JPH0440730Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0440730Y2 JPH0440730Y2 JP17607186U JP17607186U JPH0440730Y2 JP H0440730 Y2 JPH0440730 Y2 JP H0440730Y2 JP 17607186 U JP17607186 U JP 17607186U JP 17607186 U JP17607186 U JP 17607186U JP H0440730 Y2 JPH0440730 Y2 JP H0440730Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mixing chamber
- nozzle
- air
- liquid
- bubbles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は気泡発生用ノズルに関し、特に石炭水
スラリ製造設備の脱灰装置に適用されるコラム式
浮選機に有利に適用しうる同ノズルに関する。
スラリ製造設備の脱灰装置に適用されるコラム式
浮選機に有利に適用しうる同ノズルに関する。
第3図に示す石炭の浮選機における気泡発生用
ノズルを例にとつて従来の気泡発生ノズルを説明
する。
ノズルを例にとつて従来の気泡発生ノズルを説明
する。
空気供給管01から加圧空気が供給され、円錐
状の多孔板02から浮選機本体03内に噴出して
いる。石炭と水の混合物が原液供給管04から供
給されると噴出空気は気泡05となり、石炭粒子
および灰粒子と衝突、接触する。
状の多孔板02から浮選機本体03内に噴出して
いる。石炭と水の混合物が原液供給管04から供
給されると噴出空気は気泡05となり、石炭粒子
および灰粒子と衝突、接触する。
石炭粒子はケロシン等の浮選剤の働きによつ
て、気泡05と合体、上昇し浮選機本体03をオ
ーバフローする。一方、灰粒子は気泡05と合体
することなく、多孔板02中心に接続されている
抜出し管06から系外に排出される。
て、気泡05と合体、上昇し浮選機本体03をオ
ーバフローする。一方、灰粒子は気泡05と合体
することなく、多孔板02中心に接続されている
抜出し管06から系外に排出される。
同一空気量下での浮選脱灰において、大径気泡
では浮選機本体内の流れが気泡の浮上速度により
大きく乱されるため、脱灰の効率は良くない。こ
れに対して小径気泡では石炭粒子との衝突、接触
の機会が増加すると考えられ、効率も良くなる。
では浮選機本体内の流れが気泡の浮上速度により
大きく乱されるため、脱灰の効率は良くない。こ
れに対して小径気泡では石炭粒子との衝突、接触
の機会が増加すると考えられ、効率も良くなる。
したがつて、浮選脱灰においては気泡の微細化
が重要なポイントといえるが、多孔板方式では孔
径を小さくしても、気泡の微細化は困難である。
が重要なポイントといえるが、多孔板方式では孔
径を小さくしても、気泡の微細化は困難である。
本考案は微少気泡を発生しうる気泡発生用ノズ
ルを提供しようとするものである。
ルを提供しようとするものである。
本考案は、中空状に混合室が内部に形成された
ノズル本体と、同ノズル本体に複数設けられ上記
混合室に液体を噴霧させる液体噴霧孔と、上記ノ
ズル本体に複数設けられ上記混合室に気体を流入
させる気体流入孔と、上記ノズル本体に複数設け
られ上記混合室から液体と気体の混合流体を噴射
させる混合流体噴射孔とを有してなるものであ
る。
ノズル本体と、同ノズル本体に複数設けられ上記
混合室に液体を噴霧させる液体噴霧孔と、上記ノ
ズル本体に複数設けられ上記混合室に気体を流入
させる気体流入孔と、上記ノズル本体に複数設け
られ上記混合室から液体と気体の混合流体を噴射
させる混合流体噴射孔とを有してなるものであ
る。
〔作用〕
液体噴霧孔より混合室内に噴霧された液体は、
その表面積が拡大する。従つて、その液体の圧
力、および、温度に応じて、気体流入孔から供給
された気体は液体に溶解する。
その表面積が拡大する。従つて、その液体の圧
力、および、温度に応じて、気体流入孔から供給
された気体は液体に溶解する。
同時に、噴霧された液体の動圧によつて、気体
にせん断力を加え、気体を微細化する。
にせん断力を加え、気体を微細化する。
混合流体噴出孔からは、微細化された気体が噴
射されると共に、液体中に溶解した気体が圧力低
下に伴い析出され微細な気泡が発生する。
射されると共に、液体中に溶解した気体が圧力低
下に伴い析出され微細な気泡が発生する。
以下、本考案の好ましい実施例を第1図によつ
て説明する。
て説明する。
ノズル本体は、後記するヘツダ管12に取り付
けられるノズル取付部16とノズル蓋18とから
なり、内部は中空になつている。
けられるノズル取付部16とノズル蓋18とから
なり、内部は中空になつている。
この中空部はオリフイス板17により二分され
ており、ノズル取付部16側の第一混合室19と
ノズル蓋18側の第二混合室20が形成されるこ
とになる。
ており、ノズル取付部16側の第一混合室19と
ノズル蓋18側の第二混合室20が形成されるこ
とになる。
ノズル取付部16には清水噴霧孔21と空気流
入孔22とが設けられており第一混合室19と連
通している。またノズル蓋18には混合流体噴射
孔23が設けられており第二混合室20と連通し
ている。
入孔22とが設けられており第一混合室19と連
通している。またノズル蓋18には混合流体噴射
孔23が設けられており第二混合室20と連通し
ている。
ヘツダ管12は仕切板11により清水側12a
と空気側12bとに二分割されており先端は盲蓋
13により閉じられている。ヘツダ管12の他端
には浮選機3から突出したフランジ継手4と締結
するためのフランジ継手14が固定されており、
接続板15を介して空気供給管1、清水供給管2
に接続されている。
と空気側12bとに二分割されており先端は盲蓋
13により閉じられている。ヘツダ管12の他端
には浮選機3から突出したフランジ継手4と締結
するためのフランジ継手14が固定されており、
接続板15を介して空気供給管1、清水供給管2
に接続されている。
ノズルは、図に示すようにノズル取付部16で
ヘツダ管12に固定されており清水噴霧孔21が
ヘツダ管12の清水側12aに、また、空気流入
孔22が空気側12bに連通するように配置され
る。
ヘツダ管12に固定されており清水噴霧孔21が
ヘツダ管12の清水側12aに、また、空気流入
孔22が空気側12bに連通するように配置され
る。
なお、混合流体噴出孔23は浮選機3に連通す
る。
る。
第1図において、空気および清水はそれぞれコ
ンプレツサ(図示なし)、ポンプ(図示なし)に
より空気供給管1、清水供給管2からヘツダ管1
2へと送られる。清水は清水流入孔21から第一
混合室19内に向けて霧化状態で噴射され、この
ため第一混合室19内は乱流状態となり、空気流
入孔22から第一混合室19内に流入しようとす
る空気がせん断を受け微細な気泡となる。
ンプレツサ(図示なし)、ポンプ(図示なし)に
より空気供給管1、清水供給管2からヘツダ管1
2へと送られる。清水は清水流入孔21から第一
混合室19内に向けて霧化状態で噴射され、この
ため第一混合室19内は乱流状態となり、空気流
入孔22から第一混合室19内に流入しようとす
る空気がせん断を受け微細な気泡となる。
微細化した気泡の一部は第一混合室19内の清
水がオリフイス板17等の後流側損失に相当する
静圧を有しているため、オリフイス板17を設け
ない場合よりも清水中に溶解する。清水と気泡の
混合流体はオリフイス板17、第二混合室20を
経て、混合流体噴射孔23から浮選機本体3内に
噴射される。このとき、清水中に溶解していた空
気も静圧低下に応じた分量が気泡5として析出す
る。
水がオリフイス板17等の後流側損失に相当する
静圧を有しているため、オリフイス板17を設け
ない場合よりも清水中に溶解する。清水と気泡の
混合流体はオリフイス板17、第二混合室20を
経て、混合流体噴射孔23から浮選機本体3内に
噴射される。このとき、清水中に溶解していた空
気も静圧低下に応じた分量が気泡5として析出す
る。
以上、本考案の特に好ましい実施例について説
明したが、第1図におけるオリフイス板17を省
略し、第2図に示すようなベンチユリ管状の混合
流体噴出孔23′を有するノズル蓋18′を採用し
てもよい。
明したが、第1図におけるオリフイス板17を省
略し、第2図に示すようなベンチユリ管状の混合
流体噴出孔23′を有するノズル蓋18′を採用し
てもよい。
更に、またオリフイス板17を全く省略した場
合もかなりの微細化が可能である。
合もかなりの微細化が可能である。
更にまたヘツダ管12には複数個のノズルを取
付けてもよい。
付けてもよい。
本考案によつて気泡の微細化が可能となり、浮
選脱灰における石炭粒子と気泡の衝突、接触機会
が増加し、脱灰の高効率化を計ることができる。
選脱灰における石炭粒子と気泡の衝突、接触機会
が増加し、脱灰の高効率化を計ることができる。
第1図は本考案の特に好ましい気泡発生用ノズ
ルの実施例を示す図、第2図は本考案の気泡発生
ノズルのノズル蓋の別な態様を示す図、第3図は
従来の気泡発生ノズルを説明するための浮選機の
構成を示す図である。 第1図において、1……空気供給管、2……清
水供給管、3……浮選機本体、4……フランジ継
手、5……気泡、11……仕切板、12……ヘツ
ダ管、13……盲板、14……フランジ継手、1
5……接続板、16……ノズル取付部、17……
オリフイス板、18……ノズル蓋、19……第一
混合室、20……第二混合室、21……清水流入
孔、22……空気流入孔、23……混合流体噴射
孔、第2図において、18′……ノズル蓋、2
3′……ベンチユリー管状混合流体の噴出孔。
ルの実施例を示す図、第2図は本考案の気泡発生
ノズルのノズル蓋の別な態様を示す図、第3図は
従来の気泡発生ノズルを説明するための浮選機の
構成を示す図である。 第1図において、1……空気供給管、2……清
水供給管、3……浮選機本体、4……フランジ継
手、5……気泡、11……仕切板、12……ヘツ
ダ管、13……盲板、14……フランジ継手、1
5……接続板、16……ノズル取付部、17……
オリフイス板、18……ノズル蓋、19……第一
混合室、20……第二混合室、21……清水流入
孔、22……空気流入孔、23……混合流体噴射
孔、第2図において、18′……ノズル蓋、2
3′……ベンチユリー管状混合流体の噴出孔。
Claims (1)
- 中空状に混合室が内部に形成されたノズル本体
と、同ノズル本体に複数設けられ上記混合室に液
体を噴霧させる液体噴霧孔と、上記ノズル本体に
複数設けられ上記混合室に気体を流入させる気体
流入孔と、上記ノズル本体に複数設けられ上記混
合室から液体と気体の混合流体を噴射させる混合
流体噴射孔とを有してなることを特徴とする気泡
発生用ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17607186U JPH0440730Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17607186U JPH0440730Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6382426U JPS6382426U (ja) | 1988-05-30 |
JPH0440730Y2 true JPH0440730Y2 (ja) | 1992-09-24 |
Family
ID=31115971
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17607186U Expired JPH0440730Y2 (ja) | 1986-11-18 | 1986-11-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0440730Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112313000A (zh) * | 2018-06-28 | 2021-02-02 | 日本特殊陶业株式会社 | 细气泡产生装置及细气泡产生方法 |
-
1986
- 1986-11-18 JP JP17607186U patent/JPH0440730Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6382426U (ja) | 1988-05-30 |
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