JP2007023785A - 潤滑装置付き往復ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 往復ポンプ10は、クランクケース12内に配置された作動クランク14の回転によって往復動するプランジャ18と、オイルポンプ30と、を備える。該オイルポンプ30によって、前記クランクケース12内のオイルLを吸入部34から吸入して、吐出部36からオイル滴下案内皿40に吐出する。該オイル滴下案内皿40に受け入れたオイルLを滴下するための滴下部40aが、前記オイル滴下案内皿40の下面に設けられる。前記オイル滴下案内皿40のオイルLは、前記滴下部40aを通って前記プランジャ18の外周部18dに滴下される。
【選択図】 図2
Description
また、従来の作動クランク式動力噴霧機において、プランジャが貫通するパッキンの舌片部を、注油槽に挿入した構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
更に、従来の往復ポンプにおいて、プランジャが貫通するフェルトパッキンを、オイルシール押え部材の中に収容し、潤滑油が前記オイルシール押え部材の貯留用垂下部に貯留された構造も知られている(例えば、特許文献2参照)。
本発明の他の目的は、オイルシール及び水シールの寿命を向上させることが可能な潤滑装置を備えた往復ポンプを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、装置の構造が簡単であり、構成部品数が少なく、コンパクトであり、かつ、低コストで製造することができる往復ポンプを提供することにある。
(1)第1の実施の形態:
最初に、本発明の往復ポンプの第1の実施の形態を説明する。
(1・1)第1の実施の形態の構造:
図1を参照すると、本発明の往復ポンプの第1の実施の形態において、往復ポンプ10は、クランクケース12と、前記クランクケース12内に配置された作動クランク14と、コンロッド16と、プランジャ18と、を備える。前記コンロッド16は、その大端部が前記作動クランク14の偏心アーム部に連結される。前記プランジャ18は、前記コンロッド16の小端部に連結される。前記作動クランク14の入力軸端部は、内燃機関などの駆動源(図示せず)の出力軸に直接連結され、或いは、ギヤボックスなどの伝動手段を介して駆動上連結される。前記駆動源の出力軸が回転することにより、前記作動クランク14の入力軸端部は回転するように構成される。前記作動クランク14は、図1において、紙面に対して垂直な回転軸線14xを中心として回転できるように構成される。前記作動クランク14が回転することによって、前記プランジャ18は、プランジャガイド20に支持されて往復動(直線移動)するように構成される。
図1および図2を参照すると、前記往復ポンプ10において、前記クランクケース12内に配置された前記作動クランク14は、前記駆動源(図示せず)が動作することにより、図1の紙面に対して垂直な回転軸線14xを中心として回転するように構成される。前記作動クランク14が回転すると、前記プランジャ18は、前記プランジャガイド20の内部に案内されて、図1において双頭の矢印18Aで示すように、水平方向に左右方向に往復動(直線移動)する。前記プランジャ18が往復動すると、前記吸入口からの薬剤が前記ポンプ室52を介して高圧に加圧され、前記吐出口54から噴霧対象物に噴霧される。
次に、本発明の往復ポンプの第2の実施の形態を説明する。以下の説明において、本発明の往復ポンプの第2の実施形態が前記第1の実施形態と異なる点を主に述べる。したがって、以下に記載がない個所は、前記第1の実施形態についての説明をここに準用する。
図4および図5を参照すると、本発明の往復ポンプの第2の実施の形態において、往復ポンプ110は、クランクケース112と、前記クランクケース112内に配置された三個の作動クランク(図4には一個の作動クランク114aのみを図示する)と、大端部が前記それぞれの作動クランクの偏心アーム部に連結された三本のコンロッド(図4には一本のコンロッド116aのみを図示する)と、前記それぞれのコンロッドの小端部に連結された三本のプランジャ118a、118b、118cと、を備える。前記それぞれのプランジャ118a、118b、118cは、それぞれプランジャガイドの内部で往復動(直線移動)するように構成される。
図4〜図6を参照すると、前記往復ポンプ110において、前記三個の作動クランク(図4には一個の作動クランク114aのみを図示する)がそれぞれ回転すると、前記3個のコンロッド(図4には1個のコンロッド116aのみを図示する)は、それぞれ位相をずらした回転運動を行い、前記三本のプランジャ118a、118b、118cは、水平方向に左右方向に往復動(直線移動)する。
12 クランクケース
14 作動クランク
18 プランジャ
18d 外周部
20 プランジャガイド
30 オイルポンプ
34 吸入部
36 吐出部
40 オイル案内部材(オイル滴下案内皿)
40a 滴下部
110 往復ポンプ
112 クランクケース
114a、114b、114c 作動クランク
118a、118b、118c プランジャ
118d 外周部
130 オイルポンプ
134 吸入部
136 吐出部
140 オイル案内部材(オイル滴下案内皿)
140a、140b、140c 滴下部
144 オイル溜め
L オイル
Claims (7)
- クランクケース(12)内に配置された作動クランク(14)の回転によって往復動するプランジャ(18)を備えた往復ポンプ(10)において、
吸入部(34)および吐出部(36)を有し、かつ、前記クランクケース(12)内のオイル(L)を前記吸入部(34)から吸入して前記吐出部(36)から吐出することができるオイルポンプ(30)と、
該オイルポンプ(30)から吐出されるオイル(L)を受け入れるオイル案内部材(40)とを備え、
該オイル案内部材(40)に受け入れたオイル(L)を前記プランジャ(18)の外周部(18d)に滴下せしめるための滴下部(40a)が、前記オイル案内部材(40)に設けられる、
ことを特徴とする往復ポンプ。 - 前記オイルポンプ(30)は、前記クランクケース(12)の上方部に設けられることを特徴とする、請求項1に記載の往復ポンプ。
- 前記オイルポンプ(30)は、前記クランクケース(12)内のオイル(L)の上澄み部分のみを前記吸入部(34)から吸入することができるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の往復ポンプ。
- クランクケース(112)内に配置された作動クランク(114a、114b、114c)の回転によって往復動するプランジャ(118a、118b、118c)を備えた往復ポンプ(110)において、
前記プランジャ(118a、118b、118c)を潤滑するためのオイル(L)を蓄えるためのオイル溜め(144)と、
吸入部(134)および吐出部(136)を有し、かつ、前記オイル溜め(144)内のオイル(L)を前記吸入部(134)から吸入して前記吐出部(136)から吐出することができるオイルポンプ(130)と、
該オイルポンプ(130)から吐出されるオイル(L)を受け入れるオイル案内部材(140)とを備え、
該オイル案内部材(140)に受け入れたオイル(L)を前記プランジャ(118a、118b、118c)の外周部(118d)に滴下するための滴下部(140a、140b、140c)が、前記オイル案内部材(140)に設けられる、
ことを特徴とする往復ポンプ。 - 前記オイル案内部材(140)は、前記プランジャ(118a、118b、118c)の上方に配置され、前記オイルポンプ(130)は、前記オイル案内部材(140)の上方に配置され、前記オイル溜め(144)は、前記プランジャ(118a、118b、118c)の下方に配置されることを特徴とする、請求項4に記載の往復ポンプ。
- 前記往復ポンプ(110)は複数のプランジャ(118a、118b、118c)を備えるように構成され、前記滴下部(140a、140b、140c)は、前記複数のプランジャ(118a、118b、118c)のそれぞれの外周部(118d、118d、118d)に同時にオイルを滴下することができるように構成されることを特徴とする、請求項1又は4に記載の往復ポンプ。
- 前記オイル溜め(144)が、前記クランクケース(112)内に配設されることを特徴とする、請求項4に記載の往復ポンプ。
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-07-12 JP JP2005202722A patent/JP4832818B2/ja not_active Expired - Fee Related
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