。換言す
れば、湾曲管5,6において、支持板7における
固着点P1,P2を結んだ第1の軸Pに直交する第
2軸Rに対して軸対称に該湾曲管5,6を配設
し、該湾曲管の流入口及び流出口に働くコリオリ
の力の偶力によつて該湾曲管が第2軸Rのまわり
に旋回する旋回角度をセンサ13によつて検出し
て計測するものである。而して、上述のごときコ
リオリの力式流量計において、上記第1軸のまわ
りにおける固有振動数での駆動手段は電磁的な方
法により行われるのが一般的であり、第2軸のま
わりの検出も、光とか電磁的手段によつてなされ
ている。駆動手段は、駆動エネルギを極小にする
ため、第2軸と交わる湾曲管部に、検出器は湾曲
管の捩り変位の大きい駆動手段近傍の肩部に装着
される。従つて、これら駆動手段、検出器は流管
から離間した位置にあり、この間の導線14,1
5は湾曲管に接着剤等で固着されている。
解決しようとする問題点
叙上の従来技術においては湾曲管に接着剤等で
導線を固着しているが、これら接着剤、導線は内
部摩擦が大きいので、湾曲管の振動に対しては減
衰要因となり、駆動エネルギを極小にするために
選ばれた固有振動周波数におけるQを小さくする
作用をもたらす。第2の問題点として、導線の接
着の仕方によつては軸非対称の荷重分布となるた
め軸に対するモーメントが異なり測定精度の低下
の原因となる。第3には被測定流体の温度的制約
を受け、応用範囲を狭くする。更には、接着の位
置むらから生ずる特性のバラツキ発生等の問題点
があつた。
導線を固着しているが、これら接着剤、導線は内
部摩擦が大きいので、湾曲管の振動に対しては減
衰要因となり、駆動エネルギを極小にするために
選ばれた固有振動周波数におけるQを小さくする
作用をもたらす。第2の問題点として、導線の接
着の仕方によつては軸非対称の荷重分布となるた
め軸に対するモーメントが異なり測定精度の低下
の原因となる。第3には被測定流体の温度的制約
を受け、応用範囲を狭くする。更には、接着の位
置むらから生ずる特性のバラツキ発生等の問題点
があつた。
問題解決の手段
本考案は、前記駆動手段及び検出器の導線を、
湾曲管に接着して、湾曲管の振動により導線も駆
動されることなく、第2軸を含み流管軸に垂直な
面上で流管から駆動手段に到る直線上に配置し、
かつ振動による導線の曲げによる抗力をより小さ
くするため、中間部に導線をコイル状に曲げると
か、フレキシブルプリント線を用いる等、可撓手
段をもつて曲げ剛性を低くし、誤差要素となる外
力を最小となるようにし、品質の安全を含め、検
出感度を上げることによる精度の向上を実現する
ものである。
湾曲管に接着して、湾曲管の振動により導線も駆
動されることなく、第2軸を含み流管軸に垂直な
面上で流管から駆動手段に到る直線上に配置し、
かつ振動による導線の曲げによる抗力をより小さ
くするため、中間部に導線をコイル状に曲げると
か、フレキシブルプリント線を用いる等、可撓手
段をもつて曲げ剛性を低くし、誤差要素となる外
力を最小となるようにし、品質の安全を含め、検
出感度を上げることによる精度の向上を実現する
ものである。
実施例
第1図は、考案の一実施例を説明するための斜
視図で、図中、20は本考案による導線で、その
他第2図と同様の作用をする部分には第2図の場
合と同一の参照番号が付してある。而して、本考
案において、20は駆動コイル11及びセンサコ
イル13用の導線で、該導線20は、湾曲管5又
は6に接着されることなく、これら湾曲管を2分
する前記第2の軸Rに略平行にコイルブラケツト
9に延長しており、導線20としてシース線等を
用いる時は、図示のように、その中間部20aに
おいてループが形成され、これによつて可撓性が
付加をつけるが、シース線に代わつてフレキシブ
ルプリント線等を用いて可撓性を付加するように
してもよい。
視図で、図中、20は本考案による導線で、その
他第2図と同様の作用をする部分には第2図の場
合と同一の参照番号が付してある。而して、本考
案において、20は駆動コイル11及びセンサコ
イル13用の導線で、該導線20は、湾曲管5又
は6に接着されることなく、これら湾曲管を2分
する前記第2の軸Rに略平行にコイルブラケツト
9に延長しており、導線20としてシース線等を
用いる時は、図示のように、その中間部20aに
おいてループが形成され、これによつて可撓性が
付加をつけるが、シース線に代わつてフレキシブ
ルプリント線等を用いて可撓性を付加するように
してもよい。
効 果
以上の説明から明らかなように、本考案による
と、駆動コイル用導線及びセンサコイル用導線を
湾曲管に接着することなく配設するようにしたの
で、湾曲管の固有振動数におけるQを小さくする
ことなく、また、接着の位置むらから生じる特性
のバラツキ等もなく、従つて、測定精度の高いコ
リオリの力式流量計を提供することができる。更
には、導線に可撓性を付加することによつて更に
測定精度を向上させることができる。
と、駆動コイル用導線及びセンサコイル用導線を
湾曲管に接着することなく配設するようにしたの
で、湾曲管の固有振動数におけるQを小さくする
ことなく、また、接着の位置むらから生じる特性
のバラツキ等もなく、従つて、測定精度の高いコ
リオリの力式流量計を提供することができる。更
には、導線に可撓性を付加することによつて更に
測定精度を向上させることができる。
第1図は、本考案によるコリオリの力式流量計
の一例を示す斜視図、第2図は、従来のコリオリ
の力式流量計の一例を示す斜視図である。 1……流管、2……フランジ、3……仕切板、
4……ボス、5,6……湾曲管、7……支持板、
8……マグネツトブラケツト、9……コイルブラ
ケツト、10……駆動マグネツト、11……駆動
コイル、12……検出マグネツト、13……セン
サコイル、14……駆動コイル用導線、15……
センサコイル用導線、20……導線。
の一例を示す斜視図、第2図は、従来のコリオリ
の力式流量計の一例を示す斜視図である。 1……流管、2……フランジ、3……仕切板、
4……ボス、5,6……湾曲管、7……支持板、
8……マグネツトブラケツト、9……コイルブラ
ケツト、10……駆動マグネツト、11……駆動
コイル、12……検出マグネツト、13……セン
サコイル、14……駆動コイル用導線、15……
センサコイル用導線、20……導線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 流管内で流体を仕切る仕切板を挟んで該流管
壁の流管軸と平行した第1軸に固着開口して流
路を形成するとともに前記流管に直交する第2
軸に軸対称で、流管壁近傍で前記第1軸と平行
して支持する支持板で固定された湾曲管を前記
第1軸または支持板の支持軸まわりに交番振動
を与える駆動手段をもち、前記第2軸まわりに
流体の質量流量に比例した交番トルクで振動す
る振動の大きさを検出する検出器を有し、該検
出器の検出出力の大きさから質量流量を求める
コリオリの力式流量計において、前記駆動手段
の導線および検出器の信号線の一方または各々
に遮を施して一体化し、前記第2軸の近傍を該
第2軸に略平行して前記流管に固着し、中間部
に可撓手段を施したことを特徴とするコリオリ
の力式流量計。 (2) 前記駆動手段の導線および検出器の信号線を
複数のシース線等で構成したことを特徴とする
実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載のコリオ
リの力式流量計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15973685U JPH0441295Y2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15973685U JPH0441295Y2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6269121U JPS6269121U (ja) | 1987-04-30 |
JPH0441295Y2 true JPH0441295Y2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=31084444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15973685U Expired JPH0441295Y2 (ja) | 1985-10-18 | 1985-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0441295Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-18 JP JP15973685U patent/JPH0441295Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6269121U (ja) | 1987-04-30 |
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