JPH0441233Y2 - - Google Patents

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JPH0441233Y2
JPH0441233Y2 JP301486U JP301486U JPH0441233Y2 JP H0441233 Y2 JPH0441233 Y2 JP H0441233Y2 JP 301486 U JP301486 U JP 301486U JP 301486 U JP301486 U JP 301486U JP H0441233 Y2 JPH0441233 Y2 JP H0441233Y2
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cam
automatic injection
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advance device
pin
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JP301486U
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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は舶用デイーゼル機関に使用される自動
噴射進角装置(VIT装置)に関する。
〔従来の技術〕
燃料噴射調整装置は、ガバナと燃料ポンプを接
続し燃料ポンプから燃料噴射弁への燃料吐出量を
制御するリンケーシ機構であり、このリンケージ
の途中に自動噴射進角装置(VIT装置)が装備
されている。
自動噴射進角装置は燃料噴射調整装置に作用
し、燃料ポンプ吸入弁のタイミングを制御するこ
とにより部分負荷におけるシリンダ内最高圧力を
増加させ得る。
第2図は、例えば「日本舶用機関学会誌.第17
巻(1982)第3号(3月号)」第64頁ないし第65
頁に開示されている燃料噴射調整装置のリンケー
ジの従前の1例を示す。
図において、10は中間軸、11,12はレバ
ー、13,14は連結リンク、15はレバー、1
6は吸入弁制御用偏心軸、17は逃出弁制御用偏
心軸、18は自動噴射進角装置のカム部、1はカ
ム、2はカムキヤリア、3はローラ、4は目盛板
である。
第3図aは第2図の自動噴射進角装置のカム部
を拡大して示す平面図、第3図bはその断面図で
ある。1はカム、2はカムキヤリア、3はロー
ラ、4は目盛板、6はダ円穴、7はボルト、8は
セツトピンである。
上記燃料調整装置においては、燃料ポンプの吸
入弁の制御をするため偏心軸を介して自動噴射進
角装置のカムを機関仕様に合わせた位置に調整の
上、ピン8を打ちセツトする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
(a) 陸上運転時の調整と海上運転時との2度の調
整が必要である。陸上運転において海上運転と
同じ条件にすることは難しく、陸上運転におけ
る周辺条件例えば夏場と冬場では温度条件も変
り、また海上運転では舶用特性によりPmax、
ノツチ変化も出る。これらの条件を補正するた
めに燃料噴射角装置のカムを調整する。よつて
進角量が陸上運転時と海上運転時とで変化す
る。従つて、セツト用のピンは最終調整するま
で打つことができず、ピンを打つてないとカム
がずれることもある。
(b) またピン打ち後、再調整が必要な場合は、ピ
ンを抜き、違う位置に再度打たねばならない。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の目的は上記欠点を排除した装置を提供
することであり、その特徴とするところは、カム
キヤリアとカムのそれぞれの当接部に上記カムの
調整及び位置決めを行うセレーシヨンを設けたこ
とである。
〔作用〕
この場合は、角度1°ずつのセレーシヨンにより
位置決め機能と運転中のカンのずれを防ぐ機能と
を持つ。即ち、陸上運転、海上運転その後の再調
整をするときも容易にでき、運転中にずれること
もない。
〔実施例〕
以下第1図a,b及び第2図を参照して本考案
による実施例につき説明する。
第1図aは本考案による1実施例の自動噴射進
角装置のカム部を示す平面図、第1図bはその断
面図である。
本考案は第2図に示す燃料噴射調整装置中の自
動噴射進角装置18を改良したものであり、その
他の構造は第2図と同様である。
第1図a,bにおいて、1はカム、2はカムキ
ヤリア、3はローラ、4は目盛板、6はダ円穴、
7はボルトである。
5はセレーシヨンで、カムキヤリア2とカム1
のそれぞれの当接面に設けられ、カム1の調整と
位置決めを行う。
カム1を調整するには、ボルト7を弛めてカム
1とカムキヤリア2とをセレーシヨン5に沿つて
相対移動させて適切な位置でセレーシヨン5を噛
み合せ、ボルト7を締めて両者を固定する。
〔考案の効果〕
上述の場合には次の効果がある。
従来は、機関の陸上運転時セツト用のピンを打
たずにボルト7のみで運転しているため、カムの
ずれ等の不安があつたが、本考案においては、セ
レーシヨンにすることにより固定固定が確実とな
る。
また、海上運転においても同じことが言える
が、再調整においても目盛によりセレーシヨンの
歯数を変えるだけで簡単に調整ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による1実施例の自動噴射進
角装置のカム部を示す平面図、第1図bはその断
面図、第2図は燃料噴射調整装置のリンケージを
示す説明図、第3図aは第2図の自動噴射進角装
置のカム部を拡大して示す平面図、第3図bはそ
の断面図である。 1……カム、2……カムキヤリア、5……セレ
ーシヨン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ガバナと燃料ポンプとを接続するリンケージ機
    構中に自動噴射進角装置が設けられたデイーゼル
    機関において、前記自動噴射進角装置は、カムキ
    ヤリアとカムの当接部に該カムの調整及び位置決
    めを行うセレーシヨンを有することを特徴とする
    自動噴射進角装置。
JP301486U 1986-01-16 1986-01-16 Expired JPH0441233Y2 (ja)

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JP301486U JPH0441233Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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JP301486U JPH0441233Y2 (ja) 1986-01-16 1986-01-16

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Publication Number Publication Date
JPS62116137U JPS62116137U (ja) 1987-07-23
JPH0441233Y2 true JPH0441233Y2 (ja) 1992-09-28

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JPS62116137U (ja) 1987-07-23

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