JPH0440788B2 - - Google Patents

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JPH0440788B2
JPH0440788B2 JP63030584A JP3058488A JPH0440788B2 JP H0440788 B2 JPH0440788 B2 JP H0440788B2 JP 63030584 A JP63030584 A JP 63030584A JP 3058488 A JP3058488 A JP 3058488A JP H0440788 B2 JPH0440788 B2 JP H0440788B2
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JP
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disk
opening
assembly
magnetic head
holding
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JP63030584A
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Taiji Noda
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Teac Corp
Original Assignee
Teac Corp
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Publication date
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Publication of JPS63213154A publication Critical patent/JPS63213154A/ja
Publication of JPH0440788B2 publication Critical patent/JPH0440788B2/ja
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、フロツピーデイスクと呼ばれている
フレキシブル磁気デイスク等を回転駆動するため
のデイスク駆動装置に関するものである。
従来のフロツピーデイスク駆動装置は、モータ
で回転駆動されるデイスク回転支持体の上にデイ
スクの中央部を載置し、デイスク回転支持体にデ
イスクをクランパで押圧し、デイスク回転支持体
とクランパとでデイスクを挾持してデイスクを回
転するように構成されている。尚、クランパは一
般にデイスク挿入開口部と反対側で回動自在に支
持されているアーム又はカバーの下面に配設さ
れ、アーム又はカバーを偏倚バネに抗してデイス
ク方向に回動することによつてデイスク回転支持
体に係合するように構成されている。
ところで、箱形のジヤツケツト即ち包囲体にデ
イスクを入れた構成のデイスク組立体の所定位置
への装着は、装置の容器の開口にデイスク組立体
を挿入することによつて達成される。ところが、
未挿入部分が生じるような不完全な挿入状態が発
生する恐れがあつた。そして、不完全なデイスク
挿入状態で、デイスクをクランパで保持すると、
デイスクが損傷したり、又、デイスクの中心と駆
動機構の中心とが一致しないために、変換器とト
ラツクとを所定位置関係に保つことが不可能にな
り、記録又は再生を良好に行うことが不可能にな
る恐れがあつた。
そこで、本発明の目的は、デイスク又はその組
立体の挿入を簡単な構成で確実に達成することが
出来且つ磁気ヘツドの保護を達成することが出来
るデイスク駆動装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、記録媒体
デイスクを回転するためのモータと、前記モータ
の回転に追従して回転するように前記モータに結
合され且つ前記デイスクを支持して回転するよう
に形成されたデイスク回転支持体と、前記デイス
ク回転支持体に対する前記デイスクの着脱が可能
なデイスク非保持位置からデイスク保持位置に移
動して前記デイスクを押圧して前記デイスク回転
支持体に前記デイスクを固定し、前記デイスクを
回転自在に保持するデイスク保持装置と、前記デ
イスクを着脱するための開口を有し少なくとも前
記モータと前記デイスク回転支持体と前記デイス
ク保持装置とを収容する容器と、前記容器の前記
開口を有する面に配置され、デイスク非保持操作
時に前記開口を遮蔽しない非遮蔽位置となり、デ
イスク保持操作時に前記開口の少なくとも一部を
遮蔽する遮蔽位置となる操作摘みと、前記操作摘
みに一体に形成され且つ前記操作摘みを前記非遮
蔽位置から前記遮蔽位置に移動する際に、前記開
口に対して前記デイスク又は前記デイスクを含む
デイスク組立体が完全に挿入されていない一定量
以下の未挿入部分があれば、前記未挿入部分を前
記開口に対する挿入方向に押圧して挿入する傾斜
面を有しているデイスク挿入操作部と、前記操作
摘みと前記デイスク保持装置とを連動させるため
に前記操作摘みと前記デイスク保持装置との間に
設けられた連動機構と、前記デイスク保持位置に
ある前記デイスクの下面に接する磁気ヘツドと、
前記デイスク又はデイスク組立体の挿入時には、
前記磁気ヘツドと衝突することを防ぐために、前
記デイスク又はデイスク組立体を前記磁気ヘツド
の頂面の高さ位置以上の高い位置に案内し、前記
デイスクが前記デイスク保持位置になつた時には
前記磁気ヘツドの頂面よりも低い位置になるデイ
スク又はデイスク組立体案内部とを具備している
ことを特徴とするデイスク駆動装置に係わるもの
である。
上記本発明によれば、デイスク保持のための操
作摘みにデイスク挿入操作部を設けたので、操作
摘みをデイスク保持するように操作すると、デイ
スク未挿入部分がデイスク挿入操作部の傾斜面に
よつて押されて所定位置まで挿入される。また、
未挿入部分がデイスク挿入操作部で挿入不可能な
量の場合には、操作摘みがデイスク又はその組立
体に衝突し、デイスクの保持が阻止される。従つ
て、未挿入部分を有してデイスクが保持されるこ
とが防止される。また、デイスク又はデイスク組
立体案内部を設けたので、挿入時におけるデイス
ク又はデイスク組立体の磁気ヘツドに対する衝突
が防止され、磁気ヘツドの損傷を防ぐことができ
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
述べる。
第1図は本発明の実施例に係わるフロツピーデ
イスク駆動装置のカバーを取り外してその内部を
示す平面図であり、第2図は第1図の2−2線断
面図であり、第3図はデイスク保持状態の断面図
であり、第4図及び第5図は第1図の装置の左側
面図即ち装置の操作面を示す図であり、第6図は
第1図の一部を切欠して示す平面図であり、第7
図及び第8図は操作摘みとデイスクとの関係を第
1図の正面から見て示す図であり、第9図はフロ
ツピーデイスクを示す平面図、第10図〜第12
図は動作状態を示す一部切欠斜視図、第13図は
第12図の一部を示す拡大正面図である。
まず、デイスク駆動装置全体の構成について述
べると、容器10は、アルミニウムダイカストで
形成された支持基体11と前面及び底面を覆うカ
バー12とから成り、箱形に形成されている。
第2図及び第3図から明らかなように、デイス
ク回転用のモータ13は軸受14で基体11に取
付けられ、このモータ13の回転軸にはくぼみ1
5を有するデイスク回転支持体16が固着されて
いる。このデイスク回転支持体16はターンテー
ブル又はデイスク載置台又は回転台と呼ぶことも
可能なものであり、デイスク中央の下面が載置さ
れるリング状支持面17を有する。このデイスク
駆動装置は、第9図に示す如くフレキシブル磁気
デイスク18とこれを囲む箱形のジヤケツト19
即ち包囲体とから成る平面形状四角形のデイスク
組立体20をこのまま装着するように構成されて
いるが、ジヤケツト19にはデイスク18の中央
貫通孔21を囲むデイスク中央部分18aを露出
させるための中央開口22、半径方向に伸びる磁
気ヘツド挿入開口23が設けられているので、ジ
ヤケツト19中でデイスク18のみを回転して記
録又は再生を行うことが可能である。尚、デイス
ク組立体20の下面も上面と同様に形成されてい
る。またジヤケツト19には記録済デイスクに誤
まつて別の記録を行うことを防止するための切欠
24が設けられている。
デイスク18を回転可能に保持するためのデイ
スク保持装置25は、第2図及び第3図に示す如
くクランパ26とこのクランパ26の支持体とし
ての回動アーム27とから成り、第2図に示すデ
イスク保持位置と第3図に示すデイスク非保持位
置との間で移動可能である。回動アーム27はそ
の一端部27aと基体11との間に設けられた偏
倚装置としての板バネ28によつて矢印29で示
すデイスク非保持方向の偏倚力を受けている。ク
ランパ26は回動アーム27の他端部27bの軸
30に回転自在に装着され且つ軸30に設けられ
ているコイルバネ(図示せず)によつてデイスク
回転支持体16の方向の偏倚力が付与されてい
る。尚このクランパ26は、デイスク18の貫通
孔21に挿入される傾斜軸部26aとデイスク1
8の中央部分18aを押圧するためのフランジ状
部26bとを有する。デイスク保持装置25に
は、更に、回動アーム27の先端部27bに固着
された僅かに弾性を有する金属板によつて、第2
図に示すデイスク非保持位置決定係合部31及び
第1図に示す移動操作機構との係合部32,33
とを有する。基体11に固着されたフレーム34
の上面部から成るストツパ部35に係合部31が
第2図に示すように当接するので、バネ28によ
るアーム27の回動はこの位置で阻止される。容
器10の操作面36即ち第1図の左側面には第4
図及び第5図に示す如く細長いデイスク挿入開口
37が設けられている。開口37は第9図に縮小
して示すデイスク組立体20を挿入することが可
能な大きさに形成されたスロツトから成り、この
開口37の延長水平面に回転支持体16の支持面
17がほぼ一致するように配置されている。操作
面36には、デイスク保持操作摘み38即ち操作
レバーが配置されている。この操作摘み38の支
点は回動軸39の一端に固着され、第2図に示す
デイスク保持装置25のデイスク非保持位置に対
応して第4図に示す開口37を遮蔽しない非遮蔽
位置をとり、また第3図に示すデイスク保持装置
25のデイスク保持位置に対応して第5図に示す
開口37の一部を遮蔽する遮蔽位置をとるように
形成されている。また、この操作摘み38は第6
図〜第8図から明らかなようにデイスク挿入操作
部40を有する。このデイスク挿入操作部40は
デイスク挿入方向に突出した部分であり、軸39
から遠ざかるに従つて突出量が少なくなるような
傾斜面41を有する。デイスク18を伴なつたジ
ヤケツト19が第1図に示すストツパ42まで確
実に挿入された場合には、このデイスク挿入操作
部40はデイスク組立体20の挿入に関与しない
が、第4図に示す状態でのデイスク組立体20の
挿入が第7図に示すように不完全である場合に
は、デイスク保持装置25をデイスク保持位置方
向に移動するために操作摘み38を第4図で時計
方向に回すと、傾斜面41がジヤケツト19の縁
に当り、操作摘み38の回動に追従して傾斜面4
1のジヤケツト19に対する位置が変化し、ジヤ
ケツト19は円滑に押し込まれ、最終的に第8図
の位置となる。
操作摘み38の操作をデイスク保持装置25に
伝えるための連動機構は、第6図で最も明らかな
ように、フレーム34に装着された軸受43,4
3′で回転自在に支持され且つその一端に操作摘
み38が固着された回動軸39と、この軸39の
他端にクランク状に固着されたアーム44と、こ
のアーム44にクランク状に植設されたピン45
と、このピン45に係合しその一端部が固定軸4
6に回動自在に支持された回動板47と、この回
動板47の他端部に固着されたピンから成る係合
部48とから成る。第10図〜第12図を参照し
て連動機構を更に詳しく説明すると、回動軸39
は操作摘み38即ち操作レバーの支点に固着され
て矢印49で示すデイスク挿入方向に伸びており
且つデイスク組立体20の挿入平面に平行に配置
されている。アーム44はフレーム34から右側
に突出する軸39の先端にクランクアームを構成
するように固着され且つ操作摘み38に平行に伸
びている。ピン45は軸39に対してクランクピ
ンとなるような位置に配置されている。即ちピン
45はアーム27に於ける回動軸39の固着面と
反対の面から直角に突出し、その中心が軸39の
中心に一致しないように配置され、矢印49で示
すデイスク挿入方向に伸びている。フレーム34
に固着された固定軸46に回動自在に支持されて
いる回動板47は、その長手方向に沿つて伸びる
スロツト50の内周面から成るピン45の係合面
を有し、アーム44の回動即ちクランクピン45
の角度位置の変化に追従してデイスク挿入方向に
直交する方向の平面内で回動するように配置され
ている。尚スロツト50即ちピン45の係合面
は、軸39の中心とピン45の中心とを結ぶ直線
がデイスク保持装置25の移動軌跡を含む平面に
ほぼ平行になるまでピン45の移動を許すように
形成されている。即ち、第12図に示すように、
軸39とピン45とを結ぶ直線即ちアーム27が
伸びている方向が、矢印51で示す鉛直方向にほ
ぼ一致することが出来るようにスロツト50が形
成されている。尚スロツト50にはクリツク動作
をさせるためのくぼみ50aが設けられている。
回動板47の先端に設けられた係合部48は矢印
49で示すデイスク挿入方向に突出するピンから
成り、デイスク保持装置25側の突出係合部3
2,33で挾持された状態に係合している。第6
図に示す52,53は夫々カラーである。
再び第1図〜第3図を参照し、記録再生の変換
器としての磁気ヘツド及びこれに付随する部分に
ついて簡単に説明する。このフロツピーデイスク
駆動装置は両面記録再生型であるために、デイス
ク18の上面に接触する第1の磁気ヘツド54と
下面に接触する第2の磁気ヘツド55とを有し、
これ等はいずれもデイスク18の半径方向の送り
を受けるためにキヤリエツジ即ち運搬台56に装
着されている。運搬台56はデイスク18の半径
方向即ちデイスク18の挿入方向に一致して伸び
る2本のガイドレール57にガイドされてデイス
ク18の半径方向に移動する。尚この運搬台56
は第1図に示す如くラツク58とピニオン59と
によつて送りモータ60に結合され、モータ60
の駆動に応じて移動する。下側のヘツド55はジ
ンバルバネ61に支持されて運搬台56に直接に
取付けられているが、上側のヘツド54はデイス
ク組立体20の着脱を可能にするために、板バネ
62で上方向に偏倚されたアーム63にジンバル
バネ64で装着されている。また、デイスク保持
用回動アーム27の移動に連動してヘツド支持ア
ーム63がデイスク非保持位置の方向に移動する
ように、アーム63に突出部65が設けられ、こ
の突出部65が回動アーム27の上に伸びてい
る。尚、ヘツド支持アーム63はバネ62によつ
てヘツド54がデイスク18に接触する方向に偏
倚されているので、ヘツド支持アーム63のデイ
スク18の方向への回動を選択的に制御するため
に、突出部65がプランジヤソレノイド66で駆
動されるレバー67の上に伸びている。
68はデイスク組立体20の挿入時にこれが下
側のヘツド55に衝突することを阻止するために
設けられた断面コ字状部分を有するデイスク案内
レバーであり、断面コ字状部分で軸69に支持さ
れ、バネ70によつてデイスク組立体案内部68
aが下方に移動するように偏倚されている。そし
て、回動アーム27に固着された係合片71がデ
イスク非保持位置に対応して第2図に示すように
高い位置になつた時には係合片71の先端でバネ
70に抗してレバー67の一端を押し上げ、デイ
スク組立体案内部68aを第2図に示す位置に導
く。尚、デイスク保持状態の場合には、第3図に
示す如くデイスク組立体案内部68aはジヤケツ
ト19よりも下側に移動する。
次に、デイスク組立体20の着脱方法及びその
動作について述べる。デイスク組立体20が非挿
入で且つデイスク保持装置25が非保持状態の場
合には、第2図、第4図及び第10図に示すよう
に、操作摘み38が水平方向に伸びた状態にあり
且つクランパ26がデイスク回転支持体16から
離間した状態にある。そして、板バネ28によつ
て回動アーム27が第2図で矢印29で示す方向
に偏倚されているため、アーム先端の係合部33
によつてピンからなる係合部48が上方に押し上
げられ、回動板47は第10図で反時計方向に偏
倚され、アーム44及び操作摘み38は第10図
に示す如くほぼ水平に保たれる。この状態では第
4図に示す如く開口37を操作摘み38が遮蔽し
ないので、デイスク組立体20の挿入は可能であ
る。そこで、第9図に示すようなデイスク組立体
20をその右端から先に開口37に挿入する。即
ち、第11図で矢印49で示すようにデイスク組
立体20を水平に挿入する。この際、第12図に
示す最終位置までデイスク組立体20を挿入する
ことが出来ず、第11図に示すように、デイスク
組立体20の後端の長さLだけが未挿入部分とし
て残ることがある。しかし、未挿入部分の長さL
が小さい場合には、デイスク保持操作によつて自
動的に最終位置までデイスク組立体20が挿入さ
れる。即ち、操作摘み38に傾斜面41を有する
デイスク挿入操作部40が設けられているので、
操作摘み38を第11図に示すように反時計方向
に回すと傾斜面41がデイスク組立体20の後縁
を押圧し、デイスク組立体20は第12図に示す
位置に押し込まれる。また、デイスク組立体20
の未挿入の長さLが大きい場合には、操作摘み3
8がデイスク組立体20の上面に当り、操作摘み
38をそれ以上回すことが不可能であるので、デ
イスク組立体20が不完全挿入状態であることが
直ちに判明し、誤まつたデイスクのクランプがな
されることはない。
操作摘み38を第10図の状態から第12図に
示すようにほぼ90度回すと、操作摘み38の回動
に追従してクランクアーム44も約90度回動し、
また回動板47がクランクピン45で押圧されて
所定角度だけ時計方向に回動し、この先端のピン
からなる係合部48が回動アーム27の係合部3
3を押圧し、板バネ28の偏倚力に抗して回動ア
ーム27を反時計方向に回動させ、クランパ26
の軸部26aがデイスク18の貫通孔21及びデ
イスク回転支持体16のくぼみ15の中に入り込
み、デイスク中央部分18aがクランパ26のフ
ランジ状部分26bとデイスク回転支持体16の
支持面17との間に挾持される。そして、この状
態はフツク等の特別な係止機構の助けを借りない
で保持される。即ちクランクアーム44が第12
図及び第13図で矢印51で示す鉛直方向にほぼ
一致すれば、スロツト50の右端に設けられてい
る僅かなくぼみ50aにピン45が入り、クリツ
ク動作により所定のクランプ操作が終了したこと
が判明し、操作摘み38の操作力を解除しても、
この位置に保持される。これは、ピン45と軸3
9とが鉛直線上に配列され、板バネ28による偏
倚力によつて回動板47からアーム44に与えら
れる力の殆んど全部が矢印51に示す垂直方向の
成分となり、アーム44を回す方向の力が殆んど
発生しないためである。尚スロツト50の右端が
ピン45の鉛直線上の回動角度を制限するように
設けられているので、クランクアーム44がこれ
以上反時計方向に回ることはない。尚スロツト5
0によつてピン45の角度位置を決定する代り
に、クランクアーム44が鉛直線以上に反時計方
向に回るのを阻止するストツパを設けてもよい。
上述の如くして装着したデイスク18が記録済
のデイスクであり、次の記録を防止する必要があ
る場合には、第9図に示す切欠24が設けられて
いる。この装置では切欠24の一方の側に発光素
子(図示せず)、他方の側に受光素子(図示せず)
を配し、光学的に切欠24の有無を検出し、第5
図に示す表示器72にてこれを表示する。
クランパ26によるデイスク18の保持を解除
する場合には、操作摘み38を第12図で時計方
向、第5図で反時計方向に回す。これにより、ク
ランクアーム44が第12図で時計方向に回るこ
とが可能になり、板バネ28の偏倚力及び/又は
操作摘み38の解除の操作力によつて回動板47
は第12図で反時計方向に回り、回動アーム27
は時計方向に回り、デイスク18のクランプが解
除され、デイスク組立体20の引き抜きが可能に
なる。
上述から明らかなように、本実施例の方式には
次の利点がある。
(a) 操作摘み38に傾斜面41を有するデイスク
挿入操作部40を設けたので、デイスク組立体
20が未挿入状態になることを防止することが
出来る。
(b) デイスク18を保持する際に、デイスク組立
体20の挿入通路を操作摘み38が横切らなけ
ればならないので、デイスク組立体20の未挿
入量が大きい時には、操作摘み38の回動が不
可能になり、不完全挿入状態であることが直ち
に判明し、誤まつた挿入位置でデイスク18を
クランプするような事態は生じない。
(c) 操作摘み38が、開口37を有する操作面3
6に回動自在に配置され、デイスク18を回転
駆動可能に保持した時に操作摘み38が開口3
7の一部を遮蔽するので、操作面36に於ける
操作摘み38の位置によつて、デイスク保持装
置25の状態を容易に判別することが出来る。
またデイスク組立体20を誤まつて2重に挿入
するような恐れが生じない。更にまた、操作摘
み38の挿入操作部40によつてジヤケツト1
9の開口37側の位置決めが達成される。
(d) 開口37と操作摘み38とが同一操作面36
に設けられているので、一面によつて全ての操
作が可能になる。従つて、操作性が良いばかり
でなく、複数台のデイスク駆動装置の積み重
ね、又はこのデイスク駆動装置の上に別の物体
を置くことが可能になり、スペース上都合が良
くなる。
(e) 操作摘み38を回動操作し、水平に伸びる軸
39、アーム44、ピン45等のクランク機構
を介して回動アーム27を操作するようにした
ので、容器10の厚さを薄くすることが可能に
なる。
(f) 軸39とピン45とを結ぶ直線がデイスク1
8上の垂直線即ち鉛直線に一致した点をデイス
ク18の保持位置としているので、フツク等に
よる特別のロツク機構を設けなくとも、この位
置を保つことが可能である。従つて、構成が簡
略化される。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものでなく、更に変形可能
なものである。例えば、ジヤケツト19にデイス
ク18を入れずに、デイスク18のみを開口37
に挿入するものにも適用可能である。また、磁気
デイスクに限ることなく、光学的に記録又は再生
を行うデイスクを駆動する装置にも適用可能であ
る。また、デイスク回転支持体16の中央にデイ
スクの中央孔に挿入する駆動軸を設けて、デイス
クを回転するものにも適用可能である。また操作
摘み38を回動する代りに、上下方向に摺動させ
るような構成としても差支えない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるデイスク駆動
装置の平面図、第2図は第1図の2−2線の一部
を切断して示す断面図、第3図は第2図のクラン
パを閉じた状態を示す断面図、第4図は第1図の
左側面図、第5図は第4図の操作摘みを開口遮蔽
位置に回した状態を示す側面図、第6図は第1図
の一部を切欠して示す平面図、第7図及び第8図
は操作摘みとデイスク組立体との関係を第5図の
右側面から見た状態で示す側面図、第9図はデイ
スク組立体の縮小平面図、第10図、第11図、
及び第12図は操作摘みと連動機構とデイスク保
持装置とデイスク組立体との関係を動作順に示す
斜視図、第13図は第12図の状態に於ける連動
機構の正面図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、10は
容器、11は基体、13はモータ、16はデイス
ク回転支持体、18はデイスク、20はデイスク
組立体、25はデイスク保持装置、26はクラン
パ、27は回動アーム、28は板バネ、37は開
口、38は操作摘み、39は回動軸、40はデイ
スク挿入操作部、41は傾斜面、44はクランク
アーム、45はクランクピン、46は固定軸、4
7は回動板、48は係合部、50はスロツトであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録媒体デイスクを回転するためのモータ
    と、 前記モータの回転に追従して回転するように前
    記モータに結合され且つ前記デイスクを支持して
    回転するように形成されたデイスク回転支持体
    と、 前記デイスク回転支持体に対する前記デイスク
    の着脱が可能なデイスク非保持位置からデイスク
    保持位置に移動して前記デイスクを押圧して前記
    デイスク回転支持体に前記デイスクを固定し、前
    記デイスクを回転自在に保持するデイスク保持装
    置と、 前記デイスクを着脱するための開口を有し少な
    くとも前記モータと前記デイスク回転支持体と前
    記デイスク保持装置とを収容する容器と、 前記容器の前記開口を有する面に配置され、デ
    イスク非保持操作時に前記開口を遮蔽しない非遮
    蔽位置となり、デイスク保持操作時に前記開口の
    少なくとも一部を遮蔽する遮蔽位置となる操作摘
    みと、 前記操作摘みに一体に形成され且つ前記操作摘
    みを前記非遮蔽位置から前記遮蔽位置に移動する
    際に、前記開口に対して前記デイスク又は前記デ
    イスクを含むデイスク組立体が完全に挿入されて
    いない一定量以下の未挿入部分があれば、前記未
    挿入部分を前記開口に対する挿入方向に押圧して
    挿入する傾斜面を有しているデイスク挿入操作部
    と、 前記操作摘みと前記デイスク保持装置とを連動
    させるために前記操作摘みと前記デイスク保持装
    置との間に設けられた連動機構と、 前記デイスク保持位置にある前記デイスクの下
    面に接する磁気ヘツドと、 前記デイスク又はデイスク組立体の挿入時に
    は、前記磁気ヘツドと衝突することを防ぐため
    に、前記デイスク又はデイスク組立体を前記磁気
    ヘツドの頂面の高さ位置以上の高い位置に案内
    し、前記デイスクが前記デイスク保持位置になつ
    た時には前記磁気ヘツドの頂面よりも低い位置に
    なるデイスク又はデイスク組立体案内部と を具備していることを特徴とするデイスク駆動装
    置。
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