JPH0440774A - 映像信号記録再生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ミューズ（ＭＵＳＢ）信号を記録再生する装
置に関する。

従来の技術 Ｍ　Ｕ　　Ｓ　Ｅ　　（Ｍｕｌｔｉｐｌｅ　　５ｕｂ−
Ｎｙｃ＋ｕｉｓｔ　　ＳａｕｌｉｎｇＥｎｃｏｃｌ　ｉ
ｎａ　）方式は、ハイビジョンを放送衛星で伝送するた
めにＮＨＫが開発した帯域圧縮方式であり、その内容は
ＮＨＫ技研月報Ｖｏ１．２７　（１９８５）、信学研資
ＩＥ８６−６９　　（１９８６）　、　ＴＶ全大予１２
−６（１９８７）　＋　ＮＨＫ技術研究Ｖｏ１．３９．
Ｎｏ、２．Ｄｐ、　７６−１１１　　（１９８７）など
の資料に紹介されている。

これはオフセットサブサンプリングを基本とする帯域圧
縮技術であり、ベースバンドハイビジョン信号を８．１
ＭＨｚまで帯域圧縮するしのである。

第２図はＭ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　ｔＦｓ号における各フィール
ドのサンプル位相のサンプリングパターンを示す、第２
図に示すように、サンプル位相は４フイールドで一巡す
る。

ＭＵＳＥ信号の伝送信号形式を第１表に示す。

〈以下余白〉 第３図にＭＵＳＥ信号のデコーダの概略構成を示すブロ
ック図である。第３図において、２２は入力端子、２３
はＡ／Ｄ変換器、２４は同期検出回路、２５はコントロ
ール信号データ検出回路、２６はＳ／Ｎ検出回路、２７
は現在フレーム映像メモリ、２８は２フレーム前映像メ
モリ、２９は重み付は加算回路、３０は制御回路、３１
は静止画処理回路、３２は動画処理回路、３３は動き検
出回路、３４は混合回路、３５はＴＣＩデコード回路、
３６は逆マトリクス回路、３７〜３９はＤ／Ａ変換器、
４０〜４２は出力端子である。

このように構成されたＭＵＳＥ信号デコーダにおいて、
次にその動作を説明する。入力端子２２にＭＵＳＥ信号
が入力されると、Ａ／Ｄ変換器２３でディジタル化され
、ＭＵＳＥ信号データとして次段に転送される。同期検
出回路２４では入力されたＭＵＳＥ信号データから同期
信号を分離し、ＭＵＳＥデコーダ全体の同期を制御する
。コントロール信号データ加算時Ｎｌ２５では入力され
たＭＵＳＥ信号データの中からコントロール信号データ
部分を取り出して復号した後、各部に転送する。コント
ロール信号データの内容を第２表に示す、Ｓ／Ｎ検出回
路２６は信号データのうちの第５６３ラインおよび第１
１２５ラインに設けられているクランプレベルラインの
Ｓ／Ｎを検出し、その検出結果を制御回路３０に送る。

く以下余白〉 箪　９　秀 ＭＵＳＥ信号データ内の映像信号データは、現在フレー
ム映像メモリ２７．２フレーム前映像メモリ２８、動画
処理回路３２、動き検出回路３３にそれぞれ転送される
。現在フレーム映像メモリ２７には現時点でのフレーム
の映像信号データが蓄えられ、２フレーム前映像メモリ
２８には２フレーム前の時点での映像信号データが蓄え
られる。そして重み付は加算回路２９で、それぞれのフ
レームの映像信号データに重み付けをした後加算を行い
、静止画処理回路３１に転送する。制御回Ｈ３０は、コ
ントロール信号データ検出回路２５で検出復号されたコ
ントロール信号データのうちのビット番号１１．１２の
ノイズリデュースコントロールデータとＳ／Ｎ検出回路
２６からのデータをもとに制御信号を作り、その制御信
号で重み付は加算回路２９でのデータ加算時の重み付け
の割合を制御する。この現在の映像信号データと過去の
映像信号データとの重み付は加算によって映像信号デー
タのノイズリデュースを行う、２フレーム前の時点での
映像信号データの割合が現時点でのフレームの映！信号
データより多くなる・はどノイズリデュースが強くかか
ることになる。

静止画処理回ｊ％３１は送られてきた映像信号データの
うち、連続する４フイールドの信号データを用い、フレ
ーム間内挿を行った後フィールド間内挿を行い、すなわ
ち第２図で示した４種類のサンプル点すべてを用いて静
止画信号を作り出し、混合回路３４に転送する。動画処
理回路３２は映像信号データのうちの１フイールド内の
データのみを用い、すなわちフィールド内内挿のみを行
って動画信号を作り出し、混合回路３４に転送する。動
き検出回路３３は入力されたＭＵＳＥ信号データの１フ
レ一ム問および２フレ一ム間の差分をとることにより、
画像の動領域を検出して動き信号を作り出し、混合回路
３４に転送する。静止画処理回路３１および動き検出回
ｉ％３３は、コントロール信号データの内容によってそ
れぞれデータ処理内容および出力信号の内容が制御され
る。

混合回路３４は前記動き信号によって、画素ごとに前記
静止画信号と前記動画信号とを混合あるいは切り替えて
ＴＣＩデコード回路３５に転送する。

ＴＣＩデコード回路３５に送られた内挿処理された映像
信号データはＴＣＩデコードされ、逆マトリクス回路３
６でＧＢＲ信号に変換され、Ｄ／Ａ変換器３７〜３９で
それぞれアナログ量に変換され、出力端子４０〜４２に
出力される。

発明が解決しようとする課題 上記したＭＵＳＥ信号をＶＴＲなどで記録再生しようと
した場合、ＭＵＳＥ信号がアナログサンプル値伝送技術
を用いているため、記録再生糸の周波数特性や群遅延特
性などの条件がきびしく、ディジタル記録が適している
。

ディジタルデータの形で記録再生しようとした場合、記
録時間を長時間化するためには記録データの情報量をで
きるだけ削減する必要がある。そのために記録時に第１
表に示すＭＵＳＥ信号伝送信号形式うち、映像信号デー
タ部分を高能率符号化してピットリダクションを行う、
この高能率符号化は、ＭＵＳＥ信号がすでに周波数領域
で圧縮されたものであるため、Ｄ　Ｐ　ＣＭ　（Ｄｉｆ
ｆｅｒｅｎｔｉａＰｕｌｓｅ　Ｃｏｄｅ　Ｍｏｄｕｌａ
ｔｉｏｎ　）またはＡＤＲＣ（＾ｄａｐｔｉｖｅ　Ｄｙ
ｎａｇ＋ｉｃ　Ｒａｎｇｅ　Ｃｏｄｉｎｇ　）などのレ
ベル方向での圧縮を行うものが適している。

そして再生時には前記高能率符号化された映像信号デー
タ部分な復号化した後再生ＭＵＳＥ信号として出力する
。

ところが、前記再生ＭＵＳＥ信号をＭＵＳＥデコーダに
入力してベースバンドハイビジョン信号に復号したとき
、映像信号データを前記ＤＰＣＭまたはＡＤＲＣなどで
符号化したために、再生画像において、平坦部で粒状（
グラニュラ−）ＩＩ音やエツジ部でエツジビジネスなど
が生じ、再生画像のＳ／Ｎが劣化し、もとの映像信号の
品質や画像内容によっては画質劣化が非常に目につくも
のとなる。

本発明はかかる従来技術の問題に鑑み、ＭＵＳＥｆｔ号
を高能率符号化によって情報量を削減して記録再生する
とき、再生時にクランプレベルライン部分に一定のＳ／
Ｎ比を重畳することで、高能率符号化することによる再
生画質劣化を低減することのできる映像信号記録再生装
置を掛供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段 上記した構成により、本発明は、ＭＵＳＥ方式信号を記
録再生する映像信号記録再生装！であって、ＭＵＳＥ信
号をディジタル量に変換してＭＵＳＥ信号データとする
Ａ／Ｄ変換器と、前記ＭＵＳＥ信号データの映像信号デ
ータ部分を高能率符号化してデータ量を削減し圧縮ＭＵ
ＳＥ信号データとするＭＵＳＥ信号高能率符号化手段と
、前記圧縮ＭＵＳＥ信号データを記録し再生する記録再
生器と、前記記録再生器で記録再生された再生圧縮ＭＵ
ＳＥ信号データのなかの酸ｍ信号データをもとのデータ
量の映像信号データにもどし再生ＭＵＳＥ信号データと
するＭＵＳＥ信号高能率復号化手段と、前記再生ＭＵＳ
Ｅｆ８号データのうちのクランプレベルラインデータに
一定のＳ／Ｎ比のノイズを重畳するノイズ加算器と、前
記ノイズを加算された再生ＭＵＳＥ信号データをアナロ
グ量に変化するＤ／Ａ変換器とを備えたものである。

さらに本発明は、ＭＵＳＥ方式信号を記録再生する映像
信号記録再生装置であって、ＭＵＳＥ信号をディジタル
量に変換してＭＵＳＥ信号データとするＡ／Ｄ変換器と
、前記ＭＵＳＥ信号データから映像信号データ部分と音
声信号データ部分およびコントロール信号データ部分を
取り出す第１のデータ分離器と、前記データ分離器出力
データのうちの映像信号データを高能率符号化してデー
タ量を削減し圧縮映像信号データとする高能率符号化器
と、前記圧縮映像信号データと前記音声信号データおよ
び前記コントロール信号データを記録し再生する記録再
生器と、前記記録再生器で記録再生された再生信号デー
タのうちの圧縮映像信号データを分離する第２のデータ
分離器と、前記圧縮映ｔＩＬ信号データをもとのデータ
量の映像信号データにもどす高能率復号化器と、前記圧
縮映像信号データ以外の前記再生信号データと前記高能
率復号止器出力とを混合し、さらにＶＩＴ信号データと
水平同期信号データと垂直同期信号データおよびクラン
プレベルラインデータとを付加して再生ＭＵＳＥ信号デ
ータとするデータ混合器と、前記データ混合器で付加す
る前記クランプレベルラインデータに一定のＳ／Ｎ比の
ノイズを重畳するノイズ加算器と、前記再生ＭＵＳＥ信
号データをアナログ量に変換するＤ／Ａ変換器とを働え
たものである。

作用 本発明は前記した構成により、ＭＵＳＥ信号をディジタ
ル化し、高能率符号化によって情報量を削減して記録再
生を行うとき、再生時、再生信号データをＭＵＳＥフォ
ーマットに戻すときにクランプレベルライン部分に一定
のノイズを重畳することで、ＭＵＳＥ＠号デコーダにお
けるノイズリデュース量を制御し再生画像の画質改善を
行う。

実施例 以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

なお、以下に示す実施例ではＶＴＲを記録再生手段とし
て考える。

第１図は本発明の一実施例における映像信号記録再生装
置のブロック図を示す、第１図において、１は入力端子
、２は入力端子に接続されたＡ／Ｄ変換器である。３は
同期分離回路、４はデータ分離回路で、Ａ／Ｄ変換器２
に！ｌ続されている。５は高能率符号化回路、６はデー
タ混合回路で、それぞれデータ分離口１１！４の別々の
出力端子に接続されるとともに、データ混合回路６には
さらに高能率符号化器Ｂ５の出力信号が入力される。７
はエラー訂正符号化回路、８は変調回路、９は記録アン
プ、１０は記録ヘッドで、データ混合回路６に順次！＃
続されている。１１は記録媒体である。１２は再生ヘッ
ド、１３は再生アンプ、１４はｆｆ！調回路、１５はエ
ラー訂正復号回路で、順次データ分離回路１６に接続さ
れる。データ分離回路１６は高能率復号化回路１７を介
してデータ混合回路１８へ接続されるとともに、別の出
力端子を介してデータ混合回路１８へ接続される。１９
はデータ混合回路１８へｉｓ続されたノイズ加算回路、
２０はデータ混合回路１８に接続されたＤ／Ａ変換器、
２１はＤ／Ａ変換器２０に接続された出力端子である。

以下本実施例の映像信号記録再生装置の動作を説明する
。

入力端子１に入力されたＭＵＳＥ信号はＡ／Ｄ変換器２
でディジタル化されＭＵＳＥ信号データとして出力され
る。同期分離回路３は前記ＭＵＳＥ信号データから同期
信号を検出し、装置全体の同期を制御する。データ分離
回路４は前記ＭＵＳＥ信号データの中から映像信号デー
タを分離して高能率符号化回路５に入力し、映像信号デ
ータ以外の信号データをデータ混合回路６に入力する。

高能率符号化回路５は入力された映像信号データをＤＰ
ＣＭまたはＡＤＲＣなとの符号化によってデータ量を削
減する。データ混合回路６では、高能率符号化器Ｍ５か
らの出力データとデータ分離回路４からの信号データと
を混合して出力する。

データ混合回路６の出力データは、エラー訂正符号北回
ｎ７でエラー訂正のための符号をっけ加えられ、変調回
ｎ８で記録のための変調をほどこされ、記録アンプ９お
よび記録ヘッド１０を介して記録媒体１１に記録される
。

再生時、記録媒体１１から再生ヘッド１２によって得ら
れた再生信号データは、再生アンプ１３を介して復調回
路１４で復調され、エラー訂正復号回路１５でエラー訂
正処理をほどこされ、データ分離回路１６に入力される
。データ分離回路１６は入力された再生信号データの中
から映像信号データを分離し、高能率復号化回路１７に
入力し、映像信号データ以外の信号データをデータ混合
回路１８に入力する。

高能率復号化回路１７では、入力された映像信号データ
をもとのＭＵＳＥフォーマットの映像信号データに復号
する。データ混合回路１８では、高能率復号化器ｊ！１
１７からの出力データとデータ分離回路１６からの信号
データとを混合して再生Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　Ｆａ号データ
として出力する。

このときノイズ加算図ｌ１１９はこの再生ＭＵ　ＳＲ信
号データの第５６３ラインおよび第１１２５ラインに設
けられているクランプレベルラインに前記高能率符号化
復号化による再生映像信号データのＳ／Ｎ劣化量に相当
するノイズを加算する。そしてデータ混合回路１８から
の再生ＭＵＳＥ信号データはＤ／Ａ変換器２０でアナロ
グ化され、出力端子２１から出力される。この再生ＭＵ
ＳＥ信号がＭＵＳＥデコーダに入力されると、ＭＵＳＥ
デコーダは再生Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　ｔ？、号のクランプレ
ベルラインのＳ／Ｎを検出し、それに応じたノイズリデ
ュースを映像信号部分にほどこす。

以上のように本実施例によれば、ＭＵＳＥ信号を高能率
符号化して情報量を削減してディジタル記録する場合、
再生時に再生Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　ｍ号内のクランプレベル
ラインにノイズを重畳することで、Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　信
号デコーダでのノイズリデュース量を制御し、再生画質
を改善することができる。

なお、本実施例ではＭＵＳＥ信号データのなかの映像信
号データ部分の情報量を高能率符号化により削減して圧
縮映像信号データとし、その圧縮映像信号データととも
に映像信号部分以外のＭＵＳＥ信号データすべてを記録
するとしたが、より情報量を削減するためには、Ｍ　Ｕ
　Ｓ　Ｅ　％量データのなかの映像信号データと音声信
号データおよびコントロール信号データのみを記録し、
再生時に理想的なＶＩＴ信号データと同期信号データお
よびクランプレベルラインデータを付加して再生ＭＵＳ
Ｂｍ号とする方法が行われる。この場合は、再生時に付
加するクランプレベルラインデータに通常記録するＭ　
Ｕ　Ｓ　Ｅ　ｍ号のクランプレベルラインの平均Ｓ／Ｎ
比から、高能率符号化器および高能率復号化器で映像信
号を符号化復号化したときの前記映像信号のＳ／Ｎ劣化
量を差し引いたＳＺＮ比に相当するノイズを加算する。

また、ＭＵＳＥ信号データのなかの映像信号データ部分
の情報量を高能率符号化によって削減せずに、映像信号
データと音声信号データおよびコントロール信号データ
のみを記録し、再生時に理想的なＶＩＴ信号データと同
期信号データおよびクランプレベルラインデータを付加
して再生ＭＵＳＥ信号とする場合も、再生時に付加する
クランプレベルラインデータに通常記録するＭ　Ｕ　Ｓ
　Ｅ　Ｐａ号のクランプレベルラインの平均Ｓ／Ｈに相
当するノイズを重畳したほうがよいのは明らかである。

また、ノイズ加算回路で加算するノイズは、ＭＵＳＥ信
号デコーダのＳ／Ｎ検出回路で検出できるものであれば
どのようなものでもよい。

また、本実施例では、記録再生手段をＶＴＲとしたが、
どのような記録再生手段であっても本実施例の効果に変
わりはない、さらには、記録再生の部分が伝送路におき
替わってもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、ＭＵＳＥ信号を高
能率符号化して情報量を削減してディジタル記録する場
合、再生時にＭＵＳＥ信号内のクランプレベルラインに
一定量のノイズを重畳することで、Ｍ　Ｕ　Ｓ　Ｅ　ｍ
号デコーダでのノイズリデュース量を制御し、再生画質
を改善することができる。しかもＭＵＳＥデコーダの本
来の機能をそのまま用いるため簡単な付加回路で実現で
き、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明における一実施例の映像信号記録再生装
置のブロック図、第２国はＭＵＳＥ信号における各フィ
ールドのサンプル位相のサンプリングパターン図、第３
図はＭＵＳＥ信号デコーダの概略構成を示すブロック図
である。 １・・・入力端子、２・・・Ａ／Ｄ変換器、３・・・同
期分離回路、４・・・データ分離回路、５・・・高能率
符号化回路、６・・・データ混合回路、７・・・エラー
訂正符号化回路、８・・・変調回路、９・・・記録アン
プ、１０・・・記録ヘッド、１１・・・記録媒体、１２
・・・再生ヘッド、１３・・・再生アンプ、１４・・・
復調回路、１５・・・エラー訂正復号回路、１６・・・
データ分離回路、１７・・・高能率復号化回路、１８・
・・データ混合回路、１９・・・ノイズ加算回路、２０
・−・Ｄ／Ａ変換器、２１・・・出力端子。 代理人　　　森　　本　　義　　弘

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、ＭＵＳＥ信号をディジタル量に変換してＭＵＳＥ信
   号データとするＡ／Ｄ変換器と、前記ＭＵＳＥ信号デー
   タの映像信号データ部分を高能率符号化してデータ量を
   削減し圧縮ＭＵＳＥ信号データとするＭＵＳＥ信号高能
   率符号化手段と、前記圧縮ＭＵＳＥ信号データを記録し
   再生する記録再生器と、前記記録再生器で記録再生され
   た再生圧縮ＭＵＳＥ信号データのうちの映像信号データ
   をもとのデータ量の映像信号データにもどし再生ＭＵＳ
   Ｅ信号データとするＭＵＳＥ信号高能率復号化手段と、
   前記再生ＭＵＳＥ信号データのなかのクランプレベルラ
   インデータに一定のＳ／Ｎ比のノイズを重畳するノイズ
   加算器と、前記ノイズを加算された再生ＭＵＳＥ信号デ
   ータをアナログ量に変換するＤ／Ａ変換器とを備えたこ
   とを特徴とする映像信号記録再生装置。 ２、ノイズ加算器は、高能率符号化手段および高能率復
   号化手段で映像信号を符号化復号化したときの前記映像
   信号のＳ／Ｎ劣化量に相当するノイズを重畳することを
   特徴とする請求項１記載の映像信号記録再生装置。 ３、ＭＵＳＥ信号をディジタル量に変換してＭＵＳＥ信
   号データとするＡ／Ｄ変換器と、前記ＭＵＳＥ信号デー
   タから映像信号データ部分と音声信号データ部分および
   コントロール信号データ部分を取り出す第１のデータ分
   離器と、前記データ分離器出力データのうちの映像信号
   データを高能率符号化してデータ量を削減し圧縮映像信
   号データとする高能率符号化器と、前記圧縮映像信号デ
   ータと前記音声信号データおよび前記コントロール信号
   データを記録し再生する記録再生器と、前記記録再生器
   で記録再生された再生信号データのうちの圧縮映像信号
   データを分離する第２のデータ分離器と、前記圧縮映像
   信号データをもとのデータ量の映像信号データにもどす
   高能率復号化器と、前記圧縮映像信号データ以外の前記
   再生信号データと前記高能率復号化器出力とを混合し、
   さらにＶＩＴ信号データと水平同期信号データと垂直同
   期信号データおよびクランプレベルラインデータとを付
   加して再生ＭＵＳＥ信号データとするデータ混合器と、
   前記データ混合器で付加する前記クランプレベルライン
   データに一定のＳ／Ｎ比のノイズを重畳するノイズ加算
   器と、前記再生ＭＵＳＥ信号データをアナログ量に変換
   するＤ／Ａ変換器とを備えたことを特徴とする映像信号
   記録再生装置。 ４、ノイズ加算器は、通常記録するＭＵＳＥ信号のなか
   のクランプレベルラインデータの平均Ｓ／Ｎ比から、高
   能率符号化器および高能率復号化器で映像信号を符号化
   復号化したときの前記映像信号のＳ／Ｎ劣化量を差し引
   いたＳ／Ｎ比に相当するノイズを加算することを特徴と
   する請求項３記載の映像信号記録再生装置。