JPH0441142A - 油静圧スライドテーブル - Google Patents

油静圧スライドテーブル

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JPH0441142A
JPH0441142A JP2144385A JP14438590A JPH0441142A JP H0441142 A JPH0441142 A JP H0441142A JP 2144385 A JP2144385 A JP 2144385A JP 14438590 A JP14438590 A JP 14438590A JP H0441142 A JPH0441142 A JP H0441142A
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JP
Japan
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hydrostatic
static pressure
slide table
slide
oil supply
Prior art date
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Application number
JP2144385A
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English (en)
Inventor
Nobuto Sugiyama
伸人 杉山
Osamu Hirai
修 平井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は超精密切削工作機械などに使用される油静圧ス
ライドテーブルの改良に関する。
(従来の技術) かかる従来の油静圧スライドテーブルとしては、例えば
第3図に示すようなものであった。即ち、スライドベー
ス1上に往復動可能に載置されたスライドテーブル2を
含み、前記スライドテーブル2は、上板部27と、上板
部27に固着され横断面でみて対称に足部29.29’
を外方に向けて配置された一対のL字脚部28.28’
と、を有し、L字脚部28.28’の足部上面及び底面
106,116,106’、116’及び底角部長手方
向外側面107.107’にはそれぞれ静圧油流路21
から絞り5を介して静圧油が導かれる静圧軸受ポケット
6.16.7.6’、16’7′が外方に向けてそれぞ
れ形成されており、スライドベース1には、前記一対の
L字脚部28゜28′の足部上底面106,116,1
06’116′及び長手方向側面107.107’と摺
接する内方スライド平滑面がそれぞれ形成されたガイド
溝30,30’を有する、油静圧スライドテーブルであ
った。そして静圧油は、スライドテーブル2に設けられ
た配管口10′にフレキシブルなゴムホース配管10が
取付けられ、配管口10′は静圧油流路21と連通され
ていた。
なお静圧軸受ポケット6.16.7.16’7′は、そ
れぞれ対向する平滑面との間に第3図の符号16.16
で示すように形成されたポケットであり、絞り5.5は
、毛細管又はオリフィスであり、スライドテーブル2が
摺動するときに、対向する平滑面との間の摺接隙間から
漏れる静圧油を補充して、静圧軸受ポケット内を予め設
定した圧力に保つようにされる。そして、スライドテー
ブル2に偏荷重がかかり、摺接隙間が小さくなるときは
、前記絞り5のため、ポケット内の圧力が上昇し、スラ
イドテーブル2をもとに戻すように、そして摺接隙間を
一定に保つように働く。これを剛性力が静圧軸受ポケッ
トに賦与されたという。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら従来のかかる製品では、スライドテーブル
2が摺動する場合にゴムホース配管10も同時に引き回
される。ところがゴムホース配管10は、内部の高圧静
圧油の影響で剛くなっており、スライドテーブル2の摺
動抵抗変化の原因となった。
また、ゴムホース配管10が周囲のカバーや他の図示し
ない配管、配線類に接触することにより、図示しないカ
バーや他の配管類からの振動等の外乱がゴムホース配管
10を介してスライドテーブル2へ伝わり、スライドテ
ーブル2の送り精度低下の原因ともなった。その上に、
各静圧ポケット6.16,7.6’、16’、7’には
、高圧の静圧油が供給されるため圧力抵抗が生じ、第3
図の場合には、特に静圧軸受ボケッl−7,7’に生じ
る矢印の力F、F’によって、スライドテーブル2を左
右方向へ押し拡げる曲げモーメントM。
M′が作用する。このため静圧油が供給されている場合
と供給されていない場合とで、スライドテーブル2上面
の平坦度は数μm変化して一点鎖線2′で示すように変
形する。このことは、スライドテーブル2上に取付けら
れた図示しないバイト。
スピンドル、測定装置等の位置ずれの原因となり、ワー
ク加工精度の低下を招く。さらにまた、ゴムホース配管
10がスライドテーブル2と一緒に引き回される従来製
品では、配管スペースが大きくなり、装置をコンパクト
にできなかった。
最近の超精密加工においては、ワークの形状精度が0.
1λ (λ= 632.8nm  He−Neレーザの
波長)以下、また表面粗さ0.01μ■Rsax以下が
要求される。この場合の切削抵抗は、数十g以下であり
、スライドテーブルにわずかな外乱が加わっただけで上
記加工精度は得られなくなった。
本発明の目的は、静圧油供給用ゴムホース配管の引き回
しをやめるようにして、ゴムホース配管によるスライド
テーブルの摺動抵抗の変化やスライドテーブルがゴムホ
ース配管を介して受ける振動等の外乱の影響を無くし、
かつ装置のコンパクト化を図ることができ、かつ各静圧
軸受ポケットに生じる圧力抵抗のアンバランスを無くし
て、静圧油供給・停止によるスライドテーブル上面の精
度変化を無くすことができるような油静圧スライドテー
ブルを提供することにある。
(課題を解決するための手段) このため、本発明ではスライドベースと、スライドベー
ス上に往復動可能に載置されたスライドテーブルを含み
、前記スライドテーブルは、上板部と、上板部に固着さ
れ横断面でみて対称な一対の脚部と、を有し、各前記脚
部の少くとも下面及び対称な長手方向−側面には、それ
ぞれ静圧油流路から絞りを介して静圧油が導かれる静圧
軸受ポケットが形成されており、前記スライドベースに
は、各前記脚部の下面及び対称な一側面と摺接する内方
スライド平滑面がそれぞれ形成されたガイド溝を有する
、油静圧スライドテーブルにおいて、前記脚部の静圧軸
受ポケットが形成されない長手方向他側面には、前記脚
部の静圧軸受ポケットに対向してかつそれとほぼ同一の
受圧面積を有する一対の静圧油供給ポケットと、各前記
静圧油供給ポケットに穿設され前記静圧油流路と連通ず
る静圧供給穴と、がそれぞれ形成され、前記スライドベ
ースには、前記ガイド溝内側面に前記静圧油供給ポケッ
トと摺接する平滑面が形成され、かつ静圧油供給ポケッ
トのほぼ中央部に向けて平滑面に設けられた静圧油供給
ポート及び、スライドベースに設けられた配管口と前記
静圧油供給ポートとを連通させる供給油路と、を有する
ことを特徴とする油静圧スライドテーブルとしたもので
ある。
(作用) かかる構成によると、静圧油はスライドベース側より供
給され、スライドテーブルが静圧供給用ゴムホース配管
を引き廻すことがなくなった。そして上記静圧油は、静
圧供給ポケットを介してスライドテーブル内に入り、前
記静圧供給穴から供給油路及び絞りを通って各静圧軸受
ポケットへ供給される。各静圧軸受ポケットでは、摺動
面に対して直角方向に上述した剛性力を発生させかつス
ライドテーブルの脚部を押圧するが、前記脚部の長手方
向側面の静圧軸受ポケットの押圧力とバランスする反対
方向の押圧力を前記静圧油供給ポケットが発生させるの
で、前記押圧力は打消され、スライドテーブル上面の精
度変化を招くこともなくなった。又、静圧油供給ポケッ
トにおいては、前記静圧供給穴に絞りが介されておらず
、単に直角方向の押圧力を発生するのみで、理論上上記
した剛性力は発生しない。従ってスライドテーブルの送
り精度は各静圧軸受ポケットとその対向面の精度によっ
て決まり、前記静圧油供給ポケットを静圧油軸受ポケッ
トとして形成する困難な加工を避けることができ、静圧
油供給ポケット及びその対向平坦面の精度はスライドテ
ーブルの送り精度に影響を及ぼすことがない。
(実施例) 次に本発明の実施例につき、第1図及び第2図を参照し
て説明する。本発明の実施側波静圧スライドテーブルの
概略横断面図を示す第1図において、第3図と同じ部材
は同じ符号を付して説明を省略する。即ち、スライドベ
ース11上に、スライドテーブル12が、静圧軸受ボケ
フl−6,16゜7.6’、16’、7’を有する静圧
スライド面を介してガイド溝30,30’内を、静圧ね
し軸3と静圧軸受ポケット8を介して摺動可能にされて
いる。本発明では、L字脚部直角部外側面107゜10
7′にそれぞれ対向してL字脚部足部先端外方面に、外
側面静圧軸受ポケッ)7.7’とほぼ同一の受圧面積を
有する一対の静圧油供給ポケット19.19’と、各静
圧油供給ポケット19゜19′に穿設され静圧油流路2
1と連通する静圧供給穴20.20’と、がそれぞれ形
成され、スライドベース11には、ガイド溝30,30
’外方内側面に静圧油供給ボケッ)19.19’と摺接
する平滑面が形成され、かつ静圧油供給ポケット19.
19’のほぼ中央部に向けて平滑面に設けられた静圧油
供給ポー)31.31’及び、スライドベース11に設
けられた配管口32と前記静圧油供給ポー)31.31
’とを連通させる供給油路26.26’と、を有するこ
とを特徴とする油静圧スライドテーブルとしたものであ
る。22はフレキシブルホースであるゴムホース配管で
ある。第2図は静圧油供給ポケット19を示す斜視図で
あり、静圧油供給部を形成するスライドテーブル側は、
スライドテーブル12のストロークよりも長い静圧油供
給ポケット19とその周囲にあるランド部24から成っ
ている。またスライドベース11側は平滑面になってお
り、スライドテーブル12のストローク中間位置に静圧
油供給ポート31が明けである。なお静圧軸受ポケット
16゜16′は省略されてもよく、又設計の便宜上、静
圧軸受ポケット7.7′の位置を外方に、そして静圧油
供給ボケッ)19.19’の位置を内方に逆にしてもよ
い。
作動においては、静圧油は、ゴムホース配管22からス
ライドベース11の配管口32に供給され、供給油路2
6.26’を通って対称的に配置された静圧油供給ポケ
ット19.19’に入り、スライドベース12内に供給
される。そして静圧油供給穴20から静圧油流路21及
び絞り5を通って静圧軸受ポケット6.16.7.6’
、16’7′にそれぞれ供給される。そして静圧油供給
ポケット19.19’に導入された静圧油により平滑面
に直角な、第1図でみて内方に向けた力が発生するが、
この力は静圧軸受ポケット7.7′に発生する外方に向
けての力とほぼ釣り合うように両ポケットの受圧面をと
っているので、スライドテーブルには曲げモーメントは
生じない。従って、静圧油供給・停止に伴うスライドテ
ーブル上面の精度変化が起らなくなった。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明によると、静圧油供給用ゴ
ムホース配管をスライドベースに配管したので、ゴムホ
ース配管の引き廻しに伴う、スライドテーブルの摺動抵
抗の変化がなくなり、又カバーや他の配管類からの振動
の伝達によるスライドテーブルの送り精度の低下もなく
、かつ配管スペースを小さくして、装置をコンパクトに
するものとなった。
さらに、本発明では静圧油供給ポケットをスライドテー
ブルに曲げモーメントをかける静圧軸受ポケットの力と
均衡するように設けたので、静圧軸受ポケットに生ずる
圧力抵抗のアンバランスを無くして、静圧油供給・停止
によるスライドテーブル上面の精度変化をなくした、極
めて超密度な油静圧スライドテーブルを提供するものと
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施側波静圧スライドテーブルの概略
横断面図、第2図は第1図の静圧油供給ポケットを示す
斜視図、第3図は第1図に対応する従来の油静圧スライ
ドテーブルの横断面図を示す。 5・・・絞り、6.7.6’、7’・・・静圧軸受ポケ
ット、11・・・スライドベース、12・・・スライド
テーブル、19.19’・・・静圧油供給ポケット、2
0・・・静圧油供給穴、21・・・静圧油流路、26゜
26′・・・供給油路、27・・・上板部、28.28
’・・・脚部、30.30’・・・ガイド溝、31.3
1’・・・静圧油供給ポート、32・・・配管口、10
7゜107′・・・側面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. スライドベースと、スライドベース上に往復動可能に載
    置されたスライドテーブルを含み、前記スライドテーブ
    ルは、上板部と、上板部に固着され横断面でみて対称な
    一対の脚部と、を有し、各前記脚部の少くとも下面及び
    対称な長手方向一側面には、それぞれ静圧油流路から絞
    りを介して静圧油が導かれる静圧軸受ポケットが形成さ
    れており、前記スライドベースには、各前記脚部の下面
    及び対称な一側面と摺接する内方スライド平滑面がそれ
    ぞれ形成されたガイド溝を有する、油静圧スライドテー
    ブルにおいて、前記脚部の静圧軸受ポケットが形成され
    ない長手方向他側面には、前記脚部の静圧軸受ポケット
    に対向してかつそれとほぼ同一の受圧面積を有する一対
    の静圧油供給ポケットと、各前記静圧油供給ポケットに
    穿設され前記静圧油流路と連通する静圧供給穴と、がそ
    れぞれ形成され、前記スライドベースには、前記ガイド
    溝内側面に前記静圧油供給ポケットと摺接する平滑面が
    形成され、かつ静圧油供給ポケットのほぼ中央部に向け
    て平滑面に設けられた静圧油供給ポート及び、スライド
    ベースに設けられた配管口と前記静圧油供給ポートとを
    連通させる供給油路と、を有することを特徴とする油静
    圧スライドテーブル。
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